2011年03月01日

世界相手にどこまで戦えるか!?近付く決戦の時!! 【競馬&ラグビー】

   週末行われたスポーツの内、東京マラソンに関しては先程記事を起こしたが、その以外のスポーツの内、次は世界の猛者が相手となるスポーツを2つ取り上げたい。1つは競馬。そしてもう1つはラグビー。


【世界制覇へ向け視界良好!!ドバイが君を待っている!!】
◎第85回中山記念競走成績
1着 ヴィクトワールピサ  デムーロ  1分46秒0
2着 キャプテントゥーレ  小牧太
3着 リーチザクラウン   武 豊

  ドバイで世界制覇を目指すヴィクトワールピサにとっては壮行レースとなった中山記念。管理する角居調教師は距離適性があると思われ輸送の負担が少ない京都記念(2,200m)ではなく、敢えて距離の短い、しかも輸送を強いられる中山記念を壮行レースとして選んだ。ドバイWCの距離は2,000m。それに慣れさせるのが目的だったと語っていた。
  皐月賞馬キャプテントゥーレやこれまで重賞やGT戦線で活躍して来たリーチザクラウン等、ドバイへ送り出すのに相応しいメンバーが揃う中で始まったレース。先行して押し切った有馬記念とは違い後方から先頭をうかがうレース運び。徐々にポジションを上げて行き、最後の直線で他馬をまとめてかわす横綱相撲で格の違いを見せ付けた。上がり3F33秒9。怒涛の末脚に付いていける馬はいなかった。
  レース後、手綱を取ったデムーロ騎手が語ったようにこれと言った課題は見当たらないグランプリホース。ドバイ、香港としばらく海外を転戦するようだが無事に過ごして力を発揮して欲しい。ブエナビスタ、フェブラリーSを制したトランセンド、そしてヴィクトワールピサと最強トリオで挑むドバイ国際競走。ドバイの地で日本馬が躍動し、先頭でゴール板を通過するシーンをぜひ見たいものである。


【TLプレーオフの雪辱を果たし9年ぶり頂点へ・・・そして舞台はW杯へ】
◎第48回日本ラグビーフットボール選手権大会決勝結果
サントリー  37−20  三洋電機
    (24−6、13−14)

  トップリーグプレーオフ決勝と同じカードとなったラグビーの日本選手権。トップリーグでは後半にひっくり返され敗れたサントリーが、自慢の攻撃ラグビーで三洋電機を圧倒しリベンジを果たした。一方、新日鉄釜石、神戸製鋼に続く大会4連覇を目指した三洋電機は親会社がパナソニックの子会社となる為、「三洋」として戦うのは今シーズンが最後だったが、トップリーグプレーオフ決勝では機能したディフェンスがこの試合ではサントリーの攻撃力の前に屈し、有終の美を飾る事は出来なかった。
  そしてラグビーは今秋ニュージーランドでW杯が行われる予定で、28日にその代表候補選手が発表された。サントリー、三洋電機からも多くの選手が選ばれている。過去W杯では目立った成績を収める事が出来ず苦戦が続いているラグビー日本代表だが、ジョン・カーワンHCの下、勝利の雄叫びを上げる事が出来るよう頑張って欲しいと思う。














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2011年02月28日

実業団に衝撃走る!!市民ランナーが「世陸」の代表キップを獲得!!  【陸上 東京マラソン2011】

  8月に韓国で行われ陸上の世界選手権代表選考会を兼ねた東京マラソン2011が27日、新宿都庁前から東京ビッグサイトまでの42.195キロのコースで行われ、男子はハイル・メコネン選手(エチオピア)が2時間7分34秒で優勝した。2位にはポール・ビウォット選手(ケニア)が入り、3位には川内優輝選手(埼玉陸協)が続いた。
  川内選手は日本人トップの2時間8分36秒でゴールし、代表内定基準タイム(2時間9分30秒)を切ったため、代表に内定した。
 
  レースは大会記録を上回るハイペースで展開。藤原新選手ら有力選手が次々と脱落する中、集団をけん引したメコネン選手が、33キロ過ぎにスパートを仕掛けると、一気に後続を引き離し、一度も先頭を譲らずにトップでゴールした。
  また3位に入った川内選手は、初マラソンの尾田選手(トヨタ自動車)を40キロ付近で捕え、日本人トップに入った。


【東京マラソン男子結果】
1位 ハイル・メコネン(エチオピア)  2時間7分35秒
2位 ポール・ビウォット(ケニア)   2時間8分17秒
3位 川内優輝(埼玉陸協・日本)    2時間8分37秒
4位 尾田賢典(トヨタ自動車・日本)  2時間9分 3秒

<コメント>
   東京マラソンが市民マラソンに生まれ変わって5回目の今回。夏に韓国で行われる世界選手権の代表選考会を兼ねたこのレースで、そのキップを手にしたのは実業団に所属している選手ではなく、普段は公務員として働いている市民ランナー、川内選手だった。市民ランナーと言っても箱根駅伝で学連選抜の一員として出場経験があり、昨年のこのレースでも4位に入るなど実績を残している。また大学卒業時には実業団からの誘いもあったと言う事で、決して突然現れたと言う感じではないと思うのだが、指導者がおらず練習環境が制約されている中、男子マラソンで久々に出た2時間8分台と言うタイムも含めて素晴らしい走りだった。実業団の選手には負けないと言うハングリーさがもたらした今回の結果だったと思う。反対にこの結果を受けて練習環境が整っている実業団所属の選手、関係者は衝撃を受けた事だろう。

  かつてオリンピックでメダルが期待されるほど強かった男子マラソン。しかしスピードとスタミナ両方が要求される傾向にある今のマラソンに付いて行けず、世界と戦える状況にあるとはとても言えない。今回、キップを手にした川内選手は手厚いサポートがない限り今後も練習等で制限のある選手。世界選手権での活躍を期待したいが過度の期待は少々酷な気もする。実業団の選手、関係者は今回の結果を真摯に受け止め、今回川内選手が出したタイムを上回るよう精進しなければならない。川内選手の世界選手権での活躍と共にその他の実業団選手の奮起を期待したい。













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posted by スポーツ職人201X at 22:36| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(5) | スポーツ・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月03日

やはりあった「筋書きのあるドラマ」!!  存亡の危機を迎えた「国技」!!  【大相撲 八百長問題】

  昨年起きた大相撲の野球賭博事件で、警視庁が押収した力士の携帯電話から八百長をほのめかすメールが見つかっていた事が分かり、2日各メディアが捜査関係者の話として報じた。これに関して高木文部科学大臣が3日、日本相撲協会から3人が八百長を認めた旨の報告があったと国会で答弁した。関与を認めたのは、十両の千代白鵬、元幕内春日錦の竹縄親方、三段目の恵那司。他にも関与している可能性がある力士がおり、事態は拡大する様相を呈している。





<コメント>
  スポーツは「筋書きのないドラマ」と言われる事がある。しかし大相撲に関しては、昔から噂されていた事ではあるが、やはり取り組みの一部で筋書きがあったと言う事になるだろうか。

  大相撲がスポーツではなく、単なる興行であると認知されていればここまで大きく取り上げられる事もなかっただろう。しかし、数々のドラマを生み(メディアの発達がそうさせたと言えるのかも知れないが)、協会が法人となった今となっては大相撲は「スポーツ」と言う位置付けになってしまい、興行と思ってみている人は少数であろう。(それこそ賭博に関わっている人ぐらいだろうか。)

  今回の件、ガセメールでなく事実だとすると、これだけ克明に証拠が残っていては万が一協会が否定しても誰も信用しない。既に関与を認めている力士もいる。放駒理事長は、過去にはなかった事だと、あくまで突発的に起きた事のように語っていたが、始まって間もない新競技でもなければ、博打が新たな遊興と言う訳でもない。単に今まで目立たなかっただけと見るのが妥当だろう。

   ここ数年不祥事を起こす度に人事を刷新する等して協会は変わる姿勢を見せて来た。しかし毎年このような事が起き、しかも賭博に八百長とダーティーなイメージが付いてしまった今、前から言われているが「内輪」で何とかする事はもはや出来ない所まで来てしまったように思う。

  相撲は単なる興行なのか、それとも公平公正な「スポーツ」なのかで考え方が違うと思うが、もしこれだけ叩かれても、公平公正な相撲道を愛するのならO.Bである幹部は協会での地位を返上し、相撲界を本気で立て直そうとする者に譲るべきである。もしそれも出来ないのならば、一生懸命相撲に取り組んでいる多くの力士もいる中で適切な言い方なのか分からないが、公的な看板を一切捨てて、一格闘団体からやり直し、今までいかにぬるま湯に浸かっていたのかを思い知る以外に再生の道はないと思う。あくまで黒いイメージを完全に排除したければの話だが・・・。





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2011年01月03日

「箱根を制す者はレースを制す!!」 天下の剣で分かれた明暗!! 【陸上 第87回箱根駅伝】

   第87回東京箱根間往復大学駅伝は3日、復路(箱根町〜大手町)が行われ、往路2位だった早稲田大学が逆転し大会記録を更新する10時間59分51秒で18年ぶり13回目の総合優勝を果たすと共に出雲全日本選抜、全日本に続いて大学駅伝3冠を達成した。3冠は1990〜91年の大東大、2000〜01年の順大に続く3校目。

  東洋大から27秒差の2位で復路を迎えた早稲田大学は6区山下りで高野選手がトップに立つと、その後も各選手堅実な走りを見せ追いすがる東洋大を振り切り、先頭でゴールテープを切った。
一方、3連覇を狙った東洋大は5区柏原選手が稼いだリードを守り切る事が出来ず、最終10区で20秒差に迫ったものの及ばなかった。

   また熾烈なシード権争いは予選会を突破して本大会に出場した東海大、拓殖大、国学院大がシード権を獲得した一方で、山梨学院大、東京農大がシード権を失った。


【第87回箱根駅伝最終成績】
1 早稲田大学  10時間59分51秒=総合新(往路2位 復路1位)  
2 東洋大学   11時間00分12秒=総合新(往路1位 復路2位) 
3 駒澤大学   11時間03分53秒(往路5位 復路3位)
4 東海大学   11時間08分12秒(往路3位 復路8位) 
5 明治大学   11時間08分24秒(往路4位 復路7位) 
6 中央大学   11時間11分24秒(往路8位 復路6位) 
7 拓殖大学   11時間11分28秒(往路9位 復路4位) 
8 日本体育大学 11時間13分19秒(往路10位 復路10位) 
9 青山学院大学 11時間13分20秒(往路16位 復路5位) 
10 國學院大學 11時間13分23秒(往路6位: 復路13位)

以上、次回大会のシード権獲得。太字は予選会から参加した大学

11 城西大学   11時間13分26秒(往路7位 復路12位)
12 山梨学院大学 11時間13分50秒(往路13位 復路9位) 
13 帝京大学   11時間14分21秒(往路12位 復路11位) 
14 東京農業大学 11時間15分43秒(往路11位 復路15位)
15 神奈川大学  11時間16分37秒(往路15位 復路14位) 
16 中央学院大学 11時間19分00秒(往路18位 復路16位)
17 専修大学   11時間21分05秒(往路14位 復路19位) 
18 関東学連選抜 11時間21分17秒(往路19位 復路17位) 
19 上武大学   11時間25分11秒(往路20位 復路18位) 
20 日本大学   11時間28分00秒(往路17位 復路20位)

<コメント>
  ここ数年各校の戦力が接近し、どこが優勝或いは上位に入ってもおかしくない状況が続いている学生3大駅伝の最後を飾る箱根駅伝。それを物語るように今大会も予選から厳しい戦いが続き、順天堂大、大東大と言った優勝経験のある大学が予選を通過する事が出来なかった。更に大学駅伝で長らく伝統校として名を馳せた日大が最下位に終わる等、昔の名前で勝てる時代は終わったと言えるだろう。

  そんな中で今シーズンの出雲駅伝、全日本大学駅伝を制し3冠の期待が懸かった早稲田大と、「山の神」を擁しこの大会3連覇を目指す東洋大の戦いに注目が集まったが主力選手を怪我で欠きながら出場した選手全員が堅実な走りを見せた早稲田大学が優勝し、古豪復活を果たすと共に3冠を達成する快挙を成し遂げた。

  早稲田大の勝因はルーキーの大迫選手の1区で快走もあると思うが、各区間トップで襷を繋いだ中で、やはりこれまで弱いとされて来た箱根の山で最上級生がチームを鼓舞するような走りを見せた事に尽きるのではないだろうか。5区猪俣選手は、「山の神」東洋大の柏原選手に抜かれはしたが、離される事無く付いて行き、約30秒差で復路の選手にバトンタッチし、今日行われた復路では高野選手が途中転倒するアクシデントに見舞われながら、トップを奪い襷を繋ぐ快走を見せた。3年生以下に有力な選手が多かったが、最上級生の頑張りがあったからこそ今回の優勝がもたらされたのではないかと思う。
  早大の優勝は18年ぶり。18年前と言えば現監督の渡辺氏がスーパールーキーとして鳴り物入りで入学し、鮮烈な箱根デビューを飾った年で、この大会を制したのはそれ以来の事である。指揮官として母校に戻り、シード圏内に入れない時期もあり指導方針が正しいのか苦悩した事もあったようである。今シーズンは全てのタイトルを獲得しながら、箱根を制するまではと胴上げを拒んで来た。箱根に懸ける強い思いが成就し感慨ひとしおと言った所だろう。
  上にも書いた通り有力な選手が残る早稲田大。来シーズン、同じく下級生が残る駒沢大、3連覇を逃しリベンジに強い執念を見せるであろう東洋大等、強力なライバルが包囲網を敷く中で果たしてどんな戦いを見せるのだろうか。

  今大会は優勝争いも去る事ながらシード権争いも熾烈だった。その中7位に入った拓殖大は、亜細亜大で箱根を制した岡田監督就任1年目で結果を残した。次回大会、もしかしたら台風の目になるかも知れない。
  この他では、テレビ中継を見ていると各ランナーの出身高校が表示されるが「長野・佐久長聖高校」と言う文字を多く目にした事が印象的だった。高校駅伝としては既に強豪として名の知れた高校でありこれまでも有望な選手を輩出している。各大学に入っても選手が順調に伸びていると言えるのだろうか。どのような指導を受けているのか興味がある。

  かくして87回目の正月の風物詩は、古豪復活と熾烈なシード権争いと言う2つのドラマを生み出し幕を閉じた。来年はどの大学或いは選手がどんなドラマを生み出すのか注目したい。



















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2010年12月12日

彗星の如く現れたニューヒロイン!! 避けて通れない「宿命の道」を辿るのか? 【フィギュアスケート  グランプリファイナル】

   北京で行われているフィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは最終日となる11日、男女のフリー演技が行われた。
  
  男子はショートプログラム(SP)で首位に立っていた織田選手はジャンプで転倒する等、精彩を欠き2位に終わった。今季グランプリシリーズ2勝の小塚選手はSP4位から3位に順位を上げ、SP3位につけていたバンクーバー五輪銅メダリストの高橋選手はフリーでミスが目立ち4位に順位を下げた。期待された日本男子のGPファイナル初制覇は来年以降に持ち越しとなった。

  一方の女子は、今シーズンがシニアデビューとなった村上選手が2位に0.01ポイント差の3位と健闘し、2014年ソチ五輪へ鮮烈な世界デビューを飾った。その他、鈴木選手が4位、安藤選手はフリーでトップだったものの、SPでのミスが響き5位に終わった。

  優勝したのは、男子が カナダのパトリック・チャン選手、女子がアメリカのアリッサ・シズニー選手だった。


【グランプリファイナル結果】
◎男 子
1 パトリック・チャン(カナダ)(2) 259.75
2 織田信成(日 本)(1)      242.81
3 小塚崇彦(日 本)(4)      237.79
4 高橋大輔(日 本)(3)      219.77

◎女 子
1 アリッサ・シズニー(米 国)  (1) 180.75
2 カロリーナ・コストナー(イタリア)(2) 178.60
3 村上佳菜子(日 本)(3)   178.59
4 鈴木明子(日 本)(4)    173.72
5 安藤美姫(日 本)(5)    173.15

カッコ内の数字はSPの順位

<コメント>
  人々を熱狂の渦に巻き込んだバンクーバー五輪が行われたのが今年の2月。それが終わり、最初のシーズンとなる2010−2011シーズン。グランプリシリーズで好成績を収めたシングル男女合わせて12選手の内、日本人選手が6人進出した事もあり、改めて日本のフィギュアスケートのレベルの高さを示したと共に優勝の期待が高まったが、チャンピオンを決めるグランプリファイナルで一番高い所に立つ選手は現れなかった。
  
  それぞれの選手にとって次の最大目標は2014年のソチ五輪。そこに辿り着くまで、浮き彫りになった課題を1つ1つクリアする段階と言えるこの時期。4年に1度の祭典が終わって次のシーズンと言う事もあり、恐らくモチベーションを維持する事が難しい時期なのだろう。この大会で納得行く演技が出来たと言う日本人選手はいなかったと思う。それぞれにミスが出た。しかし上に書いた通り、次のオリンピックへの戦いは始まったばかりである。課題が出た事をプラスに捉え、次の演技で克服出来るよう精進して欲しい。

  そんな中、唯一納得の演技が出来たと言えるであろう村上選手。今シーズンがシニアデビューとなったが、まさに彗星の如く現れたニューヒロインと言える。今回の結果、そしてこの後行われる全日本選手権の結果次第では、メディアが今以上にこぞって取り上げる事になると思う。安藤選手や今大会進出を逃した浅田選手が注目され始めた時と同じように、オリンピックまで周囲のプレッシャーとも戦わなければならない可能性も出て来るが、今回のように躍動感溢れるスケーティングを続ける事が出来るか。今後の活躍に注目が集まる。











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posted by スポーツ職人201X at 10:39| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(7) | スポーツ・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月01日

師も走るこの時期に振り返る11月のスポーツ!!  【11月のスポーツ  その2】

   昨日に引き続き11月に行われた主なスポーツの結果について書きたいと思う。今回は11月23日に行われたラグビー早慶戦から・・・。


【11月23日】
◆10年ぶりの勝利!!そして復活の狼煙を上げた東の雄&全国の舞台を踏めない西の雄
  伝統のラグビー早慶戦が23日行われ、慶應大が10−8で追いすがる早稲田大を下し、10年ぶりに早慶戦勝利を収めた。この結果対抗戦は全勝の明治、1敗の早稲田、慶應の3校が優勝を争う事となった。4日に慶應が帝京と対戦。そして5日に早稲田と明治の直接対決が国立競技場で行われ優勝が決まる。

  各地区の大学ラグビーは終盤戦を迎え、今月から行われる大学選手権の出場校も出揃う。関東の対抗戦は明治がここまで無傷で快進撃を続け、久々の対抗戦制覇が見えて来た。かつて無類の強さを誇っていた明治だが、低迷が続き大学選手権出場を逃す年もあった。栄光の時代を知る吉田監督が就任して2年目。果たしてこの冬、紫のジャージが大学ラグビー界の頂点に上り詰める事は出来るだろうか。
 明治の復活とは対照的に関西の雄、同志社大が大学選手権出場を逃し2部降格の可能性もある、と言うニュースも飛び込んできた。平尾、大八木、林選手等がいた強い時代は昔の話。それで勝てる時代ではなくなったと言う事だろう。明治のような復活劇を来シーズン以降見せて欲しい。

【11月27日】
◆収穫と課題と・・・中韓に大きく水を開けられたアジア大会
  11月半ばから中国の広州で行われたアジア大会が27日閉を閉じた。各種目の取り組み方に温度差があったとは言え、日本は金メダルの数で前回のドーハ大会を下回り、中国や韓国に大きく水を開けられる結果となった。
  世界選手権では振るわなかった男子バレー、長年を高い壁となって立ちはだかった韓国を下した女子ハンドボール等、明るい材料も多く見受けられたが、 柔道や水泳と言った金メダルが期待された種目で伸び悩む結果となった。また囲碁等、スポーツとは結び付かない競技があったのも興味深かった。後一歩で金メダルと言う競技もあり、2年後に行われるロンドン五輪までにどこまで足りなかっものを埋める事が出来るか。
  それよりもオリンピックが終わる度に話題になる、スポーツに対する国の支援が結局の所、どこまで行き届くのか。スポーツに関する予算が事業仕分けの対象となってしまっている現状を考えると、国以外からの支援があるごく一部の競技を除き、先行きは決して明るくないような気がする。
◎アジア大会メダル獲得数
      金    銀    銅
中 国  199  119   98 
韓 国   76   65   91
日 本   48   74   94

【11月28日】
◆連勝記録は途絶えたけれど、磐石の相撲で5連覇達成!!いつまで続く?「横綱1強時代」
   一年納めの九州場所。白鵬の連勝記録は途絶えてしまったが、終わってみれば横綱の強さを改めて印象付ける場所だった。豊ノ島も健闘したが、高くそびえる横綱の牙城を崩すまでには至らなかった。
   今年は朝青龍の引退に始まり賭博問題と揺れに揺れた相撲界。人気の低下を象徴するように今場所も空席が目立った。横綱が横綱らしい相撲をとって最後を締めた事、ご当地力士の魁皇が活躍した事が救いだろうか。
   来年は土俵の上で多くの話題が提供される事、そして新横綱誕生を予感させるような力士が出て来る事を期待したい。

















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2010年11月30日

師も走る月を迎える前に振り返る11月のスポーツ!!  【11月のスポーツ その1】

    11月も今日で終わり、2010年も残す所あと1ヶ月となった。今月はプロ野球の日本シリーズやアジア大会等、様々なスポーツイベントが行われた。そこで11月に行われた主なスポーツの結果について時系列で振り返ってみたい。


【11月7日】
◆「史上最大の下克上」完結!!シーズン3位から日本一へ・・・プロ野球
  セ・リーグ覇者の中日ドラゴンズとレギュラーシーズン3位からクライマックスシリーズを勝ち抜いた千葉ロッテとの間で争われた日本シリーズは、千葉ロッテが4勝2敗1分で2005年以来の日本一に輝いた。シーズン3位からの日本一獲得は史上初めて。
  日本一決定戦と言う、プロ野球最大のビックイベントにも関わらず地上波での中継がない試合もある異例の状況で行われた今年の日本シリーズだったが、各試合ファンの目を引き付けるシーンが多くあり、特に延長戦となった第6、第7戦は手に汗握る見応えのある好ゲームだった。
  かつて、パ・リーグは人気の面でセ・リーグに見劣りしたが、球団が地方に分散した事もあり近年は人気の面でもセ・リーグを凌駕している。更に来シーズンは大物ルーキーや名物監督が入団する事もあり益々人気に拍車が掛かるだろう。来シーズンの人気、実力の勢力図は果たしてどのようになるのだろうか。

◎プロ野球 日本シリーズ結果
第1戦  中 日  2−5 ロッテ
第2戦  中 日 12−1 ロッテ
第3戦  ロッテ 7−1 中 日
第4戦  ロッテ  3−4 中 日
第5戦  ロッテ 10−4 中 日
第6戦  中 日 2−2 ロッテ
第7戦  中 日 7−8 ロッテ

◆3冠達成へ向けて視界良好・・・大学駅伝
  学生3大駅伝の2戦目となる第42回全日本大学駅伝が行われ早稲田大学が15年ぶりに優勝し、出雲駅伝に続く2つ目のタイトルを獲得した。2位には駒沢大、3位には前半レースを引っ張った東洋大が入った。名門復活を強烈に印象付けている今シーズンの早稲田大学。最後の1冠となる正月の箱根路も他校を寄せ付けない強さで制するのか。それとも東洋、駒沢と言った実力校が待ったをかけるのか。

【11月14日】
◆「お家芸」復活!!ロンドン五輪へ確かな足掛かり・・・女子バレーボール世界選手権
  10月末から各地で行われていたバレーボール女子の世界選手権。14日に行われた3位決定戦にコマを進めた日本はフルセットの末、アメリカを下しこの大会32年ぶりにメダルを獲得した。今大会はアメリカを下した他にもブラジルを後一歩の所まで追い詰める等、健闘が光った。選手の努力もそうだが、対戦相手を細かく分析したスタッフの努力が実ったと言えるだろう。ロンドン五輪へ確かな一歩を踏み出した。次の目標は真価が問われるであろう来年行われるワールドカップでの上位進出。ここで今回と同じような成績を残せれば、ロンドン五輪でのメダルも大きく見えてくるような気がする。
◎バレーボール女子世界選手権順位(上位のみ)
1 ロシア
2 ブラジル
3 日 本
4 アメリカ
5 イタリア 

【11月20日】
◆悲願の初優勝&生き残りを懸けた争いは最終節へ・・・サッカーJリーグJ1
  サッカーのJリーグJ1は、20日に行われた第31節で湘南ベルマーレを下した名古屋グランパスが初優勝を成し遂げた。シーズンを通して圧倒的な勝ち方をしたと言う印象はないが、失点の少ない安定したディフェンスで確実に勝ち点を拾って1シーズン制になって初めて最終節の前に優勝を決めた。
  さて優勝クラブが決まると後はACL出場権争いとJ1残留争いに興味が移る。ACL出場権は残り2枠。鹿島アントラーズ、G大阪、C大阪による争い。勝ち点差1に3つのクラブがひしめいており残された2つのキップをどこが掴み取るかは最終節の結果次第となったが、どのような結末を迎えるのかは分からない。自力で決められる鹿島、G大阪がやや有利か。
  そして、J1とJ2では扱われ方や試合数が違うと言う意味で熾烈を極めるのがJ1残留争い。27日行われた第33節ではヴィッセル神戸が清水エスパルスを下して踏みとどまり、勝ち点を伸ばせなかったFC東京との差を1とした。14位のベガルタ仙台を含めてこの3クラブにJ2降格の可能性がある。最終節のそれぞれの対戦相手は、神戸がフィンケ監督退任に揺れる浦和レッズ、FC東京が既にJ2降格が決まっている京都パープルサンガ、ベガルタ仙台が川崎フロンターレとなっている。神戸はとにかく勝って他チームの結果を待つと言う事になる。毎年悲喜交々のJ1残留争い。今年も泣く人、笑う人様々な表情が見られる事だろう。
◎JリーグJ1順位表(第33節終了時点)
 1 名古屋  66
 2 鹿 島  59(得失点差+20)
 3 G大阪  59(得失点差+18)
 4 C大阪  58
(中略)
14 仙 台  38
15 FC東京 36
16 神 戸  35
17 京 都  16
18 湘 南  16
赤字は既にJ2降格が決定


 23日及び27日、28日に行われた主なスポーツの結果は次回(12月1日夜更新の予定)書きたいと思う。  











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2010年11月16日

重い歴史の扉を開いた「火の鳥NIPPON」 !!その先に見えるのは、オリンピックでの表彰台か?それとも再び立ちはだかる世界の壁か?  【バレーボール 女子世界選手権】

   バレーボール女子の世界選手権最終日となる14日、決勝及び順位決定戦が東京の国立代々木競技場他で行われた。ロシア×ブラジルの決勝は前回大会優勝のロシアが接戦の末、3−2でブラジルを下し大会2連覇を果たした。
  また日本×アメリカの3位決定戦は日本が3−2でアメリカを下し、この大会32年ぶりのメダルを獲得した。
 バレーボールの女子世界選手権。次回大会は2014年にイタリアで行われる。


【バレーボール女子世界選手権最終成績(1位〜12位)】
 1 ロシア(1)
 2 ブラジル(2)
 3 日 本(6)
 4 アメリカ(9)
 5 イタリア(4)
 6 トルコ(10)
 7 ドイツ(11)
 8 セルビア(3)
 9 ポーランド(2次)
10 中 国(5)
11 オランダ(8)
12 キューバ(7)
カッコ内の数字は前回大会の順位。「2次」は2次ラウンド敗退。

<コメント>
  バレーボールの女子日本代表が世界選手権で表彰台に上ったのが32年前。オリンピックでは1984年のロサンゼルス大会が最後となりそれ以降、外国勢の台頭でメダルからは遠ざかり、オリンピックに出られない事もあった。ソウル五輪で試合後、中田選手が人目はばからず悔し涙を流しているシーンが今でも思い浮かぶ。
  今回のメダル獲得は若い世代にとっては新鮮に映っただろうし、我々30、40代のファンにとっては悔しい思いをし続けて待ちに待った復活劇だったと言えるだろう。栄光の時代を知っているその上の世代にとってはその思いは更に強かったのではないだろうか。
 決勝の舞台に手を掛けながら寸前になって滑り落ちた前日の敗戦のショックが心配された。メダルを懸けたアメリカ戦で先にセットを奪われズルズル行くのかと思いきや、そこから盛り返した。準決勝では奪う事の出来なかったファイナルセットを、相手のミスはあったにしろ一方的に奪い取りこの大会での目標だったメダルをもぎ取った。最後まで諦めなかった選手の姿を見てこのチームが成長した事を実感出来たし、ロンドンオリンピックに向けて更に期待の持てる締めくくりだったと思う。
  
  これまで外国勢に苦しめられ、その壁に挑んでは跳ね返された先達の無念をも晴らし銅メダルを獲得した火の鳥NIPPON。これでロンドンオリンピックに向けて弾みがついた事は確かである。
  だからこそ敢えて厳しい言い方をするが今大会がゴールではなく、あくまでオリンピックでメダルを取る事が最大目標であるはず。今回の快挙は喜ばしい事だがオリンピック出場が決まった訳でもなければメダルが保証された訳でもない。選手、関係者は分かっている事だと思うがいつまでも銅メダルの余韻に浸っていると再び世界の壁に打ちひしがれる事になるだろう。今大会は好成績を収めた日本が今後、この位置を保持し或いは上に行く為には今まで以上に選手も指導する側もレベルアップする必要があると思う。

  今大会、決勝に勝ち残った2チームはともかく、それ以外のチームは実力が拮抗していたように見える。準決勝にコマを進めたアメリカは2次ラウンドでイタリアに敗れ、そのイタリアも今大会振るわなかったキューバ戦で星を落とす等、試合の流れ次第では上位陣の顔触れが変わる可能性もあった。それは日本にも言える事で決勝に残る可能性もあったし、逆に接戦となった初戦のポーランド戦を落としていればこの躍進はなかったかのも知れない。同じアジア勢の中国に勝つ事は出来ず課題も残った。

  次の大きな大会は来年行われるワールドカップ。オリンピックの出場権も絡むだけに各チームとも今大会以上に仕上げて挑む事になるだろう。今度はマークされる立場となる日本が再び躍進を遂げる事が出来るか。2010年に復活した「お家芸」。今回の姿が本物かどうか真価が問われる事になる。









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2010年11月14日

追い越せそうで越せなかった女王の背中!!メダル獲得への道は険しいのか?【バレーボール 女子世界選手権】

  バレーボール女子の世界選手権準決勝が13日、東京の国立代々木競技場で行われ前回優勝のロシアと北京五輪チャンピオンのブラジルが勝ち進み14日に行われる決勝で対戦する事になった。一方、敗れたアメリカと日本は銅メダルを懸けて3位決定戦で対戦する。

  北京五輪チャンピオンのブラジルに挑んだ日本は幸先良く2セットを先取したが、第3、第4セットを立て続けて奪われるとファイナルセットも相手の高さの前に屈し力尽きた。

【女子世界選手権準決勝結果】
ロシア(7位)  3−1 アメリカ(2位) 
(25−16、13-25、25-19、25-21)
ブラジル(1位) 3−2 日 本(5位)
(22−25、33−35、25−22、25−22、15−11)

カッコ内の順位は世界ランク


【大会最終日日程】
◎9位決定戦(14:00)
ポーランド×中 国
◎3位決定戦(17:00)
日 本×アメリカ
◎決 勝(19:30
ブラジル×ロシア

◇11位決定戦(13:00)
オランダ×キューバ
◇7位決定戦(15:30)
セルビア×ドイツ
◇5位決定戦(18:00)
イタリア×トルコ

◎は代々木第一体育館、◇は東京体育館が試合会場

<コメント>
  バレーボールの女子世界選手権もいよいよ大詰めを迎えた。北京五輪後、最初の大きな大会となる今大会の顔触れを見ると、それまでの勢力図が少し変わってきている。(日本の上位進出は地の利が要因の1つにあるのかも知れないが・・・。)北京五輪1、2位のブラジル、アメリカは実力を発揮していると言えるが、銅メダルの中国、4位のキューバは今大会は上位に進出する事が出来なかった。特にキューバが11位、12位と順位が付くか付かないかギリギリの所で低迷しているのが意外ではある。

  さて、32年ぶりのメダル獲得へ向けて、今まで以上に高くそびえ立つ大きな壁に立ち向かわなければならない日本代表は、世界ランク1位のブラジルと決勝進出を懸けて対戦した。
  相手は世界ランク1位、北京五輪チャンピオンではあるが今年8月に行われたワールドグランプリでは破っている。勝てばメダルが確定する事もあって白熱した試合が展開される事が期待されたが、その通り手に汗握る好ゲームだった。

  第1、第2セットはサーブで相手を崩し、相手のスパイクもことごとく拾う等、選手の動きが良かった日本が連取し幸先よいスタートとなった。特にラリーの応酬となった第2セットを奪い取った事で一気に流れを掴んだかに見えた。誰もが久々のメダル獲得を信じて疑わなかった試合展開だった。しかし、世界チャンピオンはそう簡単にその座を明け渡す事はなかった。
  選手を入れ替え守備が安定しエンジンの掛かったブラジルが第3セットを取ると、続く第4セットも奪い取って試合の流れを引き寄せると、ファイナルセットは日本がサーブミス等で相手に点を献上したのに対しブラジルは決めるべき所できっちりポイントを重ね、接戦となったこの試合をモノにした。
  女王相手に善戦した日本だったが、最後は大きな大会で常にメダル争いをしているチームと、長きに渡りベスト8の壁を破れず、今大会久々にこの壁を乗り越えたチームとの地力の差が出たと言えるだろうか。

  先手を奪いながら勝ち切れなかった試合。惜しい所で大魚を逃した感があり後に尾を引く負け方ではあるが、全てが終わった訳ではない。この大会でメダルを獲得するチャンスはまだ残っているし、あくまで本番はロンドン五輪である。アメリカ戦も厳しい戦いになると思うが、気持ちを切り替えて次に繋がる試合をして欲しい。











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2010年11月11日

「あと1つ」だが・・・メダル獲得へ向け試練の残り2試合!!  【バレーボール 女子世界選手権】

  バレーボール女子の世界選手権2次ラウンド最終戦が10日、東京の国立代々木競技場等で行われ、グループEの日本は前回優勝のロシアにセットカウント1−3で敗れた。この結果通算成績で5勝2敗となった日本はグループEを2位で通過する事となり、32年ぶりのメダル獲得へ向け準決勝でグループF1位のブラジルと対戦する事となった。

  バレーボール女子の世界選手権準決勝は日本×ブラジル、ロシア×アメリカの組合せとなり13日に行われる。


【2次ラウンド最終戦試合結果(日本関係分のみ)】
ロシア(7勝)  3−1  日 本(5勝2敗)
 (25−21、25−14、23−25、25−13)

<コメント>
  1次ラウンドを全勝で通過し、2次ラウンドも初戦の中国戦こそ落としたもののその後順調に勝ち星を重ね、ロシア戦を待たずに準決勝進出を決めた日本代表。前回優勝のロシアに挑戦したが、サーブで揺さぶられ打点の高いスパイクを次々と打ち込まれる等、相手が一枚も二枚も上手で日本は相手の攻撃に対応する事が出来なかった。ロシアはサーブレシーブが乱れても効果的な攻撃を繰り出す事が出来るのが印象的だった。力でねじ伏せられたと言うよりは巧さにやられたと言う内容だったと思う。
  ロシアの前に成す術なく2次ラウンド最終戦を飾る事が出来なかった日本だったが、第3セットを奪った事が救いだろうか。

  これでグループE2位で準決勝に進む事になった日本代表。後1つ勝てばメダル獲得となるが、ベスト4の顔触れを見ると、どこと対戦してもかなり厳しい戦いを強いられる事が予想される。これまでの「1つの勝ち」とは比べ物にならない程、手にするのが難しい「あと1つの勝利」。果たして悲願のメダルを獲得する事は出来るだろうか。まずは、ワールドグランプリで勝利を収めたブラジル相手に全力を尽くして欲しい。











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2010年11月02日

強いから勝つのか?それとも勝った者が強いのか? ビックイベント盛り沢山、週末のスポーツ!! その2【バレーボール 女子世界選手権など】

   週末行われた主なスポーツの結果を紹介するシリーズ。2本立ての2本目は野球以外のスポーツについて書きたいと思う。


【美しすぎる女王の走り!! 現役最強牝馬から現役最強馬へ・・・競 馬】
◎第142回天皇賞(秋)競走成績(31日東京競馬場芝2,000m)
1着 ブエナビスタ   牝4 スミヨン  1分58秒2
2着 ペルーサ     牡3 安藤勝己
3着 アーネストリー  牡5 佐藤哲三
4着 オウケンサクラ  牝3 北村宏司
5着 ネヴァブション  牡7 後藤浩輝

<コメント>
  台風の接近で開催が心配された天皇賞。その台風も日曜日には過ぎ去り、天気も何とか持ち直して予定通り行われた。
  天気と共に馬場状態がポイントと思われたがそれほど悪化しなかったようで、そうなれぱやはりこの馬の出番と言う事だろうか。
  用事の合間にテレビ中継を見ていたが、まさに現役最強牝馬の名に相応しい走りだった。これまで牡馬には勝てなかったブエナビスタだが、このレースでは最後の直線で一気に突き抜けると他馬の追随を許さぬ圧勝劇。その脚について行ける馬はいなかった。秋初戦でレース間隔が空いていたのがどう出るかと思っていたが、全く関係なかった。
  そんな中、唯一ブエナビスタに迫ったのが3歳馬のペルーサ。距離適性を考えてクラシック戦線を離れた同馬だったが、上がり3Fではメンバー中最速の脚を見せ能力の高さを示した。それだけにこの馬の癖であるがスタートの出遅れがあまりに勿体なかった。
  牡馬を下し5個目のGTタイトルを獲得したブエナビスタ。最強牝馬から現役最強馬へ・・・。GT残り2戦(ジャパンC、有馬記念)でどんな走りをファンの前で見せるのか楽しみだ。




【メダル獲得へ向け、ここからが本当の勝負!!・・・女子バレーボール世界選手権】
◎日本戦1次ラウンド試合結果(30日、31日分)
日 本  3−1 ペルー
日 本  3−0 アルジェリア

・グループA順位表(31日現在)
1 日 本    6(得点率1.303)
2 セルビア  6(得点率1.154)
3 ペルー   4(得点率1.116)
4 ペルー   4(得点率0.987)
5 コスタリカ  4(得点率0.819)
6 アルジェリア   3

国名右側の数字は勝ち点。日本とセルビアは2次ラウンド進出決定。

※他グループの情勢
 グループBのイタリア、ブラジル、グループDのロシア、韓国が2次ラウンド進出決定。

<コメント>
  初戦のポーランド戦をフルセットの末、勝利を手にしたバレーボール女子日本代表。続く第2戦のペルー戦では、試合開始前に停電が発生するアクシデントに見舞われたが選手は動揺する事なく落ち着いたプレーを見せ3−1で退けると、日曜日(31日)に行われたアルジェリア戦も勝利し、3連勝で1次ラウンド突破を決めた。各選手の調子が上向きとなりつつある中、これまでの試合で存在感を示しているのが、今年に入ってから代表入りした迫田選手。ポーランド戦でも試合の流れを変えるアタックを次々と決めていたが、アルジェリア戦でもチームで最も多くの得点を叩き出す活躍を見せた。今後、対戦国のマークが厳しくなると思われるがそれをかいくぐる事が出来るか。
  対戦相手のレベルが上がる2次ラウンド。メダル獲得へ重要な戦いが続くこのラウンドを勝ち抜く為にもコスタリカ、セルビア戦で結果を残して弾みをつけて欲しい。その為にも彼女の活躍が必要不可欠となるだろう。











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2010年10月30日

久々のメダル獲得を目指す戦い、スタート!!  【バレーボール  女子世界選手権】

   バレーボール女子の世界選手権は29日、東京の国立代々木競技場などで開幕し、世界ランク5位の日本は1次リーググループAの初戦で同8位のポーランドを3―2で破り、白星発進した。

   最初の2セットを落とした日本だったが、第3セットから出場した栗原選手、迫田選手のアタックが決まりこのセットを奪って流れを掴むと、守備の乱れ始めたポーランドから続く第4、第5セットと連取して逆転勝利を収めた。この他のグループでは、グループDの中国がトルコに敗れる波乱があった。初戦を白星で飾った日本は第2戦(30日)でペルーと対戦する。

【大会概要】
  大会は24カ国が4つのグループに分かれて総当りのリーグ戦(1次ラウンド)を行い、上位4カ国計16カ国が2次ラウンドへコマを進める。
  2次ラウンドは16カ国が2つのグループに分かれて総当りのリーグ戦を行い、上位6カ国計12カ国が決勝ラウンドにコマを進める。
  決勝ラウンドは2次リーグの結果で振り分けられる。2次ラウンド各グループ上位2カ国計4カ国が準決勝、同3、4位は「5−8位決定戦」へ、同5、6位は「9−12位決定戦」へ進み、それぞれトーナメント方式の試合を行い、順位を決定する。


【1次ラウンド グループAの結果(29日試合分)】
ペルー   3−0 アルジェリア
セルビア  3−0 コスタリカ
日 本   3−2 ポーランド

<コメント>
  オリンピックと同様、4年に一度行われるバレーボールの世界選手権。先月イタリアで行われた男子大会に続き、女子の大会が東京で開幕した。
  日本の最初の相手は高さで日本を上回るポーランド。昨年から対戦成績で分が悪い相手だけに、ここを取るか落とすかでその後の戦いにも影響して来る可能性のある大事な一戦。日本は逆転で勝利をもぎ取り、久々のメダル獲得へ向けてまずまずのスタートを切った。
  
  第3セット途中から試合を見ていたが、どうして第1、第2セットを落としたのかと思いたくなるくらい選手の動きは良かった。特に3セット目の18点付近の長いラリーを制した事で流れが日本の方に傾いたように思う。ポーランドの高さとパワーは確かに脅威だったが、第3セットで流れを引き寄せ、その後もスピードとコンビネーションで相手の守備陣を翻弄した日本のバレーが最終的にはポーランドのそれを上回った。

  真鍋監督は大会前の記者会見で、総力戦でこの大会に挑むと語っていた。この大会は短期間に多くの試合をこなすハードスケジュールである。ポーランド戦のようにフルセットの試合が続くようだと、この先苦しい戦いを強いられる事になる。試合の入り方と途中で出場する選手の活躍がメダル獲得への重要なカギとなるだろう。

  この大会で最後にメダルを獲得したのが2位となった1978年。それ以来、力を付けて来た各国の後塵を拝する時代が続いている。32年ぶりのメダル獲得へ向けて、この後どのような戦いを展開するのか。2次ラウンドで敗れた男子の分も頑張って欲しい。








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2010年10月25日

シーズン大詰めのプロ野球!! 競馬はGTシリーズ真っ只中!! そしてウィンタースポーツもちらほら・・・な週末のスポーツ 【プロ野球 セ・リーグCSファイナルステージなど】

土、日は泊まりがけで出掛けており更新出来なかった。週末はプロ野球、サッカー、ラグビーにフィギュアスケート等、様々なスポーツが行われた。ここではその内、プロ野球と競馬の結果についてまとめて書きたい。

【セ・リーグCSは順当な結果か?日本シリーズは竜と鴎の対決!!】
◎セ・リーグクライマックスステージ第4戦結果(10月23日)
巨 人 0 0 0  0 0 0  0 1 2  3
中 日 0 0 0  2 0 0  0 1 1x  4
(対戦成績:中日4勝1敗。この結果中日の日本シリーズ進出が決定。)


<コメント>
  プロ野球セ・リーグのクライマックスシリーズ第4戦は中日がサヨナラ勝ちを収め、日本シリーズ進出を決めた。第3戦で巨人が一矢を報い面白い展開になる可能性も少し生まれたが、結局は中日の投手力が上回っていた事を印象付けるステージだった。この試合で落合監督はスタメンに小田選手、山本(昌)投手の後に河原投手とかつて巨人に在籍した2人の選手を起用。それぞれ期待に応える活躍を見せた。
  一方の巨人はファーストステージで好調だった坂本選手が怪我の為に第1〜3戦でスタメンに名を連ねる事が出来ず、投手陣もコマ不足に泣いた。シーズン後半からそうだったが、投打に渡って原監督の思い描いていたであろう野球が出来ない状態が続いた。しかし、ファイナルステージまで進出してきたのはやはりチームとしての地力があったからなのだろう。悔やまれるのは何と言っても第1戦の初回4失点。終わってみれば、あれでステージの流れが決まったと言えるのかも知れない。
さて、監督がかつての同僚対決となる中日とロッテによる今シーズンの日本一決定戦。一部試合の地上波での全国中継がないのは残念だが、熱戦が展開される事を期待したい。




【今年も波乱の菊舞台!! 淀の舞台にバラは咲かず!!】
◎第71回菊花賞競走成績(10月24日 京都競馬場芝3,000m)
1着 ビッグウィーク    川田将雅  3分06秒1 
2着 ローズキングダム   武豊  
3着 ビートブラック    幸英明 
4着 レーヴドリアン    福永祐一
5着 コスモラピュタ    津村明秀

<コメント>
   春のクラシックホース不在で混戦となるのか。それとも2歳チャンピオン、前哨戦でダービー馬を下し一躍菊の候補に名乗りを上げたバラ一族の末裔が一族悲願のGTタイトル獲得なるかで注目を集めた菊花賞は、夏の上がり馬、ビックウィークが制した。
  レースは5着に粘ったコスモラピュタが絶妙なペースで逃げる展開でレースが進み、追走していたビックウィークが最後の直線で先頭に立つと、後から追って来るローズキングダム等をかわし初の重賞制覇がGTタイトル獲得となった。川田騎手で思い出されるのが、キャプテントゥーレで獲った2年前の皐月賞。あの時も大胆な逃げで驚かせたが、今回も大胆な騎乗ぶりを見せ、3歳最後のクラシックレースを制した。スプリンターズSでは降着処分を受け、その後騎乗停止となっていただけに感慨もひとしおだろう。
  一方、有力な候補だったローズキングダムは展開が向かなかったとしか言いようがないだろう。いつも通り中団から後方に控え、最後の直線での逆転を狙ったが、上がり3F33秒9の豪脚をもってしても届かなかった。道中ペースが遅く、後ろからレースを進める馬にとっては辛い展開となってしまった。武騎手は今年JRAのGTで未だに勝利なし。毎年必ず一度はGTの表彰台に上がっている姿を目にしていたが、今年はそのシーンを見る事はないのだろうか。











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2010年10月12日

出雲でエンジが躍動し、埼玉で鴎が勢いに乗った3連休!!中国遠征中の若き八咫烏は? 【プロ野球など  スポーツ色々】

  11日の体育の日を含めた3連休はプロ野球のクライマックスシリーズを始め様々なスポーツが行われた。今回は3連休に行われた主なスポーツの結果について紹介したいと思う。



【1.陽が沈み暗くなると何かが起こった「クライマックスシリーズ」・・・プロ野球】
  プロ野球パ・リーグのクライマックスシリーズ第1ステージ、西武×千葉ロッテが9日、10日に西武ドームで行われた。2試合とも終盤に試合が動き延長戦にもつれ込む接戦となったが、敵地に乗り込んだ千葉ロッテが第1戦、第2戦とも逆転で勝利を収め第2ステージ進出を果たした。第2ステージはソフトバンク×千葉ロッテの対戦となり14日から福岡ドームで行われる。


【パ・リーグCS第1S結果】
・第1戦
ロッテ 0 0 0  0 0 0  0 1 4  0 1  6
西 武 0 1 0  0 0 0  0 4 0  0 0  5

・第2戦
ロッテ 0 1 0  0 0 1  1 0 1  0 1  5
西 武 3 0 1  0 0 0  0 0 0  0 0  4
  
<コメント>
   パ・リーグのクライマックスシリーズ第1Sは敵地に乗り込んだロッテに軍配が上がった。試合経過やキーポイントとなったシーンは各マスコミが記事にしているので(個人的には、シーズン土壇場で3位に滑り込み勢いの下地を作って臨んだチームと、シーズン終盤に調子を落としたチームとの差、継投のタイミングと中継ぎの出来が明暗を分けたと思っているが・・・。)、実際に西武ドームに足を運んで観戦した第2戦の感想を書きたいと思う。
  所沢に用事があったついで当日券の売り場付近を通った所、行列になっておらず内野自由席が空いているとの事で「衝動買い」のような感覚でチケットを買って足を運んだ西武ドーム。予想通り立錐の余地もないほどの混雑だったが、何より驚いたのは、ビジターである千葉ロッテのファンがの多く訪れている事だった。そして初めて見た訳ではないが応援の迫力も凄かった。まるで千葉マリンで試合が行われているかのようだった。
  試合を直接決めたのは選手やベンチの采配だが、敵地をホームの雰囲気に変えて流れを呼び寄せた「26番目の選手」こそが第1S突破の最大の立役者なのかも知れない。それにしても怪我から復帰した里崎選手の勝負強さには目を見張るものがある。思えば2005年の時もプレーオフ制覇の時も最終戦で試合を決めたのは彼だった。第2Sでもキーマンになるような気がする。埼玉の猛獣の襲撃に成功し、福岡のタカの撃退に挑む千葉の鴎。果たして史上初の下剋上を成し遂げ頂点に立つ事が出来るだろうか。


野球.jpg


【2.名門復活で始まった今年の「学生三大駅伝」・・・大学駅伝】
  大学駅伝のシーズン幕開けを告げる第22回出雲全日本大学選抜駅伝競走(6区間44.5キロ)が11日行われ、早稲田大が2時間10分5秒で14年ぶり2度目の優勝を果たした。
  2位に日体大、3位に駒大が入り、箱根駅伝で3連覇を狙う東洋大は4位。今大会2連覇中の日本大は18位に終わった。
 早大は1区で矢沢選手がトップに立つと、最終6区まで首位を譲らず、6人中4人が区間1位と快走。2位に1分以上の大差を付けて優勝した。

<コメント>
  出雲の地で「エンジ」のユニフォームが14年ぶりにトップでゴールを駆け抜けた。三大駅伝でのタイトル獲得もその時以来となる。一時期低迷した早稲田大学。再建を託された渡辺監督就任以降、徐々に有力な選手が揃い近年は各大会で優勝候補に名を連ねるまでになった。今大会は1区でトップに立つとその後、一度もトップを譲る事なく襷を繋ぐ、まさに完勝劇だった。6区間の内、4区間で区間賞を獲得し強さを見せ付け名門復活を印象付けた。
  一方「山の神」柏原選手が欠場した東洋大、1、2年生を多く起用し3位に入った駒沢大等がこの後どのように巻き返すのか。そして16日に行われる箱根駅伝予選会の結果は・・・。11月の全日本大学駅伝や正月の箱根駅伝等、いよいよ今年も学生駅伝のシーズンが幕を開けた。


【3.世界への扉開かず!!・・・サッカーU−19アジア選手権大会】
  U−20ワールドカップ(W杯)予選を兼ねたU−19アジア選手権準々決勝が11日行われ、韓国と対戦したU−19日本代表は3−2で敗れ、前回大会に続きU−20W杯出場を逃す事となった。
  日本は前半指宿選手の2ゴールで試合を優位に進めたかに見えたが、すぐさま1点を返されると前半終了間際に立て続けに2点を取られ逆転を許した。後半も得点を奪う事は出来ず、前回大会と同様、韓国に世界の扉を閉ざされる結果となった。

【U-19アジア選手権準々決勝試合結果】
韓 国   3−2  日 本
北朝鮮   2−0  中 国
サウジアラビア  2−1 ウズベキスタン
オーストラリア   4−2  UAE
勝者がU−20ワールドカップ出場権獲得。

<コメント>
  前回大会での屈辱を晴らし、そして世界への扉を開くべく韓国戦に挑んだU−19日本代表。しかし韓国の壁は厚かった。返り討ちに遭う結果となり前回大会に続いて世界大会(U−20W杯)行きの切符を掴み取る事は出来なかった。
  文字速報しか見ていないので詳しい試合内容は分からないが、どうやらフィジカルの強さで韓国の方が1枚も2枚も上手だった様子。2点先に取ったまでは良かったが、その後韓国のロングボールを放り込んで来る戦術に耐え切れず立て続けに失点したようである。
  前回に続きこの世代が世界の舞台を体感出来ないのは、今後の事を考えると大きなマイナスである。その「世界」を肌で感じる経験を得られなかった世代の選手で挑むロンドン五輪予選。アジアを勝ち抜けるのか、と言う不安が杞憂に終われば良いのだが・・・。
    
  今夜行われたA代表の日韓戦は、生放送を見る事が出来なかった。録画してあるのでそれを見てから、後日記事を書く予定。ちなみに結果は0−0のスコアレスドロー。













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2010年10月04日

栄冠目指して、いざ勝負!!の神無月【10月の主なスポーツ】

 10月に入ってもやや気温の高い日が続いているが、ようやく猛暑も収まり秋らしい天気となった。プロ野球はセ・パ共に日本シリーズ進出を懸けた勝負の月となる。また、サッカーは日本代表が8日に行われるアルゼンチン戦で「ザックジャパン」が船出となる。。「スポーツの秋」真っ盛りのこの時期。今月行われる主なスポーツを紹介したいと思う。


◎野 球
1.プロ野球
  セ・リーグのレギュラーシーズンは9日に終了する予定。一方、パ・リーグはクライマックスシリーズ第1ステージが9日、西武ドームで始まる。ソフトバンクへの挑戦権を手にするのは、レギュラーシーズン優勝目前で失速し2位に甘んじた西武か。それとも最後の最後で3位に滑り込んだロッテか。セ・リーグのクライマックスシリーズ第1ステージは巨人と阪神が対戦する事が決定している。後は試合会場が東京ドームになるのか。それとも甲子園球場になるのか。

◇パ・リーグCS第1ステージ(3試合制)・・・西武×ロッテ
9日〜11日 何れも西武ドームで13時試合開始。

◇同第2ステージ(6試合制)・・・ソフトバンク×第1ステージ勝者
レギュラーシーズン優勝のソフトバンクに1勝分のアドバンテージが与えられる。
球場は何れも福岡ドーム
14日〜15日、18日〜19日は18時試合開始
16日〜17日は13時試合開始

◆セ・リーグCS第1S(3試合制)・・・巨 人×阪 神
16日〜18日(時間未定) 球場は東京ドーム又は甲子園球場

◆同第2ステージ(6試合制)・・・中 日×第1ステージ勝者
レギュラーシーズン優勝の中日に1勝分のアドバンテージが与えられる。
20日〜25日(時間未定) 球場は何れもナゴヤドーム


2.プロ野球以外
・秋季高校野球ブロック大会・・・各 地
  来春行われる第83回選抜高校野球大会の重要な資料となる秋季高校野球大会のブロック大会が各地で行われる。夏の選手権大会優勝校興南、準優勝校東海大相模が夏に続いて甲子園の土を踏む事が出来るか。

◆日 程など
・北海道 10月4日から7日間  札幌市円山球場ほか
・東 北 10月8日から5日間  山形蔵王タカミヤホテルズスタジアムほか
・関 東 10月30日から5日間 県営大宮公園球場ほか
・東 京 10月2日〜24日の土、日、祝日 神宮第二球場ほか
・北信越 10月23日から4日間  富山市民球場ほか
・東 海 10月23日〜31日の土、日 四日市市営霞ヶ浦球場ほか
・近 畿 10月23日〜11月7日の土、日、祝日 和歌山県営紀三井寺球場
・中 国 10月22日〜31日の主に土、日 島根県立浜山公園野球場ほか
・四 国 10月23日〜31日の土、日   香川レクザムスタジアム
・九 州 10月23日〜28日  藤崎台県営野球場ほか


◎サッカー
1.JリーグJ1・・・25節〜28節
  上位争いは名古屋グランパスがやや抜けた感がある。果たしてそのまま最後まで突っ走る事が出来るか。2位以下は混戦模様。残り試合がおよそ10試合となって優勝争い、次回ACL出場権争いが熾烈を極める。
  一方の残留争いは京都サンガ、湘南ベルマーレは勝ち点差を考えると巻き返しは容易ではないだろう。厳しい戦いが続く。残る1枠はベガルタ仙台が降格圏から脱出もセーフティリードとは言えず、ヴィッセル神戸、FC東京、大宮アルディージャ辺りまでが圏内か。

【JリーグJ1順位表】
1.名古屋  54
2.鹿 島  45
3.C大阪  44
4.G大阪  43
(中 略)
15.FC東京  24
16.神 戸  23
17.京 都 15(得失点差 −23)
18.湘 南  15(得失点差 −30)

2.日本代表
 8日 対アルゼンチン(埼玉スタジアム)
12日 対韓 国(ソウル)
  ザッケローニ監督が就任して最初の国際親善試合となる。W杯南アフリカ大会を経験した選手をベースに何人か新しい選手も加わった新生日本代表。メッシ選手擁する強豪アルゼンチン、ライバル韓国相手に内容の濃い、且つ出来れば結果も伴う試合をする事を期待したい。


3.ナビスコ杯
  ナビスコ杯は準決勝第2戦が10日、行われる。川崎フロンターレ、サンフレッチェ広島が第1戦で勝利を収めている。
・川 崎×磐 田(等々力  15時試合開始)
・清 水×広 島(アウスタ 15時試合開始) 

4.天皇杯
  天皇杯は3回戦16試合が9日、11日、13日に行われ、Jリーグクラブ同士の対戦も組まれている。Jリーグクラブがベスト32の殆どを占める中、2回戦でそれぞれベガルタ仙台、東京Vを破ったソニー仙台、町田ゼルビアが再びジャイアントキリングを成し遂げるか。


◎競 馬
・主なレース日程
17日 第15回秋華賞(3歳牝GT)   (京 都芝2,000m)
24日 第71回菊花賞(3歳牡・牝GT) (京 都芝3,000m)
31日 第142回天皇賞(秋)(3歳上牡・牝GT)(東 京芝2,000m)

  17日に行われる秋華賞を皮切りに秋のGTレースが本格的に行われる。注目は3歳牝馬。桜花賞、オークスを制したアパパネが牝馬3冠を達成する事が出来るか。一方、3歳牡馬はダービー、トライアルレースの神戸新聞杯で1、2着となったローズキングダム、エイシンフラッシュが決着をつけるレースとなるのか。それとも他馬が割って入るか。

◎その他
・第87回箱根駅伝予選会  10月16日(土)9時スタート
  正月の風物詩、箱根駅伝の予選会が16日(土)、立川の昭和記念公園及びその周辺を走る20kmのコースで行われる。予選を通過出来るのは9校。東海、日大、順天堂と言った常連校を始め、帝京、中央学院、法政、大東文化、亜細亜等が参加する。果たして正月、箱根路を走る事が出来るのはどの大学なのか。











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posted by スポーツ職人201X at 23:07| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月04日

「スポーツの秋」到来!! この秋、主役を演じるアスリートは果たして誰か?  【9月のスポーツ】

   9月に入っても各地で猛暑が続いている日本列島。春に開幕したプロ野球等はシーズンも終盤に差し掛かり残り試合も少なくなってくると、秋風が吹き始めてくるチームも出始めるが今年はまだそんな雰囲気は感じられない。
  さて、色んなスポーツで熱戦が繰り広げられているが、今回は今月行われる主なスポーツに関する紹介や展望について書きたいと思う。


◎野 球
1.プロ野球
  セ・パ両リーグのレギュラーシーズンは、各チーム残り20試合程度となっておりクライマックスシリーズを目指す戦いも大詰めを迎えようとしている。今シーズンは両リーグとも1〜3位のチームが僅差で優勝争いをしている展開となっている。焦点は何位でクライマックスシリーズを迎えるか、やや離された感のある4位のチームが食い込めるかに集まっている。
  
  まずセ・リーグは、阪神、中日、巨人の3チームによる優勝争い。8月に入って投打が噛み合って来た阪神がやや有利か。一方、7、8月に入り夏バテか失速気味の巨人は先発投手陣の踏ん張りが大きなポイント。この他、8月に猛追し借金を返済したヤクルトが逆転を狙う。
  それにしても投手成績を見て驚いたが、規定投球回数をクリアしている投手がリーグ全体で10人しかいないとは…。今シーズンはどのチームも先発投手のやり繰りに苦労しているようだ。

  パ・リーグも西武、ソフトバンク、ロッテによる首位争い。こちらは一進一退が続いており、最後まで縺れそう。この他現在4位の日本ハム、5位のオリックスにもチャンスはありそう。昨シーズン、パ・リーグを沸かせた楽天だが今シーズンは大きく離された上に先発の柱である田中投手を怪我で欠き苦しい戦いが続きそうだ。

2.プロ野球以外
○都市対抗野球
4日、5日・・・準々決勝
6日・・・準決勝
7日・・・決 勝  場所は何れも東京ドーム
  
○東京六大学野球・・・9月11日から神宮球場
  今秋行われるドラフトで注目となるであろう投手を多く抱える早稲田大。早実で甲子園を制しハンカチブームを巻き起こした斉藤投手もラストシーズンとなるが、有終の美を飾る事が出来るか。 


◎サッカー
○Jリーグ・・・第22節〜第24節
  トップ争いからやや抜け出した名古屋は、山形、横浜FM、清水と好調なチームや上位を争うチームとの対戦が続く。ここをどう乗り切るかが10月以降の戦いに大きく影響するような気がする。
  一方、リーグ4連覇を狙う鹿島は仙台、大宮、広島との対戦。下位との対戦が多いだけにここで星を落とすようだと後が苦しくなる。

○ナビスコ杯
・8日・・・準々決勝第2戦
川崎F(1)×鹿島(2)(等々力)
清水(1)×FC東京(1)(アウスタ)
仙台(1)×磐田(2)(ユアスタ)
G大阪(1)×広島(0)(万博)
カッコ内の数字は第1戦の得点

 準々決勝勝者は29日行われる準決勝にコマを進める。準々決勝第1戦は何れも1点差ゲームだった。特にアウエーで得点を挙げる事が重要と言われるホーム&アウエー方式。第2戦でどんな影響をもたらすか。

○天皇杯
3日開幕。今月はこの後5日に2回戦が行われる。Jリーグのクラブもここから登場する。プロ、アマチュア問わず参加する事が出来るこの大会。アマチュアチームがプロチームを破る、いわゆる「ジャイアントキリング」が今年も見られるか。

○日本代表
4日・・・対パラグアイ戦
7日・・・対グアテマラ戦

  ザッケローニ新監督が見守る中、新生日本代表がどんなプレーをするのか。そしてこの試合では空き番号となる「10番」のユニフォームを誰が奪い取るのかにも注目したい。


◎競 馬
○主なレース日程
・11日(土)紫苑ステークス(秋華賞トライアル・中山)
・19日(日)セントライト記念(菊花賞トライアル・中山)
・19日(日)ローズステークス(秋華賞トライアル・阪神)
・26日(日)神戸新聞杯(菊花賞トライアル・阪神)

  10月から始まる秋のGTシリーズに向けたトライアルレースが行われる9月。この夏、牧場で或いは厩舎で鋭気を養った春の主役達が秋も主役を演じるのか。それとも夏の上がり馬がその勢いを持ち込むのか。オークスを分け合った2冠馬アパパネとサンテミリオンは共に1戦叩いてから秋華賞に向かう予定。一方、ダービー馬エイシンフラッシュ、ダービー2着のローズキングダムも神戸新聞杯を叩いて菊花賞に向かう予定。

◎大相撲
○秋場所・・・9月12日(日)〜26日(日)両国国技館
  先場所は野球賭博問題で中継も賜杯の授与もなかったが、今場所は通常通り相撲中継も賜杯の授与も行われる事になった。ここ数場所、白鵬の1人舞台となっている。白鵬を脅かすニューヒーローの誕生が待たれる所である。


◎ラグビー
○ジャパンラグビートップリーグ・・・3日から開幕
○関東大学ラグビー・・・対抗戦、リーグ戦とも12日から開幕

  秋と言えばラグビーのシーズン。3日に東芝×三洋電機が行われ、熱戦の火蓋が切られた。聖地、秩父宮等で今年も熱い戦いが繰り広げられる。また、長年日本のラグビー界を引っ張り先日、今シーズン限りで引退する事を宣言した神戸製鋼の大畑選手のプレーにも注目が集まる。

※ 当ブログでは、今後ツィッターのブログパーツをリンクさせて色んなスポーツの結果速報を載せようと思っています。そちらもご覧下さい。








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posted by スポーツ職人201X at 08:47| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月09日

ナマ(中継)なし、賜杯なし、そしてファンも・・・  日本の国技よどこへ行く?   【大相撲 名古屋場所】

  11日から愛知県体育館で行われる大相撲名古屋場所についてNHKは6日、相撲界の改革の道筋がいまだ立たないこと等を理由に生中継しない事を決めた。大相撲の生中継は1953年から行われているが、中止となるのは史上初の事である。また、NHKは生中継の代替手段として20分程度のダイジェスト番組を、取組終了後の午後6時台にNHK総合とBS‐2で放送、ラジオは同じ時間帯に取組結果のみ放送するとしている。

  更に日本相撲協会は7日、野球賭博問題を考慮して、幕内優勝力士に贈られる天皇賜杯や内閣総理大臣杯など全ての表彰を辞退すると発表した。1926年に始まった賜杯の贈呈を取りやめるのも史上初めて。ただし、優勝旗授与や三賞など協会の表彰は従来通り行う。

<コメント>
  ここ数年、起きている不祥事への対応を見ると自浄能力はないといわざるを得ない日本相撲協会。それでもしがらみを断ち切って貴乃花親方が理事に就任した事でほんの少しではあるが、明るい兆しが見えたかに思われた。

  しかし、その後観戦チケットを巡って相撲協会が排除を謳っている「反社会勢力」との付き合いが明るみに出て、ついに「野球賭博」と言う所まで行き着いてしまった。堕ちる所まで堕ちてしまったな、と言うのがこの報を聞いた時の率直な感想である。

  今回NHKは生中継での放送を中止する決断を下したが、その後「中継して欲しい」と言う要望が多く寄せられたらしい。警察の捜査でこの騒動がどこまで広がるかにもよるが、多くの力士が関わっていない現状を見ると、相撲ファン、特に夕方が来るのを楽しみにしているお年寄りの気持ちは理解できる。しかし中継を行わない事で、視聴者に目に見える形で相撲界が生まれ変わった事を示すべき、と言う公共放送たるNHKの考えも理に適っている。また、ダイジェスト放送を行う事で今回は「イエローカード(限りなくレッドに近いと思うが…。)」を提示するが、同じような不祥事を起こしたら次は「レッドカード」=ダイジェストも含めて放送を行わない、と言う意思表示をしたような気もする。

  NHKから見放される寸前の所まで来てしまった相撲界。果たして変わる事が出来るのかと言うと、ここまで批判され尚、危機感が感じられない親方衆の言動や振る舞いを見ていると事はそう簡単に運ばないような気がする。今回の野球賭博に関する不祥事は手を染めてしまった力士本人が悪いのは確かだが、それを見過ごしてきた親方衆にも責任はある。相撲を教えるだけが「師」の仕事ではないと思うのだが…。規定上の処分を受けて、ほとぼりが冷めるのを待っているだけのような気がしてならない。相撲協会は公益法人を返上して、一から出直す所まで堕ちてしまっている事を認識していないのだろうか。このままではNHKどころかファンにも見放なされてしまうだろう。日曜(11日)夕方からの15日間、テレビに力士の姿が映し出される事はないのである。

  江戸時代から続く伝統ある日本の国技。史上最大と言っても良いであろう、存亡の危機を迎えようとしている。














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2010年03月27日

【速 報】亀田敗れる!! 王座統一失敗!!  【ボクシング WBC世界フライ級タイトルマッチ】

  ボクシングWBC世界フライ級タイトルマッチが27日、東京・有明コロシアムで行われ、同級王者・亀田興毅が同級暫定王者ポンサクレック・ウォンジョンカムに判定で敗れてプロ初黒星、王座統一に失敗した。

【WBC世界フライ級タイトルマッチ結果】
[暫定王者]                   [王者]
ポンサクレック・ウォンジョンカム  2−0 亀田 興毅
         (114−114、116−112、115−112)   
posted by スポーツ職人201X at 22:15| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(4) | スポーツ・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月04日

世論の厳しい風当たりには勝てず!! あっけなく幕を閉じた「ブルードラゴン伝説」  【大相撲 朝青龍引退】

  大相撲の横綱朝青龍が、一般人への暴行問題の責任を取る形で引退する事となった。
  日本相撲協会は4日理事会を開き、暴行問題への対応を協議。朝青龍は師匠の高砂親方(元大関朝潮)とともに事情説明した後、理事会に引退の意向を伝えた。歴代3位の通算優勝回数25回、2005年の全場所完全制覇など数々の記録を打ち立て、実力と人気を兼ね備えた現役最強力士は、自ら招いた行動で角界を去る事になった。

<コメント>
  暴行問題、理事選の後始末の不手際と年が明けても揺れに揺れている角界だが、再び激震が走る事態が起きた。
  先月行われた初場所で優勝した横綱朝青龍が現役引退を表明した。土俵上では無類の強さを見せた現役最強力士も、土俵内外で横綱らしからぬ立ち居振る舞いをし、常にヒール役となって世論を敵に回し戦い続けた。一方でそれが人気低迷が続く大相撲の数少ない命綱でもあった。

  一度出場停止処分を受けているだけに、一般人に手を上げたとされる今回の一件に対する処分がどのような内容になるのか注目していたが、その処分が下る前に自ら責任を取る形となった。引退届があっさり受理された事に釈然としない気もするが、示談が成立しこれ以上警察が追及する可能性が薄い事を考えると、横綱が自ら下した進退の判断を尊重しなければならないとも思う。自ら引退を申し出なければ解雇と言う状況だったようだが、協会にとっても汚点を残す事は避けたかっただろう。
  常に品格が問われた横綱だったが、形の上では最後の最後で潔く身を引くと言う横綱らしい仕事をして、土俵から去る事になった。

  ただ25回も優勝を成し遂げ、本来なら名横綱の一員として名を連ねても不思議ではない功績を収めた力士が、気力・体力の限界以外の原因で土俵を去る事、そして「お疲れ様」と言う雰囲気にならないのが残念でならない。国籍の問題で恐らく角界には残らないであろう朝青龍改めドルジ青年。今後どのような人生を歩むのだろうか。

  また、これまで朝青龍に横綱としての立ち居振る舞いを厳しく指導して来なかった(或いは出来なかった)親方、そしてその状況に対して手を打って来なかった協会の責任も無視出来ない。今後、このような事が起きないよう対策を立てなければならないだろう。
  数少ない人気の命綱を失った大相撲。果たして人気回復の手立てはあるのか。新たに選出された理事に期待したいが、今のままだと厳しい現実が待ち受けているような気がする。











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2010年02月01日

地に落ちた「国技たる相撲界」の救世主となれるか?  【大相撲 新体制決定】

〜スポーツナビ より〜

  任期(2年)満了に伴う日本相撲協会の理事選挙は1日、東京・両国国技館で投開票され、元横綱で37歳の貴乃花親方が初当選した。理事選が立候補制になった1968年以来、5番目に若い理事になる。
 今回は定数10に11人が立候補。4期(8年)ぶりの投票となり、貴乃花親方は確実とみられた7票を上回る10票を獲得して当選した。投票は年寄(親方)ら111人の評議員によって行われ、現職の大島親方(元大関旭国)が8票で落選した。

  理事選後、直ちに新理事により理事長を互選し、武蔵川親方が再選された。

 新理事は以下の通り。
 北の湖、陸奥、鏡山、貴乃花、放駒、二所ノ関、武蔵川、九重、友綱、出羽海の各親方。

<コメント>
  国技と言う、ある意味神秘的な存在である大相撲。その為か、これまで内部で一体何がどのように決められているのかつまびらかにされる事はなかった。今回の理事選で貴乃花親方が手を挙げなければ、親方衆の思惑通り、ファンは何も分からないまま波風立たずに事が運んだだろう。
  しかし今の相撲界は内部で解決する自浄能力を完全に失っている。八百長疑惑、暴行事件、そして横綱の立ち居振る舞い。
 今回、組織改革の旗頭として手を挙げた貴乃花親方だが「派閥」を抜け出し組織票が見込めない事から劣勢が伝えられていた。しかし相撲界に対する世論の風当たりの強さを敏感に感じ取った(と思われる)親方衆がいた事は、相撲界もまだ捨てたものではないと言う事だろうか。元々貴乃花を支持していた親方衆以外の賛同者を得て当選を果たした。

  上に挙げた様々な問題でファン離れが続いている大相撲。今回の一件で一門分裂と言う禍根を残す結果となったが、内輪の事でお互いの足を引っ張っている余裕はないはずである。時間は掛かると思うが、今度こそ「開かれた相撲界」を目指し、尽力して欲しいと思う。

  以前、改革に対する意気込みをテレビで語った貴乃花親方。その構想をどこまで実現できるか。或いは実現するきっかけを作れるか。その手腕に期待したい。











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