2010年12月19日

夢の続きは来年のクラシックレースで・・・!!【競馬 第62回朝日杯FS結果】

  競馬の2歳王者決定戦、朝日杯フューチュリティステークス(GT)が19日、中山競馬場芝1,600mで行われ5番人気のグランプリボスが最後の直線での叩き合いを制した。グランプリボスは短距離戦線で活躍したサクラバクシンオー産駒で、鞍上のM・デムーロ騎手のJRAレースでのGT制覇は、2008年のジャパンカップでスクリーンヒーローに騎乗して以来の事。また管理する矢作調教師は初のGTタイトル獲得となった。
  2着、3着には共にディープインパクト産駒のリアルインパクト、リベルタスが入り、1番人気に支持されたサダムパテックはスタートでの出遅れが響き4着に終わった。

  2010年秋のGTシリーズもいよいよ最終章。来週26日にグランプリレース、有馬記念が中山競馬場で行われる。


【第62回朝日杯FS競走成績】
1着 グランプリボス    デムーロ  1分33秒9
2着 リアルインパクト   ベリー 
3着 リベルタス      福永祐一
4着 サダムパテック    スミヨン
5着 リフトザウイングス  ルメール

<コメント>
  来年のクラシック戦線を占う意味で重要なレースとなる朝日杯FS。今年は21世紀最初の名馬と言っても過言ではないディープインパクトの最初の仔がデビューする年であり、今まで以上に注目された2歳戦線。

  そのディープインパクト産駒も出走した2歳王者王者決定戦を制したのは、最後の直線での叩き合いを制したグランプリボスだった。父は短距離戦線で活躍したサクラバクシンオー産駒。レース後、管理する矢作調教師が語っていたが血統的背景から最大目標はNHKマイルカップになりそうだ。
  そうなると否でも応でも期待してしまうのが2着、3着に入ったディープインパクトの仔。特に2着に入ったリアルインパクトが内ラチをスルスルっと抜けてきた時には「もしかして・・・」、と思ったファンは多いのではないだろうか。今回は残念ながら戴冠とはならなかったが、来年のクラシックレースでの活躍がますます楽しみになってきた。無事に一冬越して欲しい。

  今年のGTレースは審議となるケースが多いと言う事はジャパンカップの結果に関する記事でも書いたが、このレースも審議となってしまった。掲示板に載った馬に騎乗した騎手の内、4人が外国人ジョッキーだった。今回のレースのパトロールビデオを見たが降着の裁定が下されるか否か微妙な感じがした。外国人騎手から見て日本のジャッジは厳しい、と言う意見もジャパンカップ後に出た。
  今回、着順自体はお咎めなしとなったがレースの進め方に関する認識の違いを浮き彫りにする結果となった。勝利ジョッキーインタビューでのデムーロ騎手の神妙な顔つきが象徴するように、後味の悪いレースとなってしまったのは経験の浅い2歳の馬がもたらした結果とは言え残念である。

  さて、次回はいよいよ1年納めのレース有馬記念。近年稀に見る豪華なメンバーが揃いそうな今年のレース。牝馬の域を超えた牝馬が前走の雪辱を果たすのか。それともハイレベルと言われる3歳勢が主役を担うのか。ファンは勿論、普段は関心がない人もこのレースだけはと日本中が注目するグランプリレース。是非、審議なしのスッキリした形で最後を締めて欲しいものである。











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posted by スポーツ職人201X at 22:30| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(13) | 競馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「サッカーの中心はヨーロッパにあり!!」 貫禄示した欧州王者!! 【サッカー  クラブW杯決勝】

  サッカーのクラブ世界一を決める大会、FIFAクラブW杯決勝が18日、UAEのアブダビで行われ、ヨーロッパ代表のインテル・ミラノ(イタリア)がアフリカ代表のマゼンベ(コンゴ)を3−0で下しこの大会初優勝を成し遂げた。ヨーロッパ代表の優勝は4大会連続。
  インテルは前半13分にエトー選手のパスを受けたパンデフ選手が相手ゴールに蹴り込み先制すると、直後の17分にエトー選手が追加点を上げ、後半40分にもビアビアニー選手が試合を決める3点目を上げて粘るマゼンベを突き放した。
 
  また3位決定戦は南米王者のインテルナシオナル(ブラジル)がアジア代表の城南一和(韓国)に4−2で快勝。アジア勢の3位は昨年までの3大会連続で止まった。
  クラブW杯は来年と再来年は日本で開催される。


【クラブW杯決勝結果】
インテル・ミラノ(イタリア)  3−0  マゼンベ(コンゴ)

【同3位決定戦】
インテルナシオナル(ブラジル) 4−2  城南一和(韓 国)

<コメント>
  定説となっていた世界一決定戦=「南米王者」×「欧王王者」の構図。その構図が崩れ、史上初めてアフリカからクラブ世界一が輩出される可能性もあった今年のクラブW杯。しかし、やはり欧州王者の壁は高かった。
  日本時間の夜中に行われた決勝戦。さすがにLiveで見るのは辛いので録画しておいて、今朝起きてから見た。マゼンベも決定機を作った時間帯もあったが、、結果的にはインテルの貫録勝ちと言える試合内容だった。
  今シーズンは当初から主力選手に怪我人が出た事もあり国内リーグで苦戦が続いているインテル。ミラノの地で復権を目指すベニテス監督にとって、国内で燻り続けている解任論を鎮める為には、是が非でもこのタイトルを獲りたかったはずであり、それが達成出来てまずはホッと一息と言った所だろう。
  徐々に怪我人が戻り、ほぼベストメンバーが揃って臨んだこの大会だったが準決勝の城南戦で負傷した攻撃の中心選手、スナイデル選手を欠いた決勝戦。しかしこの試合ではエトー選手が先制点で攻撃の起点になり2点目は自ら決める等、存在感を示した。後半に入るとマゼンベに決定機を許すシーンもあったが、GKジュリオ・セザル選手を中心としたディフェンス陣が踏ん張りゴールネットを揺らす事を許さなかった。

  アフリカ代表が決勝までコマを進め、クラブレベルでも徐々に大陸間の格差が縮まりつつある事を感じさせられた今大会。しかし振り返ってみると、2試合しかしていないものの6得点を上げ無失点だったヨーロッパ王者、インテルの強さが際立った大会だったと共に、やはりサッカー界の中心はヨーロッパにある事を改めて実感した大会だった。とは言え、アフリカ王者のマゼンベと言うクラブチーム、そしてコンゴと言う国名がこの大会の歴史に名を刻んだのも事実である。コンゴは、Wは出場経験はないがW杯ブラジル大会のアフリカ予選で台風の目となるのか。今後に注目したい。

  2年間UAEで行われた大会は来年再び日本に戻って来る。次回大会はどんなクラブが来日するのか。そしてJリーグのクラブが世界を相手にどんな戦いをするのか。その時が来るのを楽しみに待ちたい。














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posted by スポーツ職人201X at 13:22| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(4) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする