2010年10月17日

息を吹き返した千葉のカモメ&トラの息の根を止めた東京のウサギ!! あるか?シーズン3位同士の日本一決定戦  【プロ野球 クライマックスシリーズ】

  プロ野球のクライマックスシリーズは17日、パ・リーグのファイナルステージ第4戦が福岡ドームで、セ・リーグのファーストステージ第2戦が甲子園球場で行われた。
  まずパ・リーグの福岡ソフトバンク×千葉ロッテの試合は、先発した渡辺(俊)投手の好投に打線が応えた千葉ロッテが4−2でソフトバンクを振り切り、勝てば優勝が決まったソフトバンクに待ったをかけた。これで対戦成績は福岡ソフトバンクの3勝2敗(アドバンテージ1勝分を含む。)決着は第5戦以降に持ち越された。
  一方のセ・リーグのファーストステージ、阪神×巨人は先制された巨人が試合の後半、阪神の救援陣を打ち込んで逆転に成功。7−6で阪神を下しこのステージ2連勝としファイナルステージ進出を決めた。

  クライマックスシリーズはパ・リーグのファイナルステージ第5戦が18日福岡ドームで、セ・リーグは20日から中日×巨人によるファイナルステージがナゴヤドームで行われる。
  

【クライマックスシリーズ17日の試合結果】
◎パ・リーグファイナルステージ第4戦
  ロッテ   0 1 0  1 0 1  0 0 1  4
ソフトバンク 0 0 0  0 0 0  0 0 2  2
(対戦成績:ソフトバンク3勝2敗)

◎セ・リーグファーストステージ第2戦
巨 人 0 0 0  0 2 0  3 2 0  7
阪 神 2 0 1  0 1 2  0 0 0  6
(対戦成績:巨人2勝。巨人のファイナルステージ進出が決定。)


【パ・リーグCSファイナルステージ第5戦先発投手】
千葉ロッテ   大 嶺(3勝6敗 5.17)  
ソフトバンク  大 隣(4勝9敗 4.31)
カッコ内はレギュラーシーズンの成績

<コメント>
  両リーグのクライマックスシリーズが行われた今日(17日)の午後。最近のテレビには便利な機能があって、地デジに対応すべく今年の初めに買った我が家のテレビは2つのチャンネルを画面を分割させて同時に映し出す事が出来る。と言う事でNHK−BSとハイビジョンでやっていた試合を同時に映し出して見ていた。

  シーズン3位のチームの健闘が光る今年のクライマックシリーズ。3位からの下剋上を目指すべく福岡に乗り込んだ千葉ロッテは、第2、第3戦とソフトバンク投手陣の前に打線が沈黙し、今日敗れればシーズンが終わってしまうピンチを迎えての第4戦だった。が、しかしこの試合では投打の歯車が上手く噛み合い、終盤ソフトバンクの追い上げはあったものの勝利を手にする事が出来た。
  投げる方では、ファーストステージ第2戦でも中継ぎとして好投し、逆転の流れを作った渡辺(俊)投手。負ければ終わりと言う緊張感漂う雰囲気の中、それを感じさせない落ち着いたマウンドさばきでこの日もソフトバンク打線に付け入るスキを与えなかった。8回まで無失点に抑える好投を見せて流れを作った。また、こここ2戦沈黙した打線も今岡選手のホームランで先制し、その後も追加点を上げて渡辺投手を援護した。
  今日敗れたとは言え、数字の上ではソフトバンク優位は動かない。しかしレギュラーシーズン終盤で見せた粘りを発揮できれば、息を吹き返した千葉ロッテが残る2試合をモノにする可能性は十分あるような気がする。

  一方、レギュラーシーズンでは4連覇を阻まれ3位に甘んじた巨人は2位阪神の本拠地、甲子園球場に乗り込み初戦をモノにした。そして今日勝てばファイナルシリーズ進出が決まるこの試合。先発は内海投手ではなく朝井投手だった。3戦目への温存だったのかどうか分からないが正直驚いたし、これで負けると阪神に勢いが付く事から投手の起用法で批判が出かねない状況だったが、結果的には早め早めの継投が功を奏し、特に最後を締めた越智、山口両投手が阪神打線を無失点に抑えたのは大きかった。このステージ出る幕がなかった内海投手は恐らく中日戦の第1戦で先発すると思われるが、それを見越しての今日の朝井投手の先発起用だったのであれば原監督、見た目の爽やかさとは裏腹にかなりの策士と言える。
  反対に阪神は中継ぎの久保田、藤川投手で終盤5失点と明暗を分けた。シーズン終盤も同じようなパターンで星を落とす試合が何度かあったが、大事な試合で同じ事を繰り返す結果となってしまった。
  
  これで日本シリーズ進出の可能性があるのは4チームに絞られた。シーズン1位のチームがクライマックスシリーズでも実力通り勝ち進み日本シリーズで雌雄を決する事になるのか。それともシーズン3位のチーム同士による「下剋上」による天下統一の争いは見られるのか。セ・パ両リーグのクライマックスシリーズはいよいよ佳境を迎えようとしている。  














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posted by スポーツ職人201X at 20:48| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(46) | 野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

初秋の淀に舞う乙女は、3冠を狙う「あの馬」か?それとも新ヒロインか?  【競馬 第15回秋華賞予想】     

  3歳牝馬GTの最後を飾る競馬の第15回秋華賞が17日、京都競馬場芝2,000mで行われる。
  春の桜花賞、オークスを制し、前日オッズでも1番人気に支持されているアパパネが3冠牝馬を称号を得る事が出来るのか。それともオークスでアパパネと名勝負を演じたサンテミリオンを始め、アパパネの3冠獲得を阻止すべく3歳牝馬最後のGTタイトルを目指す他の馬が栄冠に輝くのか。第15回秋華賞は15時40分発走予定となっている。


【本紙予想】
  競馬の予想記事を書くのは久し振り、日本ダービー以来となる。この後も菊花賞や天皇賞などビックレースが目白押しである。果たして2010年秋のGTレースではどんなドラマが生まれるのか。
  牝馬3冠の最後を飾る秋華賞。注目はこれまで2冠を制しているアパパネがスティルインラブ以来の3冠馬の称号を得る事が出来るか。それとも虎視眈々と最後の1冠を狙う他の馬が待ったをかけるか。展開の紛れ多い京都内回りコースで繰り広げられるドラマの結末は果たして・・・。そこで本紙予想。


◎(本 命)7枠15番アパパネ
  前走のローズSは休み明けと大幅な体重増加の影響か、4着に敗れた。ただ他馬に接触する不利がありながら馬群をこじ開けての4着だった事から決して悲観する内容ではなかったと思われる。過去にも2走目に良績を残しており、馬体重が絞れれば一叩きされた今回は前走のような事はないだろう。やや外枠と言うのが気になるが、春のGTレース等で戦ってきたメンバーとほぼ同じ顔触れが揃った牝馬3冠最後のレース。実績で押し切って欲しい。

○(対 抗)2枠4番アプリコットフィズ
  春のGTレースでは優勝候補に挙げられながら良い成績を残す事が出来なかった。しかし、斤量に恵まれたとは言えクイーンSで古馬を下した事で評価が上がった。既に9月に栗東に入厩にており直前輸送によってテンションが上がる心配もない。鞍上はここの所、GTタイトルから見放されている武豊騎手。そろそろ一発あってもおかしくないような気がする。後は当日の気配次第か。

×(注 意)3枠5番サンテミリオン
  オークスでの死闘が記憶に新しい同馬。5戦4勝、3着1回と言うこれまでの成績からアパパネとヒケを取らない実力を持っているのは事実である。展開の紛れが多い京都内回りコースで内枠を引き当てたのも好材料である。しかし、今回は予定通りとは言えトライアルレースを挟まずぶっつけ本番である事、騎手が乗り変わる事など割り引き材料もいくつかあり、実力は認めつつも今回は3番手評価とした。

▲(単 穴)5枠9番アグネスワルツ
  今回のメンバー構成を見ると、何が何でも逃げる馬は見当たらない。強いて挙げるとすればこの馬が先手を取ると見る。オークスでも粘って3着に入った。後ろからレースを進めるであろうアパパネを各馬がマークするレース展開になれば、最後まで粘って逃げ切ってしまう可能性もありそうだ。

  
  この他△(連下)としては、流れに乗ればしぶとい脚がある4枠8番オウケンサクラ、 前走がピークの可能性があるものの相手なりに走る5枠10番アニメイトバイオ、休み明け好走を続けている数少ない上がり馬、7枠13番ディアアレトゥーサまで挙げておきたい。

 まとめると
◎7枠15番アパパネ
○ 2枠 4番アプリコットフィズ
× 3枠 5番サンテミリオン
▲ 5枠 9番アグネスワルツ
△4枠 8番オウケンサクラ
△5枠10番アニメイトバイオ
△7枠13番ディアアレトゥーサ


  馬券は馬連で◎から○×▲△へ流す。4−15、5−15、8−15、9−15、10−15、13−15の6点。








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posted by スポーツ職人201X at 06:47| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(40) | 競馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする