日本代表の内田選手が所属するシャルケ04(ドイツ)は敵地でバレンシア(スペイン)と対戦し1−1のドローとなった。またホームにバルセロナ(スペイン)を迎えたアーセナル(イングランド)は後半逆転し初戦をモノにした。
ヨーロッパチャンピオンズリーグは1回戦から準決勝まではホーム&アウエー方式で行われ、決勝は5月にサッカーの聖地、ウェンブリーで行われる。1回戦第1戦の残り4試合は22日、23日に行われる。また、1回戦第2戦は3月8日、9日及び15日、16日に行われる。
【欧州CL決勝トーナメント1回戦第1戦結果(15日、16日分)】
ACミラン(イタリア) 0−1 トッテナム(イングランド)
バレンシア(スペイン) 1−1 シャルケ04(ドイツ)
アーセナル(イングランド) 2−1 バルセロナ(スペイン)
ローマ(イタリア) 2−3 シャフタル・ドネツク(ウクライナ)
【決勝トーナメント1回戦第1戦残り4試合の日程】
◎22日
リヨン(フランス)×R・マドリード(スペイン)
FCコペンハーゲン(デンマーク)×チェルシー(イングランド)
◎23日
インテル(イタリア)×バイエルン(ドイツ)
マルセイユ(フランス)×マンチェスターU(イングランド)
<コメント>
Jリーグの各クラブは3月の開幕に向けて各地でキャンプを張っている所であるが、世界のサッカー界の中心であるヨーロッパのほとんどの国は今がシーズン真っ盛りである。活況を呈した冬の移籍市場も1月に閉まり、戦力補強で更にバワーアップしたクラブ、ウィークポイントを補えたクラブ等布陣を変えてシーズン残りの試合を戦うクラブもある。
そんな中、前シーズン各国リーグ戦で優勝或いは上位に進出したクラブで争われるヨーロッパクラブNo.1決定戦、ヨーロッパチャンピオンズリーグの決勝トーナメントが始まった。
現在、ヨーロッパでプレーしている日本人選手はおよそ30人。過去、中村俊輔選手(横浜Fマリノス)らが歴史のあるこの大会の決勝トーナメントの舞台を経験したが、今大会でもブンデスリーガのシャルケ04に所属する日本代表でもお馴染みの内田選手がこの舞台に足を踏み入れた。気が早いが、この後勝ち続ければサッカーの聖地ウェンブリーに「SAMURAI BLUE」の戦士が足を踏み入れる事となり、優勝すれば暮れに日本で行われるクラブW杯に凱旋帰国となる。決勝トーナメントで戦う相手は、どれも各国を代表するビッククラブばかりで険しい道のりではあるが、是非存在感を示して欲しい。
話は逸れるが、チャンピオンズリーグに出場するクラブに次いで各国リーグの上位に入ったクラブが集う大会としてヨーロッパリーグがある。チャンピオンズリーグと比べるとやや格が落ちるが、過去には小野伸二選手擁するフェイエノールトが優勝した事がある。そのヨーロッパリーグも決勝トーナメントが始まり、昨シーズンまで横浜Fマリノスに所属し今冬、ギリシャのアリス・サロニカと言うクラブチームに移籍した坂田選手が出場していた。海外の様々な舞台で日本人選手が活躍している姿を見ると海外でプレーする選手が増えた事を改めて実感する。現在の評価が変わらない限り、今後も海を渡る選手は出て来るだろう。日本代表にとってプラスになるのは間違いないのだが、Jリーグの事を考えると手放しでは喜べない、複雑な心境にもなってしまう。
チャンピオンズリーグに出場する日本人選手に話を戻すと日本代表の右のサイドバック内田選手が出場したとなると、左サイドバックを担う長友選手の動向が気になる。チャンピオンズリーグのメンバーリストに入っているようだが、果たしてバイエルン戦で出場するのか。この後行われる試合が楽しみである。

→ 日本人選手が海外で活躍するのは喜ばしい一方で今後有望な選手がどんどん海外に行ってしまってJリーグが空洞化してしまう可能性もあり複雑な心境だ、と言う方ははクリックをお願い致します。

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