ウィンターカップの興奮覚めやらぬ中、2010年の主役を目指すべく新人大会が各都道府県で既に始まっている。
高校のバスケットはかつて、高校野球のセンバツ大会のように新チームの全国一を争う選抜大会(ウィンターカップの前身となる大会)が3月にあったが、3年生が次のステップに進むまでブランクが長くなる事などが考慮され、3年生も出場できる冬に移行された。(裏では春高バレーと重なる事を嫌って等と当時言われたような覚えがあるが…。そう言えば春高バレーは数年後1月に開催時期が移るらしい。)
従って現在、新チームが新人戦で上位に入った場合の次のステップはブロック大会までとなっており、公式戦として全国レベルの大会はない。そろそろ何らかの大会を設けても良いような気もするが…。
そんな話はさて置き、数回に分けて各地の新人戦の途中経過或いは結果を紹介したいと思う。1回目の今回は関東地区の様子から。
【茨 城】
ベスト4が出揃い決勝リーグが始まっている。ベスト4に進出したのは常磐大高、土浦日大、つくば秀英、土浦第一。ここ数年、上位に進出していた取手松陽は3回戦で土浦第一に敗退した。
昨年インターハイに出場した常盤大、ウィンターカップに出場したつくば秀英が覇権を握り続けるか。それとも、昨年無冠だった土浦日大が覇権を奪還するか。
◎決勝リーグ初日結果
土浦日大(1勝)84−56常磐大(1敗)
つくば秀英(1勝)127−87土浦第一(1敗)
【栃 木】
ベスト4は文星芸大附、作新学院、宇都宮工、宇都宮と例年とほぼ同じ顔触れで決勝リーグ突入。ウィンターカップに出場できなかったU−16日本代表橋本選手擁する宇都宮工がどんな戦いぶりを見せるか。
◎決勝リーグ初日結果
作新学院(1勝)96−77文星芸大附(1敗)
宇都宮工(1勝)138−76宇都宮(1敗)
【群 馬】
ベスト4は桐生一、前橋育英、太田東、樹徳。ここ数年群馬県を制し続けながら、昨年はインターハイ、ウィンターカップと桐生一に阻まれ出場出来なかった前橋育英がトップの座を奪い返すか。
◎決勝リーグ初日結果
前橋育英(1勝)92−67桐生一(1敗)
太田東(1勝)72−68樹徳(1敗)
【千 葉】
市立船橋、市立柏、幕張総合、東海大浦安のシード校が順当にベスト4にコマを進めた。
◎準々決勝結果
市立船橋94−51拓大紅陵、幕張総合106−71八千代、東海大浦安97−63流経大柏、市立柏94−64習志野
◎準決勝組合せ
市立船橋×幕張総合、東海大浦安×市立柏
【埼 玉】
ベスト4にコマを進めたのは西武文理、春日部、昌平、正智深谷の4校。16日に決勝リーグ初戦が行われ、昌平、正智深谷が1勝を挙げた。
◎決勝リーグ初日結果
昌平(1勝)75−42西武文理(1敗)
正智深谷(1勝)103−73春日部(1敗)
【東 京】
京北、八王子、国学院久我山、世田谷学園がベスト4に進み17日から決勝リーグが始まる。ここ数年4強の一角を占めていた東海大菅生は、トーナメント初戦で明星に敗れた。
◎ブロック決勝(11日実施)
京 北124−72専修大附、世田谷学園90−69早稲田実、国学院久我山111-70明星、八王子101−73都立城東
【神奈川】
ベスト8が出揃いシード勢が順当にコマを進めた。17日準々決勝、23日準決勝、決勝が行われる。
◎3回戦結果
東海大相模122−49市立金沢
横浜商大90−76横浜立野
桐光学園98−63立花学園
市ヶ尾90−65湘南工大附
慶應義塾89−67厚木北
霧が丘90−84逗 子
秦野105−62横浜
法政二79−37横浜清風
◎準々決勝組合せ
東海大相模×横浜商大、桐光学園×市ヶ尾、慶応義塾×霧が丘、秦野×法政二
【山 梨】
ベスト4は、日本航空、日川、甲府昭和、甲府西のシード校。16日から決勝リーグが始まっている。昨年、主要タイトルを総なめにした日本航空に待ったを掛ける高校が出てくるか。
◎決勝リーグ初日結果
日本航空(1勝)61−50甲府昭和(1敗)、甲府西(1勝)59−58日川(1敗)
関東新人大会(男子)は2月6日、7日さいたま市で行われ、各都県上位2校が出場する。

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私、八王子の石川先生のご子息が
ご幼少のみぎり
「キャッチボール」の相手を務めました。
素顔の石川先生は、
飾らない、良い方ですよ。