外国人騎手或いは外国馬の活躍が目立つ今秋のGTレース。淀の舞台で行われるビックレースは今年はこれが最後。再び外国馬或いは外国人騎手が主役となるのか。それとも国内馬或いは日本人騎手が意地を見せるのか。本命不在と言われるマイル王決定戦は21日15時40分その幕が開く。尚、スマイルジャック騎乗予定だった三浦騎手は落馬負傷の為、川田騎手に乗り替わる。
【本紙予想】
先日行われたエリザベス女王杯では競馬の本場、イギリスからやって来た刺客に歯が立たなかった日本の有力馬。この秋はスプリンターズSのウルトラファンタジーに始まり、天皇賞ではスミヨン騎手が優勝ジョッキーになる等、外国馬或いは外国人騎手の活躍が目立っている。明日(21日)行われるマイルチャンピオンシップは本命不在の混戦模様。人気が割れている前日オッズがそれを物語っている。馬柱表には1頭の外国馬と何人かの外国人騎手が名を連ねているが、果たしてどんな結果になるのか。そこで本紙予想。
◎(本 命)4枠8番 ダノンヨーヨー
現在4連勝と波に乗っているダノンヨーヨー。前走の富士Sでは最後の直線の坂で力強い脚を見せ付けた。鞍上にフランスの名手を迎えた事から陣営の本気度がうかがえる。今回が初のGT挑戦と言う事で相手が強くなるが、府中で見せた威力のある末脚を発揮出来るであろう広い京都のコースでレースが行われる事、枠もほぼ真ん中と好枠を引き当てたのは好材料。勢いで一気にスターダムにのし上がる可能性は十分あると見てこの馬を本命に推したい。
〇(対 抗)8枠16番 サプレザ
昨年このレースで3着に入ったサプレザ。京都の馬場は昨年経験済みと言う点は大きなプラスポイント。昨年よりも馬の状態が良いと陣営からは意欲的なコメントが出ている事から侮れない。枠が外側と言うのが気になるが、昨年もほぼ同じ枠だった事から余り気にする必要はないような気がする。エリザベス女王杯と同じようにあっさり勝ってしまう可能性もありそうだが、その一方で1分32秒台の高速決着になった時について行く脚があるかどうかが不安な点。馬の成長度で克服出来るとは思うが・・・。
×(注 意)5枠9番 トゥザグローリー
早くから期待された良血馬がこのレースに参戦してきた。現在の実力で通用するのかは未知数だが、この秋は2着→1着と調子も上向きとあらば軽視は出来ない。ビックレースで文字通り「サラブレッドの血」が騒ぐか。
▲(単 穴)3枠5番 テイエムオーロラ
今年に入って敗れたのがマーメイドS(3着)の一度だけ。今回は相手が一気に強化されるが、逃げるこの馬にとってこの枠は願ってもない好枠である。近走の充実振りを見ていると差し馬を抑えて押し切ってしまう可能性もあるような気がする。
この他△(連下)としては、近走目立った成績を残していないもののがベストの距離であるマイル戦で一発ありそうな1枠2番スマイルジャック、天皇賞で良い走りを見せた2枠4番オウケンサクラ、昨年同様、先行馬有利の展開なら出番がありそうな5枠10番マイネルファルケ、距離不安で折り合が課題も乗っている騎手の一発が怖い8枠17番キンシャサノキセキまで挙げておきたい。
まとめると
まとめると
◎4枠 8番 ダノンヨーヨー
〇8枠16番 サプレザ
× 5枠 9番 トゥザグローリー
▲ 3枠 5番 テイエムオーロラ
△1枠 2番 スマイルジャック
△2枠 4番 オウケンサクラ
△5枠10番 マイネルファルケ
△8枠17番 キンシャサノキセキ
馬券は◎から〇×▲△へと流す。2−8、4−8、5−8、8−9、8−10、8−16、8−17の7点。

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