2010年11月10日

激闘の1週間が幕を閉じ、次のステージを目指す戦いの幕が開いたプロの世界!!【プロ野球 日本シリーズなど】

  10月30日から始まった日本シリーズは第7戦となる7日、千葉ロッテが8−7で中日を下しで5年ぶりに日本一の栄冠に輝き幕を閉じた。
  今年の日程をほぼ終えたプロ野球は、選手の移籍話等のストーブリーグへと話題が移り、FAやポスティングシステムを利用して次のステップへと進む選手も出始めている。そんな中、今日(10日)西武ドームでは12球団合同トライアウト(入団テスト)が行われ、巨人を戦力外となった小林雅英投手や日本ハムを退団した多田野数人投手、ロッテの堀幸一選手など各球団で戦力外となった33選手が参加して行われた。この中から果たして再び檜舞台に立つ事の出来る選手は現れるのか。


【日本シリーズ第7戦試合結果(7日)】
ロッテ 2 0 0  1 3 0  1 0 0  0 0 1  8
中 日 3 1 2  0 0 0  0 0 1  0 0 0  7
【勝】 伊藤 1勝1敗
【負】 浅尾 0勝1敗
(千葉ロッテは5年ぶり4回目の日本一)

<コメント>
  まずは先日終了した日本シリーズから。第7戦終了後、すぐに更新するつもりだったがパソコンの不調で出来なかった。地上波中継がない試合がある等、異例な形で行われた今年の日本シリーズだったが、短期決戦の特徴である流れが目まぐるしく変わる7試合で、近年の中では最も見応えのあるシリーズだったと思う。熱い戦いを見せてくれた両チームの選手、関係者に感謝したい。(個人的には、野村克也氏が解説予定だった第8戦も見てみたかったのだが・・・。)

  戦前の予想では投手力に一日の長がある中日が有利ではないかと言われていたが、結果的にはシリーズを通して機能した千葉ロッテの繋ぎの打線がそれを上回った。前の記事でシリーズ男が見えにくいと書いたが上位から下位まで万遍なく打ち、誰をMVPにしたら良いか困るくらい各々が仕事をしたと言う印象がある。その中でも今江選手は、各試合要所でタイムリーを放ちシリーズに強いと言う事を見せ付けた。MVPを獲得するに相応しい活躍だった。
  川崎を本拠地としていた頃の、弱かったオリオンズの面影はもうない。千葉に本拠地を移し名称もマリーンズとなっておよそ20年。今やすっかりAクラスで戦える集団へと変貌した。西岡選手や小林宏投手がメジャー挑戦を表明する等、顔触れが変わる可能性がある来シーズンも今シーズン同様、「和」の力で混戦のパ・リーグを勝ち抜けるか注目したい。

 さて、日本シリーズも終わりストーブリーグに突入したプロ野球。今年はポスティングやFAで例年になく活発な動きになりそうだが、それは今までの活躍によって選手が得た権利である。その一方で不本意ながらチームから戦力外を通告された者が集い、トライアウトが今日行われた。こちらは第一線で活躍した選手から日の目を見る事が無かった選手まで、プロ野球への道を絶たれるか生き残るかの戦い。1人でも多くの選手がスカウトの目に留まる事を願うばかりだ。














人気ブログランキングへ
→ 今年の日本シリーズは見応えがあった、と思う方はクリックをお願い致します。

http://blog.goo.ne.jp/hhh1010/e/08ced2303cba790f75689048428ce143
posted by スポーツ職人201X at 22:53| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(28) | 野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする