2011年02月27日

名古屋の壁の番人は今シーズンも健在か?Jリーグ連覇へ好スタート!!【サッカー ゼロックススーパー杯】

  昨シーズンのJリーグ王者と天皇杯王者が対戦するゼロックススーパー杯が26日、横浜の日産スタジアムで行われ、Jリーグ王者の名古屋グランパスがP.K戦の末、天皇杯王者の鹿島アントラーズを下し今シーズン最初のタイトルを獲得した。
  試合は互いにセットプレーから1点ずつを奪い1−1の同点で90分を終了し、勝負の行方はP.K戦に委ねられる事になった。P.K戦では元日本代表G.Kで昨シーズンJリーグMVPを獲得した楢崎選手が3本止める活躍を見せ、チームに最初のタイトルをもたらした。

  この後サッカーのJリーグが3月5日、また名古屋、鹿島などが参加するアジアチャンピオンズリーググループリーグが3月1日に開幕し、2011年シーズンがいよいよスタートする。


【ゼロックススーパー杯試合結果】
名古屋  1−1  鹿 島
   (P.K3−1)
(得点者)
後 9分  増 川(名古屋)
後21分  野 沢(鹿 島)
 
<コメント>
  Jリーグ王者と天皇杯王者が対戦する恒例のゼロックススーパー杯。今回のカードは、昨シーズン悲願のJリーグチャンピオンとなった名古屋グランパスと、天皇杯を制しギリギリの所でアジアチャンピオンへの挑戦権を獲得した鹿島アントラーズ。Jリーグ開幕を来週に控え、極力手の内は見せたくないところだが、両チームともほぼベストメンバーを揃えて来た。

  名古屋は先月行われたアジアカップで日本代表にも選ばれた藤本選手が清水から移籍し、早速スタメンに名を連ねた。一方の鹿島はマルキーニョス選手がベガルタ仙台に移籍し、ポルトガルリーグで活躍したカルロン選手が加入する等、互いにマイナーチェンジを図って今シーズンに挑む。恐らく今シーズンもJリーグを引っ張る存在となるだろう。

  さて王者同士が対戦したこの試合。互いにセットプレーから1点ずつを取りP.K戦の末、名古屋が勝利を収めた。増川選手の高さを生かした名古屋のゴールも、鹿島の野沢選手のF.Kも見事だった。名古屋はケネディ選手、闘利王選手、増川選手と高さを生かせる選手が多くおり、セットプレーで威力を発揮しそうだ。また鹿島は、ベンチに中田浩選手、本山選手など経験豊富な選手がベンチに控える程、層が厚い。Jリーグ、アジアチャンピオンズリーグと日程がタイトな中で選手層が厚いのは大きな武器である。キーマンとなりそうなのはFWの2人と新加入のカルロン選手だろうか。特に興梠、大迫選手がどれだけゴールを量産出来るか。後々代表入りも期待される選手だけに今シーズンの活躍ぶりに注目が集まる。
  注目が集まると言えば、W杯南アフリカ大会を最後に代表の舞台から降りる事を宣言した楢崎選手が鹿島のシュートを何本か止め、P.K戦でもシャットアウトする等、この試合で健在ぶりをアピールした。高さを誇る名古屋の壁であるがその番人が今シーズンもゴール前に立ちはだかる。

  ヨーロッパに渡って活躍する日本人選手がマスコミで多く取り上げられているが、来週からJリーグが開幕し日本でもいよいよサッカーの季節が始まる。ヨーロッパの選手の報道に負けないくらい盛り上がる事を期待したい。

















人気ブログランキングへ
→ ヨーロッパに渡って活躍している選手に負けないくらいにJリーガーにも頑張って欲しい、と思う方ははクリックをお願い致します。

にほんブログ村 サッカーブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 その他スポーツブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 その他スポーツブログ スポーツ大会へ
にほんブログ村
posted by スポーツ職人201X at 14:28| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(7) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする