バレーボール女子の世界選手権準決勝は日本×ブラジル、ロシア×アメリカの組合せとなり13日に行われる。
【2次ラウンド最終戦試合結果(日本関係分のみ)】
ロシア(7勝) 3−1 日 本(5勝2敗)
(25−21、25−14、23−25、25−13)
<コメント>
1次ラウンドを全勝で通過し、2次ラウンドも初戦の中国戦こそ落としたもののその後順調に勝ち星を重ね、ロシア戦を待たずに準決勝進出を決めた日本代表。前回優勝のロシアに挑戦したが、サーブで揺さぶられ打点の高いスパイクを次々と打ち込まれる等、相手が一枚も二枚も上手で日本は相手の攻撃に対応する事が出来なかった。ロシアはサーブレシーブが乱れても効果的な攻撃を繰り出す事が出来るのが印象的だった。力でねじ伏せられたと言うよりは巧さにやられたと言う内容だったと思う。
ロシアの前に成す術なく2次ラウンド最終戦を飾る事が出来なかった日本だったが、第3セットを奪った事が救いだろうか。
これでグループE2位で準決勝に進む事になった日本代表。後1つ勝てばメダル獲得となるが、ベスト4の顔触れを見ると、どこと対戦してもかなり厳しい戦いを強いられる事が予想される。これまでの「1つの勝ち」とは比べ物にならない程、手にするのが難しい「あと1つの勝利」。果たして悲願のメダルを獲得する事は出来るだろうか。まずは、ワールドグランプリで勝利を収めたブラジル相手に全力を尽くして欲しい。

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