<コメント>
最近、政界の話題と言えばこの人が国会で説明するのかしないなのかだが、渦中の小沢氏が条件付きながら政倫審への出席を表明した。その条件、通常国会が正常に機能される事と言う、一見きれいな言葉のように思えるが、野党が問責が議決された閣僚の辞職なしに国会審議に応じる事はないと表明している事から、暗に仙谷氏、馬淵氏を辞めさせなければ応じないと意思表示をしたと言えるだろう。菅政権の弱点を突いた訳である。
これに対し執行部は無条件での出席を求めているが、支持率浮上のきっかけとしたかった「政治とカネ」のカードを先に小沢氏に切られた上に、それも菅政権ではなく選挙での協力が欠かせない連合からの強い意向があったからと語られてしまった。更にねじれ国会解消の為に連立を打診した政党(たちあがれ日本)からは振られ、年明けに行われる通常国会が円滑に行われる見通しも立っていない。果たして小沢氏から投げられたボールをどのように返すのか。そして、今日(30日)マニフェストを全面的に見直す方針を固めた民主党はどこに向かおうとしているのか。
年を越さない内に意思表示した小沢氏だけがスッキリし、国民を置き去りにしている状況が長く続く政界は、年が明けると一気に流動化しそうな気配を漂わせている。
<コメント>
一時は市川海老蔵側が法廷闘争も辞さない姿勢を見せ、長期化すると思われていたが急転直下、示談が成立し事態は収束に向かう事となった。
最初の会見では市川海老蔵氏は、自分はあくまで被害者だと主張していたが、この日行われた会見では自分にも非があり示談に応じる事になったと語った。本当の所はどうか分からないが、示談金も発生しない異例の形で決着した。法廷も持ち込まれれば謹慎期間が長く続くだけでなく、自身にまつわる様々な事が明かされる可能性もある事から、早期の事態収拾を望んだのだろう。
と言う事でこの問題の真相は闇に葬られたまま今後、大きく取り上げられる事はないだろう。個人的には示談の条件にある「市川海老蔵氏の妻に近付かない事」と言うのが気になる。実は酒席でこの事に関する何かが語られ、それが本当の原因だったのではないかと・・・。

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