JリーグJ1を制した名古屋グランパスはグループFに入りKリーグチャンピオンのFCソウル等と、同2位のG大阪はグループEで済州ユナイテッド(韓国)等と、ACL初登場のC大阪はグループGで全北現代(韓国)等とそれぞれ対戦する。
ACLのグループリーグは32チームが参加して2011年3月に開幕する。アジア東地区、西地区それぞれ4チーム4組に分かれてホーム&アウエーのリーグ戦を行い各組上位2チームが決勝トーナメントに進出する。決勝トーナメントで優勝したチームには、2011年12月に日本で開催されるFIFAクラブワールドカップ2011の出場権が与えられる。
【ACL2011東地区グループリーグ組合せ】
◎グループE
済州ユナイテッド(韓国)
メルボルン・ビクトリー(豪州)
ガンバ大阪(日本)
天津泰達(中国)
◎グループF
杭州緑城(中国)
FCソウル(韓国)
プレーオフ・東地区勝者
名古屋グランパス(日本)
◎グループG
セレッソ大阪(日本)
山東魯能(中国)
全北現代モータース(韓国)
アレマFC(インドネシア)
◎グループH
シドニーFC(豪州)
天皇杯優勝チームもしくは鹿島アントラーズ(日本)
上海申花(中国)
水原三星ブルーウイングス(韓国)
<コメント>
2007年に浦和レッズ、2008年にG大阪がこの大会を制した時、いよいよJリーグのクラブがアジアの頂点に君臨する時代が到来しそれが続くものと思っていた。しかし2009年、2010年と日本で決勝が行われながら日本のクラブがその場に立つ事が出来ず、韓国のクラブチームにチャンピオンの座を奪われている。ちなみに今年のACLを制した城南一和は、Kリーグプレーオフで敗れ、2011年大会の出場権を獲得する事が出来なかったようである。
2011年のACLに日本から参加するのは名古屋、G大阪、C大阪の3チーム+天皇杯王者か鹿島アントラーズ。果たしてこの中からアジアチャンピオンの座に就くチームが出て来るのか。
ところで名古屋が属するグループFの「プレーオフ東地区勝者」について、AFCのサイトを調べた所、プレーオフに進出するのは、どう言う事情かは分からないが西地区から東地区に移って来た2003年のACL覇者アルアイン(UAE)、ムアントン・ユナイテッド(タイ)、スリウィジャヤ(インドネシア)で、この勝者がグループFに入るようである。ムアントン・ユナイテッドには、かつてJリーグのベガルタ仙台やモンテディオ山形に所属していた財前宣之選手がいる。プレーオフを勝ち上がって日本でプレーする姿を見てみたいものだが、順当に行けばアルアインが勝ち上がるのだろうか。そうなると名古屋にとっては「長距離移動」と言う、もう1つの敵とも戦わなければならなくなる。Jリーグチャンピオンとしてどんな戦いを見せてくれるのか注目したい。

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