2010年10月21日

電光石火の快勝劇!! まさに昇竜の如き勢いで頂点まで駆け上がるか?  【プロ野球 セ・リーグCSファイナルステージ】

   20日からナゴヤドームで始まったプロ野球セ・リーグのクライマックスシリーズファイナルステージ。中日が初戦をモノにし、アドバンテージ1勝分を含めて2勝で迎えた21日の第2戦。この試合も中日が、先発投手の吉見選手がタイムリーヒットを放つなど3回までに2点を上げ試合を優位に進めると、投手陣も第1戦に続き巨人打線に得点を許さず、2−0で勝利を収めた。これで対戦成績は中日の3勝。早ければ第3戦の行われる明日(22日)にも中日の日本シリーズ進出が決まる。


【セ・リーグCSファイナルステージ第2戦結果】
巨人 0 0 0  0 0 0  0 0 0  0
中日 0 1 1  0 0 0  0 0 X  2
(対戦成績:中日3勝)

<コメント>
  最終戦まで縺れ込む熱戦となったパ・リーグのクライマックスシリーズは、レギュラーシーズン3位の千葉ロッテが制し日本シリーズ進出を決めた。パリーグ同様、シーズン1位と3位の対戦となったセ・リーグのクライマックスシリーズは、中日ドラゴンズが攻守に渡り巨人を圧倒。3連勝(アドバンテージ1勝分含む。)で日本シリーズ進出に王手をかけた。
   
  ファーストステージ連勝でライバル阪神を下した巨人相手に、一度登録選手を全員抹消する等、大胆な対策を施しこのステージに臨んだ中日がどのような戦いをするかに注目が集まったが、ここまでは投打の歯車が噛み合い文句の付けようがない戦いぶりである。試合の序盤に先制し、中継ぎ、抑えに継投する理想的な戦いが出来ている。また、強力な巨人打線に対し、得点を許していない投手陣の頑張りが印象的である。そして、無類の強さを発揮して来た「我が庭」で試合が出来る事は何よりも心強いだろう。
  第3戦以降も山井投手、山本(昌)投手、中田(賢)投手等、先発投手のコマが豊富に残っているドラゴンズ。日本シリーズ進出が大きく近付いたと言えるだろうか。

  一方の巨人は初戦の先発に中3日で東野投手を起用した。ファーストステージ第2戦に続く奇襲とも言える投手起用だったが、初回の4失点で出鼻をくじかれた格好となった。2回以降、中日打線を抑えているだけに悔やまれる立ち上がりであり、今の所、この4失点が中日に流れが大きく傾いている大きな要因となっているように思える。第2戦の内海投手も決して悪い出来ではないように見えたが、打たれてはいけないバッテリーの1人にタイムリーを打たれたのは痛かった。
  打線も決して手も足も出ない訳ではないが、チャンスに1本が出ない。特に中軸の不振は深刻である。明日(22日)の試合で一発が飛び出す等爆発すれば、活路を見出せるような気もするのだが・・・。また、中日とは正反対にこちらは投手のコマが不足しているように思える。果たしてどのように投手を起用して行くのだろうか。

  早ければ明日にも中日の優勝が決まってしまう可能性があるセ・リーグのクライマックスシリーズ。このまま中日が無傷のまま頂点に立つのか。それとも昨年の覇者である巨人が逆襲し奇跡を起こすのか。その答えがもうすぐ出ようとしている。














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posted by スポーツ職人201X at 22:54| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(24) | 野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする