この内、グループEの川崎フロンターレ、グループFの鹿島アントラーズ、グループGのガンバ大阪は何れも勝利を収め勝ち点を伸ばしたが、グループHのサンフレッチェ広島は敗れグループ最下位を抜け出る事は出来なかった。
アジアチャンピオンズリーグは折り返し地点を迎え残り3試合で決勝トーナメント進出クラブが決まる。次回第4節は3月30日、31日に行われる。
【ACL試合結果など(23日、24日実施分)】
◎グループE
城南一和(9) 3−1 北京国安(6)
川崎フロンターレ(3) 4−0 メルボルン・ビクトリー(0)
◎グループF
長春亜泰(3) 1−2 全北現代(6)
鹿島アントラーズ(9) 5−0 ペルシプラ・ジャヤプラ(0)
◎グループG
アームド・フォーシーズ(1) 2−4 ガンバ大阪(5)
河南建業(2) 0−2 水原三星(7)
◎グループH
アデレード・ユナイテッド(9) 3−2 サンフレッチェ広島(0)
浦項スティーラーズ(6) 1−0 山東魯能(3)
左側がホームチーム。カッコ内の数字は勝ち点。
<コメント>
今シーズンのJリーグは第3節を終了した所で早くも全勝のチームが無くなり混戦ムードが高まって来ている。
そのJリーグで昨シーズン上位となった4つのクラブが参戦しているアジアチャンピオンズリーグ(ACL)のグループリーグは折り返し地点を迎えた。
まず過去にACLを経験している3つのクラブ。鹿島アントラーズは、ここまで全勝でグループトップとなっている。24日行われたペルシプラ・ジャヤプラ戦も格下相手とは言え、大量5得点を叩き出し全く問題にしなかった。次節の結果次第で、決勝トーナメント進出の可能性も見えて来たアントラーズ。グループリーグ突破はあくまで通過点か。
今シーズンの公式戦で勝ち星の無かったガンバ大阪も敵地で勝ち星を挙げた。日本代表遠藤選手ら主力の一部を欠く中で、FW平井選手がハットトリックを決める等、収穫もあった。そろそろエンジン全開と行きたい所だ。
川崎もようやく勝ち点を挙げる事が出来た。しかしFW鄭大世選手が残りの試合出場停止となる可能性もあり喜んでばかりいられないのもまた事実。強敵が揃っているグループでグループリーグ突破は、初めての勝ち点を挙げて尚、茨の道か。
一方、アジアの洗礼を受けているサンフレッチェ広島は中々芽が出て来ない。アデレード戦も10人で奮闘したが、逆転されて初勝利を挙げる事が出来ずグループリーグ突破は厳しくなった。残り3試合で何とか一矢報いて欲しい。
前半戦を終了し後半戦に突入するACLグループリーグ。果たしてどのクラブが決勝トーナメントにコマを進めるだろうか。

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