2010年04月29日

昨シーズンのタイトルホルダーが決勝トーナメントへ…  【サッカー ACLグループリーグ】

 サッカーのアジアチャンピオンズリーグ(ACL)東ゾーンのグループリーグ最終節が27日、28日に各地で行われ、決勝トーナメントに進出する8つのクラブが出揃った。

  この内、既にグループリーグ突破を決めている鹿島アントラーズは韓国の全北現代に2−1で勝利を収め、6戦全勝でグループリーグを終えた。同じくグループリーグ突破を決めているG大阪は河南建業と対戦し1−1のドロー。グループ2位で決勝トーナメントに挑む事となった。
  一方、前回大会ベスト8の川崎フロンターレは北京国安に0−2で敗れ決勝トーナメントに進む事は出来なかった。またACL初参戦となった、サンフレッチェ広島も最終戦を白星で飾ったものの、グループ3位に終わった。

   アジアチャンピオンズリーグの決勝トーナメント1回戦は5月11日、12日に行われる。



【ACLグループリーグ最終成績】
◎グループE
1 城南一和  15
2 北京国安  10

3 川崎F      6
4 メルボルン    4


◎グループF
1 鹿島アントラーズ  18
2 全北現代       12

3 長春亜泰         3
4 ペルシプラ・ジャヤプラ    3

◎グループG
1 水原三星    13
2 G大阪      12

3 アームド・フォーシーズ  4
4 河南建業       3


◎グループH
1 アデレード  10
2 浦 項     10

3 広 島       9
4 山東魯能     6

数字は勝ち点。太字のクラブが決勝トーナメント進出。

【ACL決勝トーナメント1回戦日程】
5月11日  城南一和×G大阪
5月12日  鹿 島×浦 項

日本関係分のみ。左側がホームチーム。1回戦はホーム&アウエーではなく1試合で勝負を決める。

<コメント>
  Jリーグクラブが4チーム参戦した今回のアジアチャンピオンズリーグ。東ゾーンのグループリーグが終了し、決勝トーナメントに進出する8クラブが決まった。日本からは昨シーズンのJリーグチャンピオンの鹿島アントラーズと、天皇杯覇者のG大阪の「タイトルホルダー」2クラブが勝ち残った一方で、初参戦のサンフレッチェ広島とグループリーグ突破へ最後まで望みを繋いでいた川崎フロンターレはアジアの舞台から降りる結果となった。

  まず決勝トーナメントに勝ち残った2つのクラブ。鹿島は6戦全勝と昨シーズンJリーグ王者らしい戦いぶりを披露した。過密日程の中、今シーズンのJリーグでも上位に位置しており、選手層が厚いとは言え両立しているあたりはさすがと言ったところか。小笠原選手等のベテランと興梠選手や等の若手が上手く噛み合っている。次戦は前回アジアを制した浦項との対戦。オリヴェイラ監督にとっては兄弟対決となる事もあり注目されている。
 
  Jリーグでは今一つ調子の上がらないG大阪も次のステージに駒を進めた。代表でも活躍している遠藤選手はコンディションが上がらず、欠場が続いているが、宇佐美、平井と言った若手選手が台頭してきたのは、クラブにとっては明るい材料だろうか。

 それに対して広島はアジアの水に慣れたのか、リーグの後半になってようやく実力を発揮し結果的に3位となった。今回得た経験をこの後のJリーグで生かせる事が出来れば、クラブとして貴重な財産となるだろう。
  そして最後まで望みを繋いだ川崎フロンターレは、北京国安との直接対決を制する事が出来なかった。中村選手が復帰したものの、アウエーの洗礼を浴びた上に稲本、鄭大世と言った主力が欠場したのが痛かっただろうか。昨シーズンに続き獲得を目指した決勝トーナメント行きのチケットだが、アウエーで勝ち点を挙げる事が出来なかった事が最後まで響き手繰り寄せる事が出来なかった。

  さて、決勝トーナメントに進む鹿島、G大阪の初戦は共に韓国の強豪である。相手は手強く厳しい戦いになると思うが、(それを勝ても西ゾーンの猛者が待ち構えているのだが…。)是非、決勝の舞台となる国立競技場に姿を見せて欲しいと思う。








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2010年04月27日

熾烈な優勝争い&チャンピオンズリーグ出場権争い!!最後に笑うのは果たして…? 〜ドイツ ブンデスリーガ〜  【サッカー 欧州主要リーグの状況】 

サッカーのヨーロッパ主要リーグの状況を紹介するシリーズ。3回目となる今回はドイツのブンデスリーガの状況について紹介したいと思う。


【ブンデスリーガ4月25日現在順位】
1 バイエルン   64
2 シャルケ04  64
3 ブレーメン   57
4 レバークーゼン 57
5 ドルトムント  56

数字は勝ち点

  ブンデスリーガと言えば、バイエルンが優勝回数で他のクラブを大きく引き離しており、「ブンデスリーガの顔」として君臨しているのは知られている事であるが、昨シーズンその王者の座を奪ったのが日本代表の長谷部選手を擁するヴォルフスブルクである。ところが、ヴォルフスブルクは今シーズン精彩を欠いており現在8位。次回のチャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグ出場権争いからは脱落した。

  王者の座を奪回すべく今シーズンを迎えたバイエルン。ここまでの所、トップの座に就いてはいるが、2位シャルケ04とは勝ち点で並んでおり、得失点差でその座を維持している。残り2試合となり、マイスターシャーレを得る権利を有するのはこの両チームとなった。バイエルンはボーフムとヘルタ・ベルリンの下位2チームとの対戦。普通に考えれば逃げ切れると思うのだが…。チャンピオンズリーグでも優勝の可能性があるが、リーグとヨーロッパチャンピオンの2冠を獲得する事が出来るのか。それとも「二兎を追うものは一兎をも得ず。」に終わってしまうのか。

  バイエルンと熾烈な優勝争いを演じているシャルケ04は、ここ数シーズン惜しい所まで行きながら優勝を逃しているケースが多く見受けられる。シャルケ04を率いるのは昨シーズン、ヴォルフスブルクを率いてバイエルンを王者の座から引き摺り下ろしたマガト監督。果たして昨年の再現なるか。次節、チャンピオンズリーグ出場権を狙うブレーメンとの対戦が大きなカギを握る。

  優勝争いと共に最後までもつれそうなのが次回チャンピオンズリーグの出場権争い。上に書いたブレーメン、レバークーゼン、ドルトムント、更に場合によってはその下のシュツットガルトまで出番があるだろうか。現在、圏内である3位にいるブレーメンがシャルケ04、ハンブルガーSVと手強い相手を残している事から、こちらはどうなるのか予想がつかない。ブレーメンが3位を死守するか。それとも他のクラブが引っくり返すか。最後まで熾烈な上位争いが続きそうな今シーズンのブンデスリーガである。











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2010年04月23日

「1強時代」続行か?それとも阻止か? スクデットの行方は果たして…  〜イタリア セリエA〜【欧州主要リーグの状況】

  サッカーのヨーロッパ主要リーグの状況を紹介するシリーズ。2回目となる今回はイタリアのセリエAの状況について紹介したいと思う。

【セリエA4月18日現在順位】
1 ローマ     71
2 インテル    70
3 ミラン      64
4 サンプドリア  57
5 パレルモ    55
6 ナポリ      52
7 ユベントス    51
 
 数字は勝ち点 

  かつて「世界最高峰のリーグ」と言われたセリエA。日本からも元日本代表の中田英寿氏を始め、カズや小笠原選手など多くの選手が挑戦した。
  だが2006年に起きた「カルチョスキャンダル」の影響で有力選手が次々とイタリアを去り、世界最高峰と言う称号は次第に色褪せて行った。日本人でセリエAのクラブに在籍しているのが森本選手1人と言うこともあり、以前ほど話題に上らなくなった。

  そんなセリエAだが、チャンピオンズリーグで先日インテルがバルセロナを下し決勝進出に王手を掛けている。プレミアリーグ勢などのビッククラブに押され気味のセリエAのクラブだが、果たして「世界最高峰」の称号を取り戻す日はやって来るのだろうか。

  カルチョスキャンダル以降インテルの1強時代が続いているセリエAであるが、今シーズンも序盤はインテルが着実に勝ち点を重ねトップを走っていた。だが中盤でやや足踏みし、猛然と追ってきたローマに抜かれ首位の座を明け渡した。3位のミランは、前節サンプドリアに敗れ痛い黒星を喫した。スクデットを狙うのに残り4試合で勝ち点差7は厳しいか。ユベントスも6位と次回のチャンピオンズリーグ出場権獲得が厳しい情勢となっている。ユベントスと言えばブラジル出身のアマウリ選手が帰化しイタリア代表加入が可能な状況となったが、リッピ監督は果たして召集するのか注目が集まっている。
  
  さて、話を優勝争いに戻すと残り4試合の対戦カードを見るとインテルは下位チームとの対戦が組まれているのに対し、ローマはミランを下して勢いに乗る4位のサンプドリアと次節(4月25日)対戦する。この試合が大きなポイントとなりそうだ。
  スクデット争いは一騎打ちの様相を呈しているが、インテルが1強時代を続けるのか。それともローマが阻止するのか。チャンピオンズリーグの結果と共に目が離せない。











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2010年04月22日

躍動するオランダ代表選手!! 「あの人」の眼鏡の奥は冷や汗タラタラか? 【サッカー 欧州チャンピオンズリーグ準決勝】

   サッカーの欧州チャンピオンズリーグ準決勝、バイエルン×リヨンの第1戦が21日(現時時間)ミュンヘンで行われ、ホームのバイエルンが後半、ロッベン選手が挙げた先制点を守り切り1−0でリヨンを下した。バイエルン×リヨンの第2戦は27日、リヨンで行われる。


【欧州CLリーグ準決勝バイエルン×リヨン試合結果】

バイエルン  1−0  リヨン
(得点者)
後24分 ロッベン(バイエルン)

<コメント>
  先日行われたインテル×バルセロナは2008-2009シーズンのリーグチャンピオン同士の戦いだったが、準決勝のもう1試合はリーグチャンピオンを逃した者同士の戦いとなった。

  アイスランド火山噴火の影響で、バルセロナがミラノまでバスによる長時間移動を強いられた事が話題になっていたが、バス移動を強いられたのはリヨンも同じ。ミュンヘンまで約900キロの長旅だったとの事。
  更に先日、ピッチ外で騒動となった問題の対象となっている選手が両チームにいると言う事でも注目された。話しは逸れるが、4年前のW杯ドイツ大会が始まる前には八百長疑惑でイタリアが揺れた。そして4年後のW杯南アフリカ大会を前にしてお隣フランスが・・・。何かが起きるW杯イヤーである。

  さて試合の方は、互いに退場者1人ずつ出した。(バイエルンの方は騒動の渦中にいるリベリ選手が一発退場となった。)全体を通して優位に立ったホームのバイエルンがロッベンの豪快なミドルシュートで先制し、そのまま逃げ切って先勝した。リヨンとしては先に数的に優位となっただけに、そこで得点を奪いたかった所だろうが、まあアウエーで1−0であれば想定内と言った所か。

  それにしてもインテルのスナイデル、バイエルンのロッベンとオランダ代表の両選手が素晴らしい活躍を見せた。W杯のグループリーグで対戦する日本にとって朗報とは言えない。試合を観戦した「眼鏡のあの人」は、どんな思いを抱き機上の人となったのだろうか。











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2010年04月21日

王者の前に突如現れた「もうひとつの敵」に屈した?前回王者!! 【サッカー 欧州チャンピオンズリーグ準決勝】

  サッカーのヨーロッパクラブチャンピオンを決める欧州チャンピオンズリーグ準決勝、インテル×バルセロナの第1戦がミラノで行われ、ホームのインテルがミリト選手などの活躍で3−1とバルセロナを下し決勝進出に一歩前進した。
  前半バルセロナに先制点を許したものの、すぐさまスナイデル選手のゴールで追いたインテルが、後半にも2点を追加しバルセロナを退けた。
  一方、バルセロナは先制したものの自陣を固め、ロングボールを前線に放り込むインテルの戦術に苦しめられ、特徴である流れるような攻撃が出来なかった。
  
  インテル×バルセロナの第2戦は、バルセロナの本拠地、カンプ・ノウで28日(現時時間)行われる。

  また、準決勝のもう1試合、バイエルン×リヨンの第1戦は21日、ミュンヘンで行われる。


【欧州CL準決勝インテル×バルセロナ第1戦結果】 
インテル  3−1  バルセロナ
(得点者)
前19分 ペドロ(バルセロナ)
前30分 スナイデル(インテル)
後 3分 マイコン(インテル)
後16分 ミリト(インテル)

<コメント>
   アイスランドで起きた火山噴火の影響で、敵地ミラノまでバスによる長時間移動を強いられたバルセロナの選手、関係者。距離にしておよそ1,000キロ。日本で言えば、東京から福岡辺りまで陸路で移動した事に等しいだろうか。気の遠くなる話である。それでもグアルディオラ監督や選手から、その事を言い訳にするようなコメントは試合が始まる前も終わってからも聞かれなかった。当然の事とは言え、さすがプロフェッショナルである。

  しかし、相手がイタリアの強豪とは言え、バルセロナが3失点を喫すと言う信じ難いシーンを見ると、やはりその影響が少なからずあったような気がする。それに輪を掛けたのが、インテルのモウリーニョ監督がその影響が出る事を見越したのか、ホームでの試合でありながらバルセロナにボールの支配権を譲って守りを固め、奪うと執拗にロングボールを放り込んで相手の特徴を消すと共に体力を消耗させると言う戦術を採った事である。バルセロナの流れるような攻撃は次第に影を潜めていった。モウリーニョ監督の策士ぶりも垣間見えた試合だったと言えるだろうか。

  かくして、リーグチャンピオン同士の第1ラウンドは鮮やかな逆転劇でインテルが勝利を手にした。バルセロナが、決勝に進出するにはカンプ・ノウで2点取り、相手を完封する事が最低限の条件となる。アウエーで取った1点が救いだった、と言える結果になるのか。それとも、このまま沈んでしまうのか。チャンピオンズリーグ初の連覇に向けて、王者が正念場を迎えようとしている。











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2010年04月20日

「4強時代」の終焉か?  〜イングランドプレミアリーグ〜【欧州主要リーグの状況】

 日本のJリーグはシーズン真っ只中であるが、今やサッカーの中心的な存在であるヨーロッパの各国リーグはシーズンも大詰めを迎えている。
 そこで何回かに分けて、ヨーロッパの主要リーグの状況について紹介したいと思う。1回目の今回はイングランドプレミアリーグの状況を紹介したいと思う。



【プレミアリーグ4月19日終了時点順位】
1 チェルシー        77
2 マンチェスター・U   76
3 アーセナル       71
4 トッテナム        64
5 マンチェスター・C    62
6  リバプール       59

数字は勝ち点

  プレミアリーグはここ数シーズン、マンチェスターU、チェルシー、アーセナル、リバプールが上位を独占していた。チャンピオンズリーグでも上位を賑わしていたプレミア勢の「4強」。しかし、今シーズン、ベスト4にこれらの名を見つける事は出来なかった

  リーグでも今シーズンは「4強」の内、リバプールが現在6位と精彩を欠いており優勝争いからは遠く離れた所に位置している。差は余り無いものの、次回のチャンピオンズリーグ出場権獲得が厳しい状況となっている。加えてチームの主力であるF・トーレス選手が右ひざの怪我で残りの試合は出場する事が出来ない。
  一方のトッテナムは先日行われたチェルシーとの1戦で勝利を収め4位に浮上し、次回チャンピオンズリーグ出場に一歩近付いた。次のマンチェスターU戦、そして5月5日に予定されているマンチェスターCとの直接対決が大きなヤマ場となる。果たして4強の一角を崩し、上位に食い込む事が出来るだろうか。
 
  優勝争いはチェルシーとマンチェスターUに絞られた感がある。その差1ポイント。それぞれリバプール、トッテナムとチャンピオンズリーグ出場権を目指すチームとの対戦を残しているだけに最後まで気が抜けない戦いが続く。僅差で争うそれぞれのクラブに待ち受けているフィナーレは、果たしてどんなシナリオなのだろうか。











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2010年04月15日

雪の等々力での屈辱を晴らす舞台は整った!!決勝トーナメント進出を懸けていざ敵地へ…  【サッカー  ACLグループリーグ】

   サッカーのアジアチャンピオンズリーグ(ACL)のグループリーグ第5節が13日、14日に各地で行われた。
  日本から参加している4つのクラブの内、既に決勝トーナメント進出を決めているグループF鹿島アントラーズは、興梠選手のゴールで1−0と長春亜泰(中国)を下し5連勝。グループFのG大阪も2−1で水原三星(韓国)を下しグループリーグ突破を果たした。
  グループリーグ突破へ後が無いグループEの川崎フロンターレは、城南一和(韓国)を3−0で下し望みを繋いだ。また、グループHのサンフレッチェ広島も山東魯能を3−2で下したが、予選敗退が決まった。
  ACL東ゾーンのグループリーグは、決勝トーナメント8つの枠の内7つが決まり残る1つの枠をグループEの北京国安と川崎フロンターレが争う。最終節は27日、28日に行われる。


【ACLグループリーグ第5節結果など】
◎グループE
川 崎   3−0   城南一和
メルボルン 0−0   北京国安

 グループEは、城南一和が決勝トーナメント進出を決めている。2位北京国安の勝ち点7、3位の川崎の勝ち点6。川崎は勝てば決勝トーナメント進出決定。


◎グループF
長春亜泰  0−1 鹿 島
全北現代  8−0 ペルシプラ・ジャヤプラ
 
 鹿島と全北現代が決勝トーナメント進出

◎グループG
G大阪     2−1  水原三星
アームド・フォーシーズ 2−1  河南建業

G大阪と水原三星が決勝トーナメント進出

◎グループH
山東魯能 2−3  広 島
浦  項  0−0 アデレード・ユナイテッド

浦項とアデレードが決勝トーナメント進出決定

各グループ左側がホームチーム

<コメント>
  アジアクラブNo.1を決めるアジアチャンピオンズリーグ(ACL)のグループリーグも大詰め。続々と決勝トーナメント進出クラブが決まり、残された枠も僅かとなって来た。
  日本から参戦している4つのクラブの内、鹿島とG大阪が最終戦を待たずに次のステージへとコマを進めた。また、ACL初参戦となった広島は残念ながら予選で姿を消す事になったが、勝利も収めて足跡を残した。
そして、グループリーグ最終戦に全てを託す事になった川崎F。韓国の城南一和や中国の北京国安と言った「骨っぽい」クラブが揃ったグループでタフな戦いを強いられて来たが、何とか勝ち点差1の3位に踏み止まり、決勝トーナメント進出を懸けて北京国安との直接対決に臨む事になった。
  チームの点取り屋である鄭大世選手を出場停止で欠いてはいるが、怪我で戦列を離れていた中盤の要であるMF中村憲選手が復帰し、最終戦に向けて明るい材料が出て来た。城南一和戦で後半途中から出場し、何度か決定機を演出する等、まずまずの動きを見せていた。
  
  勝ち点差1で追う北京国安は、雪の等々力で苦杯を舐めた相手。恐らく「完全アウエー」の雰囲気の中での試合となると思うが、ホームで味わった屈辱を敵地で晴らして欲しい。それが果たせた時、昨年に続いて決勝トーナメント行きのチケットを手にする事が出来るのである。











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2010年04月08日

収穫が沢山あって、はるばる日本まで足を運んだかいがありました by アンティッチ(セルビア代表監督)  【サッカー  日本×セルビア】

  サッカーの国際親善試合、キリン・チャレンジカップは7日、大阪市の長居陸上競技場で日本代表×セルビア代表を行い、日本は0−3で完敗した。
  お互い国内組同士での対戦となった両チームの試合は、セルビアが前半15分と23分にディフェンスラインの裏を突いて立て続けに得点を挙げると、後半もFKで追加点を重ね、日本を寄せ付けなかった。
  一方の日本代表はこの試合を「国内組最終テスト」と位置付けて試合に臨んだが、手も足も出ず「完敗」と言える試合内容だった。

  日本代表は5月中旬にW杯本大会の登録メンバーが発表された後、ホーム(埼玉)で韓国代表と5月24日対戦する。 
   
【試合結果】
日 本  0−3  セルビア
(得点者)
前15分 ムルジャ
前23分 ムルジャ
後15分 トミッチ

<コメント>
   代表発表前、最後のテストマッチとなったセルビア戦。ヨーロッパ有数の強豪とは言え、主力抜きの上に監督は代行、その代表指揮官はスタンドから高みの見物と、日本など眼中にないと言わんばかりの「セルビア2軍」相手にどんな戦いをするのか注目が集まった。国際Aマッチではない為、国外で活躍する選手が来日出来ないのは仕方ないとしても、監督まで代行。日本の選手が奮起して鼻をあかして欲しかったが、現実の厳しさをまざまざと見せ付けられる結果となった。

   まず目に付いたのがディフェンスの不安定さ。これまでアジアの試合では非力な攻撃力を、安定したディフェンスでカバーして来た。しかしアジア最終予選後のテストマッチでは、相手のスピードや高さに対応しきれずに得点を許すシーンが多く見受けられた。今回もセルビアの緩急のある攻撃に翻弄され、簡単に裏を取られるシーンが目立った。アジアでは通用したディフェンスが、世界では通用しない事を改めて浮き彫りにする事となった。今回の試合は、「国内組最終テスト」に加えて「仮想デンマーク」とも位置付けられていたが、デンマークのベントナー選手を抑えるシーンをイメージする事は出来なかった。

   攻撃にしても、石川選手が「らしさ」の片鱗を見せた以外(と言ってもやはり決めるべき所で決めて欲しかったが…)、これと言って見るべきものはなかったように思う。指揮官がスタンドから目を光らせていたセルビアの方がむしろ覇気があり、各選手アグレッシブに動いていたように思う。

   日本主催のテストマッチで、多くの収穫を得たのはセルビアの方だった。国外組がメンバーの大多数を占めるセルビアだが、アンティッチ監督は少し国内の選手にも目を向けてみる気になったのではないだろうか。上のタイトルのような思いを抱いたかどうかは分からないが、さぞかし満足した事だろう。
  Jリーグ等で負傷し、ベストコンディションからは程遠い選手が多く、この試合はスタメンに普段出ていない選手がいた。海外組もいなかった。しかし日本でのテストマッチの為に長時間の長旅を強いられた「セルビア国内組」も条件は同じ。言い訳にはならないだろう。ホームでこの結果は戴けない。

  W杯本大会まで約2ヶ月。「W杯4強」と言う壮大な野望を掲げで旗揚げした岡田ジャパンだが、試合を重ねる毎にその旗は色褪せ、サポーターは失望感を膨らませている。本番直前でなお課題山積の岡田ジャパンに果たして希望の光は差し込むのだろうか。














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2010年04月04日

春の珍事か?それとも勢いは本物か? いつまで続く「ベガルタの春」!!【サッカー JリーグJ1第5節】

  サッカーのJリーグJ1第5節が3日、4日、全国各地のスタジアムで行われた。
  今シーズンJ1に復帰したベガルタ仙台がフェルナンジーニョ選手の2ゴールで首位の鹿島アントラーズを下し3位に浮上した。一方の鹿島アントラーズは首位の座を、横浜Fマリノスを2−1で下した清水エスパルスに明け渡した。
  また先日行われたアジアチャンピオンズリーグで予選突破に大きく前進したG大阪は点の取り合いの末、4−3でジュビロ磐田に敗れ17位と低迷している。ジュビロ磐田は今シーズン初勝利。

  JリーグJ1第6節は4月10日、11日、清水×仙台などが行われる。


【JリーグJ1第5節試合結果】
C大阪  3−1  京 都
横浜FM 1−2   清 水
新 潟  0−0  大 宮
山 形  1−0  広 島
名古屋  2−0  神 戸
浦 和  2−1  湘 南
仙 台  2−1  鹿 島
磐 田  4−3  G大阪
川 崎   2−1  FC東京

左側がホームチーム。

【第5節終了時点順位表(暫定)】
 1 清 水   11
 2 鹿 島   10(得失点差+4)
 3 仙 台   10(得失点差+3)
 4 浦 和   10(得失点差+1)
 5 川 崎   10(得失点差−1)
(中 略)
15 磐 田    4(得失点差−3)
16 湘 南    4(得失点差−4)
17 G大阪    3(得失点差−2)
18 新 潟    3(得失点差−3) 

<コメント>
  既に全勝のクラブは無くなり、混戦が続いている今シーズンのJ11は第5節を迎えた。
  今節で注目を集めたのが共に長い間、ヨーロッパでプレーした小野、中村両選手が対決した横浜Fマリノス×清水エスパルスだったが、それ以上に衝撃的だったのが、今シーズンJ1に復帰したベガルタ仙台が首位鹿島アントラーズを下した事だろう。
  ベガルタ仙台は前節から先発出場しているフェルナンジーニョ選手が2ゴールを挙げて鹿島を下したが、その2ゴールのお膳立てをしたのが、現在得点ランクトップの梁選手。北朝鮮代表で活躍する川崎Fの鄭大世選手が同じく得点ランクで並んでいるだけに、同代表入りを目指す梁選手にとって負けられないと言う思いはあるだろう。
  シーズンが始まったばかりで、順位云々を語る時期ではないと思うが上位争いをしているのは立派と言える。昨シーズン、J1に上がって前半戦を盛り上げた山形のように、或いはそれ以上の躍進を遂げる事が出来るか。それとも桜の花びら同様、散り行く運命にあるのか。ここまでチームを引っ張っている梁選手の活躍如何に懸かっていると言えるのかも知れない。
  鹿島から金星を挙げたベガルタ仙台。次の相手はJ1の中で唯一無敗の清水エスパルス。ここでも番狂わせを起こすようなら、混戦のJ1にますます拍車がかかるだろう。

  それにしても今節は代表候補の負傷が目立った。ジュビロ磐田の駒野選手が7日のセルビア戦に出場出来ない他、横浜の中村選手も最悪欠場の可能性がある様子。セルビア戦を国内組最終テストと位置付け、3日に横浜×清水戦を観戦した岡田監督の胸中やいかに・・・。








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2010年04月01日

砂漠の地を目指す戦い!! そこに辿り着けるクラブは果たして・・・【サッカー ACLなど結果】

  サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第1戦が30日、31日に行われ、インテルやバルセロナ等が先勝した。一方、アウエーでバイエルンと対戦したマンチェスターUは、試合終了間際に勝ち越し点を奪われ2−1で初戦を落とした。
  準々決勝第2戦は4月6日、7日に行われる。

  また、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)のグループリーグ第4節が30日、31日行われ、日本から出場しているクラブの内、鹿島アントラーズとG大阪、サンフレッチェ広島が勝利を収めた。この結果鹿島アントラーズの決勝トーナメント進出が決まった。


【欧州CL準々決勝第1戦結果】

リヨン  3−1  ボルドー


バイエルン  2−1  マンチェスターU


アーセナル  2−2  バルセロナ


インテル   1−0  CSKAモスクワ


【ACLグループリーグ第4節結果(日本関係分のみ)】
◎グループE
メルボルン・ビクトリー  1−0  川崎フロンターレ

・グループE順位
城南一和 12
北京国安   6
川  崎  3(得失点差−1)
メルボルン 3(得失点差−6)


◎グループF
ペルシプラ・ジャヤプラ 1−3  鹿島アントラーズ

・グループF順位
鹿  島   12
全北現代   9
長春亜泰   3
ペルシプラ  0


◎グループG
ガンバ大阪  3−0 アームド・フォーシーズ
  
・グループG順位
水原三星   10
G大阪      8
河南建業     2
アームド・フォーシーズ 1

◎グループH
サンフレッチェ広島  1−0  アデレード・ユナイテッド

・グループH順位
アデレード・ユナイテッド  9(得失点差+3)
浦   項       9(得失点差+2)
広   島       3(得失点差−2)
山東魯能       3(得失点差−3)

試合結果の左側がホームチーム。順位表の数字は勝ち点。

<コメント>
  欧州チャンピオンズリーグ、アジアチャンピオンズリーグのそれぞれの覇者には、12月にUAEで行われるクラブW杯の出場権が与えられる。砂漠の地で行われるクラブ世界No.1決定戦に出場できるのはどのクラブなのか。

  2009−2010年シーズンが終盤戦に差し掛かろうとしているヨーロッパ。チャンピオンズリーグも8強に絞られ、クライマックスを迎えようとしている。そして迎えた準々決勝。ここ数年、チャンピオンズリーグを席巻していたイングランドプレミア勢で残ったアーセナルとマンチェスターUは共に良い結果を残す事が出来なかった。
  波乱と言えるのかそれともアウエーの洗礼か。敵地に乗り込んだマンチェスターUは、試合終了間際に逆転ゴールを許し初戦を落とした。試合に負けた事以上に痛いのが、チームの稼ぎ頭であるルーニー選手の負傷である。幸い軽傷との事で6月のW杯には影響しないようだが、7日に行われる第2戦に出場する事は出来るのか。覇権奪回を目指すチームにとって、厳しい状況に追い込まれたと言えそうだ。
  アーセナルも劣勢を跳ね返して何とか引き分けに持ち込んだものの、相手は前回チャンピオンのバルセロナ。次戦は敵地での戦いとなり、アウエーゴールを奪われている状態で挽回する事が出来るだろうか。
  また、インテルと対戦したCSKAモスクワの本田選手は見せ場無く途中で交代した。足首の怪我を押して出場したようだが、やはりコンディションが万全ではなかったのだろう。まずは負傷した足首を治して万全のコンディションで6月のW杯を迎えて欲しい。

  一方、シーズン真っ只中のJリーグ勢。ACLもこれからが本番である。そんな中、鹿島アントラーズが早々とグループリーグ突破を決め、Jリーグでは中々勝てないG大阪も突破目前の所まで来た。一方、強豪クラブと同居している川崎Fとサンフレッチェ広島はグループリーグ突破が厳しくなった。残り2試合、何とか意地を見せて欲しい。
  ACLの決勝の舞台は昨年同様、国立競技場。そこに日本のクラブがいる事を期待したい。











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2010年03月30日

国内組×国内組で監督は代行? そしてチャンピオンシップも復活? ホントに強化され活性化するのか、日本のサッカー!!  【サッカー Jリーグ、代表強化など】  

  サッカーのJリーグ第4節が27日、28日行われた。
  リーグ4連覇を目指す鹿島アントラーズは3−1でモンテディオ山形を下し暫定首位に躍り出た。また、今シーズン11季ぶりにJ1に返り咲いた湘南ベルマーレが2−0でアルビレックス新潟を下し今シーズン初勝利を挙げた。
  この他、上位同士の対戦となった川崎フローターレ×清水エスパルスは0−0、中村俊輔選手が加入した横浜Fマリノスも試合終了間際に失点し1−1で共に引き分けとなった。
  Jリーグ第4節残り1試合、名古屋グランパス×サンフレッチェ広島は4月21日に行われる。

  また、日本サッカー協会は29日、4月7日に行われるセルビア戦の代表メンバーを発表し、福岡大の永井選手ら国内組の20名が選出された。


【JリーグJ1第4節結果】
川 崎 0−0  清 水
湘 南 2−0  新 潟
鹿 島 3−1  山 形
神 戸 1−1  横浜FM
磐 田 2−3  京 都
C大阪 2−3  浦 和
大 宮 0−2  FC東京
G大阪 2−2  仙 台

【第4節終了時点順位表(暫定)】
 1 鹿 島   10
 2 清 水    8
 3 横 浜    7(得失点差+6)
 4 広 島    7(得失点差+3)
 5 仙 台    7(得失点差+2)
 (中 略)
15 新 潟    2(得失点差−3)
16 C大阪    2(得失点差−4)
17 山 形    2(得失点差−5)
18 磐 田    1(得失点差−4)

【セルビア戦日本代表メンバー】
◎GK
楢崎正剛(名古屋)、川島永嗣(川崎)
◎DF
中沢佑二、栗原勇蔵(以上横浜M)、駒野友一(磐田)、今野泰幸、徳永悠平、長友佑都(以上FC東京)、内田篤人(鹿島)
◎MF
中村俊輔、山瀬功治(以上横浜M)、稲本潤一(川崎)、遠藤保仁(G大阪)、石川直宏(FC東京)、阿部勇樹(浦和)
◎FW
玉田圭司(名古屋)、矢野貴章(新潟)、岡崎慎司(清水)、興梠慎三(鹿島)、永井謙佑(福岡大)

<コメント>
  3月6日に開幕したJリーグJ1は第4節が終了し、早くも全勝のチームがいなくなる等、熾烈な優勝争い、残留争いが展開されようとしている。上位陣の顔触れを見ると4連覇を目指す鹿島アントラーズが順調に勝ち点を加えてトップで序盤戦を終えたのは、戦力の充実ぶりを考えると驚くべき事ではないだろう。2位の清水エスパルス、3位の横浜Fマリノスは小野、中村選手と言ったヨーロッパから戻ってきた選手がチームに良い刺激与えていると言えるだろうか。そのマリノスからは7日に行われるセルビア戦にも多くのメンバーが選ばれた。2人の選出に留まったリーグトップの鹿島サポーターからは、岡田監督だからと言う声も聞こえてきそうだが・・・。
  その他、久々にJ1に復帰したベガルタ仙台は、北朝鮮代表候補に名を連ねる梁選手の活躍もあり5位と健闘しているが、勝ち点7には川崎や浦和など多くのクラブがひしめいている。この後、どこまで食い下がる事が出来るだろうか。

  JリーグJ1第4節の話はこれくらいにして、上でも少し書いたが7日に行われる国際親善試合、セルビア戦の代表メンバーが発表された。今回はAマッチデーではない為、国内組のみの選出。岡田監督はW杯本大会に向けて代表枠の70%は決めたと語っている事から、残り30%を今回のメンバー或いはこれまで招集した国内組から選ぶ事になるのだろう。それは良いとして、セルビアの代表メンバーも全て国内組、おまけにアンティッチ監督は指揮せずとやはり日本で行われる強化試合には一線級の選手が来ないと言う、今までの現象を踏襲した形で試合が行われる事になりそうだ。国内組とてセルビアは日本よりも強いと思うのだが、代表強化の為にはやはり一線級の選手がいる「セルビア」と対戦して欲しかったような気がする。

  もう1つJリーグの話題を。かつて行われていたチャンピオンシップを早ければ来年度のリーグから復活させる動きがあるらしい。現在の1シーズン制を維持したまま、プロ野球のクライマックスシリーズのような方式を検討しているとの事だが、シーズン終盤はACLや天皇杯等、過密日程になる事やリーグ戦終盤の優勝争いが盛り上がらなくなる可能性を考えると、果たして今すぐに行うのが妥当なのかどうか検討の余地があると思う。それともW杯の成績次第でサッカーの人気が下降線を辿る事を見越して、この時期にこのような話を出すのだろうか。

  今まで行われて来た日本代表そして日本サッカーの強化策が妥当だったのかどうか。その答えは6月、南アフリカで出る事になる。そしてチャンピオンシップが復活するのかどうかにも注目したい。











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2010年03月24日

決勝トーナメントが見えて来たクラブからアジアの洗礼を受けるクラブまで… ACLグループリーグは後半戦へ!! 【サッカー アジアチャンピオンズリーグ】

  サッカーのアジアチャンピオンズリーグ(ACL)グループE〜Hの第3節が23日、24日と各地で行われた。
  この内、グループEの川崎フロンターレ、グループFの鹿島アントラーズ、グループGのガンバ大阪は何れも勝利を収め勝ち点を伸ばしたが、グループHのサンフレッチェ広島は敗れグループ最下位を抜け出る事は出来なかった。
  アジアチャンピオンズリーグは折り返し地点を迎え残り3試合で決勝トーナメント進出クラブが決まる。次回第4節は3月30日、31日に行われる。


【ACL試合結果など(23日、24日実施分)】
◎グループE
城南一和(9)   3−1  北京国安(6)
川崎フロンターレ(3) 4−0  メルボルン・ビクトリー(0)

◎グループF
長春亜泰(3)    1−2  全北現代(6)
鹿島アントラーズ(9) 5−0  ペルシプラ・ジャヤプラ(0)

◎グループG
アームド・フォーシーズ(1)  2−4  ガンバ大阪(5)
河南建業(2)       0−2  水原三星(7)

◎グループH
アデレード・ユナイテッド(9)   3−2  サンフレッチェ広島(0)
浦項スティーラーズ(6)     1−0   山東魯能(3)

左側がホームチーム。カッコ内の数字は勝ち点。
  
<コメント>
  今シーズンのJリーグは第3節を終了した所で早くも全勝のチームが無くなり混戦ムードが高まって来ている。
  そのJリーグで昨シーズン上位となった4つのクラブが参戦しているアジアチャンピオンズリーグ(ACL)のグループリーグは折り返し地点を迎えた。
  まず過去にACLを経験している3つのクラブ。鹿島アントラーズは、ここまで全勝でグループトップとなっている。24日行われたペルシプラ・ジャヤプラ戦も格下相手とは言え、大量5得点を叩き出し全く問題にしなかった。次節の結果次第で、決勝トーナメント進出の可能性も見えて来たアントラーズ。グループリーグ突破はあくまで通過点か。
  今シーズンの公式戦で勝ち星の無かったガンバ大阪も敵地で勝ち星を挙げた。日本代表遠藤選手ら主力の一部を欠く中で、FW平井選手がハットトリックを決める等、収穫もあった。そろそろエンジン全開と行きたい所だ。
  川崎もようやく勝ち点を挙げる事が出来た。しかしFW鄭大世選手が残りの試合出場停止となる可能性もあり喜んでばかりいられないのもまた事実。強敵が揃っているグループでグループリーグ突破は、初めての勝ち点を挙げて尚、茨の道か。
  一方、アジアの洗礼を受けているサンフレッチェ広島は中々芽が出て来ない。アデレード戦も10人で奮闘したが、逆転されて初勝利を挙げる事が出来ずグループリーグ突破は厳しくなった。残り3試合で何とか一矢報いて欲しい。

  前半戦を終了し後半戦に突入するACLグループリーグ。果たしてどのクラブが決勝トーナメントにコマを進めるだろうか。








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2010年03月19日

強烈なFK一発で評価急上昇!!「世界のHONDA」襲名は近いか?  【サッカー 欧州チャンピオンズリーグ】

  サッカーの欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第2戦の残り4試合が16日、17日と行われ、スペインの強豪バルセロナや日本代表の本田選手擁するCSKAモスクワ(ロシア)等が勝利を収め準々決勝進出を果たした。
  欧州チャンピオンズリーグはこれでベスト8が出揃い、準々決勝以降の組合せ抽選が19日に行われた。CSKAモスクワはインテルと、バルセロナはアーセナルと対戦する事が決まった。準々決勝第1戦は3月30日、31日に行われる。


【決勝トーナメント1回戦第2戦結果(16日、17日実施分)】

チェルシー(1)  0−1 インテル(3)


セビージャ(2)  1−2 CSKAモスクワ(3)


バルセロナ(5)  4−0 シュツットガルト(1)


ボルドー(3)  2−1  オリンピアコス・ピラエウス(1)


左側がホームチーム。カッコ内の数字は2試合の合計得点で、太字のクラブがベスト8進出。

【準々決勝組合せ】
@バイエルン(ドイツ)×マンチェスターU(イングランド)
Aリヨン(フランス)×ボルドー(フランス)
Bインテル(イタリア)×CSKAモスクワ(ロシア)
Cアーセナル(イングランド)×バルセロナ(スペイン)

準決勝の組合せは、@の勝者×Aの勝者、Bの勝者×Cの勝者    
 
<コメント>
  サッカーのヨーロッパクラブNo.1を決めるチャンピオンズリーグはベスト8が出揃った。
  ここ数年のチャンピオンズリーグは、イングランドプレミアリーグ勢が席巻しスペインのバルセロナが割って入る構図が続いていた。しかし、今大会勝ち上がったクラブの顔触れを見ると各国リーグの有力クラブが勝ち上がり「一党独裁」の色合いが薄れたのが特徴として挙げられる。決勝の舞台となるサンチャゴ・ベルナベウをホームグラウンドに持つレアル・マドリードの姿がないのは少々寂しい気がするが、その他は順当な結果と言えるだろうか。日本代表の本田選手がその中の一員として名を連ねているのは、日本代表にとってはW杯に向けて明るい材料である。
  その本田選手。先日行われた対セビージャ戦で目の覚めるようなFKをゴールに捩込み、センセーショナルなチャンピオンズリーグデビューを果たした。動画サイトでそのシーンを見たが、GKのキャッチミスのようにも見えなくもないが、北京五輪予選で見せた変則的な動きをしてゴールに吸い込まれたFKを彷彿とさせる強烈なシュートだった。W杯を見据え、出場機会を求めて帰国する選手もおり、ヨーロッパで活躍する日本人選手が少なくなっている。今回のFKで(勿論、それだけではないと思うが)、今度のW杯の活躍次第では夏の移籍市場で目玉となる可能性も高い。次のインテル戦、それに勝つとバルセロナ或いはアーセナルとの対戦が待っており、ビッククラブ相手にどんなプレーをするか楽しみになって来た。
  スペインのバレンシアやイングランドのチェルシーを始め世界のビッククラブが獲得を検討していると噂されている中で、更に活躍し世界に衝撃を与えるようなプレーヤーになってくれる事を期待したい。











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2010年03月16日

貴公子、このまま引退か?それともあのカプセルで奇跡を起こすか?   【サッカー ベッカム選手負傷】 

  サッカーのイタリア1部リーグ(セリエA)のACミランに所属する(MLSのロサンゼルスギャラクシーより期限付き移籍)イングランド代表、デビットベッカム選手が14日に行われたキエボ戦で左アキレス腱断裂の大けがを負い、6月に開幕するワールドカップ(W杯)南アフリカ大会のイングランド代表入りが絶望的になった。

  ベッカム選手はその後、フィンランドで手術を受けた。手術は成功したが執刀医によると、完全復活までに4〜6ヶ月掛かり6月に行われるW杯出場は不可能との見解を示した。またイングランド代表のカペッロ監督は、9月から始まる欧州選手権予選にベッカムが間に合えばいいとし、W杯の代表メンバーには考えていないことを明らかにした。

<コメント>
  サッカーのイングランド代表でアメリカのMLS、ロサンゼルスギャラクシーから期限付きでミランに移籍しプレーしているベッカム選手が試合中にアキレス腱を断裂する重傷を負った。
  W杯南アフリカ大会出場を念頭に、ここ数年期限付きでACミランに籍を置いているベッカム選手にとって悔やんでも悔やみきれない負傷だろうし、それはイングランド代表関係者は勿論の事、サポーター、そしてベッカム選手のファンにとっても同じ思いだろう。手術が成功した事が救いである。
  完全復活までに掛かる期間は4〜6ヶ月との事。2002年のW杯日韓大会の時はいわゆる「ベッカムカプセル」で驚異的な回復を見せ何事も無かったかのようにプレーしファンを魅了していたが、あの時のような奇跡が起きない限り、南アフリカのピッチでベッカム選手の勇姿の見る事はないだろう。カペッロ監督もW杯後の9月に行われるEURO2012の予選までに間に合えば良いと、W杯のメンバーには考えていない旨のコメントを出している。
  一部報道にあるように、果たしてモチベーションを維持出来ずにこのまま引退してしまうのか。それとももう一度自らを奮い立たせピッチに姿を現すのか。まずは1日も早い回復を願うばかりである。

  それにしてもW杯欧州予選が終わってからのイングランド代表はご難続きである。今回のベッカム選手を始めAコール選手など主力数人が怪我でW杯出場が微妙な状況なのに加え、テリー選手とブリッジ選手の不倫騒動など頭の痛い問題を抱えている。FWルーニー選手がここ数試合、それらの問題を消し去り希望を抱かせるような活躍をしてはいるが・・・。
  今度のW杯でも恐らく上位争いをするであろう「サッカーの母国」の行く末やいかに。











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2010年03月11日

洋の東西でチャンピンズリーグ開催中!!  【サッカー チャンピオンズリーグ】   

  サッカーのアジアチャンピオンズリーグ(ACL)、そして欧州チャンピオンズリーグが9日、10日に行われた。
 
  まずACLの方は10日、1次リーググループGのガンバ大阪がホームで河南建業(中国)と、グループHのサンフレッチェ広島は昨年のアジアチャンピオン、浦項(韓国)とアウエーで対戦し、ガンバ大阪は1−1で引き分け、サンフレッチェ広島は2−1で敗れた。

  一方の欧州チャンピオンズリーグは1回戦第2戦の4試合が行われ、マンチェスターU、アーセナルなどがベスト8にコマを進めたが、スペインの強豪、レアルマドリードがリヨン(フランス)に敗れ姿を消した。1回戦の残る4試合は16日、17日に行われる。


【ACL1次リーグ試合結果(10日分)】
◎グループG
ガンバ大阪(2)  1−1  河南建業(2)
アームド・フォーシーズ(0) 0−2 水原三星(4)

◎グループH
山東魯能(3)  0−2  アデレード・ユナイテッド(6)
浦 項 (3)  2−1  サンフレッチェ広島 (0)

左側がホームチーム。カッコ内の数字は勝ち点。

【欧州チャンピオンズリーグ結果(9、10日分)】
アーセナル(6) 5−0  FCポルト(2)



フィオレンティーナ (4) 3−2  バイエルン(4)



マンチェスター・U (7) 4−0  ミラン(2)



R・マドリード(1) 1−1 リヨン(2)

左側がホームチーム。カッコ内は2試合の合計得点。太字がベスト8進出クラブ。


<コメント>
  まずACLの方から。9日の川崎F、鹿島に続き、10日に登場したG大阪とサンフレッチェ広島。広島の試合を少しだけテレビで見たが、昨年アジアを制した浦項の攻撃力に圧倒された感があった。終了間際に同点に追い付いたが、ロスタイムに逆転を許しACL初勝利はお預けとなった。ACL初参戦の広島にとっては試練が続く。ところで、浦項の監督は鹿島のオリヴェイラ監督の実弟だそうだが、共に勝ち進めば「兄弟対決」が見られるだろうか。そちらも見てみたい気がする。
  一方のG大阪は第1戦に続きまたしても引き分け。これで国内の公式戦と合せて4試合勝ち星がない。元々スロースターターなだけにこれからエンジンが掛かって来るだろうが、サポーターは今後の行方が気になるだろう。

  そして、決勝トーナメントが始まっている欧州チャンピオンズリーグ。強豪クラブが順当に勝ち進む中で、今シーズン大型補強を敢行したレアルマドリードは、またしても鬼門と言える1回戦を突破出来なかった。ブラジル代表カカ選手、ポルトガル代表C・ロナウド選手等、キラ星の如く輝く世界トップクラスの選手を擁しても辿り着けないヨーロッパクラブNo.1の座。今回の決勝の舞台はレアルマドリードの本拠地、サンチャゴ・ベルナベウ。そこのピッチに立つ事無く「新・銀河系軍団」は消えて行った。
  この他、ハットトリックを決めたアーセナルのベントナー選手。ベスト8を決めるゴールを上げたバイエルンのロッベン選手が目に付いた。何れも6月のW杯で日本が抑えなければならない攻撃的な選手。調子を上げてきているだけに厄介である。

  そのW杯に出場するコートジボワールの次期監督が誰になるのか注目を集めている。2002年W杯で日本代表を勝利に導いたフィリップ・トルシエ氏が有力な候補に挙がっている一方で、8月からトルコ代表監督の就任が決まっているフース・ヒディンク氏の名前も挙がっている。果たしてどちらになるのか。個人的には、日本代表の監督の時は「フラット3」を提唱していたトルシエ氏が2010年の今、どんな戦術を繰り出すのか見てみたい気もする。








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2010年03月10日

雨が降ろうが雪が降ろうが試合は行われる。それもまたサッカー!!  【サッカー ACL1次リーグ】

  サッカーのアジアチャンピオンズリーグ(ACL)は9日、各地で1次リーグ第2戦が行われた。
  敵地に乗り込んだグループFの鹿島アントラーズは、全北現代(韓国)2−1で逆転勝利を収め2連勝となった。  
  一方、川崎Fはホームで北京国安に1−3で敗れ2連敗。1次リーグ突破に黄信号が灯った。
   
  この他、ACLに出場しているG大阪とサンフレッチェ広島の第2戦は10日に行われる。


【ACL1次リーグ第2戦結果】
◎グループE
川崎F(0)   1−3  北京国安(6)
メルボルン(0) 0−2  城南一和(6)

◎グループF
長春亜泰(3) 9−0  ペルシプラ・ジャヤプラ(0)
全北現代 (3) 1−2 鹿 島(6)

左側がホームチーム。カッコ内の数字は勝ち点。

<コメント>
  2007年に浦和レッズ、2008年にG大阪がACLを制しアジアにおける日本のクラブの存在感を示したACL。昨年明け渡した王者のイスの座を取り戻すべく、今年は4つのクラブ(鹿島、川崎F、G大阪、広島)が出場している。

  グループE、Fの第2戦が行われた9日。まず、グループFの鹿島アントラーズは敵地に乗り込んでの全北現代戦。1−0とリードされた後半途中からテレビで見ていたが、この後書く等々力ほどではないにしろ雨或いは雪の中で試合が行われ、コンディションは決してよくなかったようだ。ボール繋ぎに苦労した鹿島だが、それでもタイトな日程の中で乗り込んだアウエーで貴重な勝ち星を挙げて2連勝。決勝トーナメント進出へ向けて順調な滑り出しと言えそうだ。

  一方、グループEの川崎Fはホーム等々力に中国リーグチャンピオンの北京国安を迎えての第2戦。こちらは季節外れの吹雪となり、グラウンドが真っ白となる最悪の状況の中で試合が行われた。ボールの繋がらない川崎Fに対し、カウンターで執拗にディフェンスの裏を付く北京国安の戦術が当たった。初戦を落としているだけにホームで行われるこの試合で勝ち点3を取りたかった所だが雪によってかき消される格好となってしまった。
  川崎Fはこれで2連敗でグループ最下位となった。過去2度出場したACLでは何れも準々決勝へ進み、それ以上の成績を目指して挑んだ今シーズンのACLだが、予選突破へ厳しい状況に追い込まれた。








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2010年03月08日

前人未到の4連覇か? それとも待ったを掛けるクラブが現れるか? 【サッカー JリーグJ1】 

   サッカーのJリーグが開幕し、J1では6日、7日に9試合行われた。
  前人未到のリーグ4連覇を目指す鹿島アントラーズの開幕戦の相手は昨年と同じ浦和レッズ。前半5分に興梠選手が先制ゴールを決めると後半41分マルキーニョス選手が追加点を上げて2−0とし、追いすがる浦和レッズを下し好スタートを切った。
  この他では日本代表DF闘莉王選手が加入した名古屋グランパスがG大阪を、今シーズン久々にJ1に復帰したベガルタ仙台がジュビロ磐田をそれぞれ下した。
  JリーグJ1第2節は3月13日、14日に行われる。


【JリーグJ1第1節試合結果】
湘 南   1−1  山 形
磐 田   0−1  仙 台
FC東京  1−0  横浜FM
広 島   1−1  清 水
鹿 島   2−0  浦 和
川 崎   2−1  新 潟
G大阪   1−2  名古屋
神 戸   2−0  京 都
大 宮   3−0  C大阪

<コメント>
  Jリーグの2010年シリーズが開幕した。今シーズンの注目は、鹿島アントラーズが前人未踏のリーグ4連覇を達成するのか。それとも待ったをかけるクラブが現れるか。現れるとしたらどのクラブなのか、だろう。またW杯イヤーと言う事もあり、代表の当落線上にいる選手にとっては、中断前までが最後のアピールの場となる。

  開幕戦だからなのか、第1節から鹿島×浦和や名古屋×G大阪など好カードが組まれた。
  テレビで鹿島×浦和の試合を見ていた。アントラーズはは後半、守勢に回るシーンも見られたが、終了間際に駄目押しとなる2点目を上げてリーグ初戦を白星で飾った。一方、王者奪還を目指す浦和は攻撃的な選手を次々と投入したが及ばなかった。フィンケ監督の戦術がサッカーゲームのようだと内部から不満の声が漏れているようだが、王座奪還の道程は今シーズンも険しいのだろうか。

  その他、久々にJ1に復帰した我が故郷がホームタウンのベガルタ仙台が白星スタートとなった。隣県のモンテディオ山形が昨シーズン序盤を盛り上げただけに、それに負けないようJ1を盛り上げて欲しい。

  Jリーグの2010年シリーズ。果たしてどのクラブに勝利の女神は微笑むのか。熱い戦いが繰り広げられる事を期待したい。











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2010年03月04日

着々と準備を進めるW杯出場国!! 「岡田日本丸」はアジアで立ち往生?  【サッカー アジアカップ最終予選】  

  2011年にカタールで開催されるサッカーのアジアカップの最終予選が3日行われた。既に本大会出場を決めている日本とバーレーンが対戦し、日本が岡崎のゴール等で2−0とバーレーンを下し、グループAトップで2011年の本大会に進む事になった。


【試合結果】
日 本(15)  2−0 バーレーン(12)
(得点者)
前36分  岡 崎
後45分  本 田

カッコ内の数字は勝ち点

<コメント>
  昨日(3日)は国際Aマッチデーだった事もあり世界各地で親善試合が行われた。6月にW杯本大会を控えている各国にとっては貴重なシミュレーションの場となる。この間、東アジア選手権で対戦した韓国はナイジェリアを想定しコートジボワールと、中国は仮想北朝鮮の相手としてポルトガルから指名された。それぞれ有益なデータが得られたであろう。
 
  W杯出場国が本番を意識した戦いを繰り広げている中、未だ監督解任話が燻っている岡田ジャパンはバーレーンと対戦した。アジアカップ最終予選と言う、親善試合ではなくれっきとした公式戦ではあるが、お互い本大会への出場を決めており消化試合に過ぎない。バーレーンが決して弱い相手とは思わないが、この時期他国が準備を進めている中、AFCが首を縦に振らなかったとは言え、世界レベルの国と対戦出来ないのは痛い。今更ではあるが前回のアジアカップでシード権を取れなかった事が重くのしかかる。

    さて、消化試合のバーレーン戦。日本は2−0で勝利し燻っていた解任話はひとまず収まった。海外組が加わった事で東アジア選手権の時よりは動きが良くなり、シュートを打つと言う意識も見られた。ただ、相手はベストメンバーではないバーレーン。激しいチェックも余りなければ、ゴール前のディフェンスもルーズだった。にも関わらず、決定機を何度も外し、カウンターで裏を突かれるシーンも見られる等、以前からの露呈している課題がまたもや浮き彫りとなった。運動量が落ちた後半は内容も乏しくなり、1−0で終わっていればブーイングが起きた可能性もあったが、終了間際にこの試合でアグレッシブな動きを見せた本田選手がねじ込んだ2点目がその雰囲気を消し、ひとまず解任騒動にピリオドを打つ形となり試合が終わった。

  W杯まで100日を切った。2月にモヤモヤ感を嫌と言うほど味わったサポーターの気持ちは、バーレーン戦で勝っても完全には晴れなかったと思う。昨年9月のオランダ遠征以来、W杯に出場するような強国と対戦するシーンを見ていないせいもあるだろう。この後はそれらの国との対戦が続く。
  
  どこかに綻びがありそうで危なっかしいが、ここまで来たら岡田丸の船長はともかく乗組員が上手く操縦してくれると信じて応援するしかない。間もなくJリーグも始まる。残り少ない貴重な時間を選手には有意義に過ごして欲しいと思うと共に、4月に来日するセルビアがW杯に出場する主力選手を揃えてくれる事を切に願いたい。











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posted by スポーツ職人201X at 22:46| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(16) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月25日

海外組招集で、今度こそ言い訳出来ない指揮官!! 何かが起きる?雛祭り  【サッカー アジアカップ最終予選】

  日本サッカー協会は25日、3月3日に行われるアジアカップ最終予選のバーレーン戦(愛知・豊田スタジアム)に臨む日本代表20名を発表した。
 今月行われた東アジア選手権の主力組等の他、本田圭佑(CSKAモスクワ)、森本貴幸(カターニア)ら海外組5名が選ばれた。

【対バーレーン戦代表メンバー】
◎GK
楢崎正剛(名古屋)、川島永嗣(川崎)

◎DF
中澤佑二(横浜FM)、田中マルクス闘莉王(名古屋)、駒野友一(磐田)、今野泰幸(FC東京)、長友佑都(FC東京)、内田篤人(鹿島)

◎MF
中村俊輔(エスパニョル)、稲本潤一(川崎)、遠藤保仁(G大阪)、松井大輔(グルノーブル)、阿部勇樹(浦和)、長谷部誠(ボルフスブルク)、本田圭佑(CSKAモスクワ)

◎FW
玉田圭司(名古屋)、平山相太(FC東京)、岡崎慎司(清水)、興梠慎三(鹿島)、森本貴幸(カターニア)

<コメント>
  今年行われるスポーツのビックイベントは現在開催されているバンクーバーオリンピックと6月に南アフリカで行われるサッカーW杯である。バンクーバーオリンピックは、明日(26日)、いよいよ日本にとって最大のハイライトと言える女子フィギュアスケートのフリー演技が行われ、女王対決が決着すると言う事でマスコミを中心にヒートアップしている。
  
  一方、6月に大会を迎えると言うのに一向に熱が上がらないサッカーW杯の日本代表。難敵揃いのグループリーグに加え東アジア選手権での失態とサポーターがこぞって監督解任を叫んだにも関わらず岡田監督続投と、マイナス要素が重なっては仕方のない事か…。
  
  互いにアジアカップ本大会出場が決まっている今回の一戦もこの後のテストマッチの日程を考えると、国内組の最終テストと位置付けても良いと思うのだが、それを前倒ししての海外組招集となった所に指揮官が窮地に立たされている現状が見え隠れする。
 
  東アジア選手権の韓国戦の記事で、代表を活性化させる為に短期間で効果を上げるには、選手を代えるか或いは監督を代えるか、と言うような事を書いた。海外組が加わり東アジア選手権の時とはメンバーが代わる事で(と言ってもお馴染みのメンバーである事から「劇薬」とはならないと思うが…)、果たしてどんな化学反応を起こすのか。東アジア選手権でサポーターが感じたであろうモヤモヤ感を払拭する試合をして欲しい。

  最後に余談だが、今回選ばれたメンバーを見て個人的に気になった事が1つ。アントラーズの興梠選手は、前回の合宿でも招集されたものの、「ワールドカップで戦うには、精神面での厳しさが足りない。」と言う判断を岡田監督が下しメンバーから外したような覚えがある。シーズン前でコンディションが上がっていないと言う判断だったならまだしも、メンタル面を指摘した選手をもう呼ぶ事は無いと思っていた。今回再び呼んだ意図は何だったのだろうか。
  表面的には平静を装っている指揮官だが、ここに来て未だに采配に迷いがあるのか。それとも自ら発言した事を忘れる程、精神的に追い詰められているのか・・・。杞憂に終わると良いのだが…。








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posted by スポーツ職人201X at 23:25| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(1) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月15日

岡田ジャパン破綻の一歩手前!!更生させる術はあるのか?   【サッカー 東アジア選手権】

  サッカーの東アジア選手権の最終戦が14日行われ、宿敵韓国と対戦した日本代表は、1−3で敗れこの大会初制覇はならなかった。日本×韓国の前に行われた試合で香港に勝った中国がこの大会2度目の優勝を成し遂げた。2位は日本に勝った韓国。日本は3位に終わった。

【試合結果】
日 本  1−3 韓 国
(得点者)
前23分 遠 藤(P.K)
前33分 イ・ドング(PK)
前39分 イ・スンヨル
後25分 キム・ジェソン 
  
<コメント>
  閑古鳥が鳴いた中国、香港戦では負けなかった岡田ジャパン。しかし閑古鳥がいるスペースがないほどの観客が訪れた宿敵韓国戦で失態を演じ、優勝はおろか韓国にも抜かれ3位と言う結果に終わった。

  中国に敗れ日本戦の結果次第で監督解任の可能性があった韓国。そして不甲斐ない試合が続きサポーターの間で解任論が燻り続けている日本。韓国ではこの試合を「ギロチンマッチ」と呼んでいたらしい。
  互いに同じ状況の中で迎えたライバルの対決は、物騒なサブタイトルの名の通り退場者を1人ずつ出すなど荒れた試合内容となった。勝負を分けたポイントはやはりゴールへの執着心と玉際の気迫だろうか。
  守って前線に蹴り込むシンプルな攻撃ではあったが、点を取る意識がはっきりと見え鋭いカウンターで日本のディフェンス陣を翻弄した韓国と、相手ゴールまでの手数が多く好守の切り替えが遅いせいもあって点を取ると言う意識が見られなかった日本代表。全体がビルドアップしている攻撃が中途半端で終わってしまえば(シュートで終わらなければ)、ディフェンスに影響を及ぼすのは当たり前の事でカウンターで点を取られても不思議ではなかった。中国、香港戦では安定していたように見えたディフェンスも同格以上の相手には通用しなかった。W杯本大会では韓国よりも格上の国と対戦する事を考えると、今回と同じサッカーを続けていたら1次予選突破はおろか、今までと同じ或いはそれ以上に悲惨な結果が待ち受けているような気がする。

  前の記事でこの時期の監督交代は得策ではないと書いた。それは時間的な問題からチームを構築し直すには時間がなさ過ぎると考えたからである。しかしここまで点を取る為のパターンの引き出しが少ないとなると、やはり短期間で効果が表れる劇薬で刺激を与える事によって選手の目を覚まさせるのが最善の方法だと思う。選手を代える方法もあるが、手っ取り早いのは監督を代える事だろう。とにかく代表の椅子に安穏としている選手に、監督が代わればその座も危ういと言う危機感を与えないと何も変わらないと思う。

  これだけ批判されても、なおサッカー協会は岡田監督を続投させるようだが、勝ち点3を取る術を見せる事が出来なかった指揮官と心中したいと考えるサポーターがどれだけいるだろうか。今度のバーレーン戦で海外組を招集するという話がある。海外組が加わってチームが劇的に変化するのか。再び失態を演じた時はもう手遅れで、残るのは絶望感だけだと思うのだが…。(今でも希望を持ってみている人はかなり少ないと思うが…。)
  日本人が監督だと手緩くなる協会。思い出すのは加茂監督を続投させた時だが、あの時も結局長続きしなかった。歴史は繰り返すではないが同じ轍を踏もうとしているような気がしてならない。

  ドイツの惨敗から4年。日本代表はタイトルらしいタイトルを取る事が出来ないまま迎えるW杯南アフリカ大会。希望を持って見る事が果たして出来るのだろうか。

















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posted by スポーツ職人201X at 23:36| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(20) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする