2010年09月06日

日本ではあまり報道されてませんが・・・ トルコでやってる「世界一決定戦」!!   【バスケットボール男子 世界選手権】

  8月28日からトルコで行われているバスケットボール男子の世界選手権は4日、予選リーグを勝ち上がった16カ国による決勝トーナメントが始まり、日本で行われた2006年大会の優勝国スペインはその時決勝で対戦したギリシャを下し準々決勝にコマを進めた。この他、開催国トルコやセルビアなどが勝利を収め準々決勝に進出した。
  バスケットボール男子の世界選手権は12日に決勝が行われ、優勝チームには2012年ロンドン五輪の出場権が与えられる。


【決勝トーナメント1回戦結果及び組合せ】
セルビア  73−72 クロアチア
スペイン  80−72 ギリシャ
スロベニア 87−58 オーストラリア
トルコ   95−77 フランス
アメリカ×アンゴラ
ロシア×ニュージーランド
リトアニア×中 国
アルゼンチン×ブラジル


【予選リーグ結果(順位のみ)】
◎グループA
1 セルビア
2 アルゼンチン
3 オーストラリア
4 アンゴラ
5 ドイツ
6 ヨルダン

◎グループB
1 アメリカ
2 スロベニア
3 ブラジル
4 クロアチア
5 イラン
6 チュニジア

◎グループC
1 トルコ
2 ロシア
3 ギリシャ
4 中国
5 プエルトリコ
6 コートジボワール

◎グループD
1 リトアニア
2 スペイン
3 ニュージーランド
4 フランス
5 レバノン
6 カナダ
各グループ上位4カ国が決勝トーナメント進出

<コメント>
  ロンドンオリンピックを2年後に控え、今年はバレーボールや柔道等、様々な競技で「世界選手権」が行われる。
  そんな中、日本では殆ど報道されていないが8月下旬からトルコで開催されているのがバスケットボール男子の世界一を決める世界選手権である。
  以前バスケットボールに関する記事にも書いたが、バスケットボール男子日本代表は1976年のモントリオール大会を最後にオリンピックから遠ざかっており、世界選手権も開催国枠で出場した2006年を除けば1998年以来出場を果たしていない。ここ数年は中東各国の台頭もあり、世界はおろかアジアからも置き去りにされそうな状況となっている。今大会も出場していない事からメディアやマスコミが取り上げないのも当然だと言える。日本が再び世界の檜舞台に立つシーンを見る事は出来るのだろうか。

  さてバスケットボールと言えば、NBAを有するアメリカの存在なくしてそれを語る事は出来ない。しかし世界選手権の歴史を紐解くと、オリンピックと違いて意外にも毎回優勝してる訳ではない。オリンピックと比べ格が落ちる世界選手権に力を入れていない事もあると思うが、それに輪をかけて1990年後半辺りからヨーロッパ諸国のレベルが向上した事もあって、NBAの選手を擁しても優勝出来ない状況が続いている。(それでもオリンピックでは強さを発揮し金メダルを獲得しているのだが・・・。)
  今大会もNBAの選手を派遣しているバスケットボールの母国、アメリカ。果たして1994年以来のタイトル獲得、そして威厳を保つ事が出来るか。それともヨーロッパ勢が立ちはだかるのか。優勝した国に与えられるロンドン行きのキップを懸けた戦いと共に注目したい。











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posted by スポーツ職人201X at 23:16| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | バスケットボール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月01日

勢力図が変わるか?高校バスケ界!! 2010年最初のビックタイトルを手にするのは果たして・・・   【バスケットボール インターハイ男子】

 沖縄で行われている2010年インターハイバスケットボール男子は31日、3回戦8試合が行われ、昨年暮れに行われたウインターカップ王者の明成(宮城)やその時の準優勝校福岡第一(福岡)等が勝ち進みベスト8にコマを進めた。


【インターハイバスケットボール男子3回戦結果】
八王子(東京) 75−57 延岡学園(宮崎)
新潟商(新潟) 78−70 岡山学芸館(岡山)
市船橋(千葉) 87−84 沼津中央(静岡)
明 成(宮城) 85−57 光 泉(滋賀)
京 北(東京)105−92 北 陸(福井)
福岡一(福岡) 92−65 佐賀北(佐賀)
能代工(秋田) 85−75 前橋育英(群馬)
東海大三(長野)78−69 藤枝明誠(静岡)

【準々決勝組合せ】
八王子×新潟商
能代工×東海大三
京北×福岡一
市船橋×明成

<コメント>
  高校スポーツの花形競技である高校野球は、選手権大会地方予選も終わりに近付き、49の代表校が深紅の大優勝旗を目指すべく8月7日から甲子園球場で戦いを繰り広げるが、高校スポーツの祭典を言えば毎年夏に行われるインターハイである。今年は「美ら島沖縄総体2010」と称し、沖縄県で各競技の日本一を目指す戦いが繰り広げられている。

  その中のバスケットボール男子はベスト8が出揃った。ここ数年と同じくの留学生がいる高校が強さを発揮している傾向は変わらないが、昨年のインターハイやウィンターカップと比べると今年のインターハイは少し顔触れが変わっている。高校野球の地方予選に関する記事でも書いたが、メンバーの代替わりがあり、公立校の場合は教員異動による指導者の交代が付き物の高校スポーツ。勢力図が変わっても不思議ではないのだがシード校の内、東海大会王者の藤枝明誠(静岡)、北信越王者の北陸(福井)、延岡学園(宮崎)、他にも各大会で上位争いをして来た洛南(京都)が相次いで敗れ、ベスト8に勝ち上がる事が出来なかった。(延岡学園は口蹄疫の影響で調整が難しかったようだが…)残った各校も決して見劣りする訳ではないのだが、そういった点では波乱の展開と言えるだろうか。

  さて残った8校。東北大会で凌ぎを削りウィンターカップに続く2冠目の獲得を狙う明成、昨シーズンはタイトル獲得に絡む事が出来なかった名門能代工、九州勢最後の砦となった福岡一の他、京北、市船橋などの関東勢、シード校を破り勢いに乗る東海大三、名門新潟商の北信越勢。今シーズン最初のタイトルはどの高校が勝ち取るのだろうか。





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2010年06月11日

インターハイ連続出場が途切れた高校バスケ界の名門!! 【バスケット  インターハイ予選情報(男子)】

   毎年夏に行われる高校スポーツの祭典、インターハイ。今年は沖縄県で開催される事になっており、晴れの舞台に出場する代表校を決める為の予選が、この時期多くの都道府県で行われている。
   この内バスケットボールも各都道府県で予選が行われ、続々と代表校が決まっている。関東は今月中旬〜下旬に決まる。この内、福岡県予選で大きな異変が起きた。

   福岡大大濠。長年、高校バスケ界を引っ張ってきた知る人ぞ知る名門である。近年、留学生を擁し力を付けて来た福岡第一に県トップの座を譲ってはいるものの、福岡はインターハイ出場枠が2つある事から代表の座は死守し、二十数年もの間休む事なく出場し上位争いを演じている。ここ数年は福岡の代表は前述の福岡第一と福岡大大濠と言うのが定番となっていた。一方のウィンターカップは枠が1つしかないので、秋に行われる予選の動向に注目が集まっている。

   しかし、先週行われたインターハイの県予選でライバル福岡第一は優勝したのに対し、福岡大大濠は2位の座を死守する事が出来ず、22年続いた連続出場も途切れた。今夏行われるインターハイの組合せ表にお馴染みの名前がない事にファンは驚くだろう。逆にその福岡大大濠を破ってインターハイ出場を果たした直方高校がどんなチームなのか興味がある。

  福岡大大濠は今年度から指導者が代わった。それまで長年チームを率いてきた田中監督から教え子の片峯氏にバトンタッチした。
  監督が代わっても選手にとっては表面上何も変わらないとは思うが、やはり心理面で微妙に影響は出て来るだろう。
  高校スポーツにとって選手が代替わりするのと同様、指導者の交代も、特に異動がある公立高校の場合は宿命と言える。長くトップに君臨する事は並大抵の事ではない。

  今回の件とは関係ないが指導者のバトンタッチと言えば、小生が高校生だった1980年代後半の能代工業で似たような事があった。
  それまでインターハイ、選抜大会(ウィンターカップの前身)のタイトルを総なめにし勝って当たり前、まさに「必勝不敗」の状況だった能代工業が80年代後半、インターハイで優勝出来なかった時代があった。前監督の加藤三彦氏がコーチに就任し、能代工業を全国のトップクラスにのし上げた加藤廣志監督が勇退する時期が近づいていたのと重なる。(勿論、優勝出来なかったのはそれだけが原因ではないと思うが…。)ちなみに、能代工業がインターハイで優勝出来なかった何年かの内、1回は確か福岡大大濠が優勝したような気がする。

  さてインターハイ出場を逃した福岡大大濠。現チームが全国の舞台で活躍出来るチャンスはあと1回。果たして高くそびえる福岡第一の壁を破ってウインターカップに出場する事が出来るか。名門校の復活を待ちたい。


【インターハイ福岡県予選結果】
◎決勝リーグ結果
福岡第一  96−59 直 方
福岡第一 107−65 福岡大大濠
福岡第一  90−66 祐 誠
直 方   94−72 福岡大大濠
直 方   75−72 祐 誠
福岡大大濠107−90 祐 誠

最終順位
1福岡第一 2直方 3福岡大大濠 4祐誠









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2010年04月06日

王者に挑む新鋭!!   【バスケットボール  JBLプレーオフ準決勝】

  バスケットボール男子の日本リーグ(JBL)プレーオフ準決勝、パナソニック×リンク栃木の第3戦が5日、宇都宮市体育館で行われ、リンク栃木がパナソニックを81−80で下し、初の決勝進出を決めた。
  1勝1敗で迎えた第3戦。リンク栃木は第2Q終了時点で36−47と差をつけられたが、第3Qに入ると徐々に追い上げ、第4Q残り39秒で川村選手がシュートを決めて逆転し決勝進出を果たした。

  JBLプレーオフ決勝は、3連覇を狙うアイシンと初優勝を狙うリンク栃木との間で行われる。


【JBLプレーオフ準決勝、パナソニック×栃木第3戦結果】 
リンク栃木  81−80  パナソニック
(14−27、22−20、24−20、21−13)


【JBLプレーオフ決勝日程】
アイシン×リンク栃木 

10日(土)15:00  
11日(日)15:00
12日(月)19:15
14日(水)19:15
15日(木)19:15

会場は全て代々木第二体育館。3戦先勝方式で、結果によっては14日、15日の試合は行われない可能性がある。

<コメント>
  協会の内紛で揺れた日本のバスケットボール界。その内紛もようやく収束し、今年度からbjリーグ所属の選手に対する日本代表への門戸が開かれたり、bjリーグとJBLの統合を目指す動きが見られる等、日本の男子バスケットボールは新たな局面を迎えようとしている。

  さて、今シーズンのJBLもいよいよ大詰めを迎えた。プレーオフ決勝のカードは、アイシン×リンク栃木のレギュラーシーズン1、2位同士の対戦となった。
  アイシンは、長年日本の男子バスケットボール界をリードして来たチームである。ベテランの佐古選手、日本代表の竹内選手等、経験豊富な選手を擁しJBL3連覇、1月に行われた全日本総合選手権に続くタイトル獲得を目指している。
  一方、リンク栃木は創部3年目、JBL参戦2年目と言う新鋭のチームでありレギュラーシーズン2位でプレーオフに進んだ。「JBL参戦5年以内で日本一」がチームのスローガンであるが、準決勝で古豪パナソニックを破り初の決勝進出。早くもそのチャンスが巡って来た。
  新鋭ではあるが、日本人初のNBAプレーヤーとなった田臥選手やレギュラーシーズン得点王に輝いた川村選手等、日本代表クラスの選手がチームの柱として活躍している。
 
  レギュラーシーズンの戦績を見るとアイシンにやや分があると思われるが、果たしてアイシンが王者の貫禄を見せ付け3連覇を達成するのか。それとも地元の熱い声援を受けてリンク栃木がそれを阻止し、今シーズン限りでチームを去るウィスマンHC(この後、日本代表のHCに就任予定。)に最後の花道を飾る事が出来るのか。10日から始まる決勝の行方に注目が集まる。








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2010年01月21日

2010年シーズンの主役の座を目指して…その3  【バスケットボール  高校新人戦情報(男子)】

  高校男子バスケットボールの新人戦に関する結果等を紹介するシリーズの3回目。今回は九州地区の結果等を紹介したいと思う。


【福 岡】
  福岡は全国の予選の中で最も注目されていると言って良いだろう。全国大会で輝かしい実績を有する福岡第一、福岡大大濠。新チーム最初の試合は福岡第一がモノにした。代表枠が1つしかないウインターカップ予選まで目が離せない。

◎新人大会結果(決勝リーグのみ)
1.福岡第一(3勝)
2.福岡大大濠(2勝1敗)
3.直 方(1勝2敗)
4.宗 像(3敗)

【大 分】
  大分は新人戦と新人ブロック大会(全九州春季選手権大会)の予選と2つ大会がある。昨年10月下旬に行われた前者(決勝まで全てトーナメント戦)の成績は以下の通り
である。

1.大分舞鶴
2.大分上野丘
3.柳ヶ浦
4.臼 杵

  12月から1月にかけて行われた後者(準々決勝までトーナメント戦。それ以降決勝リーグ)は以下の通りである。

◎決勝リーグ結果
1.大分舞鶴(3勝)
2.柳ヶ浦(2勝1敗)
3.大分上野丘(1勝2敗)
4.臼 杵(3敗)

  ここ数年、全国大会の大分代表と言えば大分舞鶴となっているが、果たして今シーズンもそれが続くのか。

【佐 賀】
  こちらも大分同様、新人戦とブロック新人大会予選を別々に行う方式。新人戦の県大会3回戦を棄権した(新型インフルエンザが原因かどうかは不明)佐賀北がブロック大会予選を制した。
  そう言えば、昨年の秋以降、各地の予選で「20−0」のスコアが例年以上に目立っている。各学校ともインフルエンザ対策に神経を使っている事が窺える。

◎ブロック新人大会(全九州春季選手権大会)予選決勝リーグ結果
1.佐賀北(3勝)…新人県大会ベスト16
2.鳥栖工(2勝1敗)…新人県大会2位
3.佐賀東(1勝2敗)…新人県大会優勝
4.鳥 栖(3敗)…新人県大会ベスト4

【長 崎】
  昨年11月に行われた新人県大会の上位8校がブロック新人大会代表権を争う。勝ち残った4校によるリーグ戦の結果は以下の通り。

1.海 星(3勝)
2.西海学園(2勝1敗)
3.佐世保工(1勝2敗)
4.長崎南山(3敗)
 
  ウィンターカップ出場の長崎西は決勝リーグにコマを進める事が出来なかった。一冬越してどこまで巻き返すか。

【熊 本】
  ウィンターカップに出場した玉名工が新人戦を制した。昨年久々にインターハイ出場を果たした第二は4位。決勝リーグは接戦の試合が多かった。インターハイ予選も混戦となるのか。

◎新人県大会決勝リーグ結果
1.玉名工(3勝)
2.東海大二(2勝1敗)
3.九州学院(1勝2敗)
4.第 二(3敗)

【宮 崎】
  ここは全国大会の上位に名を連ねる延岡学園が強い。12月のウィンターカップで久々に全国の舞台を踏んだ小林がどこまで迫れるか。

◎ブロック新人大会予選決勝リーグ結果
1.延岡学園(3勝)
2.小 林(2勝1敗)
3.宮崎西(1勝2敗)
4.宮崎大宮(3敗)


【鹿児島】
  昨年のインターハイ予選から続く鹿児島工と川内との一騎打ち。新人戦は、インターハイ予選、ウィンターカップ予選に続き鹿児島工に軍配が上がった。

◎新人県大会決勝リーグ結果
1.鹿児島工(3勝)
2.川 内(2勝1敗)
3.鹿児島商(1勝2敗)
4.鹿屋工(3敗)

【沖 縄】
 1月にブロック新人大会予選(小橋川杯)が行われ、10月の新人県大会で2位だった興南が雪辱を果たした。2位には新人戦優勝の美来工科が入り、共に全九州春季選手権大会の出場権を獲得した。

◎ブロック新人大会予選決勝リーグ結果
1.興 南(3勝)
2.美来工科(2勝1敗)
3.宮 古(1勝2敗)
4.小 禄(3敗)

  ブロック新人大会となる全九州バスケットボール春季選手権大会は2月12日〜14日の3日間、沖縄県で行われ各県上位2校が出場して行われる。ちなみに今年のインターハイも沖縄県で行われる。








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2010年01月17日

2010年シーズンの主役の座を目指して…その2  【バスケットボール  高校新人戦情報(男子)】

  高校男子バスケットボールの新人戦に関する結果等を紹介するシリーズの2回目。今回は東北地区の結果等を紹介したいと思う。


【青 森】
  11月に行われた新人県大会の上位8校による決勝大会が9日、10日に行われた。
  8校の内、勝ち上がった4校によるリーグ戦。残ったのは、弘前実業、青森山田、青森工、弘前高。結果は以下の通り。
 
1.弘前実業(3勝)
2.青森山田(2勝1敗)
3.弘 前(1勝2敗)
4.青森工(3敗)

 昨年はインターハイ、ウィンターカップに出場出来なかった強豪、弘前実業だが、新チームでまずは青森を制した。一冬越して強さを持続できるか。

【秋 田】
   17日、上位4校による決勝リーグ終了した。結果は以下の通り。ここ数年、外国人留学生を擁する学校に押され、以前のような存在感が薄れている能代工だが、さすがに県内で敗れる事はなく今回も「指定席」を射止めた。監督が代わって3年目となる今シーズン。名門復活なるか。注目は、その能代工と前半接戦を演じた秋田南。インターハイ予選でどこまで迫れるか。

1.能代工(3勝)
2.横手城南(1勝2敗)
3.秋田南(1勝2敗)
4.横手清陵(1勝2敗)
※2〜4位はゴールアベレージによる順位。 

【岩 手】
  全国大会常連の盛岡市立、黒沢尻工、盛岡一、花巻東がベスト4に勝ち残り、明日(18日)までリーグ戦が行われる。U−16日本代表の晴山選手を擁する盛岡市立の牙城を揺るがす学校が出てくるか。

◎準々決勝結果
黒沢尻工92−62盛岡三
盛岡市立124−65大船渡
花巻東65−60岩 手
盛岡一58−54盛岡工

◎決勝リーグ初戦の結果
盛岡市立(1勝)107−46盛岡一(1敗)
黒沢尻工(1勝)118−68花巻東(1敗)

【宮 城】
  ウィンターカップで優勝した明成の動向に注目が集まる宮城。17日に3回戦(ベスト16)、準々決勝が行われ、その明成は順当にベスト4にコマを進めた。この他、3回戦で仙台を破った仙台商などが勝ち残っている。

◎準々決勝結果
明 成97−60仙台一
仙台商97−87東 北
聖和学園125−54仙台三
東北学院107−69古川工

【山 形】
 11月に行われた新人県大会の上位8校が、1月に改めてトーナメント戦(NHK杯)を行い順位を決める方式。11月の県大会では鶴岡工が優勝したが、1月のNHK杯ではウィンターカップにも出場した山形南が優勝した。

◎NHK杯結果(準決勝より)
・準決勝
山形南80−78鶴岡工、羽黒104−64日大山形
・決 勝
山形南89−75羽 黒

【福 島】 
  1月9日〜11日に県大会が行わた。シード校が順当にベスト4にコマを進め、福島高が4年ぶり13回目の優勝を果たした。2位にはウィンターカップ出場の日大東北。他は以下の通りである。

◎ベスト4以上結果
・準決勝
日大東北72−59福島商、福 島85−83福島工
・決 勝
福 島71−69日大東北 

  各県上位2校が2月5日〜7日に宮城県で行われる東北大会に出場する。


【関東地区結果】 
 昨日掲載した関東地区で関東大会に出場する上位2校が決まった県があるので掲載する。

◎群 馬…1.前橋育英、2.桐生一
◎栃 木…1.宇都宮工、2.作新学院
◎茨 城…1.つくば秀英、2.土浦日大
◎埼 玉…1.昌平、2.正智深谷
◎千 葉…1.市立船橋、2.市立柏
◎東 京…24日に決定
◎神奈川…23日に決定
◎山 梨…1.甲府昭和、2.甲府西





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posted by スポーツ職人201X at 21:58| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | バスケットボール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月16日

2010年シーズンの主役の座を目指して…  【バスケットボール  高校新人戦情報(男子)】

  ここ数年、外国人留学生を擁する私学が全国大会で上位を占めるケースが多くなっている男子高校バスケットボール界であるが、昨年末行われたウィンターカップでは、創部以来話題となっていた明成高校(宮城)が、それらの学校を押しのけて5年目にして初の全国タイトルを手にした。
  
  ウィンターカップの興奮覚めやらぬ中、2010年の主役を目指すべく新人大会が各都道府県で既に始まっている。
  高校のバスケットはかつて、高校野球のセンバツ大会のように新チームの全国一を争う選抜大会(ウィンターカップの前身となる大会)が3月にあったが、3年生が次のステップに進むまでブランクが長くなる事などが考慮され、3年生も出場できる冬に移行された。(裏では春高バレーと重なる事を嫌って等と当時言われたような覚えがあるが…。そう言えば春高バレーは数年後1月に開催時期が移るらしい。)
  従って現在、新チームが新人戦で上位に入った場合の次のステップはブロック大会までとなっており、公式戦として全国レベルの大会はない。そろそろ何らかの大会を設けても良いような気もするが…。

  そんな話はさて置き、数回に分けて各地の新人戦の途中経過或いは結果を紹介したいと思う。1回目の今回は関東地区の様子から。

【茨 城】
  ベスト4が出揃い決勝リーグが始まっている。ベスト4に進出したのは常磐大高、土浦日大、つくば秀英、土浦第一。ここ数年、上位に進出していた取手松陽は3回戦で土浦第一に敗退した。
  昨年インターハイに出場した常盤大、ウィンターカップに出場したつくば秀英が覇権を握り続けるか。それとも、昨年無冠だった土浦日大が覇権を奪還するか。

◎決勝リーグ初日結果
土浦日大(1勝)84−56常磐大(1敗)
つくば秀英(1勝)127−87土浦第一(1敗)
 

【栃 木】
  ベスト4は文星芸大附、作新学院、宇都宮工、宇都宮と例年とほぼ同じ顔触れで決勝リーグ突入。ウィンターカップに出場できなかったU−16日本代表橋本選手擁する宇都宮工がどんな戦いぶりを見せるか。

◎決勝リーグ初日結果
作新学院(1勝)96−77文星芸大附(1敗)
宇都宮工(1勝)138−76宇都宮(1敗)

【群 馬】
  ベスト4は桐生一、前橋育英、太田東、樹徳。ここ数年群馬県を制し続けながら、昨年はインターハイ、ウィンターカップと桐生一に阻まれ出場出来なかった前橋育英がトップの座を奪い返すか。

◎決勝リーグ初日結果
前橋育英(1勝)92−67桐生一(1敗)
太田東(1勝)72−68樹徳(1敗)

【千 葉】
  市立船橋、市立柏、幕張総合、東海大浦安のシード校が順当にベスト4にコマを進めた。
  
◎準々決勝結果
 市立船橋94−51拓大紅陵、幕張総合106−71八千代、東海大浦安97−63流経大柏、市立柏94−64習志野

◎準決勝組合せ
 市立船橋×幕張総合、東海大浦安×市立柏

【埼 玉】 
  ベスト4にコマを進めたのは西武文理、春日部、昌平、正智深谷の4校。16日に決勝リーグ初戦が行われ、昌平、正智深谷が1勝を挙げた。

◎決勝リーグ初日結果
昌平(1勝)75−42西武文理(1敗)
正智深谷(1勝)103−73春日部(1敗)

【東 京】 
  京北、八王子、国学院久我山、世田谷学園がベスト4に進み17日から決勝リーグが始まる。ここ数年4強の一角を占めていた東海大菅生は、トーナメント初戦で明星に敗れた。

◎ブロック決勝(11日実施)
京 北124−72専修大附、世田谷学園90−69早稲田実、国学院久我山111-70明星、八王子101−73都立城東

【神奈川】
  ベスト8が出揃いシード勢が順当にコマを進めた。17日準々決勝、23日準決勝、決勝が行われる。

◎3回戦結果
東海大相模122−49市立金沢
横浜商大90−76横浜立野
桐光学園98−63立花学園
市ヶ尾90−65湘南工大附
慶應義塾89−67厚木北
霧が丘90−84逗 子
秦野105−62横浜
法政二79−37横浜清風

◎準々決勝組合せ
東海大相模×横浜商大、桐光学園×市ヶ尾、慶応義塾×霧が丘、秦野×法政二

【山 梨】
  ベスト4は、日本航空、日川、甲府昭和、甲府西のシード校。16日から決勝リーグが始まっている。昨年、主要タイトルを総なめにした日本航空に待ったを掛ける高校が出てくるか。

◎決勝リーグ初日結果
日本航空(1勝)61−50甲府昭和(1敗)、甲府西(1勝)59−58日川(1敗)

 
  関東新人大会(男子)は2月6日、7日さいたま市で行われ、各都県上位2校が出場する。








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