【11月7日】
◆「史上最大の下克上」完結!!シーズン3位から日本一へ・・・プロ野球
セ・リーグ覇者の中日ドラゴンズとレギュラーシーズン3位からクライマックスシリーズを勝ち抜いた千葉ロッテとの間で争われた日本シリーズは、千葉ロッテが4勝2敗1分で2005年以来の日本一に輝いた。シーズン3位からの日本一獲得は史上初めて。
日本一決定戦と言う、プロ野球最大のビックイベントにも関わらず地上波での中継がない試合もある異例の状況で行われた今年の日本シリーズだったが、各試合ファンの目を引き付けるシーンが多くあり、特に延長戦となった第6、第7戦は手に汗握る見応えのある好ゲームだった。
かつて、パ・リーグは人気の面でセ・リーグに見劣りしたが、球団が地方に分散した事もあり近年は人気の面でもセ・リーグを凌駕している。更に来シーズンは大物ルーキーや名物監督が入団する事もあり益々人気に拍車が掛かるだろう。来シーズンの人気、実力の勢力図は果たしてどのようになるのだろうか。
◎プロ野球 日本シリーズ結果
第1戦 中 日 2−5 ロッテ
第2戦 中 日 12−1 ロッテ
第3戦 ロッテ 7−1 中 日
第4戦 ロッテ 3−4 中 日
第5戦 ロッテ 10−4 中 日
第6戦 中 日 2−2 ロッテ
第7戦 中 日 7−8 ロッテ
◆3冠達成へ向けて視界良好・・・大学駅伝
学生3大駅伝の2戦目となる第42回全日本大学駅伝が行われ早稲田大学が15年ぶりに優勝し、出雲駅伝に続く2つ目のタイトルを獲得した。2位には駒沢大、3位には前半レースを引っ張った東洋大が入った。名門復活を強烈に印象付けている今シーズンの早稲田大学。最後の1冠となる正月の箱根路も他校を寄せ付けない強さで制するのか。それとも東洋、駒沢と言った実力校が待ったをかけるのか。
【11月14日】
◆「お家芸」復活!!ロンドン五輪へ確かな足掛かり・・・女子バレーボール世界選手権
10月末から各地で行われていたバレーボール女子の世界選手権。14日に行われた3位決定戦にコマを進めた日本はフルセットの末、アメリカを下しこの大会32年ぶりにメダルを獲得した。今大会はアメリカを下した他にもブラジルを後一歩の所まで追い詰める等、健闘が光った。選手の努力もそうだが、対戦相手を細かく分析したスタッフの努力が実ったと言えるだろう。ロンドン五輪へ確かな一歩を踏み出した。次の目標は真価が問われるであろう来年行われるワールドカップでの上位進出。ここで今回と同じような成績を残せれば、ロンドン五輪でのメダルも大きく見えてくるような気がする。
◎バレーボール女子世界選手権順位(上位のみ)
1 ロシア
2 ブラジル
3 日 本
4 アメリカ
5 イタリア
【11月20日】
◆悲願の初優勝&生き残りを懸けた争いは最終節へ・・・サッカーJリーグJ1
サッカーのJリーグJ1は、20日に行われた第31節で湘南ベルマーレを下した名古屋グランパスが初優勝を成し遂げた。シーズンを通して圧倒的な勝ち方をしたと言う印象はないが、失点の少ない安定したディフェンスで確実に勝ち点を拾って1シーズン制になって初めて最終節の前に優勝を決めた。
さて優勝クラブが決まると後はACL出場権争いとJ1残留争いに興味が移る。ACL出場権は残り2枠。鹿島アントラーズ、G大阪、C大阪による争い。勝ち点差1に3つのクラブがひしめいており残された2つのキップをどこが掴み取るかは最終節の結果次第となったが、どのような結末を迎えるのかは分からない。自力で決められる鹿島、G大阪がやや有利か。
そして、J1とJ2では扱われ方や試合数が違うと言う意味で熾烈を極めるのがJ1残留争い。27日行われた第33節ではヴィッセル神戸が清水エスパルスを下して踏みとどまり、勝ち点を伸ばせなかったFC東京との差を1とした。14位のベガルタ仙台を含めてこの3クラブにJ2降格の可能性がある。最終節のそれぞれの対戦相手は、神戸がフィンケ監督退任に揺れる浦和レッズ、FC東京が既にJ2降格が決まっている京都パープルサンガ、ベガルタ仙台が川崎フロンターレとなっている。神戸はとにかく勝って他チームの結果を待つと言う事になる。毎年悲喜交々のJ1残留争い。今年も泣く人、笑う人様々な表情が見られる事だろう。
◎JリーグJ1順位表(第33節終了時点)
1 名古屋 66
2 鹿 島 59(得失点差+20)
3 G大阪 59(得失点差+18)
4 C大阪 58
(中略)
14 仙 台 38
15 FC東京 36
16 神 戸 35
17 京 都 16
18 湘 南 16
赤字は既にJ2降格が決定
23日及び27日、28日に行われた主なスポーツの結果は次回(12月1日夜更新の予定)書きたいと思う。
→ ランキングに参加しています。応援のクリックをぜひ・・・