長友選手が所属するインテル(インテル)はホームでバイエルンM(ドイツ)と対戦し試合終了間際に得点を許し0−1で敗れ、大会2連覇へ黄信号が灯った。長友選手はベンチ入りしたものの出場機会は無かった。
この他、因縁の対戦となったリヨン(フランス)×Rマドリード(スペイン)は1−1、マルセイユ(フランス)×マンチェスターU(イングランド)は0−0でそれぞれドロー。チェルシー(イングランド)はFCコペンハーゲン(デンマーク)を2−0で下した。
欧州チャンピオンズリーグ1回戦第2戦は3月8日、9日と15日、16日にそれぞれ4試合ずつ行われる。
【欧州CL決勝T1回戦第1戦結果(22日、23日結果分)】
リヨン(フランス) 1−1 R・マドリード(スペイン)
FCコペンハーゲン 0−2 チェルシー(イングランド)
(デンマーク)
インテル(イタリア) 0−1 バイエルンM(ドイツ)
マルセイユ(フランス) 0−0 マンチェスターU(イングランド)
左側がホームチーム
<コメント>
ヨーロッパのクラブNo.1決定戦のチャンピオンズリーグ。あくまでヨーロッパのクラブチャンピオンを決める大会であるが、ご存知の通りヨーロッパ各国のクラブには4大リーグ(イングランド、スペイン、イタリア、ドイツ)を中心に各国代表クラスの選手が多く在籍する事から世界最高峰の舞台と言っても過言ではなく、故に世界のサッカーフリークが注目する大会でもある。
15日、16日に続き行われた決勝トーナメント1回戦第1戦の残り4試合。注目は日本代表の左サイドバックを務める長友選手がチャンピオンズリーグデビューを果たすかで注目されたインテル×バイエルンと、昨シーズンのこの大会決勝トーナメント初戦と同じカードとなったリヨン×Rマドリードだろう。
R・マドリードと言えばかつてベッカム選手も在籍した事がある世界トップクラスのクラブである。昨年のこの大会でも優勝が期待されたがリヨンにまさかの敗退を喫し、国内リーグでもこのところ主役の座を譲っているバルセロナの後塵を拝する等、無冠に終わった。今シーズンは指揮官にインテルでこの大会を制し、時の人となったモウリーニョー氏を迎え、タイトル獲得を目指している。
そしてリベンジマッチとなったリヨン戦。かつてリヨンに所属していたベンゼマ選手のゴールで先制したが逃げ切れず1−1のドローとなった。ただ昨年は敵地で取れなかったアウエーゴール1点を取ってのドロー。次の試合は最低でも相手に得点を許さなければ勝ち進む事になるが、リベンジを果たし次のステージに進出する事が出来るか。
続いて長友選手が出場するかどうか注目されたインテルとバイエルンの一戦。先日、日本代表で右サイドバックを務める内田選手(シャルケ)がこの決勝トーナメント1回戦の試合に出場しただけに、JAPANの両サイド揃って出場と行きたかった所だが、長友選手の出番はなかった。左サイドは当面のライバルとなるであろうキブ選手がスタメンだった。ここまでは同選手が出場停止だったこともあってチャンスを与えられていた長友選手だったが、レオナルド監督の信頼を勝ち得たとまでは言えないのだろう。キブ選手の復帰によりもしかしたら、この後は我慢の日々が続く可能性もある。限られた時間でベストパフォーマンスを見せ続けなければならない、厳しいレギュラー獲り争いとなりそうだが、是非ポジションを奪い取って「世界一のサイドバック」と言う目標を達成して欲しいと思う。

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