2010年07月22日

甲子園行きのキップはすぐ目の前に… 「筋書きのないドラマ2010夏 〜第1幕〜」はいよいよ佳境へ・・・【高校野球  地方予選】

  連日熱戦が繰り広げられている第92回全国高校野球選手権大会の地方予選は22日も全国各地で行われ、伝統校同士の対戦となった鹿児島大会決勝は、鹿児島実業が2−0で樟南を下し2年ぶり17回目の選手権出場を決めた。
  この他では、4年連続出場を目指す福島の聖光学院や春夏連続出場を目指す西東京の日大三等は勝ち進んだが、7年連続出場を目指した青森山田や昨年、菊地投手(現西武ライオンズ)を擁し高校野球界を沸かせた岩手の花巻東は姿を消した。

  夏の全国高校野球の地方予選は23日北北海道と福島で代表が決まる予定となっている。


【地方予選決勝の結果】
◎鹿児島
鹿児島実 1 1 0  0 0 0  0 0 0  2
樟   南 0 0 0  0 0 0  0 0 0  0
鹿児島実は2年ぶり17回目の選手権出場 

【地方予選準決勝の結果】
◎北北海道 
旭川実 5−4 駒大岩見沢
武修館 3−1 遠 軽
  決勝は23日行われる。旭川実が勝てば11年ぶり、武修館が勝てば初の選手権出場となる。

◎青 森
八戸工大一 12−4  青森工
光星学院   6−2  青森山田
  ライバル校同士の対戦は光星学院に軍配が上がった。春の県大会決勝と同じカードとなる一戦は24日行われ、八戸工大一が勝てば12年ぶり、光星学院が勝てば7年ぶりの選手権出場となる。 

◎福 島  
聖光学院  9−2 小高工
光 南   6−5 白 河
  県内公式戦50連勝を飾った聖光学院の牙城を光南が揺るがす事が出来るか。  

【これまでに決まった代表校】
◎鹿児島…鹿児島実(2年ぶり17回目)
◎沖 縄…興 南(2年連続9度目)

  日本の多くの箇所で猛暑となっている中、熱戦が繰り広げられている夏の全国高校野球地方予選。22日鹿児島で代表校が決まり、23日には北北海道と福島で新たに代表校が決まる。そして週末から来週にかけて続々と甲子園行きのキップを手にする高校が名乗りを挙げ、「筋書きのないドラマ 〜第1幕〜」は佳境に入って行く。
  前回は激戦区の状況を紹介したが、今回はベスト4が出揃った地区の状況について紹介したいと思う。先日紹介した千葉、西東京、福岡は割愛する。

◇南北海道…札幌第一×函館大有斗、北照×札幌日大
【2年連続か?それとも春夏連続か?】
  好投手の又野投手擁する選抜ベスト8の北照、南北海道大会1回戦、準々決勝と接戦を制した昨夏代表の札幌第一、久々の選手権出場を目指す函館大有斗などが勝ち残った。2年連続を目指す札幌第一と春夏連続出場を狙う北照との争いか。

◇秋 田…秋田商×鷹巣、能代商×西仙北
【波乱続きも、第1シードの牙城は盤石か?】
  選抜に出場した秋田商は順当に勝ち上がったが、明桜や本荘と言った有力校が次々と敗れる波乱の展開となっている。第1シード秋田商がスンナリ甲子園行きのキップを手にするか。それとも他の3校がもうひと波乱起こすのか。


◇栃 木…作新学院×栃木工、宇都宮工×佐野日大
【シード校、甲子園経験校が勝ち残る!!】
  春の県大会を制した青藍泰斗はベスト8で姿を消したが、佐野日大を除く3校は何れもシード校。佐野日大も選手権経験校である事を考えるとほぼ順当な顔触れか。春の大会準優勝で、2年連続選手権出場を狙う作新学院が一歩リードか。
   
◇新 潟…新潟明訓×中越、日本文理×三条東
【大きな波乱もなく順当な顔触れ 「ビック3」に挑む「新顔」!!】
  新潟の高校野球界をリードして来た私学3強が順当にベスト4に進出した。注目は初のベスト4に名乗りを挙げた三条東。他の3校に比べると見劣りする感は否めないが、ここまで戦線を制し勢いの付く勝ち方をしているだけに侮ると足元を掬われる可能性がある。

◇長 野…松商学園×佐久長聖、松本工×上田千曲
【強豪私学に挑む公立勢!!その挑戦権を得るのはどちらか?】
  準決勝は強豪私学同士、新鋭公立校同士の顔合わせ。松本工の柿田投手はプロが注目する好投手。果たしてどんなピッチングを見せるか。

◇山 梨…日 川×日大明誠、甲府工×富士学苑
【春の覇者に勝利の女神は舞い降りるか?】
  春の県大会準優勝東海大甲府、昨夏代表山梨学院大付などが敗退する中、30年ぶり出場を目指す春の県大会覇者である日川が勝ち残っている。その前に立ちはだかるのは、9回目の選手権出場を狙う強豪甲府工だろうか。

◇鳥 取…八 頭×倉吉東、米子北×鳥取商
【ベスト4は順当な顔触れか?突出したチームなく混戦模様!!】
 ベスト4は春季県大会とほぼ同じ顔触れ。突出したチームがなく、1つのミスが試合の行方を左右する、競った展開になるだろう。  

◇高 知…高 知×高知商、明徳義塾×岡 豊
【大きな波乱なく名門が勝ち残る!!】
  かつては明徳義塾がその名を欲しいままにタイトルを独占して来たが、ここ数年はその座を高知高が奪っている格好となっている。選抜大会に出場し、春の四国大会も制した高知高がここも一歩リードか。四国No.1投手の呼び声高い田内投手擁する岡豊は悲願の甲子園初出場なるか注目される。











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posted by スポーツ職人201X at 23:23| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | 野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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