バンクーバー五輪競技の展望や見所を紹介する特集の最終回。今回は、悲願のメダル獲りに挑むモーグル、スキージャンプなどを紹介したいと思う。
【飛行隊復活&悲願のメダルを阻む難敵ゾロゾロ・・・】
まずは開会式に先立ちノーマルヒル予選が行われるノルディックスキージャンプから。
長野五輪以来、悲願のメダル奪取を目指す日の丸飛行隊。大ベテラン葛西選手、伊東選手などが世界の強者に挑むが、その壁はかなり高いのが現状だろう。オーストリアのグレゴア・シュリーレンツァウアー選手、スイスのシモン・アマン選手や他にも数多いるヨーロッパ勢の有力選手にどう立ち向かうか。劣勢が予想される個人戦よりもむしろ団体戦の方が上位進出或いはメダルの可能性があると思うが…。
続いてはフリースタイルスキーモーグル女子。フィギュアスケートの浅田選手と並んでメダルの期待が大きい上村選手。今シーズン採点基準が変わった事もあってか、W杯では優勝がなく予選落ちも経験するなど安定さを欠いているのが気になる所。反対に今シーズン安定した成績を残しているハイル選手等、上位争いをするであろう北米勢相手に悲願のメダル獲得に向けてどんな滑りを見せるのか。
また、全盛期の勢いはないものの、オリンピックになると強さを発揮する里谷選手の滑りにも注目したい。
それと、この競技のポイントとなりそうなのが、コースの造りと雪質である。雪不足の影響で近隣の雪をかき集めて作られた急造コースである。公式練習で滑った選手の多くは、雪質やコブの作りが普段と違うとコメントいているようだ。他国の代表選手とだけでなく、こうした様々な条件も克服しなければならない。自然の条件なども厭わないタフな精神力を持った者に勝利の女神は微笑むだろう。(他の競技でも言える事だが)
上村選手は出場した過去3回の大会は、後一歩の所でメダルに届かず悔しい思いをしただろう。恐らく日本人メダル第1号となる可能性がある今回こそ何とか表彰台に上がり、日本に弾みつけて欲しい。
この他では昨シーズン世界選手権の団体戦を制し、久々のメダル獲得の期待が懸かる男子複合団体や女子カーリングなども見逃せない。
この週末からいよいよ始まるウインタースポーツの祭典。メダルを獲る事も大事だが、日本の選手が悔いのないよう、ベストパフォーマンスを発揮して感動を与えてくれる事を期待したい。
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