【本紙予想】
節目となる30回目を迎えた今年のジャパンカップ。今ひとつインパクトにかける外国勢に比べ、幾つものGTタイトルを獲り続けもはや牝馬の域を超えた感のあるブエナビスタ、ハイレベルと言われる3歳世代を始め、凱旋門賞で活躍したナカヤマフェスタ等、日本馬は豪華なメンバーが揃った。果たして節目の年に頂点に立つのはどの馬か。そこで本紙予想。
◎(本 命)8枠16番 ブエナビスタ
休み明けだった前走の天皇賞では豪快な末脚を見せ、他馬を全く問題にしない完勝劇で5つ目のGTタイトルを獲得したブエナビスタ。以前は後方一辺倒だった脚質にも自在性が出て来てどの位置からでもレースを進められるようになった。今回が叩き2走目。中間の調教でも好調をキープしており、これと言った死角は見当たらない。外枠もむしろ揉まれずに他の馬を見ながらレースを進められると言う点ではプラスに働きそうである。順調過ぎる所に思わぬ落とし穴が潜むのは世の常であるが、今回も強力な牡馬を相手に、天皇賞同様あっさり勝ってしまう気さえする。
〇(対 抗)3枠6番 ローズキングダム
クラシック3冠には手が届かなかったが、何れのレースも僅差だった事から実力馬である事は間違いない。上がり3F32秒台の鬼脚でエイシンフラッシュと叩き合いを演じた同じコース。今回はこれと言った逃げ馬がなく、最後の直線勝負となる展開が予想される。再びあの豪脚がうなりを上げるシーンが見られてもおかしくないような気がする。今度こそバラ一族悲願のGTタイトル獲得なるか。
×(注 意)5枠10番 エイシンフラッシュ
上がり3Fで32秒台の脚がある点ではローズキングダムと同程度の評価をしても良いと思うが、順調度を欠いたと言う点を割り引き3番手評価とした。とは言え、追い切りの様子等を見るとダービーを制したコースで一発あっても不思議ではないのも確か。それを成せる実力を秘めた馬であり軽視は出来ない。
▲(単 穴)4枠7番 ペルーサ
ハイレベルと言われる今年の3歳世代。ブエナビスタを追い詰めた前走の天皇賞での走りを見ると、この馬がその代表格と言っても良いのではないだろうか。それだけにスタートに難がある事が非常に勿体無い。とにかく今回もスタートが勝負となる。それさえクリア出来れば本命馬を打ち負かす力は十分持っていると見る。
この他△(連下)としては、休み明けの前走は降着となったが叩き2走目、距離延長で一変ありそうな4枠8番ジャガーメイル、遠征後の馬の状態が気になるものの凱旋門賞で見事な走りを見せた6枠11番ナカヤマフェスタ、順調さを欠いているが昨年のこのレース2着、この距離では実績を残している7枠14番オウケンブルースリ
まで挙げておきたい。
まとめると
◎8枠16番 ブエナビスタ
〇3枠 6番 ローズキングダム
× 5枠10番 エイシンフラッシュ
▲ 4枠 7番 ペルーサ
△4枠 8番 ジャガーメイル
△6枠11番 ナカヤマフェスタ
△7枠14番 オウケンブルースリ
馬券は、馬連で◎〇×▲△へと流す。6−16、7−16、8−16、10−16、11−16、14−16の6点。

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