バスケットボール男子の世界選手権は12日に決勝が行われ、優勝チームには2012年ロンドン五輪の出場権が与えられる。
【決勝トーナメント1回戦結果及び組合せ】
セルビア 73−72 クロアチア
スペイン 80−72 ギリシャ
スロベニア 87−58 オーストラリア
トルコ 95−77 フランス
アメリカ×アンゴラ
ロシア×ニュージーランド
リトアニア×中 国
アルゼンチン×ブラジル
【予選リーグ結果(順位のみ)】
◎グループA
1 セルビア
2 アルゼンチン
3 オーストラリア
4 アンゴラ
5 ドイツ
6 ヨルダン
◎グループB
1 アメリカ
2 スロベニア
3 ブラジル
4 クロアチア
5 イラン
6 チュニジア
◎グループC
1 トルコ
2 ロシア
3 ギリシャ
4 中国
5 プエルトリコ
6 コートジボワール
◎グループD
1 リトアニア
2 スペイン
3 ニュージーランド
4 フランス
5 レバノン
6 カナダ
各グループ上位4カ国が決勝トーナメント進出
<コメント>
ロンドンオリンピックを2年後に控え、今年はバレーボールや柔道等、様々な競技で「世界選手権」が行われる。
そんな中、日本では殆ど報道されていないが8月下旬からトルコで開催されているのがバスケットボール男子の世界一を決める世界選手権である。
以前バスケットボールに関する記事にも書いたが、バスケットボール男子日本代表は1976年のモントリオール大会を最後にオリンピックから遠ざかっており、世界選手権も開催国枠で出場した2006年を除けば1998年以来出場を果たしていない。ここ数年は中東各国の台頭もあり、世界はおろかアジアからも置き去りにされそうな状況となっている。今大会も出場していない事からメディアやマスコミが取り上げないのも当然だと言える。日本が再び世界の檜舞台に立つシーンを見る事は出来るのだろうか。
さてバスケットボールと言えば、NBAを有するアメリカの存在なくしてそれを語る事は出来ない。しかし世界選手権の歴史を紐解くと、オリンピックと違いて意外にも毎回優勝してる訳ではない。オリンピックと比べ格が落ちる世界選手権に力を入れていない事もあると思うが、それに輪をかけて1990年後半辺りからヨーロッパ諸国のレベルが向上した事もあって、NBAの選手を擁しても優勝出来ない状況が続いている。(それでもオリンピックでは強さを発揮し金メダルを獲得しているのだが・・・。)
今大会もNBAの選手を派遣しているバスケットボールの母国、アメリカ。果たして1994年以来のタイトル獲得、そして威厳を保つ事が出来るか。それともヨーロッパ勢が立ちはだかるのか。優勝した国に与えられるロンドン行きのキップを懸けた戦いと共に注目したい。
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KDも一流じゃない?ローズも?
無知って恥ずかしいことだw