2010年05月21日

甦ったサッカーの母国!! 「カペッロ軍」はベスト8の壁を破れるか? 【サッカー W杯南アフリカ大会グループリーグ展望】

   サッカーW杯南アフリカ大会グループリーグ展望。3回目は、カペッロ監督が就任し失意のどん底から這い上がって本大会にコマを進めたサッカーの母国、イングランドや昨年行われたコンフェデレーションズカップで準優勝したアメリカ等が属するグループC。


【グループC】
イングランド、アメリカ、アルジェリア、スロベニア

【グループリーグ日程】
12日20:30 イングランド×米 国  (ルステンブルク)
13日13:30 アルジェリア×スロベニア (ボロクワネ)
18日16:00 スロベニア×米 国 (ヨハネスブルク)
18日20:30 イングランド×アルジェリア (ケープタウン)
23日16:00 スロベニア×イングランド (ポートエリザベス)
23日16:00 米 国×アルジェリア  (プレトリア)

日時は現地時間。日本との時差はおよそ−7時間。

<大方の予想通りイングランドとアメリカがグループリーグ突破か。>

  今回のW杯グループリーグは、どのグループも各国の力が拮抗しており、ポット1に入った「世界の強国」と言えども油断出来ない戦いが続くと見られる。
  その中で、このグループCは数少ない「無風のグループ」と言えるかも知れない。何事も起きなければ、イングランドとアメリカのグループリーグ突破は堅いと見る。(何かが起きるのもサッカーの世界ではよくある事だが・・・。)

  サッカーの聖地、ウェンブリーでの敗退で失意のどん底に落ちこれ以上ない屈辱を受け、EURO2008の舞台にすら立てなかったイングランド。しかし、失意のどん底に落ちたチームをカペッロ監督が救い上げ、W杯予選では因縁の相手クロアチア等を全く問題にせず、難なく南アフリカ行きのチケットを手に入れた。
  チームの前線に今シーズン好調だったルーニー選手(マンチェスターU)、中盤にジェラード選手(リバプール)、ランパード選手(チェルシー)、最終ラインにテリー選手(チェルシー)等、他の世界の強国と比べても遜色ないラインナップであり、ベッカム選手(LAギャラクシー)は怪我で代表から漏れたが、それを差し引いても上位争いの出来る布陣である。
  カペッロ監督の采配と選手が上手く噛み合えば、久々の世界制覇も見えてくるであろうイングランド。しかし、順風満帆と言う訳でもなくテリー選手の不倫騒動による士気の低下や主力の怪我の回復具合など、懸念材料も残っている。そして絶対的な守護神が存在しないと言うウィークポイントは解消されないまま大会に入る事になる。これらの事がどのように影響するのか。グループリーグの対戦国には恵まれた感があるが、決勝トーナメント初戦で対戦するグループDの顔触れは、どこが出て来ても手強い。出来れば最終戦を待たずにグループリーグ突破を決めて決勝トーナメントへの準備に入りたい、と言うのが指揮官の本音なのかも知れない。

  1990年イタリア大会で久々に世界の舞台に立って以来、連続出場を続けているアメリカ。コンフェデレーションズカップでスペインなどを破り準優勝を成し遂げても、大陸予選で「北中米の雄」メキシコを差し置き、トップで通過しても余り騒がれなかった事からも分かる通り、アメリカでサッカーはマイナースポーツである。MLSが設立されメジャースポーツの仲間入りをする素地は出来つつあるが、暫く時間が掛かるだろう。また代表候補選手の多くはヨーロッパでプレーしている。
  大陸予選でトップ通過を果たしたが、その後の親善試合では結果を出せず苦しんでいる。その要因となっている主力選手の怪我の回復具合や怪我の為に出場出来ない選手の穴埋めがどこまで出来ているかがグループリーグ突破のカギとなるだろう。

  1986年のメキシコ大会以来の出場となるアルジェリア。しかし本大会進出までの道のりは険しいものだった。予選最終節のエジプト戦の前に選手を乗せたバスが相手サポーターに襲撃されると言う事件が起き、その後行われたプレーオフ(相手は再びエジプト)は中立地で行われると言う壮絶な戦いを潜り抜けてきた。
  今回のアルジェリアの躍進は、旧宗主国フランスとの密接な関係なくしては語れない。世界的スーパースター、元フランス代表ジダン選手はアルジェリア移民の子である事は有名な話であるが、今回のアルジェリア代表の何人かもフランス出身のアルジェリア移民の子であり、フランスのクラブで育成された選手も多い。近年はアルジェリア代表を選ぶ選手が増えてきているらしく、そのうような事情がレベルアップの一因にもなっているのだろう。
  さて、アルジェリアのチームカラーは固い守備と言えるだろうか。アフリカ最終予選のスコアを見ると、前述の事件後のエジプト戦を除けば、ほぼシャットアウトで相手を下している。固い守備でゴールを守り、数少ない攻撃のチャンスを生かせれば勝機も出てきそうな気がする。「砂漠の狐」は果たして化けるのか。

  前評判は決して高くないスロベニア。しかし、大陸予選でグループ1位となったスロバキアをホームとアウエーの両方で下し、そしてプレーオフでは、あのヒディンク監督率いるロシアを沈めて本大会にコマを進めたのだから侮れない。これと言ったスター選手はいないが、持ち味である堅守速攻を駆使出来れば、ここでも大物食いを果たす事が出来るだろう。32か国中人口最少国の挑戦に注目したい。

【グループC本紙予想】
1イングランド 2アメリカ 3スロベニア  4アルジェリア
 
※イングランドのグループリーグ突破は堅いと思うが、アメリカの仕上がり具合によっては、スロベニア、アルジェリアにもチャンスがあると予想する。














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posted by スポーツ職人201X at 23:31| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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