2011年02月22日

春に撒いた種を秋に実らせる球団は果たして・・・Vol7 【プロ野球2011 各球団紹介 〜千葉ロッテ〜】

  12球団の今シーズンの戦力等を紹介するシリーズ。7回目となる今回は、昨年はレギュラーシーズン3位からクライマックスシリーズを制し、そして日本一に輝いたパ・リーグの千葉ロッテマリーンズを紹介したい。


【真のチャンピオンを目指し、再び「和」で挑む2011年】
【2011年主な加入及び放出選手】
◎主な加入選手
・マクローリー(米・マイナーリーグから)
・光原 逸裕(オリックスから)

◎主な放出選手
・西岡剛(ツインズへ)
・小林宏之(阪神へ)

   昨年はレギュラーシーズン終盤で何とか3位に滑り込むと、その勢いで続くクライマックスシリーズ、日本シリーズを制し「史上最大の下克上」を成し遂げた千葉ロッテ。今シーズンは「真のチャンピオン」になるべく、日本一のチャンピオンフラッグの隣にはためいくはずの、もう1つのペナントを獲得し再び日本一になると言うのが最終目標と言えるだろうか。

    まず昨年と今年の最大の違いと言えば、これまで攻撃のリードオフマンを務めて来た西岡選手と、試合の最後を締めくくる小林宏之投手が抜けた事だろう。この2人が抜けた穴をどう埋めるかが焦点となる。

  西岡選手が守っていたショートには、昨年の序盤ルーキーながら活躍したものの、その後怪我で出場出来なかった荻野選手を外野からコンバートするようだ。打順としては足のある荻野選手がトップで、2番には荻野選手が怪我で欠場した後活躍した清田選手或いは、昨年の成績を見るとチームで最も犠打の多かった今江選手が入るのだろうか。ただ昨年の打率、打点を見ると今江選手は5番の方がチャンスをモノする確率が高まるだろうか。そう考えると清田選手2番が自然だろう。何れにしても繋ぐ野球がチームカラーであり、しぶといバッティングをする選手が多い事から相手にとっては例え西岡選手がいなくても嫌な打線である。
  ひとつ気懸かりなのは怪我の為、出遅れた今江選手の状態である。チームに欠かせない選手なだけに復帰の時期がいつになるのか、長く掛かるようであれば誰が代役になるのか。この辺りもポイントになりそうだ。
  
  一方、投手陣は昨年チームの勝ち頭でポストシーズンでも活躍した成瀬投手を中心にレギュラーシーズンは調子が出なかったものの、ポストシーズンで絶妙な投球術を披露した渡辺(俊)投手、他にも唐川投手、大嶺投手など先発を担う投手のコマはある程度揃っている。やはりポイントとなるのが小林投手の役を誰が担うのかだろう。新外国人選手か。それとも伊藤、内と言った昨シーズンセットアッパーとして活躍した選手か。こちらも内投手が怪我で出遅れているだけに1軍昇格がいつ頃になるのかが、チームにとって気懸かりな点である。逆に他の選手にとってはチャンスとも言え、投手ではないが昨年の清田選手のような存在の投手が現れれば、チームにとって心強いのだが・・・。 

  今シーズンも「和」で挑む西村監督率いる千葉ロッテ。昨年同様、ここ一番で勝負強さを発揮できるか。今シーズンの戦いぶりも目が離せない。











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posted by スポーツ職人201X at 23:24| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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