2011年02月13日

春に撒いた種を秋に実らせる球団は果たして・・・Vol5 【プロ野球2011 各球団紹介 〜北海道日本ハム〜】

  12球団の今シーズンの戦力等を紹介するシリーズ。5回目の今回は、昨シーズン5年ぶりにBクラスに甘んじ、そしてドラフトで学生野球界で注目され続けた斎藤投手(早大)を引き当て何かと注目されているパ・リーグの北海道日本ハムファイターズを紹介したい。



【Aクラス&リーグチャンピオン奪回へ・・・注目される2人の「ドラ1」】
【2011年主な加入及び放出選手】
◎主な加入選手
・ウィルフィン・オビスポ(巨人から)
・マイカ ホフパワー(カブス・マイナーから)
・松坂健太(埼玉西武から)

◎主な放出選手
・森本稀哲(横浜へ)
・紺田敏正(巨人へ)
・須永英輝(巨人ヘ)

   2006年、2007年にリーグ2連覇、一昨年クライマックスシリーズを制し日本シリーズに進出する等ここ数年は好成績を残し、北海道移転前の「お荷物球団」的なイメージは完全に払拭されたファイターズ。だが、昨シーズンは序盤にもたつき、戦力が整った後半こそ上位球団に食らい付いたが惜しくも4位に終わった。その悔しさを晴らすべく始まった今シーズン。高校、大学と常に注目され続けている斎藤投手をドラフトで引き当て、連日キャンプの様子がメディアで報じられている。

 まず投手陣は一時メジャー移籍も噂されたダルビッシュ投手が中心。単年契約と言う事で今シーズン終了後に再びメジャーへの移籍話が話題に上るであろう同投手。昨シーズン2ケタの勝ち星を挙げたとは言え、とっては満足の行く成績ではなかったはず。今シーズンに懸ける意気込みは並々ならぬものがあるだろう。これに続くのは成績の上ではダルビッシュ投手を上回った武田(勝)か。ただ武田投手含めダルビッシュ投手以外、完投型と言うイメージを抱かせるピッチャーがいないだけに宮西、榊原投手ら昨シーズン活躍した中継ぎ陣、抑えの武田(久)投手の働きぶりもポイントとなりそう。
  さて注目の斎藤投手。プロで通用するのかしないのか話題となっている。直球でグイグイ押すと言うよりはコンビネーションで打ち取るタイプのような気がする。以前、某スポーツ紙で生かすも殺すもキャッチャー次第、と野村克也氏が語った記事を見かけたがそれも一理あるような気がする。

  一方、攻撃陣は昨シーズントップ田中(賢)選手、4番小谷野選手、5番糸井選手が3割に到達した。今シーズンもこの3選手が打線の核を担う事になる。(小谷野選手の出遅れがやや気になる所ではあるが・・・。)繋ぎの野球がチームカラーなだけに統一球への対応もそう時間は掛からないだろう。田中選手、糸井選手は足もあるだけに他チームにとって神経を使う事になりそうである。課題は森本選手が担っていたトップの田中選手を塁に進める役割、2番バッターを誰が引き継ぐのか。色々と名前は取り沙汰されているがオープン戦での結果次第、と言う事になるだろうか。
  そしてピッチャーでは昨年のドラ1が注目の的となっているが、バッターの方でも「元ドラ1」の男、中田選手がキャンプで好調を維持しており首脳陣の評価も高いようである。勝負の年となる4シーズン目。スタメンでとなると恐らく最初は下位を打つ事になると思うが、今の調子を維持し続ける事が出来れば打線に厚みが増すだろう。

  シーズン前、12球団の中で最も注目されていると言っても過言ではないファイターズ。果たしてシーズンに入ってもこのまま注目を浴び続け、北の大地にペナントを掲げる事が出来るだろうか。











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posted by スポーツ職人201X at 18:24| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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