これで各都道府県の予選が全て終了し代表49校が出揃った。本大会は組合せ抽選が4日行われ7日から21日までの15日間に渡って(雨天の場合は順延)、甲子園球場で行われる。
【夏の全国高校野球地方予選決勝結果(1日実施分)】
◎大 阪
履正社 1 0 0 0 0 0 0 0 2 3
大体大浪商 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
(履正社は13年ぶり2回目の選手権出場)
【第92回全国高校野球選手権大会出場校】
◎北北海道・・・旭川実(11年ぶり3回目)
◎南北海道・・・北 照(19年ぶり2回目)
◎青 森・・・八戸工大一(12年ぶり5回目)
◎秋 田・・・能代商(25年ぶり2回目)
◎岩 手・・・一関学院(8年ぶり6回目)
◎宮 城・・・仙台育英(2年ぶり22回目)
◎山 形・・・山形中央(初出場)
◎福 島・・・聖光学院(4年連続7回目)
◎茨 城・・・水 城(初出場)
◎栃 木・・・佐野日大(9年ぶり6回目)
◎群 馬・・・前橋商(3年ぶり5回目)
◎埼 玉・・・本庄一(2年ぶり2回目)
◎千 葉・・・成 田(20年ぶり7回目)
◎東東京・・・・関東一(2年ぶり5回目)
◎西東京・・・・早稲田実(4年ぶり28回目)
◎神奈川・・・・東海大相模(33年ぶり8回目)
◎山 梨・・・日 川(30年ぶり3回目)
◎新 潟・・・新潟明訓(3年ぶり6回目)
◎長 野・・・松本工(初出場)
◎富 山・・・砺波工(初出場)
◎石 川・・・遊学館(5年ぶり4回目)
◎福 井・・・福井商(2年ぶり20回目)
◎静 岡・・・常葉橘(2年連続2回目)
◎愛 知・・・中京大中京(2年連続26回目)
◎岐 阜・・・土岐商(5年ぶり3回目)
◎三 重・・・いなべ総合学園(初出場)
◎滋 賀・・・北大津(6年ぶり2回目)
◎京 都・・・京都外大西(3年ぶり9回目)
◎大 阪・・・履正社(13年ぶり2回目)
◎兵 庫・・・報徳学園(2年ぶり14回目)
◎奈 良・・・天 理(2年連続25回目)
◎和歌山・・・・智弁和歌山(6年連続18回目)
◎鳥 取・・・八 頭(7年ぶり7回目)
◎岡 山・・・倉敷商(3年連続9回目)
◎広 島・・・広 陵(2年ぶり20回目)
◎島 根・・・開 星(2年ぶり7回目)
◎山 口・・・南陽工(4年ぶり3回目)
◎香 川・・・英 明(初出場)
◎徳 島・・・鳴 門(15年ぶり6回目)
◎愛 媛・・・宇和島東(11年ぶり8回目)
◎高 知・・・明徳義塾(6年ぶり12回)
◎福 岡・・・西日本短大付(6年ぶり5回目)
◎長 崎・・・長崎日大(2年連続9回目)
◎佐 賀・・・佐賀学園(6年ぶり6回目)
◎大 分・・・大分工(17年ぶり3回目)
◎熊 本・・・九州学院(10年ぶり7回目)
◎宮 崎・・・延岡学園(4年ぶり6回目)
◎鹿児島・・・・鹿児島実(2年ぶり17回目)
◎沖 縄・・・興 南(2年連続9度目)
太字は春夏連続出場校
<コメント>
およそ4千校が参加して行われた第92回全国高校野球選手権大会の地方予選。1日に大阪代表が決定し約1ヶ月半に及ぶ、甲子園を目指す戦いは幕を閉じた。決戦の舞台は甲子園に移り、各都道府県代表49校が今度は深紅の大優勝旗獲得に挑む。
今回の地方予選の結果を見ると、いわゆる甲子園常連校が圧倒的な強さを発揮したと言う試合は少なく、どの大会も接戦の試合が多かったように思う。昨年13校だった初出場校は今年は6校と減ったが、長らく甲子園から遠ざかっていた高校の出場が甲子園に戻って来る事、春は21世紀枠で出場した山形中央が夏は実力で甲子園行きのキップをもぎ取った事も特徴として挙げられるだろうか。
逆に連続出場やセンバツに続いて出場する高校は少なく、改めて続けて本大会に出場する事、夏にトップコンディションを持って来る事の難しさを実感させられる大会だった。今回、惜しくも代表の座を逃し涙した高校、チャンスが残されている選手は、来年こそ笑顔で聖地の土を踏めるよう精進して欲しいと思う。
さて92回目の真夏の祭典に参加する事を許された49校。2連覇を目指す中京大中京及び春夏連覇を目指す興南を先頭に古豪、新鋭校とバラエティーに富んだ顔触れとなった。いわゆる「甲子園常連校」が評判通りの強さを見せ付けるのか。それとも、佐賀北や日本文理のように旋風を巻き起こす高校は現れるのか。「筋書のないドラマ2010夏 〜第2幕〜」が間もなく幕を開けようとしている。
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