2011年01月31日

ズバズバ的中「Captain  Zac」の采配!! アジアを制圧し世界へ針路を取る「Zac号」!! 【サッカー アジアカップ決勝戦】 

   カタールで行われているサッカーのアジアカップは29日(現地時間)、決勝が行われれ日本が延長戦にもつれ込む接戦の末、オーストラリアを下し2大会ぶり4回目の優勝を果たした。

  前半から高さとフィジカルの強さを前面に押し出すオーストラリアのパワープレーに苦しんだ日本だったがこれを何とかしのいで延長戦に。そして相手に疲れが見えた延長後半、長友選手が上げたクロスから途中出場の李選手が強烈なボレーシュートを叩き込み先制すると、その後のオーストラリアの攻撃をかわした。
   一方、終始試合の主導権を握っていたオーストラリアだったが、日本のゴールネットを揺らす事は出来ず、一瞬の判断ミスから失点し初のアジアチャンピオンのタイトルを獲得する事は出来なかった。
  アジアチャンピオンの座を奪還した日本代表は、3月の親善試合を経て7月に行わる南米選手権に招待国として挑む。

【アジアカップ決勝試合結果】
日 本  1−0  オーストラリア
(得点者)
延後3分 李


<コメント>
 苦しみながらも決勝まで勝ち進み、アジアチャンピオンの座が大きく見えて来たザックジャパン。アジアカップ最後の相手は、今大会参加した国の中では最も世界の匂いを漂わせているオーストラリア。この試合も、シンプルではあるが高さを駆使した破壊力ある相手の攻撃に苦しみ、何度もピンチを迎えた。しかしGK川島選手が好セーブを連発してこれをしのぐと、2試合続けてP.K戦かと誰もが思った延長後半に待望の先制ゴールが生まれた。
 この試合のポイントは、諸氏が語っている通り高さのあるDF岩政選手を投入し長友選手のポジションを上げた事だろう。韓国戦の試合終了直前にディフェンスの最終ラインが下がってしまった反省からか、4バックは維持したままディフェンスの壁を高くして、運動量のある長友選手を攻撃的なポジションに上げた事で、オーストラリアはより正確なフィードを供給する事とそれまで以上に左サイドをケアする必要に迫られた。疲れがピークに達するであろう時間帯にこれらをこなすのは、いかにヨーロッパで揉まれた選手が多いと言えども厳しい。事実、李選手がゴールを決めたシーンでオーストラリアのディフェンス陣は人数は揃っていたが、長友選手を気にするあまり彼の側に寄ってしまった。李選手のボレーは素晴らしかったが、一瞬の判断ミスで有利に進めていた試合を失ってしまう事をオーストラリアが教えてくれた、とも言える。

  この大会を通じて登録選手23人の内、ピッチに立ったのは21人。過去の公式戦と比べても多い部類に入ると思うが、特筆すべきは途中出場した選手の多くがゴールを決めた事である。ザッケローニ監督は就任後、縦へボールを運ぶ意識付けは徹底させたがそれ以外は今まで日本がやって来たサッカーをベースにチーム作りを進めて来た。戦術面より目立ったのが頻繁にJリーグの試合を視察する等、選手を探り、そして自ら足を運んで選んだ選手を知り、気遣いを見せるシーンや言動が垣間見えた事。今後はどうか分からないが、今回は控えの選手にもチャンスを与えた。その期待に応えた選手との信頼関係はかなり深まったと思われる。イタリアでは既に過去の人と評された中で就任した日本代表監督。そんな評価を下した人々を見返しもうひと花咲かそうと言う心を持っているであろう同監督の就任は日本にとって、これまでの所は吉と出ているような気がする。

   準備が十分とは言えない中で、開催国とアジアのライバルを撃破しての優勝は価値があると思うが、同時に今大会では守備面を中心に課題も見えた。決勝は無失点だったが、その他の試合では意思疎通の不足から失点するシーンが多々見えた事も忘れてはならない。世界と戦う上ではまだまだ足りない、とコメントしている選手が多くいる事から、アジアを制圧した余韻に浸っている選手はいないだろう。7月には招待されている南米選手権が控えている。現時点で日本が世界のどの位置にいるのかを測るには、そして今回浮き彫りとなった課題がどれだけクリアされているのかを見るにはまたとない機会である。
   世界を見据える選手と目の肥えた地元イタリアの人々を見返す心を持つ指揮官。この後、航路図にどんな足跡を残すのか。世界に針路を取りはじめたザックジャパンに注目して行きたい。














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2011年01月28日

100年待った学校から1年生だけでキップを掴んだ学校まで・・・ 一足先に「サクラサク」の吉報届いた32校!!  【野球 選抜高校野球出場校決定】

 3月23日から甲子園球場で行われる第83回選抜高校野球大会の出場校を決める選考委員会が28日行われ、昨年秋に行われた明治神宮大会優勝校の日大三(東京)、夏の選手権大会準優勝の東海大相模(神奈川)や創部1年目でキップを掴んだ創志学園(岡山)など32校が選出された。この他21世紀枠で佐渡(新潟)、城南(徳島)、大館鳳鳴(秋田)が選ばれた。3校は何れも春夏通じて初めて甲子園に乗り込む。
  
  大会の組合せ抽選は3月15日行われ、12日間の日程で熱戦が繰り広げられる。


【第83回選抜高校野球大会出場校】
◎東北・北海道
・北 海(北海道) 16年ぶり12度目
・東 北(宮 城)  3年ぶり19度目
・光星学院(青 森) 2年ぶり5度目
◎関東・東京
・浦和学院(埼 玉)  6年ぶり7度目
・東海大相模(神奈川) 2年連続9度目
・横 浜(神奈川)   3年ぶり13度目
・水 城(茨 城)   初出場
・前橋育英(群 馬)  初出場
・日大三(東 京)   2年連続18度目
・国学院久我山(東京) 26年ぶり3度目
◎東 海
・大垣日大(岐 阜)  2年連続3度目
・静 清(静 岡)   初出場
◎北信越
・金 沢(石 川)   7年ぶり9度目
・日本文理(新潟)   2年ぶり4度目
◎近 畿
・天 理(奈 良)   4年連続21度目
・履正社(大 阪)   3年ぶり3度目
・智弁和歌山(和歌山) 2年連続10度目
・報徳学園(兵 庫)  2年ぶり18度目
・京都成章(京 都)  13年ぶり2度目
・加古川北(兵 庫)  初出場
◎中国・四国
・関 西(岡 山)   2年連続11度目
・創志学園(岡山)   初出場
・総合技術(広島)   初出場
・明徳義塾(高知)   3年ぶり14度目
・香川西(香 川)   初出場
◎九 州
・鹿児島実(鹿児島)  15年ぶり8度目
・九州国際大付(福岡) 29年ぶり2度目
・九州学院(熊 本)  9年ぶり4度目
・波佐見(長 崎)   初出場
◎21世紀枠
・佐 渡(新 潟)   初出場
・城 南(徳 島)   初出場
・大館鳳鳴(秋田)   初出場

青字は秋季大会地区優勝校

<コメント>
  全国的に寒い日が続いている今日この頃。「春」と言う言葉を耳にしても余りピンと来ないのであるが、2月に入るとプロ野球のキャンプが始まる等、球春はすぐにやって来る。それにしても今年の寒さは体に突き刺すようだ。本当に春はやって来るのだろうか。

   さて、春の到来を告げると言えば甲子園球場で行われる選抜高校野球。その出場校32校が決まった。
  どの地区も昨年の秋に行われた各地区の秋季大会の結果が反映される格好となった。関東・東京からは明治神宮大会を制した日大三、昨夏一二三投手(現阪神)を擁し準優勝を成し遂げた東海大相模、活躍次第では今後注目の的になるであろう山内投手擁する横浜等が名乗りを上げた。

  関東・東京地区以外で注目したいのが、創部1年目つまり1年生だけで出場権を勝ち取った岡山の創志学園。鹿児島の神村学園で甲子園出場経験のある長沢氏を監督に迎え早くも結果を出しての甲子園出場。反対に21世紀枠で選出された秋田の大館鳳鳴は学校創立113年目で嬉しい初出場となった。果たして春風と共に旋風を巻き起こすのか。
  
  昨年は沖縄の興南が春を制し、そのまま夏も他校の追随を許さなかった。間もなく始まる「筋書きの無いドラマ2011」。一冬越して桜の咲く季節に主役の座に躍り出るのは果たしてどの高校なのだろうか。その戦いが始まるのを聖地、甲子園球場は待っている。











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2011年01月27日

3人に1人が見た「伝説の一夜」  宿敵撃破し、アジアの頂点目指してLet’s 豪!!     【サッカー アジアカップ日韓戦】  

   カタールで行われているサッカーのアジアカップは25日、準決勝行われれ、日本とオーストラリアが勝ち29日に行われる決勝にコマを進めた。

  この内、宿敵韓国と対戦した日本1−1で迎えた延長前半に本田選手が蹴ったP.Kのこぼれ球を細貝選手が決めて勝ち越した。しかし延長後半、攻勢に出た韓国の攻撃に耐え切れず、ファールで与えたFKから失点し同点に追いつかれた。激闘の戦いはP.K戦にもつれ込み、川島選手の再三に渡るファインセーブで韓国を下した。
  一方のオーストラリアは試合開始早々、キューウェル選手がゴールを決めて先制すると、その後も攻撃の手を緩めず、6得点を奪いウズベキスタンを圧倒した。

  この結果、決勝に勝ち進んだ日本とオーストラリアが2015年にオーストラリアで行われるアジアカップの出場権(予選免除)を獲得した。
 
【アジアカップ準決勝試合結果】
日 本  2−2  韓 国
    (P.K3−0)
(得点者)
前23分 キ・ソンヨン
前36分 前 田
延前7分 細 貝 
延後7分 ファン・ジェウォン

オーストラリア 6−0 ウズベキスタン


◎アジアカップ今後の日程
・3位決定戦  韓 国×ウズベキスタン (28日24時試合開始)
・決 勝    日 本×オーストラリア (29日24時試合開始)

試合開始時間は日本時間

<コメント> 
   昨晩更新しようと思ったら繋りにくい状態が続いたので、今日更新する事にしました。尚、細部の修正及び詳細なコメントの記載は今晩行います。試合から少し日が経ってしまいましたたが、ご容赦願います。と言う訳で昨日(26日書こうと思っていた記事です。


    過去、幾多の名勝負を繰り広げて来た日韓戦。木村和司現横浜Fマリノス監督の「伝説のFK」が飛び出した85年。ドーハの悲劇の序章となった93年。フランスW杯出場へ苦闘の始まりとなり岡田監督誕生のきっかけとなった97年。そして守備重視へ方針変更を余儀なくされた昨年の壮行試合など、日本サッカーの歴史を語る上で忘れてはいけないターニングポイントが幾つもあった。

  26日行われた日韓戦はアジアカップ準決勝として行われた。大事な一戦ではあるが、W杯出場が懸かった雌雄を決する試合でもなければ、優勝が懸かった試合でもない。しかし、マスコミに躍らされているのだろうか。試合が始まる前から高揚感が体全体を覆った。今風に言うと高まった。そんな感情を抱きながら戦況を見つめた。テレビ中継の視聴率が30%を超えた事から単純に考えるとおよそ3人に1人が見ていた事になる。その多くが同じような思いを抱いて見ていたのではないだろうか。

  試合の前半は日本ペース。相手にP.Kを許し(これも微妙な判定だったが、延長前半に日本が貰ったP.Kと併せて考えれば、試合後に長谷部選手が語っていたように「おあいこ」と言う事になるだろうか。)先制点は奪われたが、前線が頻繁にポジションを変えて動きの重い韓国のディフェンス陣を撹乱した。また、ウィークポイントと言われたサイドでも長友選手が試合を通して駆け回る活躍を見せる等、主導権を握り同点ゴールもそこから生まれた。更に得点を奪うチャンスを作ったが追加点は奪えなかった。これが死闘の始まりを引き起こす要因となり後半を迎えた。

   後半に入り韓国が日本のサイド攻撃をケアする布陣に変えると、次第にボールを支配されるようになりゴールを脅かされるシーンが増え始めた。この日の韓国は全体的に押し上げるような攻撃もなければ、ガツガツ削りに来るような出足の鋭いチェックも殆どなかった。ロングボールを放り込む単調な攻撃、個人の突破力に頼る攻撃が目立ったが、それでも相手に圧力を掛ける事が出来るのはさすが「アジアの虎」である。

  結局、日本も韓国も最後まで諦める事なくゴールを目指し、死闘を繰り広げた71回目の日韓戦はP.K戦にもつれ込んだ。最後は日本の守護神が「アジアの若虎」を萎縮させたと言えるだろうか。それぐらい川島選手には気合がみなぎっており読みも当たっていた。

   この試合はまたしてもディフェンスの不安定さが浮き彫りとなった。外に蹴り出すのか、戻すのか、戻さず繋ぐのか、ファールを犯してでも止めるのか、或いは複数で挟んで止めるのか。試合終了間際に守りに入る布陣を敷き結果的に同点に追いつかれた事からそれも含めて、今後クリアすべき課題は沢山あるような気がした。

 これで日本は次回大会のシード権獲得と言う、最低限のミッションはクリアした。2014年のW杯本番に向けて安心して強化策に取り組めるだろう(出場が決まればの話だが・・)。次はその前の2013年に行われる世界の強国への挑戦権を懸けてオーストラリアと戦うザックジャパン。スピードある攻撃への対応に難があるオーストラリアの事を考えると、1対1で局面を打開できる香川選手の負傷欠場は大きな痛手である。しかし試合をこなす毎に高まっているように見えるチームの士気、まとまりで対応する事は可能だと思う。今大会様々の経験をし成長して来た選手を信じて応援したい。そして是非、キャプテンの長谷部選手がトロフィーを高々と掲げる姿を見たいものである。











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2011年01月23日

中東勢のいないベスト4  いつまで続く?「東高西低」  【サッカー アジア杯決勝トーナメント】

  カタールで行われているサッカーのアジア杯は準々決勝残り2試合が22日行われ、W杯南アフリカ大会のアジア代表だったオーストラリアと韓国が共に延長までもつれ込む接戦を制し、ベスト4進出を決めた。
  これで準決勝の組合せは日本×韓国、ウズベキスタン×オーストラリアと決まり25日(現地時間)に決勝進出を懸けて争う。


【アジアカップ準々決勝試合結果(22日分)】
韓 国  1−0  イラン

オーストラリア  1−0  イラク

<コメント>
  正月気分の抜け切らない1月7日に開幕したサッカーのアジアカップもいよいよ準々決勝まで終了し大詰めを迎えようとしている。
   ベスト4に勝ち残ったのは、日本、韓国、オーストラリア、ウズベキスタンの4カ国。ウズベキスタンを除く3カ国は何れの昨年南アフリカで行われたW杯のアジア代表国であり、ウズベキスタンも最終予選まで進出している実力国である。あれから1年も経っていないので、アジアの勢力図が急激に塗り替えられる事は考えにくく順当な顔触れとも言えるが、やはりこれまでアジアのサッカーを牽引する一端を担って来た西アジア勢がベスト4に残らなかったのは、今大会が中東で行われている事も併せて考えると少々寂しいような気がする。

  アジアカップの歴史を紐解くと、中東勢がベスト4を前にして姿を消したのは大会が始まって最初の頃以来のようだ。特に強さを誇示した1980年代以降では初めての事のようである。今大会もベスト8に4カ国残り、準々決勝の組合せは全て「中東勢×それ以外の国」だった。その準々決勝。どの国も展開ひとつで結果が変わる可能性があっただけに、結果だけを見て「凋落ぶりが目立つ」と言うのは早計であると思うが、地元勢が消えた準決勝以降の大会の盛り上がりが気になる所ではある。アウエーの雰囲気が和らぐと言う意味では、頂点を目指すザックジャパンにとっては好都合だとは思うが・・・。

  今日未明に行われたイラン×韓国。ちょうど韓国が先制点を上げた所で居眠りから目が覚めたのだが、映像が動画サイトにアップされていないか先程検索した所、1996年のアジアカップ準々決勝で対戦した両国の試合の模様がヒットした。後半だけでP.Kを含む4得点を稼いだダエイ選手を中心にイランが韓国を完膚なきまでに打ちのめしたシーンが映し出された。その時韓国がベストメンバーだったのかどうかは分からないが、今では信じられない光景である。文字、実況がハングル語だったので韓国の映像だと思うが、アナウンサー及び解説者の落胆ぶりが印象的だった。

  オーストラリアがAFCに加盟し昨年、今年と「東高西低」の状況が続いているアジアの勢力図。2014年のW杯に向けて今後、中東勢の逆襲はあるのか。それともこのまま凋落の一途を辿る事になってしまうのだろうか。中東勢が姿を消したAFCアジアカップカタール大会は間もなくフィナーレを迎えようとしている。











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2011年01月22日

「ザックポーズ」も出た!! 死闘、「アジアチャンピオン奪還への道」!!  【サッカー アジアカップ 対カタール戦】  

   カタールで行われているサッカーのアジアカップ第14日は現地時間の21日、準々決勝2試合が行われ、日本とウズベキスタンが勝利を収めベスト4にコマを進めた。

  この内、地元カタールと対戦した日本は相手に先手を取られる苦しい展開を強いられた。後半1人退場者を出した直後にFKを決められ2−1となったが、香川選手のゴールで追いつくと試合終了直前に伊野波選手が勝ち越しゴールを決めて3−2で逆転勝利を収めた。

  ベスト4にコマを進めた日本は25日、韓国×イランの勝者と決勝進出を懸けて戦う。


【アジアカップ準々決勝試合結果(21日分)】
日 本  3−2  カタール
(得点者)
前12分 セバスチャン
前28分 香 川
後18分 モンテシン
後25分 香 川
後44分 伊野波

ウズベキスタン 2−1 ヨルダン

<コメント> 
  アジアカップは一発勝負、負けたら終わりの決勝トーナメントに突入した。ここからが本当の「アジア杯」の始まりと言える残り3試合。

  日本の初戦の対戦はホスト国、カタール。ウルグアイ出身のセバスチャン選手を始め帰化した選手を多数擁する「多国籍軍団」である。そして指揮を執るのは2002年W杯日韓大会でセネガル代表を率いて旋風を巻き起こしたブルーノ・メツ監督。2022年W杯開催も決まり勢いに乗る同国を叩いて前進したい所である。
 
  「日本はアジアのバルサである。」と試合前の会見でメツ監督が持ち上げたように格では日本の方が上である。しかし格や実績だけでは勝ち上がれないのがアジア杯。この試合もそれを象徴するような試合となった。カタールは序盤から飛ばし、日本のゴールに迫った。足の長いパス、そしてセバスチャン選手を中心とするスピード感のある前線の攻撃に対応しきれずに先制点を許す苦しい展開となった。それでも最後は地力の差を見せ付けて勝ち切った。完全アウエーの雰囲気、ひとり少ない状況からの逆転勝利。「チームの成長」をポイントに掲げたザッケローニ監督だが、チームが成長しひとつにまとまるきっかけになる試合だった。しかも勝利をもぎ取り「自信」と言う産物も付いて来た。この後の戦いに向けて大きな経験値を得たと言えるだろう。

  攻撃陣では、ここまで期待されながらなかなか活躍出来ずに悶々としていたであろう、香川の全得点に絡む活躍は今後の戦いに大きなプラスとなる。相手が嫌がっていたと思われるディフェンスの裏に執拗にパスを通す攻撃も、足が止まった前半終了間際から効き始めた。そしてひとり少なくなってから下がり目のポジションに位置し「黒子」に徹した本田選手も良い働きを見せた。
  これまでの日本代表は攻撃陣に難ありと言う印象がどうしても拭えなかったが、ザックジャパンになってからボールを前に運ぶ意識が見えるのは良い事だろうか。この大会では仕掛けが遅い、ボール捌きに時間が掛かると言う課題が出ているのも確かだが・・・。

  逆にかつての日本代表では余り心配されてなかったディフェンス陣の不安定さが目立つのは気懸かりだ。人が入れ替わっている事もあるが、ここまで戦意を失っていたサウジアラビアとの試合は別として他の3試合では何れも得点を許している。このメンバーで連携を磨くにはもう少し時間が必要と言う事だろうか。

地元カタールを退け、ひとつのヤマを乗り越えたザックジャパン。しかし、次はもっと大きなヤマが待ち受けている。容易ではない「アジアチャンピオン奪還」の戦いがまだ続く。
















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2011年01月19日

「逆襲のTeacher!!」  果たして司法の判断は?【時事ネタ 教師、保護者を提訴】

  先日、新聞を読んでいたらこんな記事を見つけた。今回はこの「事件」について書きたいと思う。



<コメント>
  不平不満があると怪物になってみたり、不公平な事が起きていないかどうかヘリコプターに乗って監視してみたりと最近は色んな種類の親がいると聞く。(小生の周辺にそのような人はいないのだが・・・。)
  保護者が学校関係者を訴えるケースは良く耳にするが教師が保護者を訴えると言う、これまでとは反対の現象が起きた。
  今回の一件。当然の事ではあるが、双方の言い分に食い違いがありマスコミも事実を多少誇張して記事にしていると思われ、更に当事者である保護者と教師がどんな性格の持ち主なのか分からないので詳しくは書かないが、既に口頭弁論で被告側が争う姿勢を見せている事から裁判で全てはっきりするだろう。

  それにしても保護者は今回の事がよほど腹に据えかねていたのか、文科省や教育委員会に誹謗、中傷の文書を送ったり、教師は提訴後も担任を続けている等、お互い理解しがたい行動を取っている。当事者同士で解決する術は本当に無かったのだろうか。双方弁護士を立てた時点で既に「教師」と「保護者」の間柄ではなくなっているのだが・・・。また「学校としてコメントする事はない。」と言う学校側のコメントもあまりにドライな対応のような気がしてならない。学校としてあまり関わりたくないと言う意思表示なのだろうか。
 
   何れにしても一番気の毒なのは、大人の醜い泥試合を見せられている学校、クラスの子供達であり保護者の子供である。9歳と言えば物事の分別が分かり始める年頃であり、地域やマスコミ報道で噂になっているであろうこの事をきっかけにいじめに発展する可能性もある。子供達が小さい心を痛めている事を大人は我に返って認識して欲しいと思うのだが、ここまで話がこじれると我に返るのも難しいのだろうか。

   保護者の常軌を逸した苦情、要求に悩みこれまで泣き寝入りせざるを得なかった教師にとっては画期的な事なのかも知れないが、何か釈然としない今回の出来事である。

   教育の現場で解決する事が出来ず教師に端を発すると言う、今までと違うこのケース。果たして司法はどんな判断を下すのだろうか。











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2011年01月18日

「飛べないハヤブサ」相手に怒涛のゴールラッシュ!!砂塵を蹴散らし歩を進めるザックジャパン!!  【サッカー アジア杯グループリーグ】

  カタールで行われているサッカーのアジアカップは17日(現地時間)、グループBの2試合が行われ、日本がサウジアラビアをヨルダンがシリアをそれぞれ下した。
この結果、日本がグループ1位、ヨルダンが2位で決勝トーナメントにコマを進める事になった。
サウジアラビアと対戦した日本は序盤、岡崎選手が絶妙なループシュートを放ち先制すると、その後も次々とゴールを決め、3−0とした前半で試合を決めた。後半も前田、岡崎両選手がゴールを決め5−0でサウジアラビアを圧倒した。

グループBをトップで通過した日本代表は、決勝トーナメント初戦で地元カタールと対戦する。


【アジア杯グループB試合結果(17日分)】

日 本(7)  5−0  サウジアラビア(0)
(得点者)
前 8分 岡 崎
前13分 岡 崎
前19分 前 田
後 6分 前 田
後35分 岡 崎

ヨルダン(7) 2−1  シリア(3)

グループB最終順位 1日 本(7)  2ヨルダン(7) 3シリア(3) 4サウジアラビア(0)
カッコ内の数字は勝ち点。1、2位は得失点差による。

【アジアカップ準々決勝組合せ】
◎1月21日
ウズベキスタン(A1位)×ヨルダン(B2位)
日 本(B1位)×カタール(A2位)   
◎1月22日
C1位×D2位
D1位×C2位

<コメント>
  グループリーグここまでの2試合際どい内容で勝ち点を拾って来た日本代表。そのグループリーグ最終戦の相手はサウジアラビア。今大会はこれまでの強さがウソのような戦いぶりで既にグループリーグ敗退が決まってはいるが、日本と共にアジアのサッカー界を牽引して来た国である。有利な状況とは言え、難しい試合になるだろうと思われた。しかし蓋を開けて見れば、やはりグリーンファルコンズ(サウジアラビア代表の愛称)は飛べないハヤブサだった。

 モチベーションの低下したサウジアラビア相手に日本は岡崎選手のハットトリックを始め、ここまでスタメンで起用されながら、なかなか結果を残す事が出来なかった前田選手にも待望のゴールが生まれ計5得点でサウジアラビアを粉砕した。
  やはり試合が始まってすぐに奪った先制点がモノを言った。松井、本田両選手を怪我で欠いた中で代わりに先発出場した岡崎選手が技ありのゴールをねじ込み早速起用に応え、サウジアラビアの戦意を完全に喪失させた。また、後半になると落ちる傾向にある運動量も、今回のサウジアラビアがくみし易かったとは言え最後まで衰えなかった。
  前半で試合を決めた事もあり、交代枠を有効に使う事も出来た。特に次戦は出場停止となる内田選手の代わりに出場する事になると思われる伊野波選手を使えた事は大きい。噛み合わなかったチームの歯車が試合をこなす毎に徐々に噛み合って来ているような気がする。
 敢えて気になった点と言えば3点取った後、相手のペースに合わせるような試合運びをした時間帯があった事だろうか。

 一方、敗れたサウジアラビア。一体何があったのだろうか。直前に行われたガルフカップで燃え尽きてしまったのだろうか。監督、協会幹部解任と言うゴタゴタを起こし、らしさを見せないまま大会を後にする西アジアの盟主。このまま凋落しその地位をカタール等、後ろから追って来る他国に譲り渡す事になってしまうのだろうか。

 さて、気分良く決勝トーナメントを迎える事が出来た日本代表。次の相手はホスト国のカタール。完全アウエーの状態になるのは明らかである。厳しさがなかったサウジアラビア戦のような速いパス回しは恐らく封殺され、再びアジア独特の焦れる展開が予想される。苦しみながらもグループリーグトップで通過し、アジアチャンピオン奪還へ向けて一歩前進したザックジャパンが更に歩みを進める事を期待したい。














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2011年01月14日

中東の洗礼はねのけ、片目入ったザックジャパン!! もう片方の目を入れる事は出来るのか?【サッカー アジア杯グループリーグ】

     サッカーのアジア杯グループリーグは13日、グループBの日本×シリア等が行われた。
    グループリーグ突破の為には是が非でも勝ち点3が欲しい日本代表は2‐1でシリアを辛くも下し勝ち点3を獲得し、グループリーグトップに踊り出た。第3戦のサウジアラビア戦に引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まる。
     また、初戦の日本戦で引き分け、勝ち点1を獲得したヨルダンはサウジアラビアを下し勝ち点を4に伸ばした。一方、前回大会準優勝だったサウジアラビアはグループリーグ敗退が決まった。 

【アジアカップグループB試合結果】
日 本(4)  2‐1  シリア(3)
(得点者)
前35分 長谷部
後31分 アルハティプ
後37分 本 田 

ヨルダン(4)  1‐0  サウジアラビア(0)
カッコ内の数字は勝ち点

<コメント>
  ヨルダンがサウジアラビアを下した為、シリアに敗れるとグループリーグ突破が厳しくなるザックジャパン。そのシリアはスピードある攻撃でサウジアラビアを翻弄した。あまりサッカーで強いと言うイメージはないもののヨルダン同様、侮れない相手である。

   それにしても戦前の予想では格下と見られていたヨルダン、シリアの健闘が目を引くグループB。それに押し出される形で、これまで西アジアのサッカー界を引っ張って来たサウジアラビアがグループリーグで姿を消し大会を後にした。今大会は「ホーム」である中東勢のチーム状態で明暗が分かれている。直前に行われた中東で最も権威のある大会、ガルフカップが終わって間もなくこの大会が始まった事で各国コンディションの維持に苦労しているようだ。それともカタール、バーレーンに続く「第3勢力」の躍進が、西アジアの勢力図が塗り変わる序章となるのだろうか。

  そんな中で行われたシリア戦。首を傾げたくなるような判定で失点し、人数が少ない状態での戦いを強いられはしたが、勝たなければいけない試合で結果を残した事は評価しても良いと思う。試合中継の直前に睡魔が襲ってきた為、録画したものをさっきまで見ていたが前線での連動性が殆ど見られなかったヨルダン戦と比べると動き自体は良くなっていた。ただ後半、先に点を取られ反転攻勢に出たシリアに対して受け身になってしまった事や、疑惑の判定があったとは言え、意思疎通不足から不用意なバックパスで失点のきっかけを作ってしまった事など課題が多いのも事実である。特にゴールキーパーの途中交代はフィールドプレーヤーの交代と違って、それまでのリズムを大きく変えてしまう可能性がある。今後連携を深めてひとつひとつクリアすれば、もっと良くなるとは思うが・・・。

  長谷部選手が語っていたように、今のままだと決勝トーナメントに進出したとしても、アジアの頂点に立つのは厳しいような気がするし、世界トップクラスのプレーを見続けて来た指揮官の表情が緩む事はないだろう。次のサウジアラビア戦、そしてその先にある決勝トーナメントでチームがどのように進化していくのか。公式戦初勝利と言う事で片目が入ったザックジャパン。もう片方の目も入れる事が果たして出来るのか。指揮官にとって、キリキリするような胃の痛みから解放される日はもう少し先になりそうだ。














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2011年01月11日

諦めない姿勢に、高校スポーツの原点を見た「国立劇場」!!【サッカー 第89回全国高校サッカー選手権大会決勝】

   第89回全国高校サッカー選手権大会最終日となる10日、東京・国立競技場で決勝戦、滝川第二(兵庫)×久御山(京都)が行われ、滝川第二が5−3で久御山を下し16回目の選手権出場で初優勝を飾った。兵庫県勢の優勝は、1938年の第20回大会で優勝した旧制神戸一中(現神戸)以来73年ぶり。また6大会連続で初優勝校が誕生した。
 
  試合は前半で2−0とリードした滝川第二が後半も追加点を上げ4−1とリードした。後半終了間際に久御山の猛攻に遭い、1点差まで詰め寄られたが何とか逃げ切った。
  一方、最後まで諦めなかった久御山は1点差まで追い上げたがその直後、5点目を奪われ力尽き初優勝を逃した。

【第89回全国高校サッカー決勝結果】
滝川第二(兵庫)  5−3   久御山(京都)
(得点者)
前24分  浜 口(滝二)
前40分  樋 口(滝二)
後 9分  本 城(滝二)
後12分   林(久御山)
後14分  浜 口(滝二)
後39分  安 川(久御山)
後41分  坂 本(久御山)
後45分+5分 樋 口(滝二)

<コメント> 
  過去、幾多の名勝負が繰り広げられ、また幾多の名選手を輩出して来た高校サッカー。89回目となる「冬の風物詩」の覇権は、かつて主会場として開催されていた事もある近畿の高校によって争われた。最近でこそ優勝から遠ざかっている近畿勢だが、旧制中学から続く歴史の流れを汲む高校サッカー。その礎を築いた地域である。

  滝川第二は2人の強力フォワードを中心とした攻撃サッカー。久御山はパスを繋いで相手ゴールに迫るサッカー。互いの持ち味が出た見応えのある決勝戦だった。
  特に印象的だったのが、今大会チームが上げた得点の半分以上を稼いだ滝川第二の2トップの破壊力。フォワードと言うポジションの存在意義を示し、こういう風に仕事をするのだ、と言うのを存分に見せ付けた。

  そして3点差を付けられても最後まで諦めなかった久御山イレブンのひたむきな姿も印象的だった。試合を見てて「諦めたらそこで終わりである。」と言う、ある漫画のセリフが頭を過ぎった。「諦めない」と言う高校スポーツ、部活動の原点のような物を見た。

他の高校のスポーツもそうだが、最近は高校サッカーでも勝負に徹する傾向がありそれが良いのかどうか賛否が分かれる所だが、今回決勝に進んだ両校は点を取っても取られても、とにかく貪欲にゴールを狙った。勝負も大事だと思うが、それよりも大事なもの・・・。「仲間を信じ、自分らしさを失わない事」。そんな事を教えてくれたような気がする。

  近年、この世代はJクラブユースがクローズアップされ、秋に行われる全日本ユースを見ても、チームとしてのピークが違うとは言え高校のチームが勝つ事が難しくなっている。確かにJリーグのユースクラブに所属する選手の方が高いスキルを有しているのかも知れない。しかし高校サッカーには高校サッカーの良さがあると言う事を改めて実感した89回目の冬の風物詩。今回出場した選手の、次のステージでの活躍に期待したい。














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posted by スポーツ職人201X at 22:48| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(3) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月10日

これがアジアの厳しい戦いなのか? そしてこれからも続くのか?「胃の痛くなるような試合」 by ザッケローニ  【サッカー アジアカップ】

    サッカーのアジアカップ第3日は9日、カタール・ドーハで行われ、グループBの日本はヨルダンと対戦した。先制された日本は試合終了直前に吉田選手が同点ゴールを決め1−1の引き分けに持ち込んだ。
  またサウジアラビア×シリアは2−1でシリアが初戦をモノにし勝ち点3を獲得。グループトップに立った。

  グループBは日本、サウジアラビア、シリア、ヨルダンが入り、総当り1回戦のリーグ戦を行って上位2カ国が決勝トーナメントに進出する。


【アジアカップグループB試合結果】
日 本(1)  2−1  ヨルダン(1)
(得点者)
前45分 ハサン(ヨルダン)
後45分+2分 吉田(日本)

シリア(3)  2−1  サウジアラビア(0)

カッコ内の数字は勝ち点

<コメント>
  ヨルダン戦が終わった後、ザッケローニ監督が上のタイトルのような思いを抱いたかどうかは分からないが、反則スレスレの出足鋭いチェック、そしてアジア独特の焦れるような試合展開を体感したのは、イタリアで腕を鳴らした名将と言えども恐らく初めてだったのではないのだろうか。分析の為に取り寄せたビデオからは分からない独特の雰囲気・・・。それでも、自らスタジアムに足を運んで選んだ選手達なのだからもっとやれる筈だった、と言う思いは持っただろう。試合中そして試合が終わった後のインタビューで見せた苦々しい表情、もどかしさがそれを物語っている。

  アジアチャンピオンの座を奪還する戦いがいよいよ始まった日本代表。準備期間が短く、そしてDFを中心に怪我人が続出する中でどんな戦いを見せるか注目された初戦のヨルダン戦は引き分けに終わった。それも追い付いたのは敗色濃厚だった後半ロスタイム。まさに薄氷を踏む思いで獲得した勝ち点1だった。
  試合は日本が攻め相手が引いて守る、アジアではお馴染みの試合展開となり、引いた相手をどうやって崩すかが問われる事となった。ほとんどの時間帯でボールを支配した日本は香川選手を中心に何度もチャンスを作ったが、ヨルダンのGKを中心とした堅い守りと出足鋭いチェックに手を焼き、相手の動きが止まった試合終了直前にようやくゴールネットを揺らすにとどまった。対するヨルダンは時折、鋭いカウンター攻撃は見せたものの印象に残ったのは得点を奪ったシーンとその前のヘディングシュートがゴールを僅かに逸れたシーンぐらいである。
  確かにボールは支配しチャンスも作ったザックジャパン。しかしルーズボールに次々と人が群がるような組織的な動きは少なく個人技に頼った攻撃に終始した点。そして相手選手に対するマークが一瞬ずれて点を奪われたシーン。どちらも意思疎通が上手く行かない事から露呈した課題だと思うのだが、大会前の合宿でメンバー全員が揃わず準備期間も短かった事から出た課題とも言えるだろう。決勝まで進めば3週間寝食を共にする今大会。互いの連携を深めるには逆に良い機会なのかも知れない。
  
  ボールを支配しても点が入るとは限らないのがサッカー。ボールを支配しなくてもワンチャンスで点が入るのもまたサッカー。日本がアジア各国と対戦する時には何度となく見ているシーンなのだが、改めてサッカーの恐さを知る試合だった。グループBのもう1試合はシリアがサウジアラビアを下した。下馬評では格下と見られていた2カ国が勝ち点を拾い混戦の様相を呈してきたグループB。果たしてザッケローニ監督の表情が晴れる日は訪れるのだろうか。














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2011年01月08日

馬も女の時代!! 出でよ、明日の競馬界を担う猛々しい「男」!!【競馬 JRA賞】

競馬の2010年年度JRA賞の選考委員会が6日に都内で行われ、各賞の受賞馬が決定し発表された。
  注目の年度代表馬には、ヴィクトリアマイル、天皇賞・秋を制したブエナビスタ(牝5歳)が選出され、これで2008年、2009年のウオッカに続いて3年連続で牝馬が受賞する事となった。
  その他、最優秀3歳牡馬は皐月賞、有馬記念を制したヴィクトワールピサ、最優秀3歳牝馬は7年ぶりに牝馬3冠を達成したアパパネが受賞した。


【2010年度JRA賞各賞】
・年度代表馬・最優秀4歳以上牝馬・・・ブエナビスタ(牝4歳)
・最優秀2歳牡馬・・・グランプリボス
・最優秀2歳牝馬・・・レーヴディソール
・最優秀3歳牡馬・・・ヴィクトワールピサ
・最優秀3歳牝馬・・・アパパネ
・最優秀4歳以上牡馬・・・ナカヤマフェスタ(牡4歳)
・最優秀短距離馬・・・キンシャサノキセキ(牡7歳)
・最優秀ダートホース・・・エスポワールシチー(牡5歳)
・最優秀障害馬・・・バシケーン(牡5歳)
馬齢は2010年現在のもの。

<コメント>
  有馬記念で繰り広げられた激闘の興奮冷めやらぬ中、JRAから昨年活躍した馬に対して各賞が発表された。
  牝馬3冠を達成したアパパネや皐月賞、有馬記念のタイトルを獲得したヴィクトワールピサ等が順当に選出された。
  そして注目の年度代表馬はブエナビスタ。GT2勝(+幻の1勝)。遠征したドバイでも活躍する等、すっかりJRAの顔となった。とても牝馬とは思えない走りもそうだが、秋3戦のローテーションは、以前なら牡馬が王道を歩む時のものである。それを何事もなかったっかのようにこなした精神力も立派である。同馬が何度代表馬に選ばれる事に異論を挟む者はいないだろう。

  これで牝馬の年度代表馬選出は3年連続。クラシック戦線が終わると、牡馬と同じ土俵に立つ事から、以前は牝馬が勝つと大きく取り上げられる事もあった。しかし、ブエナビスタに続いて活躍が期待できる牝馬がこの後も控えている事から、この傾向はしばらく続くと思われる。既にそうなっているような気もするが牝馬が牡・牝混合戦で勝っても誰も驚かないだろう。
  最近、大人しい若い男性を「草食系」と称するが(馬は草食だが・・・)、馬の世界でも牡馬は大人しくなってしまったのだろうか。牝馬の活躍は競馬界を華やかにするのは確かだが、そろそろ競馬界を盛り上げるような牡馬が現れて来ても良いような気がするが・・・。





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2011年01月07日

ザック船長の航海日誌  最初に刻まれる二文字は「制覇」か?それとも「試練」か? 【サッカー アジア杯グループリーグ】

  アジアNo.1を決めるサッカーのAFCアジアカップ2011が7日(現地時間)からカタールで行われる。

  前回大会優勝のイラク、同準優勝サウジアラビア、同3位韓国と言った予選を免除されたシード国と予選を勝ち上がった12カ国に開催地カタールの計16カ国で争われるアジアNo.1決定戦。果たして勝負の行方は・・・。

  そこで今回はグループリーグA〜Dについて紹介したいと思う。

◎グループA・・・カタール、中国、ウズベキスタン、クウェート
◎グループB・・・サウジアラビア、日本、シリア、ヨルダン
  決勝トーナメントに進出できるのは各グループの上位2カ国。その決勝トーナメント初戦でグループA、Bのそれぞれ1、2位が襷掛けで準決勝進出を懸けて対戦する。

  日本以外の国の情報があまり表に出ていないので、各国どんな選手がいるのか或いは特徴があるのか良く分からないが、決勝トーナメントを考えると、日本にとっては比較的恵まれた組み合わせと言えるだろうか。そう言えばW杯予選など、アジアの主要な大会で日本が厳しいグループ、いわゆる「死のグループ」に組み入れられたと言うのを余り見た事がないような気がする。

 グループAは地元カタールがどんな戦いを見せるのか。2022年W杯開催も決まり、日本にとって今後無視出来ない存在となり得るだけに注目が集まる。W杯で指揮をとった経験を持つメツ監督の采配にも注目したい。これに続くのは高さとフィジカルの強さで日本も苦しめられた事があるウズベキスタン、W杯開催を目論む眠れる獅子中国か。
  
   続いてはグループB。ザッケローニ監督の公式戦初采配となる日本代表。順当に行けば2位確保は困難なミッションではないと思うが、そこは何が起きるか分からない中東で行われる大会。しかも、因縁の地カタールである。侮ると痛い目に遭う可能性もある。出来ればヨルダン、シリアに連勝し決勝トーナメント進出を決めた状況でサウジアラビア戦を迎えたいところだが・・・。
   中沢、闘莉王選手に代わる新しい壁は機能するのか。ザッケローニ監督のお目がねにかなった新しい選手がブレークするのか。そしてどんな布陣になるのか。今回は見所が多くありそうだ。
  前回大会、日本を破ったサウジアラビア。1位でグループリーグを通過するには負ける事が出来ない相手である。日本を破った前回大会は準優勝したものの、その後行われたW杯予選を勝ち抜く事が出来ず、南アフリカの地に立つ事は出来なかった。それだけにこの大会に懸ける意気込みは、もしかしたら日本のそれより強いのかも知れない。果たして前回同様、日本の前に立ちはだかるのか。


◎グループC・・・韓国、オーストラリア、バーレーン、インド
◎グループD・・・イラク、イラン、北朝鮮、UAE   
  決勝トーナメントに進出出来るのは上と同じく各グループ上位2カ国。その決勝トーナメント初戦でグループC、Dのそれぞれ1、2位が襷掛けで準決勝進出を懸けて対戦する。

  グループAや日本が入ったグループBとは反対にグループC、Dは強豪がひしめき合う激戦区となった。
  
  恐らく4つのグループの中で最も厳しいのがグループCだろう。W杯南アフリカ大会にも出場した韓国とオーストラリア、そしてその予選でプレーオフに進出する等、進境著しいバーレーン。主力を怪我で欠く韓国、今回もベテランが浮沈のカギを握るオーストラリア。バーレーンにも突け入るスキはありそうだ。果たしてどこがグループリーグを突破するか予想するのは難しい。そしてアジアが誇る世界的プレーヤー、マンチェスターUの朴智星選手はこの大会を最後に代表を引退すると噂されている。果たして有終の美を飾れるか。

 違った意味で何やらきな臭い匂いが漂うグループD。何の因果かイラン、イラク、北朝鮮とサッカー以外の所で世界から注目される国が集まった。
  前回のこの大会を制したものの、その後は資格停止処分を受ける等、表舞台から遠のいた時期もあったイラク。W杯南アフリカ大会出場を逃す等、強豪ではあるものの、英雄アリ・ダエイ選手引退後は伸び悩んでいる感のあるイラン、最近ユース世代の活躍が目覚ましい北朝鮮と、W杯出場経験のあるUAE。一癖も二癖もありそうな国が揃ったグループDを勝ち上がるのはどこなのか。

   さて日本代表に話を戻すと、Jリーグが終わって1ヶ月。その間、試合をしていない選手から、天皇杯での戦いを終えたばかりの選手まで、それぞれ過ごした時間が異なりコンディションの維持がポイントとなる。特にDF陣に怪我人が多く出ているのは、試合を行う意味からも、新戦力を見極めると言う意味からも気懸かりな点である。 しかも準備期間も短かった。それでも昨年、テストマッチとは言えアルゼンチンを破った事もありファンの期待は高まっている。それに応えるような成績を残す事が出来るか。ザック船長の舵取り、いや采配に注目したい。











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2011年01月05日

憧れの舞台「国立」の地に立つ4校!!そこは更なる飛躍の場か?それとも試練の場か?【サッカー 第89回全国高校サッカー選手権大会準々決勝】

  12月30日から首都圏各地で行われている第89回全国高等学校サッカー選手権大会は5日、ニッパツ三ツ沢球技場等で準々決勝4試合が行われ、ベスト4が出揃った。

  昨年のこの大会優勝校の山梨学院大付属(山梨)と86回大会優勝校の流通経大柏(千葉)の一戦は流通経大柏が逆転で勝利を収め、2回目の優勝に一歩近付いた。
  この他、立正大淞南(島根)、久御山(京都)、滝川二(兵庫)が勝利を収め、8日、国立競技場で行われる準決勝にコマを進めた。

  第89回全国高校サッカー選手権大会は8日に準決勝、10日に決勝が何れも国立競技場で行われる。

【第89回全国高校サッカー選手権大会準々決勝結果】
流通経大柏(千葉)  2−1  山梨学院大付(山梨) 

立正大淞南(島根)  2−2  西武台(埼玉)
            (P.K5−4)

久御山(京都)     1−1  関大一(大阪)
            (P.K4−3)

滝川二(兵庫)    3−0  日章学園(宮崎)

【準決勝(8日)組合せ】
流通経大柏×久御山
滝川二×立正大淞南

<コメント>
  年末から年始にかけて様々な学生スポーツが行われている。箱根駅伝、高校ラグビー、高校サッカー等など。それらに加えて今年から、従来春に行われていた高校バレーが3年生が出場出来るようにと、この時期に移行して来た。まさに正月の風物詩である学生スポーツ。今年も各地で熱戦が繰り広げられている。

  そんな中、首都圏各地で行われている全国高校サッカー選手権大会は準々決勝までが終わり、いよいよ高校でサッカーを志す者にとって「聖地」である国立競技場の舞台に立つ4校が決まった。この中に将来を嘱望され、イングランドの名門アーセナルへの入団が決まっている宮市選手擁する中京大中京や同じく有望株の柴崎岳選手擁する青森山田が勝ち残っていない所が一発勝負の高校サッカーらしいと言えるだろうか。
  前回大会の記事でも書いた記憶があるが、Jリーグが創設され各地にクラブチームが設立された事もあり、それまであった地域間格差は完全に無くなった。今大会も確かに有力校は残っているが、一方で、過去目立つような成績を残していない山陰の高校が初めて国立の地を踏む事や、ここ数年の優勝校は初めての優勝である事ががそれを物語っている。山陰勢のベスト8進出は71回大会の米子東(鳥取)以来だろうか。その時の監督さんが「うちがベスト8に進んで良いのか。」とインタビューで恐縮しきっていたような覚えがある。

  逆にかつて「サッカー王国」、「サッカーどころ」と言われた地域の代表校が勝ち上がる事は格差が無くなった事により難しくなった。サッカーでは象徴的な存在である静岡勢の優勝は74回大会の静岡学園を最後にそれ以来、決勝に進む事もままならない状況である。恐らくこの傾向は今後も続くと思われる。指導者、選手の力量そして両者のサッカーにかける情熱があればどの地域、高校でも全国大会出場、そして聖地である国立の舞台を踏む事は可能なのかも知れない。(勿論、それらが例えあっても叶わない可能性もあるのだが・・・)

  さて、今大会ベスト4にコマを進めた4校。流通経大柏以外は頂点に立てば初めての事となる。今大会も初優勝校が出るのか。それとも激戦区千葉を勝ち抜いた流通済大柏が2回目のチャンピオンとなるのか。大会はクライマックスを迎えようとしている。













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2011年01月03日

「箱根を制す者はレースを制す!!」 天下の剣で分かれた明暗!! 【陸上 第87回箱根駅伝】

   第87回東京箱根間往復大学駅伝は3日、復路(箱根町〜大手町)が行われ、往路2位だった早稲田大学が逆転し大会記録を更新する10時間59分51秒で18年ぶり13回目の総合優勝を果たすと共に出雲全日本選抜、全日本に続いて大学駅伝3冠を達成した。3冠は1990〜91年の大東大、2000〜01年の順大に続く3校目。

  東洋大から27秒差の2位で復路を迎えた早稲田大学は6区山下りで高野選手がトップに立つと、その後も各選手堅実な走りを見せ追いすがる東洋大を振り切り、先頭でゴールテープを切った。
一方、3連覇を狙った東洋大は5区柏原選手が稼いだリードを守り切る事が出来ず、最終10区で20秒差に迫ったものの及ばなかった。

   また熾烈なシード権争いは予選会を突破して本大会に出場した東海大、拓殖大、国学院大がシード権を獲得した一方で、山梨学院大、東京農大がシード権を失った。


【第87回箱根駅伝最終成績】
1 早稲田大学  10時間59分51秒=総合新(往路2位 復路1位)  
2 東洋大学   11時間00分12秒=総合新(往路1位 復路2位) 
3 駒澤大学   11時間03分53秒(往路5位 復路3位)
4 東海大学   11時間08分12秒(往路3位 復路8位) 
5 明治大学   11時間08分24秒(往路4位 復路7位) 
6 中央大学   11時間11分24秒(往路8位 復路6位) 
7 拓殖大学   11時間11分28秒(往路9位 復路4位) 
8 日本体育大学 11時間13分19秒(往路10位 復路10位) 
9 青山学院大学 11時間13分20秒(往路16位 復路5位) 
10 國學院大學 11時間13分23秒(往路6位: 復路13位)

以上、次回大会のシード権獲得。太字は予選会から参加した大学

11 城西大学   11時間13分26秒(往路7位 復路12位)
12 山梨学院大学 11時間13分50秒(往路13位 復路9位) 
13 帝京大学   11時間14分21秒(往路12位 復路11位) 
14 東京農業大学 11時間15分43秒(往路11位 復路15位)
15 神奈川大学  11時間16分37秒(往路15位 復路14位) 
16 中央学院大学 11時間19分00秒(往路18位 復路16位)
17 専修大学   11時間21分05秒(往路14位 復路19位) 
18 関東学連選抜 11時間21分17秒(往路19位 復路17位) 
19 上武大学   11時間25分11秒(往路20位 復路18位) 
20 日本大学   11時間28分00秒(往路17位 復路20位)

<コメント>
  ここ数年各校の戦力が接近し、どこが優勝或いは上位に入ってもおかしくない状況が続いている学生3大駅伝の最後を飾る箱根駅伝。それを物語るように今大会も予選から厳しい戦いが続き、順天堂大、大東大と言った優勝経験のある大学が予選を通過する事が出来なかった。更に大学駅伝で長らく伝統校として名を馳せた日大が最下位に終わる等、昔の名前で勝てる時代は終わったと言えるだろう。

  そんな中で今シーズンの出雲駅伝、全日本大学駅伝を制し3冠の期待が懸かった早稲田大と、「山の神」を擁しこの大会3連覇を目指す東洋大の戦いに注目が集まったが主力選手を怪我で欠きながら出場した選手全員が堅実な走りを見せた早稲田大学が優勝し、古豪復活を果たすと共に3冠を達成する快挙を成し遂げた。

  早稲田大の勝因はルーキーの大迫選手の1区で快走もあると思うが、各区間トップで襷を繋いだ中で、やはりこれまで弱いとされて来た箱根の山で最上級生がチームを鼓舞するような走りを見せた事に尽きるのではないだろうか。5区猪俣選手は、「山の神」東洋大の柏原選手に抜かれはしたが、離される事無く付いて行き、約30秒差で復路の選手にバトンタッチし、今日行われた復路では高野選手が途中転倒するアクシデントに見舞われながら、トップを奪い襷を繋ぐ快走を見せた。3年生以下に有力な選手が多かったが、最上級生の頑張りがあったからこそ今回の優勝がもたらされたのではないかと思う。
  早大の優勝は18年ぶり。18年前と言えば現監督の渡辺氏がスーパールーキーとして鳴り物入りで入学し、鮮烈な箱根デビューを飾った年で、この大会を制したのはそれ以来の事である。指揮官として母校に戻り、シード圏内に入れない時期もあり指導方針が正しいのか苦悩した事もあったようである。今シーズンは全てのタイトルを獲得しながら、箱根を制するまではと胴上げを拒んで来た。箱根に懸ける強い思いが成就し感慨ひとしおと言った所だろう。
  上にも書いた通り有力な選手が残る早稲田大。来シーズン、同じく下級生が残る駒沢大、3連覇を逃しリベンジに強い執念を見せるであろう東洋大等、強力なライバルが包囲網を敷く中で果たしてどんな戦いを見せるのだろうか。

  今大会は優勝争いも去る事ながらシード権争いも熾烈だった。その中7位に入った拓殖大は、亜細亜大で箱根を制した岡田監督就任1年目で結果を残した。次回大会、もしかしたら台風の目になるかも知れない。
  この他では、テレビ中継を見ていると各ランナーの出身高校が表示されるが「長野・佐久長聖高校」と言う文字を多く目にした事が印象的だった。高校駅伝としては既に強豪として名の知れた高校でありこれまでも有望な選手を輩出している。各大学に入っても選手が順調に伸びていると言えるのだろうか。どのような指導を受けているのか興味がある。

  かくして87回目の正月の風物詩は、古豪復活と熾烈なシード権争いと言う2つのドラマを生み出し幕を閉じた。来年はどの大学或いは選手がどんなドラマを生み出すのか注目したい。



















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2011年01月02日

元旦恒例「国立決戦」!! シーズン最後を締めた「前Jリーグ王者」!!【サッカー 天皇杯決勝結果】

   サッカーの第90回天皇杯全日本選手権決勝が1日、東京・国立競技場で行われ鹿島アントラーズが2−1で清水エスパルスを下し、この大会3大会ぶり4度目の優勝を果たすと共に3月から行われるアジアチャンピオンズリーグの出場権を獲得した。
   試合は鹿島が前半26分、CKからフェリペ・ガブリエル選手が頭で合わせて先制点を上げると追いつかれた後の後半32分に野沢選手がFKを直接相手ゴールに決めて2−1とリードし追いすがる清水を振り切った。

【天皇杯第90回全日本選手権決勝結果】
鹿 島  2−1  清 水
(得点者)
前26分 フェリペ・ガブリエル(鹿 島)
後 4分 ヨンセン(清 水)
後32分 野 沢(鹿 島)

<コメント>
  年が明けて2011年。正月気分が漂う世の中であるが、サッカーの聖地、国立競技場のピッチは、そんな「おとそ気分」とは無縁の世界である。  
  元旦恒例のサッカー天皇杯決勝。90回目となる今大会、このステージに立ったのはJリーグ4連覇を逃した鹿島アントラーズと、長谷川監督の他にも、これまでチームを支えて来た数名の主力選手が退団し、来シーズンはチームカラーが大きく変わる可能性がある清水エスパルス。そしてこの試合を裁くが、鹿島にとっては因縁の家本SR。アジアチャンピオンズリーグ(ACL)出場権も懸かる両チームにとって大事な一戦は、両チームのサポーター、多くのサッカーファンが見守る中で行われた。

  試合の前半は鹿島が試合の主導権を握り清水に決定的な場面を作らせず、先に点を取って終了した。後半は清水が徐々にペースを掴み同点に追い付いた。しかし、是が非でもACL出場権を獲得したいと言う鹿島の執念が実ったのだろうか。本山選手を投入しリズムを取り戻した後半32分、野沢選手がFKを相手ゴールにねじ込みタイムアップ。4度目の天皇杯を掲げた鹿島がACL出場権を獲得した。

  Jリーグでは後半失速し、残念な結果に終わった鹿島アントラーズ。ベストメンバーではなかった天皇杯決勝を制し層の厚さを示したが、大岩選手、マルキーニョス選手と言った主力選手がチームを離れる来シーズン。タイトな日程の中で優勝争いをするには、やはり世代交代が求められるシーズンとなるのだろうか。大迫選手など期待の若手がどこまで伸びるか。2007年から指揮を執るオリヴェイイラ監督が来シーズンはどのような采配を見せるのか興味を持って見てみたい。

  一方、長谷川監督が今シーズン限りで退任する清水エスパルス。決勝の相手は奇しくも天皇杯を制した10年前と同じ鹿島アントラーズだったが、返り討ちとは行かなかった。試合後、「2位は過酷だ」と語った長谷川監督の無念さが滲み出たコメントが印象的だった。優勝こそ逃したが晴れの舞台までサポーターを導いた。目を覆う試合内容であれば別だろうが、この成績を批判するサポーターは少ないと思う。しかし、やはり優勝チームが壇上でカップを掲げるシーンを見る事ほど悔しい事はないだろう。長谷川監督の他に日本代表でも活躍する岡崎選手や長年チームを支えた伊東選手等、多くの選手がチームを離れる。指揮官が代わりどんなチームカラーになるのか分からないが、この悔しさをバネに来シーズンこそタイトルを獲得し、Jリーグを盛り上げて欲しい。

  これで2010シーズンの全日程を終えた日本のサッカー。W杯での躍進、選手の海外移籍ラッシュ等、今後に期待を抱かせるシーズンだったが、2011年は果たしてどんな事が起きるのか。まずはおとそ気分も抜けきらない内に始まるアジア杯に注目したい。














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posted by スポーツ職人201X at 04:42| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(8) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月01日

謹賀新年!!

  旧年中は多くのコメントやトラックバックを頂き大変お世話になりました。

  旧ブログを含め、ブログを書き始めて1月下旬で丸5年になります。その間、子供(2人目)の誕生や職場の異動等、生活環境も年によって変わり納得行く形でブログへの投稿が出来にくくなりつつあるような気がします。そう言えば一昨年の11月に膝の皿にヒビが入る怪我も負いました。

  今年も色々あると思いますが、肩肘張らずに色んなスポーツや時事ネタなどを取り上げて行きたいと思います。


  それでは本年も宜しくお願い致します。


posted by スポーツ職人201X at 09:44| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(35) | 時事などスポーツ以外 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする