2010年10月12日

出雲でエンジが躍動し、埼玉で鴎が勢いに乗った3連休!!中国遠征中の若き八咫烏は? 【プロ野球など  スポーツ色々】

  11日の体育の日を含めた3連休はプロ野球のクライマックスシリーズを始め様々なスポーツが行われた。今回は3連休に行われた主なスポーツの結果について紹介したいと思う。



【1.陽が沈み暗くなると何かが起こった「クライマックスシリーズ」・・・プロ野球】
  プロ野球パ・リーグのクライマックスシリーズ第1ステージ、西武×千葉ロッテが9日、10日に西武ドームで行われた。2試合とも終盤に試合が動き延長戦にもつれ込む接戦となったが、敵地に乗り込んだ千葉ロッテが第1戦、第2戦とも逆転で勝利を収め第2ステージ進出を果たした。第2ステージはソフトバンク×千葉ロッテの対戦となり14日から福岡ドームで行われる。


【パ・リーグCS第1S結果】
・第1戦
ロッテ 0 0 0  0 0 0  0 1 4  0 1  6
西 武 0 1 0  0 0 0  0 4 0  0 0  5

・第2戦
ロッテ 0 1 0  0 0 1  1 0 1  0 1  5
西 武 3 0 1  0 0 0  0 0 0  0 0  4
  
<コメント>
   パ・リーグのクライマックスシリーズ第1Sは敵地に乗り込んだロッテに軍配が上がった。試合経過やキーポイントとなったシーンは各マスコミが記事にしているので(個人的には、シーズン土壇場で3位に滑り込み勢いの下地を作って臨んだチームと、シーズン終盤に調子を落としたチームとの差、継投のタイミングと中継ぎの出来が明暗を分けたと思っているが・・・。)、実際に西武ドームに足を運んで観戦した第2戦の感想を書きたいと思う。
  所沢に用事があったついで当日券の売り場付近を通った所、行列になっておらず内野自由席が空いているとの事で「衝動買い」のような感覚でチケットを買って足を運んだ西武ドーム。予想通り立錐の余地もないほどの混雑だったが、何より驚いたのは、ビジターである千葉ロッテのファンがの多く訪れている事だった。そして初めて見た訳ではないが応援の迫力も凄かった。まるで千葉マリンで試合が行われているかのようだった。
  試合を直接決めたのは選手やベンチの采配だが、敵地をホームの雰囲気に変えて流れを呼び寄せた「26番目の選手」こそが第1S突破の最大の立役者なのかも知れない。それにしても怪我から復帰した里崎選手の勝負強さには目を見張るものがある。思えば2005年の時もプレーオフ制覇の時も最終戦で試合を決めたのは彼だった。第2Sでもキーマンになるような気がする。埼玉の猛獣の襲撃に成功し、福岡のタカの撃退に挑む千葉の鴎。果たして史上初の下剋上を成し遂げ頂点に立つ事が出来るだろうか。


野球.jpg


【2.名門復活で始まった今年の「学生三大駅伝」・・・大学駅伝】
  大学駅伝のシーズン幕開けを告げる第22回出雲全日本大学選抜駅伝競走(6区間44.5キロ)が11日行われ、早稲田大が2時間10分5秒で14年ぶり2度目の優勝を果たした。
  2位に日体大、3位に駒大が入り、箱根駅伝で3連覇を狙う東洋大は4位。今大会2連覇中の日本大は18位に終わった。
 早大は1区で矢沢選手がトップに立つと、最終6区まで首位を譲らず、6人中4人が区間1位と快走。2位に1分以上の大差を付けて優勝した。

<コメント>
  出雲の地で「エンジ」のユニフォームが14年ぶりにトップでゴールを駆け抜けた。三大駅伝でのタイトル獲得もその時以来となる。一時期低迷した早稲田大学。再建を託された渡辺監督就任以降、徐々に有力な選手が揃い近年は各大会で優勝候補に名を連ねるまでになった。今大会は1区でトップに立つとその後、一度もトップを譲る事なく襷を繋ぐ、まさに完勝劇だった。6区間の内、4区間で区間賞を獲得し強さを見せ付け名門復活を印象付けた。
  一方「山の神」柏原選手が欠場した東洋大、1、2年生を多く起用し3位に入った駒沢大等がこの後どのように巻き返すのか。そして16日に行われる箱根駅伝予選会の結果は・・・。11月の全日本大学駅伝や正月の箱根駅伝等、いよいよ今年も学生駅伝のシーズンが幕を開けた。


【3.世界への扉開かず!!・・・サッカーU−19アジア選手権大会】
  U−20ワールドカップ(W杯)予選を兼ねたU−19アジア選手権準々決勝が11日行われ、韓国と対戦したU−19日本代表は3−2で敗れ、前回大会に続きU−20W杯出場を逃す事となった。
  日本は前半指宿選手の2ゴールで試合を優位に進めたかに見えたが、すぐさま1点を返されると前半終了間際に立て続けに2点を取られ逆転を許した。後半も得点を奪う事は出来ず、前回大会と同様、韓国に世界の扉を閉ざされる結果となった。

【U-19アジア選手権準々決勝試合結果】
韓 国   3−2  日 本
北朝鮮   2−0  中 国
サウジアラビア  2−1 ウズベキスタン
オーストラリア   4−2  UAE
勝者がU−20ワールドカップ出場権獲得。

<コメント>
  前回大会での屈辱を晴らし、そして世界への扉を開くべく韓国戦に挑んだU−19日本代表。しかし韓国の壁は厚かった。返り討ちに遭う結果となり前回大会に続いて世界大会(U−20W杯)行きの切符を掴み取る事は出来なかった。
  文字速報しか見ていないので詳しい試合内容は分からないが、どうやらフィジカルの強さで韓国の方が1枚も2枚も上手だった様子。2点先に取ったまでは良かったが、その後韓国のロングボールを放り込んで来る戦術に耐え切れず立て続けに失点したようである。
  前回に続きこの世代が世界の舞台を体感出来ないのは、今後の事を考えると大きなマイナスである。その「世界」を肌で感じる経験を得られなかった世代の選手で挑むロンドン五輪予選。アジアを勝ち抜けるのか、と言う不安が杞憂に終われば良いのだが・・・。
    
  今夜行われたA代表の日韓戦は、生放送を見る事が出来なかった。録画してあるのでそれを見てから、後日記事を書く予定。ちなみに結果は0−0のスコアレスドロー。













人気ブログランキングへ
→ クライマックスシリーズも学生駅伝もサッカー代表戦も今後が楽しみだ、と言う方はクリックをお願いします。
posted by スポーツ職人201X at 23:02| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(23) | スポーツ・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする