2011年03月08日

春に撒いた種を秋に実らせる球団は果たして・・・Vol9 【プロ野球2011 各球団紹介 〜埼玉西武〜】

  プロ野球12球団の今シーズンの戦力等を紹介するシリーズ。9回目となる今回は、レギュラーシーズン優勝に手が届きかけながら、最後の最後ですり抜けて行った昨シーズンの悔しさを晴らすべく今シーズンに挑む埼玉西武ライオンズを紹介したい。


【先発陣、打撃陣の質はパ・リーグでもトップクラス!!やはり今年もカギを握るのは中継ぎ、抑えの出来か?】
【2011年主な加入及び放出選手】
◎主な加入選手
・(坂元)弥太郎(横浜より)
・大石達也(ドラフト)

◎主な放出選手
・大沼幸二(横浜へ)
・松坂健太(日本ハムへ)

  昨シーズン、西武にとってはまさに天国から地獄に突き落とされたシーズンだったと言っても良いだろう。早々とマジックを点灯させながらなかなか減らす事が出来ず、9月下旬のソフトバンクとの天王山で3連敗。その後勢いを失って首位から陥落。調子を取り戻せないままクライマックスシリーズでも、後に日本一の座まで上り詰めた千葉ロッテに敗れ去ってシーズンを終えた。今シーズン、あの悔しさを晴らせるか。

今シーズン最大のポイントは、細川捕手が守り続けて来た扇の要であるキャッチャーのポジションを誰が奪い取るのか。 岸投手、涌井投手、帆足投手ら先発投手陣のコマは揃っているだけにそれを操るキャッチャーの存在がチームの命運を握るだろう。後継者と目される銀仁朗選手が、今シーズン正妻の座をがっちり掴み続ける事が出来るか。他には昨シーズン泣かされた中継ぎ、抑えがうまく機能するかどうか。特に昨シーズン後半は逆転負けが多かっただけに、試合の最後を任されるピッチャーが踏ん張れるかに懸かって来そうだ。そして、昨シーズン鳴り物入りで西武に入団したものの結果を残せなかった菊池投手がプロ2年目を迎えどれだけ投げれるか。期待のルーキー大石投手を先発で使うのか、それとも抑えか。見所の多い今シーズン。渡辺監督の采配に注目が集まる。

一方打線は大技、小技の両方が出来る片岡選手、栗山選手、中島選手の1〜3番と一発が魅力の中村選手が形成する上位打線が他チームにとって脅威なのは例年通り。ポイントは5番から下位に続く打線でどれだけチャンスを作れるかだろうか。昨シーズン、上位打線が固定されたのに比べ下位は選手の入れ替えが激しかった。上位打線と下位打線のギャップをどれだけ埋められるかがポイントとなりそうな気がする。

  2011年のチームスローガンは「勝利への執念」。昨シーズン、ゴール手前で手放したペナントを執念で獲得する事が出来るか。百獣の王の戦いがいよいよ始まろうとしている。










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posted by スポーツ職人201X at 22:37| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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