プロ野球のオープン戦はこの後3月21日まで120試合行われる予定となっている。公式戦はセ・リーグ、パ・リーグ共3月25日に開幕する。
【プロ野球 オープン戦結果(19日分)】
広 島 0 0 1 0 0 0 3 0 0 4
巨 人 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1
【勝】 岩見 1勝 0敗 0S
【負】 小野 0勝 1敗 0S
【S】 青木 0勝 0敗 1S
<コメント>
2月から沖縄・宮崎を中心に各球団のキャンプが行われているプロ野球の2011年シーズン。そのキャンプも後半に差し掛かり、3月25日の開幕に向けて各球団これから徐々に実戦を想定した練習に入る段階となる。
今年のプロ野球公式戦の開幕は上に書いた通り3月25日。しかし多くの観客がスタンドを埋め、ユニフォームのデザインが異なる選手が投げ、打つ姿を見ると、オープン戦が開幕したこの日が本当の「開幕」ではないかと錯覚を起こす。そのオープン戦。若手選手及び一軍の当落線上にいる選手にとってはアピールの場、ベテラン選手及び開幕一軍がほぼ保証されている選手にとってはコンディションなど自身の調子を見極める場、そして首脳陣は戦力の仕分けを行う場と言えるだろうか。それぞれの立場で公式戦開幕までの約1ヶ月を過ごす事になる。
今年のオープニングゲーム(オープン戦での)はチャンピオン奪還を目指す巨人と、悲願のAクラス入りを目指す広島との対戦。両チームにとって収穫はあったのか。
収穫と言う意味で広島はやはり2年目の今村投手の好投は野村監督にとって思わず顔がほころぶ内容だったのではないだろうか。先発ローテーション入りを目指す若手有望株であり、首脳陣にとってはシーズン通して1軍のマウンドで投げて貰いたいと思っているであろう。昨シーズン後半活躍した阪神の秋山投手、そして2009年の選抜大会決勝で投げ合った西武の菊地投手ら同期に負ける訳にはいかないだろう。この後のピッチングに注目したい。
一方の巨人はこの試合は広島の投手陣に抑えられた格好となったが、ノーヒットで1点取ったシーンは(スポーツニュースで見た限りではあるが)、今シーズン原監督が掲げる「繋ぎの野球」の一端が見えたと言えるであろうか。那覇で行われる2次キャンプでどこまで精度を高める事が出来るか。
3月の公式戦開幕まで約1ヵ月。春の声と共にプロ野球の2011年シーズンがいよいよ動き出そうとしている。
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