2010年11月13日

勢いか?それとも経験か?深秋の淀で繰り広げられる女の戦いの結末は果たして・・・【競馬 第35回エリザベス女王杯予想】

  秋のGTシリーズ第5弾、競馬の第35回エリザベス女王杯が14日、京都競馬場芝2,200mで行われる。
  当初、フルゲート18頭で行われる予定だったがプロヴィナージュが出走取消となった為、17頭で争われる事になった今年の女王決定戦。牝馬3冠を達成したアパパネが、古馬牝馬も撃破し5つ目のGTタイトルを獲得するのか。それとも古馬が意地を見せるのか。はたまた外国馬がさらって行くのか。発走は14日15時40分。秋深まった淀の舞台の中心で舞うのは果たして・・・。


【本紙予想】
  秋のGTシリーズも折り返し地点を迎えた。競馬の予想記事を書くのは秋華賞以来となる。
  さて、明日行われるのは秋の女王決定戦のエリザベス女王杯。本来ならブエナビスタやレッドディザイアが出走してこそ「最強牝馬決定戦」と言えると思うのだが、今や牝馬の域を超えて牡馬をも凌駕する活躍を見せている両馬にとって牝馬相手ではもはや物足りないだろう。だからこそ余計に3冠牝馬アパパネの走りっぷりに注目が集まる。ここもあっさりクリアして、上の2頭に挑戦状を叩きつける事が出来るか。それとも様々な経験をしてこのレースに挑む古馬勢が、ハイレベルと言われる3歳勢に待ったを掛けるか。そこで本紙予想。

◎(本 命)5枠9番 メイショウベルーガ
  前走の京都大賞典では菊花賞馬オウケンブルースリら牡馬を抑えてこのレースを制したメイショウベルーガ。これまでも牡馬相手に善戦した経験は、勢いのある3歳馬が持ち合わせていないものである。先行馬有利の展開だった昨年のこのレースでも条件戦上がりながらしぶとく5着に入っている。この経験に加え良績を上げている京都コース、距離適性を考えると、牝馬が相手の今回は主役の座を射止める可能性が十分あると判断しこの馬を推したい。展開の紛れで負けるとすれば、昨年のように先行する馬がマイペースで逃げ切りを図り、最後の直線で捕まえ切れないと言ったパターンだろうか。

〇(対 抗)3枠5番 アパパネ
  牝馬3冠を全て手にし、2歳の阪神JFのタイトルも合わせてGTレースで未だ無敗のアパパネ。中間の調教でも良い動きを見せており女王の風格さえ漂うこの馬にこれと言った欠点は見つからず、このレースもあっさり勝ってしまう可能性は十分ある。不安材料を挙げるとするならば今回が初の古馬相手と言う事、それと行きたがる面があり、血統面と併せて今回の距離は微妙に長い気がする事。ブエナビスタでさえ達成できなかった「年間グランドスラム」。能力がある事を認めつつ、これらの点を考慮し今回は対抗までとしたい。

×(注 意)6枠12番 アニメイトバイオ
  今回のメンバーは上2頭がやや抜けている感があり、打ち負かすには展開の助け等が必要と思われる。そんな中から3番手候補に挙げたいのがアニメイトバイオ。秋に入りアパパネと好勝負を繰り広げており、中間の調教でも好調を維持している。秋華賞はアパパネに敗れたが差のない2着。今度は直線の長い外回りコースでのレース。当日の気配が悪くなければ、最後の直線で自慢の末脚が炸裂しても不思議ではないような気がする。

▲(単 穴)3枠6番 スノーフェアリー
  単穴としてプロヴィナージュを挙げようと思っていたが出走取消となった為、イギリス、アイルランドオークスを制したこの馬を挙げた。日本の馬場への適性は未知数だが、実績から軽視は出来ない。

  この他△(連下)としては、先行しやすい内枠を引き当てた1枠2番セラフィックロンプ、全盛期の勢いはないが逃がすとしぶとい「京都巧者」2枠4番テイエムプリキュア、近走目立った成績を残していないが復調気配が伝えられる8枠17番リトルアマポーラまで挙げておきたい。

 まとめると
◎5枠 9番 メイショウベルーガ
〇3枠 5番 アパパネ  
× 6枠12番 アニメイトバイオ
▲ 3枠 6番 スノーフェアリー  
△1枠 2番 セラフィックロンプ
△2枠 4番 テイエムプリキュア
△8枠17番 リトルアマポーラ


 馬券は馬連で◎から〇×▲△へと流す。2−9、4−9、5−9、6−9、9−12、9−17の6点。








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posted by スポーツ職人201X at 22:48| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(40) | 競馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする