2010年07月07日

次の行き先はヨハネスブルグか?ポートエリザベスか?「W杯」を巡る戦いはいよいよクライマックスへ… 【サッカー W杯準決勝進出チームの横顔2】

  W杯南アフリカ大会準決勝。7日にダーバンで行われるドイツ×スペインはEURO2008の決勝と同じカード。その時は1−0でスペインがドイツを下しているが、果たして今回はどうなるか。


【EURO2008決勝の再現!! ドイツ×オランダ】
◎ドイツこれまでの戦績 
(1)グループリーグ・・・グループD1位
・4−0オーストラリア
・0−1セルビア
・1−0ガーナ
(2)決勝トーナメント
・1回戦   4−1 イングランド
・準々決勝  4−0 アルゼンチン
   
  グループリーグでセルビアに敗れたものの、終わってみれば厳しいと言われたグループを1位で突破したドイツ。圧巻は決勝トーナメントに入ってからの戦いぶりである。共に過去のW杯で因縁のあるイングランド、アルゼンチン相手に4得点ずつを奪って問題なく退けた。組織的なディフェンスから威力あるカウンター攻撃で得点を奪うパターンが機能する等、攻守のバランスが良く準決勝に進出した4チームの中では最も安定した戦いを繰り広げていると言って良いだろう。イタリア、フランスが早々と大会を後にする等、ヨーロッパのサッカー強国のパフォーマンスが今ひとつだったが(と言っても結局ベスト4の内、ヨーロッパが3つを占めたが…)、、ゲルマン魂が折れる事はなかった。
前回大会に続く得点王とW杯通算ゴールの記録更新を狙うクローゼ選手、若き司令塔エジル選手を中心とした攻撃力と組織的な守備力で無敵艦隊相手にどこまで迫れるか或いは越えるのか、注目したい。

◎スペインこれまでの戦績 
(1)グループリーグ・・・グループH1位
・0−1スイス
・2−0ホンジュラス
・2−1スペイン
(2)決勝トーナメント
・1回戦   1−0 ポルトガル
・準々決勝  1−0 パラグアイ
  
  優勝候補の一角に挙げられながら出だしでいきなりつまずいた「無敵艦隊」スペイン。その後もEURO2008で見せた華麗なパスワークは影を潜め相手ディフェンスを崩すのに苦労している感があるが、それでもここまで勝ち上がるのは地力のある証拠だろう。再びドイツの挑戦を受けるスペイン。悲願のW杯優勝に向けて、ここが最大のヤマと言える。

  スペインはビジャ選手が5試合で5得点と好調な反面、F・トーレス選手が精彩を欠いているのが不安材料。デルボスケ監督がどんな選手起用をするのか注目したい。一方のドイツもエジル選手と共に今大会ブレークしたMFミュラー選手を出場停止で欠く事がどこまで影響するのか。
  EURO2008の時はスペインに軍配が上がったが、今大会の両チームの戦いぶりを見ると力は互角と見てよいだろう。1つのきっかけが試合の行方を大きく左右するような試合展開になると思われる。
  ポイントとしては、ボール支配率が高くなると予想されるスペインは決定力の高いビジャ選手にどうやってボールを運ぶか。一方のドイツは、組織的な守備でスペインのパスワークを分断出来るか。そしてEURO2008決勝の舞台を知らないエジル選手が中盤から決定的なパスを前線に繰り出せるか、と言う事になるだろうか。何れにしても激しい試合になる事が予想される。














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posted by スポーツ職人201X at 03:45| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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