2011年02月11日

春に撒いた種を秋に実らせる球団は果たして・・・Vol4 【プロ野球2011 各球団紹介 〜広 島〜】

  12球団の今シーズンの戦力等を紹介するシリーズ。4回目の今回は、すっかりBクラスが板に付いてしまい、1980年代の黄金時代を知るファンにとっては歯がゆい思いをし続けているあろうセ・リーグの広島東洋カープを紹介したい。


【悲願のAクラス入りへ・・・。出るか?マエケンに続くイキのいい若鯉】
【2011年主な加入及び放出選手】
◎主な加入選手
・豊田清(巨人から)
・菊地原毅(オリックスから)

◎主な放出選手
・長谷川昌幸(2010年シーズン途中オリックスへ)

   
  「ミスター赤ヘル」山本浩二、「鉄人」衣笠、投手では北別府、大野と言ったそうそうたるメンバーがチームを引っ張りリーグ優勝、日本一にも輝いた1980年代。しかし、その栄光もすっかり霞んでしまったように思えるここ数年の成績。しかし、昨シーズンは最多勝投手、盗塁王のタイトルを獲得する選手が出る等、僅かではあるが明るい兆しも見える。そして迎えた2011年シーズン。他の下位球団に比べるとドラフト以外の選手の出入りが少ないように思えるが(生え抜き選手を育てるイメージのある球団ではあるが)、果たして悲願のAクラス入りはなるか。

  以前から書いている通り、今シーズンから飛ばないと噂されている「統一球」が導入される。噂通りボールが飛ばず、ホームランが減少するとなるとポイントとなるのは盗塁など、機動力を生かす野球が出来るかどうかと言う事になる。そういう点を考えると昨シーズンはリーグ最多の盗塁数だった広島カープ。梵、赤松、天谷と言った走れる選手がいるのはプラス材料である。これに出塁率の高い東出選手が加わり、いやらしい野球が出来れば上位進出も決して不可能ではないだろう。後は塁上を賑わす選手をホームに返す選手、が活躍出来るかどうかである。主砲の栗原選手は昨シーズン怪我で戦線を離脱した時期があったが、本塁打が15本にとどまり20本に届かなかった。本人も物足りなさを感じていると思うが、やはりもう少し本塁打を本数を増やしたい所である。

  一方、投手陣は最多勝を獲得した前田投手に続くピッチャーが出てくるかどうか。前田投手に負担が掛かるようだと苦戦は免れないだろう。野村監督はこのキャンプでドラフトに指名した投手の多くを一軍メンバーに帯同させている。戦力の見極めと共に競争心を煽る事が目的のように思える。先発ローテーションとして計算出来る選手がどのくらい出てくるか。大竹、篠田と言った投手に期待が懸かる。抑えは永川投手或いは今シーズン、巨人から移籍したベテランの豊田投手が務める事になるだろうか。実績のある豊田投手の加入は安定感に欠ける永川投手の負担が軽減されると言う意味ではプラスに働くような気がする。先発投手が試合を作れるような展開に持ち込めれば今まで以上に勝ち星を拾える可能性も高くなるような気がする。

  「万年Bクラス」と言う有難くない看板を今年こそ返上出来るか。赤ヘル軍団の復活を広島ファンは今や遅しと待っている。











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posted by スポーツ職人201X at 14:54| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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