第92回全国高校野球選手権大会の地方予選。残る大阪代表が8月1日に代表が決定する予定で、晴れの舞台にコマを進める都道府県代表49校が出揃う。
【夏の全国高校野球地方予選決勝結果(30日実施分)】
◎神奈川
東海大相模 1 0 1 3 2 0 0 2 0 9
横 浜 1 0 0 0 0 2 0 0 0 3
(東海大相模は33年ぶり8回目の選手権出場)
◎愛 知
中京大中京 1 1 3 1 0 0 1 0 0 7
愛知啓成 0 0 0 0 0 2 0 0 0 2
(中京大中京は2年連続26回目の選手権出場)
◎兵 庫
市 川 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
報徳学園 1 0 0 1 0 1 1 0 X 4
(報徳学園は2年ぶり14回目の選手権出場)
◎宮 崎
延岡学園 1 0 1 0 0 0 2 0 2 6
宮崎第一 0 0 0 1 1 0 0 0 0 2
(延岡学園は4年ぶり6回目の選手権出場)
【これまでに決まった代表校、決勝カード】
◎北北海道・・・旭川実(11年ぶり3回目)
◎南北海道・・・北 照(19年ぶり2回目)
◎青 森・・・八戸工大一(12年ぶり5回目)
◎秋 田・・・能代商(25年ぶり2回目)
◎岩 手・・・一関学院(8年ぶり6回目)
◎宮 城・・・仙台育英(2年ぶり22回目)
◎福 島・・・聖光学院(4年連続7回目)
◎茨 城・・・水 城(初出場)
◎栃 木・・・佐野日大(9年ぶり6回目)
◎千 葉・・・成 田(20年ぶり7回目)
◎東東京・・・・関東一(2年ぶり5回目)
◎西東京・・・・早稲田実(4年ぶり28回目)
◎神奈川・・・・東海大相模(33年ぶり8回目)
◎山 梨・・・日 川(30年ぶり3回目)
◎新 潟・・・新潟明訓(3年ぶり6回目)
◎長 野・・・松本工(初出場)
◎富 山・・・砺波工(初出場)
◎石 川・・・遊学館(5年ぶり4回目)
◎福 井・・・福井商(2年ぶり20回目)
◎静 岡・・・常葉橘(2年連続2回目)
◎愛 知・・・中京大中京(2年連続26回目)
◎岐 阜・・・土岐商(5年ぶり3回目)
◎三 重・・・いなべ総合学園(初出場)
◎滋 賀・・・北大津(6年ぶり2回目)
◎京 都・・・京都外大西(3年ぶり9回目)
◎大 阪・・・<準決勝組合せ 履正社×近大付 金光大阪×大体大浪商>
◎兵 庫・・・報徳学園(2年ぶり14回目)
◎奈 良・・・天 理(2年連続25回目)
◎和歌山・・・・智弁和歌山(6年連続18回目)
◎鳥 取・・・八 頭(7年ぶり7回目)
◎岡 山・・・倉敷商(3年連続9回目)
◎広 島・・・広 陵(2年ぶり20回目)
◎島 根・・・開 星(2年ぶり7回目)
◎山 口・・・南陽工(4年ぶり3回目)
◎香 川・・・英 明(初出場)
◎徳 島・・・鳴 門(15年ぶり6回目)
◎愛 媛・・・宇和島東(11年ぶり8回目)
◎高 知・・・明徳義塾(6年ぶり12回)
◎福 岡・・・西日本短大付(6年ぶり5回目)
◎長 崎・・・長崎日大(2年連続9回目)
◎佐 賀・・・佐賀学園(6年ぶり6回目)
◎大 分・・・大分工(17年ぶり3回目)
◎熊 本・・・九州学院(10年ぶり7回目)
◎宮 崎・・・延岡学園(4年ぶり6回目)
◎鹿児島・・・・鹿児島実(2年ぶり17回目)
◎沖 縄・・・興 南(2年連続9度目)
<コメント>
聖地、甲子園を目指し各地で熱戦が繰り広げられて来た夏の全国高校野球大会地方予選もいよいよ残すは大阪大会のみとなり、いよいよフィナーレを迎えようとしている。既に代表に決まった高校は来るべき決戦に向けて準備に余念がないだろし、また惜しくも甲子園行きのキップに手が届かなかった多くの高校が来年に向けてスタートしているだろう。
さて30日の神奈川大会決勝で宿敵横浜高校を下し、33年ぶりに甲子園に戻って来る東海大相模。これまで全国優勝を経験し、現巨人監督の原氏を輩出するなど、全国的にも名の知れた名門校である。しかし、信じられないのだが選手権大会出場は1977年に出場して以来、実に33年ぶりなのである。もう少し甲子園大会に出場しているイメージがあったが夏に甲子園に姿を現すのは久々である。
この間、春の選抜大会に何度も出場し優勝、準優勝した経験もある事から決して実力がなかった訳ではない。しかし、そこは参加校が全国1、2位の多さである上に横浜、桐蔭学園、慶応、桐光学園等、全国大会で優勝或いは上位争いをしてきた強豪がひしめく激戦区、神奈川県。ここ数年はあと一歩の所で涙を飲み続け、記念大会で枠が2つ与えられた年でも出場が叶う事はなかった。何年か前の決勝で敗れた後に門馬監督が発した「甲子園は遠いなあ。」と言うフレーズが今も頭に残っている。それだけに選手は勿論、門馬監督始め学校関係者、OBは感慨ひとしおと言った所だろう。
今春のセンバツ大会は優勝候補と言われながら1回戦で姿を消した。エースでプロからも注目されている一二三投手はサイドスローに投球フォームを変えて夏の聖地に戻って来る。果たして春の忘れ物を取り戻す事が出来るのか注目したい。
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