2011年01月28日

100年待った学校から1年生だけでキップを掴んだ学校まで・・・ 一足先に「サクラサク」の吉報届いた32校!!  【野球 選抜高校野球出場校決定】

 3月23日から甲子園球場で行われる第83回選抜高校野球大会の出場校を決める選考委員会が28日行われ、昨年秋に行われた明治神宮大会優勝校の日大三(東京)、夏の選手権大会準優勝の東海大相模(神奈川)や創部1年目でキップを掴んだ創志学園(岡山)など32校が選出された。この他21世紀枠で佐渡(新潟)、城南(徳島)、大館鳳鳴(秋田)が選ばれた。3校は何れも春夏通じて初めて甲子園に乗り込む。
  
  大会の組合せ抽選は3月15日行われ、12日間の日程で熱戦が繰り広げられる。


【第83回選抜高校野球大会出場校】
◎東北・北海道
・北 海(北海道) 16年ぶり12度目
・東 北(宮 城)  3年ぶり19度目
・光星学院(青 森) 2年ぶり5度目
◎関東・東京
・浦和学院(埼 玉)  6年ぶり7度目
・東海大相模(神奈川) 2年連続9度目
・横 浜(神奈川)   3年ぶり13度目
・水 城(茨 城)   初出場
・前橋育英(群 馬)  初出場
・日大三(東 京)   2年連続18度目
・国学院久我山(東京) 26年ぶり3度目
◎東 海
・大垣日大(岐 阜)  2年連続3度目
・静 清(静 岡)   初出場
◎北信越
・金 沢(石 川)   7年ぶり9度目
・日本文理(新潟)   2年ぶり4度目
◎近 畿
・天 理(奈 良)   4年連続21度目
・履正社(大 阪)   3年ぶり3度目
・智弁和歌山(和歌山) 2年連続10度目
・報徳学園(兵 庫)  2年ぶり18度目
・京都成章(京 都)  13年ぶり2度目
・加古川北(兵 庫)  初出場
◎中国・四国
・関 西(岡 山)   2年連続11度目
・創志学園(岡山)   初出場
・総合技術(広島)   初出場
・明徳義塾(高知)   3年ぶり14度目
・香川西(香 川)   初出場
◎九 州
・鹿児島実(鹿児島)  15年ぶり8度目
・九州国際大付(福岡) 29年ぶり2度目
・九州学院(熊 本)  9年ぶり4度目
・波佐見(長 崎)   初出場
◎21世紀枠
・佐 渡(新 潟)   初出場
・城 南(徳 島)   初出場
・大館鳳鳴(秋田)   初出場

青字は秋季大会地区優勝校

<コメント>
  全国的に寒い日が続いている今日この頃。「春」と言う言葉を耳にしても余りピンと来ないのであるが、2月に入るとプロ野球のキャンプが始まる等、球春はすぐにやって来る。それにしても今年の寒さは体に突き刺すようだ。本当に春はやって来るのだろうか。

   さて、春の到来を告げると言えば甲子園球場で行われる選抜高校野球。その出場校32校が決まった。
  どの地区も昨年の秋に行われた各地区の秋季大会の結果が反映される格好となった。関東・東京からは明治神宮大会を制した日大三、昨夏一二三投手(現阪神)を擁し準優勝を成し遂げた東海大相模、活躍次第では今後注目の的になるであろう山内投手擁する横浜等が名乗りを上げた。

  関東・東京地区以外で注目したいのが、創部1年目つまり1年生だけで出場権を勝ち取った岡山の創志学園。鹿児島の神村学園で甲子園出場経験のある長沢氏を監督に迎え早くも結果を出しての甲子園出場。反対に21世紀枠で選出された秋田の大館鳳鳴は学校創立113年目で嬉しい初出場となった。果たして春風と共に旋風を巻き起こすのか。
  
  昨年は沖縄の興南が春を制し、そのまま夏も他校の追随を許さなかった。間もなく始まる「筋書きの無いドラマ2011」。一冬越して桜の咲く季節に主役の座に躍り出るのは果たしてどの高校なのだろうか。その戦いが始まるのを聖地、甲子園球場は待っている。











人気ブログランキングへ
→ 高校野球が始まるのが今から楽しみだ、と言う方ははクリックをお願い致します。

にほんブログ村 その他スポーツブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 その他スポーツブログ スポーツ大会へ
にほんブログ村
posted by スポーツ職人201X at 22:56| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(9) | 野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月27日

3人に1人が見た「伝説の一夜」  宿敵撃破し、アジアの頂点目指してLet’s 豪!!     【サッカー アジアカップ日韓戦】  

   カタールで行われているサッカーのアジアカップは25日、準決勝行われれ、日本とオーストラリアが勝ち29日に行われる決勝にコマを進めた。

  この内、宿敵韓国と対戦した日本1−1で迎えた延長前半に本田選手が蹴ったP.Kのこぼれ球を細貝選手が決めて勝ち越した。しかし延長後半、攻勢に出た韓国の攻撃に耐え切れず、ファールで与えたFKから失点し同点に追いつかれた。激闘の戦いはP.K戦にもつれ込み、川島選手の再三に渡るファインセーブで韓国を下した。
  一方のオーストラリアは試合開始早々、キューウェル選手がゴールを決めて先制すると、その後も攻撃の手を緩めず、6得点を奪いウズベキスタンを圧倒した。

  この結果、決勝に勝ち進んだ日本とオーストラリアが2015年にオーストラリアで行われるアジアカップの出場権(予選免除)を獲得した。
 
【アジアカップ準決勝試合結果】
日 本  2−2  韓 国
    (P.K3−0)
(得点者)
前23分 キ・ソンヨン
前36分 前 田
延前7分 細 貝 
延後7分 ファン・ジェウォン

オーストラリア 6−0 ウズベキスタン


◎アジアカップ今後の日程
・3位決定戦  韓 国×ウズベキスタン (28日24時試合開始)
・決 勝    日 本×オーストラリア (29日24時試合開始)

試合開始時間は日本時間

<コメント> 
   昨晩更新しようと思ったら繋りにくい状態が続いたので、今日更新する事にしました。尚、細部の修正及び詳細なコメントの記載は今晩行います。試合から少し日が経ってしまいましたたが、ご容赦願います。と言う訳で昨日(26日書こうと思っていた記事です。


    過去、幾多の名勝負を繰り広げて来た日韓戦。木村和司現横浜Fマリノス監督の「伝説のFK」が飛び出した85年。ドーハの悲劇の序章となった93年。フランスW杯出場へ苦闘の始まりとなり岡田監督誕生のきっかけとなった97年。そして守備重視へ方針変更を余儀なくされた昨年の壮行試合など、日本サッカーの歴史を語る上で忘れてはいけないターニングポイントが幾つもあった。

  26日行われた日韓戦はアジアカップ準決勝として行われた。大事な一戦ではあるが、W杯出場が懸かった雌雄を決する試合でもなければ、優勝が懸かった試合でもない。しかし、マスコミに躍らされているのだろうか。試合が始まる前から高揚感が体全体を覆った。今風に言うと高まった。そんな感情を抱きながら戦況を見つめた。テレビ中継の視聴率が30%を超えた事から単純に考えるとおよそ3人に1人が見ていた事になる。その多くが同じような思いを抱いて見ていたのではないだろうか。

  試合の前半は日本ペース。相手にP.Kを許し(これも微妙な判定だったが、延長前半に日本が貰ったP.Kと併せて考えれば、試合後に長谷部選手が語っていたように「おあいこ」と言う事になるだろうか。)先制点は奪われたが、前線が頻繁にポジションを変えて動きの重い韓国のディフェンス陣を撹乱した。また、ウィークポイントと言われたサイドでも長友選手が試合を通して駆け回る活躍を見せる等、主導権を握り同点ゴールもそこから生まれた。更に得点を奪うチャンスを作ったが追加点は奪えなかった。これが死闘の始まりを引き起こす要因となり後半を迎えた。

   後半に入り韓国が日本のサイド攻撃をケアする布陣に変えると、次第にボールを支配されるようになりゴールを脅かされるシーンが増え始めた。この日の韓国は全体的に押し上げるような攻撃もなければ、ガツガツ削りに来るような出足の鋭いチェックも殆どなかった。ロングボールを放り込む単調な攻撃、個人の突破力に頼る攻撃が目立ったが、それでも相手に圧力を掛ける事が出来るのはさすが「アジアの虎」である。

  結局、日本も韓国も最後まで諦める事なくゴールを目指し、死闘を繰り広げた71回目の日韓戦はP.K戦にもつれ込んだ。最後は日本の守護神が「アジアの若虎」を萎縮させたと言えるだろうか。それぐらい川島選手には気合がみなぎっており読みも当たっていた。

   この試合はまたしてもディフェンスの不安定さが浮き彫りとなった。外に蹴り出すのか、戻すのか、戻さず繋ぐのか、ファールを犯してでも止めるのか、或いは複数で挟んで止めるのか。試合終了間際に守りに入る布陣を敷き結果的に同点に追いつかれた事からそれも含めて、今後クリアすべき課題は沢山あるような気がした。

 これで日本は次回大会のシード権獲得と言う、最低限のミッションはクリアした。2014年のW杯本番に向けて安心して強化策に取り組めるだろう(出場が決まればの話だが・・)。次はその前の2013年に行われる世界の強国への挑戦権を懸けてオーストラリアと戦うザックジャパン。スピードある攻撃への対応に難があるオーストラリアの事を考えると、1対1で局面を打開できる香川選手の負傷欠場は大きな痛手である。しかし試合をこなす毎に高まっているように見えるチームの士気、まとまりで対応する事は可能だと思う。今大会様々の経験をし成長して来た選手を信じて応援したい。そして是非、キャプテンの長谷部選手がトロフィーを高々と掲げる姿を見たいものである。











人気ブログランキングへ
→ ピッチに立つ選手、ベンチにいる選手&スタッフ一丸となってアジアの頂点を獲りに行って欲しい、と思う方ははクリックをお願い致します。

にほんブログ村 サッカーブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 その他スポーツブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 その他スポーツブログ スポーツ大会へ
にほんブログ村

http://blog.goo.ne.jp/hhh1010/e/5c3140dd411f3e94613c2fe3ad8cf9ef
posted by スポーツ職人201X at 13:04| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(42) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月23日

中東勢のいないベスト4  いつまで続く?「東高西低」  【サッカー アジア杯決勝トーナメント】

  カタールで行われているサッカーのアジア杯は準々決勝残り2試合が22日行われ、W杯南アフリカ大会のアジア代表だったオーストラリアと韓国が共に延長までもつれ込む接戦を制し、ベスト4進出を決めた。
  これで準決勝の組合せは日本×韓国、ウズベキスタン×オーストラリアと決まり25日(現地時間)に決勝進出を懸けて争う。


【アジアカップ準々決勝試合結果(22日分)】
韓 国  1−0  イラン

オーストラリア  1−0  イラク

<コメント>
  正月気分の抜け切らない1月7日に開幕したサッカーのアジアカップもいよいよ準々決勝まで終了し大詰めを迎えようとしている。
   ベスト4に勝ち残ったのは、日本、韓国、オーストラリア、ウズベキスタンの4カ国。ウズベキスタンを除く3カ国は何れの昨年南アフリカで行われたW杯のアジア代表国であり、ウズベキスタンも最終予選まで進出している実力国である。あれから1年も経っていないので、アジアの勢力図が急激に塗り替えられる事は考えにくく順当な顔触れとも言えるが、やはりこれまでアジアのサッカーを牽引する一端を担って来た西アジア勢がベスト4に残らなかったのは、今大会が中東で行われている事も併せて考えると少々寂しいような気がする。

  アジアカップの歴史を紐解くと、中東勢がベスト4を前にして姿を消したのは大会が始まって最初の頃以来のようだ。特に強さを誇示した1980年代以降では初めての事のようである。今大会もベスト8に4カ国残り、準々決勝の組合せは全て「中東勢×それ以外の国」だった。その準々決勝。どの国も展開ひとつで結果が変わる可能性があっただけに、結果だけを見て「凋落ぶりが目立つ」と言うのは早計であると思うが、地元勢が消えた準決勝以降の大会の盛り上がりが気になる所ではある。アウエーの雰囲気が和らぐと言う意味では、頂点を目指すザックジャパンにとっては好都合だとは思うが・・・。

  今日未明に行われたイラン×韓国。ちょうど韓国が先制点を上げた所で居眠りから目が覚めたのだが、映像が動画サイトにアップされていないか先程検索した所、1996年のアジアカップ準々決勝で対戦した両国の試合の模様がヒットした。後半だけでP.Kを含む4得点を稼いだダエイ選手を中心にイランが韓国を完膚なきまでに打ちのめしたシーンが映し出された。その時韓国がベストメンバーだったのかどうかは分からないが、今では信じられない光景である。文字、実況がハングル語だったので韓国の映像だと思うが、アナウンサー及び解説者の落胆ぶりが印象的だった。

  オーストラリアがAFCに加盟し昨年、今年と「東高西低」の状況が続いているアジアの勢力図。2014年のW杯に向けて今後、中東勢の逆襲はあるのか。それともこのまま凋落の一途を辿る事になってしまうのだろうか。中東勢が姿を消したAFCアジアカップカタール大会は間もなくフィナーレを迎えようとしている。











人気ブログランキングへ
→ 中東勢がいないのは日本にとって好都合だと思うが大会を盛り上げるという意味ではどこか残って欲しかった、と思う方ははクリックをお願い致します。

にほんブログ村 サッカーブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 その他スポーツブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 その他スポーツブログ スポーツ大会へ
にほんブログ村
  
posted by スポーツ職人201X at 14:24| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月22日

「ザックポーズ」も出た!! 死闘、「アジアチャンピオン奪還への道」!!  【サッカー アジアカップ 対カタール戦】  

   カタールで行われているサッカーのアジアカップ第14日は現地時間の21日、準々決勝2試合が行われ、日本とウズベキスタンが勝利を収めベスト4にコマを進めた。

  この内、地元カタールと対戦した日本は相手に先手を取られる苦しい展開を強いられた。後半1人退場者を出した直後にFKを決められ2−1となったが、香川選手のゴールで追いつくと試合終了直前に伊野波選手が勝ち越しゴールを決めて3−2で逆転勝利を収めた。

  ベスト4にコマを進めた日本は25日、韓国×イランの勝者と決勝進出を懸けて戦う。


【アジアカップ準々決勝試合結果(21日分)】
日 本  3−2  カタール
(得点者)
前12分 セバスチャン
前28分 香 川
後18分 モンテシン
後25分 香 川
後44分 伊野波

ウズベキスタン 2−1 ヨルダン

<コメント> 
  アジアカップは一発勝負、負けたら終わりの決勝トーナメントに突入した。ここからが本当の「アジア杯」の始まりと言える残り3試合。

  日本の初戦の対戦はホスト国、カタール。ウルグアイ出身のセバスチャン選手を始め帰化した選手を多数擁する「多国籍軍団」である。そして指揮を執るのは2002年W杯日韓大会でセネガル代表を率いて旋風を巻き起こしたブルーノ・メツ監督。2022年W杯開催も決まり勢いに乗る同国を叩いて前進したい所である。
 
  「日本はアジアのバルサである。」と試合前の会見でメツ監督が持ち上げたように格では日本の方が上である。しかし格や実績だけでは勝ち上がれないのがアジア杯。この試合もそれを象徴するような試合となった。カタールは序盤から飛ばし、日本のゴールに迫った。足の長いパス、そしてセバスチャン選手を中心とするスピード感のある前線の攻撃に対応しきれずに先制点を許す苦しい展開となった。それでも最後は地力の差を見せ付けて勝ち切った。完全アウエーの雰囲気、ひとり少ない状況からの逆転勝利。「チームの成長」をポイントに掲げたザッケローニ監督だが、チームが成長しひとつにまとまるきっかけになる試合だった。しかも勝利をもぎ取り「自信」と言う産物も付いて来た。この後の戦いに向けて大きな経験値を得たと言えるだろう。

  攻撃陣では、ここまで期待されながらなかなか活躍出来ずに悶々としていたであろう、香川の全得点に絡む活躍は今後の戦いに大きなプラスとなる。相手が嫌がっていたと思われるディフェンスの裏に執拗にパスを通す攻撃も、足が止まった前半終了間際から効き始めた。そしてひとり少なくなってから下がり目のポジションに位置し「黒子」に徹した本田選手も良い働きを見せた。
  これまでの日本代表は攻撃陣に難ありと言う印象がどうしても拭えなかったが、ザックジャパンになってからボールを前に運ぶ意識が見えるのは良い事だろうか。この大会では仕掛けが遅い、ボール捌きに時間が掛かると言う課題が出ているのも確かだが・・・。

  逆にかつての日本代表では余り心配されてなかったディフェンス陣の不安定さが目立つのは気懸かりだ。人が入れ替わっている事もあるが、ここまで戦意を失っていたサウジアラビアとの試合は別として他の3試合では何れも得点を許している。このメンバーで連携を磨くにはもう少し時間が必要と言う事だろうか。

地元カタールを退け、ひとつのヤマを乗り越えたザックジャパン。しかし、次はもっと大きなヤマが待ち受けている。容易ではない「アジアチャンピオン奪還」の戦いがまだ続く。
















人気ブログランキングへ
→ ザックジャパンがアジアチャンピオンの座を奪還する事を期待したい、と言う方ははクリックをお願い致します。

にほんブログ村 サッカーブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 その他スポーツブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 その他スポーツブログ スポーツ大会へ
にほんブログ村
posted by スポーツ職人201X at 13:27| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(34) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月19日

「逆襲のTeacher!!」  果たして司法の判断は?【時事ネタ 教師、保護者を提訴】

  先日、新聞を読んでいたらこんな記事を見つけた。今回はこの「事件」について書きたいと思う。



<コメント>
  不平不満があると怪物になってみたり、不公平な事が起きていないかどうかヘリコプターに乗って監視してみたりと最近は色んな種類の親がいると聞く。(小生の周辺にそのような人はいないのだが・・・。)
  保護者が学校関係者を訴えるケースは良く耳にするが教師が保護者を訴えると言う、これまでとは反対の現象が起きた。
  今回の一件。当然の事ではあるが、双方の言い分に食い違いがありマスコミも事実を多少誇張して記事にしていると思われ、更に当事者である保護者と教師がどんな性格の持ち主なのか分からないので詳しくは書かないが、既に口頭弁論で被告側が争う姿勢を見せている事から裁判で全てはっきりするだろう。

  それにしても保護者は今回の事がよほど腹に据えかねていたのか、文科省や教育委員会に誹謗、中傷の文書を送ったり、教師は提訴後も担任を続けている等、お互い理解しがたい行動を取っている。当事者同士で解決する術は本当に無かったのだろうか。双方弁護士を立てた時点で既に「教師」と「保護者」の間柄ではなくなっているのだが・・・。また「学校としてコメントする事はない。」と言う学校側のコメントもあまりにドライな対応のような気がしてならない。学校としてあまり関わりたくないと言う意思表示なのだろうか。
 
   何れにしても一番気の毒なのは、大人の醜い泥試合を見せられている学校、クラスの子供達であり保護者の子供である。9歳と言えば物事の分別が分かり始める年頃であり、地域やマスコミ報道で噂になっているであろうこの事をきっかけにいじめに発展する可能性もある。子供達が小さい心を痛めている事を大人は我に返って認識して欲しいと思うのだが、ここまで話がこじれると我に返るのも難しいのだろうか。

   保護者の常軌を逸した苦情、要求に悩みこれまで泣き寝入りせざるを得なかった教師にとっては画期的な事なのかも知れないが、何か釈然としない今回の出来事である。

   教育の現場で解決する事が出来ず教師に端を発すると言う、今までと違うこのケース。果たして司法はどんな判断を下すのだろうか。











人気ブログランキングへ
→ お互い子供の事を考えて行動するべきである、と思う方はクリックをお願い致します。
posted by スポーツ職人201X at 23:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(5) | 時事などスポーツ以外 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする