【インターハイバスケットボール男子3回戦結果】
八王子(東京) 75−57 延岡学園(宮崎)
新潟商(新潟) 78−70 岡山学芸館(岡山)
市船橋(千葉) 87−84 沼津中央(静岡)
明 成(宮城) 85−57 光 泉(滋賀)
京 北(東京)105−92 北 陸(福井)
福岡一(福岡) 92−65 佐賀北(佐賀)
能代工(秋田) 85−75 前橋育英(群馬)
東海大三(長野)78−69 藤枝明誠(静岡)
【準々決勝組合せ】
八王子×新潟商
能代工×東海大三
京北×福岡一
市船橋×明成
<コメント>
高校スポーツの花形競技である高校野球は、選手権大会地方予選も終わりに近付き、49の代表校が深紅の大優勝旗を目指すべく8月7日から甲子園球場で戦いを繰り広げるが、高校スポーツの祭典を言えば毎年夏に行われるインターハイである。今年は「美ら島沖縄総体2010」と称し、沖縄県で各競技の日本一を目指す戦いが繰り広げられている。
その中のバスケットボール男子はベスト8が出揃った。ここ数年と同じくの留学生がいる高校が強さを発揮している傾向は変わらないが、昨年のインターハイやウィンターカップと比べると今年のインターハイは少し顔触れが変わっている。高校野球の地方予選に関する記事でも書いたが、メンバーの代替わりがあり、公立校の場合は教員異動による指導者の交代が付き物の高校スポーツ。勢力図が変わっても不思議ではないのだがシード校の内、東海大会王者の藤枝明誠(静岡)、北信越王者の北陸(福井)、延岡学園(宮崎)、他にも各大会で上位争いをして来た洛南(京都)が相次いで敗れ、ベスト8に勝ち上がる事が出来なかった。(延岡学園は口蹄疫の影響で調整が難しかったようだが…)残った各校も決して見劣りする訳ではないのだが、そういった点では波乱の展開と言えるだろうか。
さて残った8校。東北大会で凌ぎを削りウィンターカップに続く2冠目の獲得を狙う明成、昨シーズンはタイトル獲得に絡む事が出来なかった名門能代工、九州勢最後の砦となった福岡一の他、京北、市船橋などの関東勢、シード校を破り勢いに乗る東海大三、名門新潟商の北信越勢。今シーズン最初のタイトルはどの高校が勝ち取るのだろうか。

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