2011年02月26日

春に撒いた種を秋に実らせる球団は果たして・・・Vol8 【プロ野球2011 各球団紹介 〜読売巨人〜】

  プロ野球12球団の今シーズンの戦力等を紹介するシリーズ。8回目となる今回は、昨シーズン前半戦は快調に首位を走っていたものの、後半戦失速しレギュラーシーズン3位と連覇を逃した。再び常勝軍団となる事を目指すべく覇権を目指すセ・リーグの読売巨人を紹介したい。


【覇権奪還へ・・・、カギを握る投手陣の飛躍と整備】
【2011年主な加入及び放出選手】
◎主な加入選手
・須永英輝(日本ハムより)
・紺田敏正(日本ハムより)
・澤村拓一(ドラフト)

◎主な放出選
・小林雅英(オリックスへ)
・イスンヨプ(オリックスへ)
・豊田清(広島へ)

  2007年〜2009年レギュラーシーズン3連覇、2008年、2009年はクライマックスシリーズも制する完全制覇と常勝軍団を築く勢いで迎えた昨シーズン。前半戦は快調に首位をひた走っていたものの、オールスターを後は投手陣が打ち込まれるケースが目立ちレギュラーシーズン3位に終わったジャイアンツ。これまでFAなどで各球団から獲得した主力選手を手放し覇権奪還へ挑む今シーズンは原監督の手腕が問われる1年ともなりそうだ。

  覇権奪還に向けて打撃陣の戦力は申し分ない。やはりカギを握るのは投手陣の出来次第、と言えるだろうか。昨シーズン2ケタの勝ち星を挙げた内海、東野の左右のエースが今年も先発投手陣の中心となる。特に数字は残したものの、内容的には今ひとつだった内海投手が今シーズンどれだけ奮起するか。数字もそうだが内容も求められるシーズンになるだろう。4点台の防御率をせめて3点台にしたい所である。昨シーズンは両投手とも後半崩れ、それがチームの失速の要因ともなった。シーズンを通してコンスタントに勝ち星を拾えるかがポイントとなるだろう。この他、先発3番手以下に誰が名乗りを挙げるのか。中堅の域に差し掛かる西村投手、そしてルーキーの澤村投手あたりに期待が懸かる。
  先発投手と共にチームの命運を左右しそうなのが中継ぎ陣、そして昨シーズン特に後半不安定さが目立った抑え投手の出来である。山口投手、越智投手と言った経験者に任せるのか。それとも未知数の外国人投手に託すのか。首脳陣、原監督はどんな決断を下すか。

  一方、攻撃陣は昨シーズンとほぼ同じ布陣。これまで行われたオープン戦を見ていると、昨年までトップバッターを務めた坂本選手を2番で起用しているが、果たしてシーズンでも2番を打つ事になるのか。もしそうだとすれば機能するかどうか。飛ばないと言われる統一球になり繋ぐ野球が出来るかどうかが焦点となっている今シーズンのプロ野球。ジャイアンツにとってはこの点がポイントとなりそうだ。他にもここ数シーズン怪我に泣かされて来た高橋選手が、シーズンを通して活躍出来るか。キャンプ入って今の所、調子が良さそうだが若手が育って来ている現状を考えると、大げさかもしれないが進退が懸かった1年と言えるような気がする。

  優勝してもおかしくない戦力を有しているジャイアンツ。果たしてペナントを奪還し、秋に銀座通りを紙ふぶきで覆いつくす事が出来るか。成績が良くても悪くても動向が注目される存在のジャイアンツ。今年の戦いぶりやいかに・・・。












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posted by スポーツ職人201X at 16:08| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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