2010年10月30日

久々のメダル獲得を目指す戦い、スタート!!  【バレーボール  女子世界選手権】

   バレーボール女子の世界選手権は29日、東京の国立代々木競技場などで開幕し、世界ランク5位の日本は1次リーググループAの初戦で同8位のポーランドを3―2で破り、白星発進した。

   最初の2セットを落とした日本だったが、第3セットから出場した栗原選手、迫田選手のアタックが決まりこのセットを奪って流れを掴むと、守備の乱れ始めたポーランドから続く第4、第5セットと連取して逆転勝利を収めた。この他のグループでは、グループDの中国がトルコに敗れる波乱があった。初戦を白星で飾った日本は第2戦(30日)でペルーと対戦する。

【大会概要】
  大会は24カ国が4つのグループに分かれて総当りのリーグ戦(1次ラウンド)を行い、上位4カ国計16カ国が2次ラウンドへコマを進める。
  2次ラウンドは16カ国が2つのグループに分かれて総当りのリーグ戦を行い、上位6カ国計12カ国が決勝ラウンドにコマを進める。
  決勝ラウンドは2次リーグの結果で振り分けられる。2次ラウンド各グループ上位2カ国計4カ国が準決勝、同3、4位は「5−8位決定戦」へ、同5、6位は「9−12位決定戦」へ進み、それぞれトーナメント方式の試合を行い、順位を決定する。


【1次ラウンド グループAの結果(29日試合分)】
ペルー   3−0 アルジェリア
セルビア  3−0 コスタリカ
日 本   3−2 ポーランド

<コメント>
  オリンピックと同様、4年に一度行われるバレーボールの世界選手権。先月イタリアで行われた男子大会に続き、女子の大会が東京で開幕した。
  日本の最初の相手は高さで日本を上回るポーランド。昨年から対戦成績で分が悪い相手だけに、ここを取るか落とすかでその後の戦いにも影響して来る可能性のある大事な一戦。日本は逆転で勝利をもぎ取り、久々のメダル獲得へ向けてまずまずのスタートを切った。
  
  第3セット途中から試合を見ていたが、どうして第1、第2セットを落としたのかと思いたくなるくらい選手の動きは良かった。特に3セット目の18点付近の長いラリーを制した事で流れが日本の方に傾いたように思う。ポーランドの高さとパワーは確かに脅威だったが、第3セットで流れを引き寄せ、その後もスピードとコンビネーションで相手の守備陣を翻弄した日本のバレーが最終的にはポーランドのそれを上回った。

  真鍋監督は大会前の記者会見で、総力戦でこの大会に挑むと語っていた。この大会は短期間に多くの試合をこなすハードスケジュールである。ポーランド戦のようにフルセットの試合が続くようだと、この先苦しい戦いを強いられる事になる。試合の入り方と途中で出場する選手の活躍がメダル獲得への重要なカギとなるだろう。

  この大会で最後にメダルを獲得したのが2位となった1978年。それ以来、力を付けて来た各国の後塵を拝する時代が続いている。32年ぶりのメダル獲得へ向けて、この後どのような戦いを展開するのか。2次ラウンドで敗れた男子の分も頑張って欲しい。








人気ブログランキングへ
→ メダル獲得を目指して「ガンバレニッポン」!!と応援したい方はクリックをお願い致します。
posted by スポーツ職人201X at 02:23| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(3) | スポーツ・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月29日

明日のスターの座を目指す戦い、スタート!!  【プロ野球 2010年ドラフト会議】

   プロ野球の新人選手選択会議(ドラフト会議)が28日、都内のホテルで行われ、12球団68選手(育成選手は除く)がプロの門を叩く権利を獲得した。
   将来有望視される選手が揃った大学生投手の中でも特に注目を集めた早稲田大学の斎藤投手は4球団(ヤクルト、千葉ロッテ、北海道日本ハム、ソフトバンク)、大石投手は6球団(阪神、埼玉西武、広島、オリックス、横浜、東北楽天)から指名を受けた。抽選の結果、斎藤投手の交渉権は北海道日本ハム、大石投手の交渉権は埼玉西武がそれぞれ獲得した。


【2010年ドラフト主な指名選手(1巡目、2巡目)】
◎中 日
1 大野雄大 投手 佛教大
2 吉川大幾 内野手 PL学園

◎阪 神
1 榎田大樹 投手 東京ガス
2 一二三慎太 投手 東海大相模

◎読売ジャイアンツ
1 沢村拓一 投手 中央大
2 宮国椋丞 投手 糸満

◎東京ヤクルト
1 山田哲人 内野手 履正社
2 七条祐樹 投手 伯和ビクトリーズ

◎広 島
1 福井優也 投手 早大
2 中村恭平 投手 富士大

◎横 浜
1 須田幸太 投手 JFE東日本
2 加賀美希昇 投手 法大

◎福岡ソフトバンク
1 山下斐紹 捕手 習志野
2 柳田悠岐 外野手 広島経大

◎埼玉西武
1 大石達也 投手 早大
2 牧田和久 投手 日本通運

◎千葉ロッテ
1 伊志嶺翔大 外野手 東海大
2 南昌輝 投手 立正大

◎北海道日本ハム
1 斎藤佑樹 投手 早大
2 西川遥輝 外野手 智弁和歌山

◎オリックス
1 後藤駿太 外野手 前橋商
2 三ツ俣大樹 内野手 修徳

◎東北楽天
1 塩見貴洋 投手 八戸大
2 美馬学 投手 東京ガス

<コメント>
   昨日(28日)行われたドラフト会議。高校生、大学生でプロを志す者は事前に届け出なければならず志望者の氏名が公表される為、ドラフト当日に、指名された本人もビックリするようなサプライズ色が薄れた今のドラフト会議は個人的には少々物足りない気もするのだが、これまでプロの舞台に立つ事を夢見て日々努力を積み重ね、そしてその門を叩く権利を得た選手にはひとまずおめでとうの言葉を送りたい。

   さて、今回は大学生投手に有望な人材が多く、特に早稲田大の3投手と中央大の沢村投手に注目が集まった。それを反映して1巡目指名は中日を除く11球団が4投手の内、3投手に集中した。プロでどれだけ活躍出来るかは別として、どこの球団も即戦力投手を欲していた事がうかがえる現象だと思う。(宣伝効果を期待した球団もあるだろうか。)
   沢村投手の交渉権は単独指名で巨人が、斎藤投手と大石投手の交渉権は抽選の結果、それぞれ日ハムと西武が獲得した。また福井投手は地元が近い広島の指名を受けた。既にプロの舞台で活躍している同期には田中投手(楽天)、前田投手(広島)、坂本選手(巨人)などがいる。彼等に追い付き、「松坂世代」のようなムーブメントをプロ野球界に巻き起こす事が出来るだろうか。       
   今に始まった話しではないがやはり今年も投手、それも即戦力が期待される大学生、社会人を多く採る球団が目立った。また独立リーグ出身の選手が何選手か指名された。プロを目指す者の受け皿になると言う役割はある程度果たされていると言えるのではないだろうか。

   一方、今年は小粒と言われた高校生の上位指名は限定的だった。契約形態が複雑になり、更にFA制度が出来て選手と球団の関係が昔よりもドライになったような気がするが、選手をじっくり育てる余裕がどの球団も無くなって来ていると言う事か。それとも、そのような選手は育成枠から見い出そうとしていると言う事なのか。

   68人の選手と育成枠で選ばれた選手の殆どが来シーズンそれぞれのチームのユニフォームを身につけスタートラインに立つ。選ばれてからは指名順など関係ないのがプロの世界である。スペースの関係で2巡目までの選手しか紹介しなかったが、勿論これ以外の選手がスターの座を射止める可能性が十分あるのは、過去の歴史を見ても明白である。果たして球界を代表する選手がこの中からどのくらい現れるのか。その答えが出るのを楽しみに待ちたい。














人気ブログランキングへ
→ 選ばれたどの選手にもエールを送りたい、と言う方はクリックをお願い致します。
posted by スポーツ職人201X at 22:56| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(33) | 野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月26日

色褪せる「過去の栄光」!! 名門クラブの行く先は果たして・・・?  【サッカー 欧州各国リーグ】

  欧州各国で熱戦が繰り広げられている国内リーグ戦。前評判通りの力を発揮し上位に位置しているクラブ、実力以上の力を発揮しどこまで上位に食らい付くのかこの後の戦いぶりが楽しみなクラブ等、様々である。そんな中これまで数々のタイトルを獲得し、国を代表する2つの名門クラブが期待通りの成績を残せず不振に喘いでいる。


【屈辱の0−10・・・フェイエノールト(エールディビジ)】
    かつてPSV、アヤックスと並び国内リーグ3強の一角を占めていたフェイエノールト。元日本代表の小野選手(清水エスパルス)在籍時にはUEFA杯を制した名門である。しかし、財政難に陥ったここ数年は目立った成績を残せず、今シーズンも下位に低迷(15位)。2部降格の可能性すらある。先日行われた対PSV戦。国内のファンが注目した一戦で0−10と言う記録的大敗を喫する等、国内、ヨーロッパを席巻した姿は今はどこにもない。(これはフェイエノールトに限らず、残りの2強にも言える事かも知れないが)。新しい者が頭角を表せば古い者が退くのはサッカーに限った話ではないのだが、オランダのサッカーを支えた名門。せめて2部降格だけは免れて欲しいのだが・・・。
   余談だが、オランダと言えばW杯南アフリカ大会での準優勝が記憶に新しいが、主力選手の殆どは国外でプレーしている。代表チームの栄華とは裏腹に、資金面では国外のビッククラブにはかなわず、トッププレーヤーとして成長した選手を引き止める事が出来ない国内リーグの衰退も一方で見え隠れしている気がする。





【名門がまさかプレミアから消える事はないと思うが・・・リバプール(プレミアリーグ)】
   リバプールと言えばマンチェスターUやチェルシー等とイングランドプレミアリーグで4強を形成し、チャンピオンズリーグを何度も制するなど言わずと知れた名門として君臨してきたビッククラブである。ところが昨シーズンは不振に喘ぎ、チャンピオンズリーグの出場権を失うと、今シーズンもプレミアリーグでこれまでの所、上位に上がる事が出来ず降格圏内を彷徨っており、買収問題などサッカー以外の事で話題となっている。シーズンかは始まったばかりであり、上位との勝ち点差はさほど開いていない。ジェラード(イングランド代表)やトーレス(スペイン代表)と言った各国代表プレーヤーが揃っているだけに、奮起を期待したい所である。




   この他にもセリエAのローマ、ブンデスリーガのバイエルンと言った国内リーグを代表するクラブが上位に顔を出せずにいる。近年、上位の顔触れがほぼ固定化しつつあった欧州各国リーグ。来年の春を迎える頃には、お馴染みの顔触れが上位を賑わすのか。それとも勢力図がガラっと変わるのか。各国のリーグ戦は中盤戦に差し掛かろうとしている。











人気ブログランキングへ
→ 「10−0」と言うスコアーを聞いて正直ビックリした、と言う方はクリックをお願い致します。
posted by スポーツ職人201X at 23:49| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(2) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月25日

シーズン大詰めのプロ野球!! 競馬はGTシリーズ真っ只中!! そしてウィンタースポーツもちらほら・・・な週末のスポーツ 【プロ野球 セ・リーグCSファイナルステージなど】

土、日は泊まりがけで出掛けており更新出来なかった。週末はプロ野球、サッカー、ラグビーにフィギュアスケート等、様々なスポーツが行われた。ここではその内、プロ野球と競馬の結果についてまとめて書きたい。

【セ・リーグCSは順当な結果か?日本シリーズは竜と鴎の対決!!】
◎セ・リーグクライマックスステージ第4戦結果(10月23日)
巨 人 0 0 0  0 0 0  0 1 2  3
中 日 0 0 0  2 0 0  0 1 1x  4
(対戦成績:中日4勝1敗。この結果中日の日本シリーズ進出が決定。)


<コメント>
  プロ野球セ・リーグのクライマックスシリーズ第4戦は中日がサヨナラ勝ちを収め、日本シリーズ進出を決めた。第3戦で巨人が一矢を報い面白い展開になる可能性も少し生まれたが、結局は中日の投手力が上回っていた事を印象付けるステージだった。この試合で落合監督はスタメンに小田選手、山本(昌)投手の後に河原投手とかつて巨人に在籍した2人の選手を起用。それぞれ期待に応える活躍を見せた。
  一方の巨人はファーストステージで好調だった坂本選手が怪我の為に第1〜3戦でスタメンに名を連ねる事が出来ず、投手陣もコマ不足に泣いた。シーズン後半からそうだったが、投打に渡って原監督の思い描いていたであろう野球が出来ない状態が続いた。しかし、ファイナルステージまで進出してきたのはやはりチームとしての地力があったからなのだろう。悔やまれるのは何と言っても第1戦の初回4失点。終わってみれば、あれでステージの流れが決まったと言えるのかも知れない。
さて、監督がかつての同僚対決となる中日とロッテによる今シーズンの日本一決定戦。一部試合の地上波での全国中継がないのは残念だが、熱戦が展開される事を期待したい。




【今年も波乱の菊舞台!! 淀の舞台にバラは咲かず!!】
◎第71回菊花賞競走成績(10月24日 京都競馬場芝3,000m)
1着 ビッグウィーク    川田将雅  3分06秒1 
2着 ローズキングダム   武豊  
3着 ビートブラック    幸英明 
4着 レーヴドリアン    福永祐一
5着 コスモラピュタ    津村明秀

<コメント>
   春のクラシックホース不在で混戦となるのか。それとも2歳チャンピオン、前哨戦でダービー馬を下し一躍菊の候補に名乗りを上げたバラ一族の末裔が一族悲願のGTタイトル獲得なるかで注目を集めた菊花賞は、夏の上がり馬、ビックウィークが制した。
  レースは5着に粘ったコスモラピュタが絶妙なペースで逃げる展開でレースが進み、追走していたビックウィークが最後の直線で先頭に立つと、後から追って来るローズキングダム等をかわし初の重賞制覇がGTタイトル獲得となった。川田騎手で思い出されるのが、キャプテントゥーレで獲った2年前の皐月賞。あの時も大胆な逃げで驚かせたが、今回も大胆な騎乗ぶりを見せ、3歳最後のクラシックレースを制した。スプリンターズSでは降着処分を受け、その後騎乗停止となっていただけに感慨もひとしおだろう。
  一方、有力な候補だったローズキングダムは展開が向かなかったとしか言いようがないだろう。いつも通り中団から後方に控え、最後の直線での逆転を狙ったが、上がり3F33秒9の豪脚をもってしても届かなかった。道中ペースが遅く、後ろからレースを進める馬にとっては辛い展開となってしまった。武騎手は今年JRAのGTで未だに勝利なし。毎年必ず一度はGTの表彰台に上がっている姿を目にしていたが、今年はそのシーンを見る事はないのだろうか。











人気ブログランキングへ
→ 日本シリーズを地上波でやらないのは残念だと思う方はクリックをお願い致します。
posted by スポーツ職人201X at 23:52| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(21) | スポーツ・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月22日

奇跡への序章か? ようやく目覚めた「逆襲のウサギ」!! 【プロ野球  セ・リーグCSファイナルステージ】

  プロ野球のセ・リーグクライマックスシリーズファイナルステージ第3戦が22日、ナゴヤドームで行われ、巨人が3−2で中日に競り勝ちこのステージ初勝利を上げた。
  中日先発の山井投手、巨人先発の朝井投手が互いに好投し4回まで0−0。投手戦となった試合の均衡が破れたのは5回表。巨人がこのステージ好調の脇谷選手のタイムリー二塁打で先制すると続く6回にも追加点を上げ試合を優位に進めた。8回裏に同点に追い付かれたが、9回表阿部選手が、中日抑えの岩瀬投手からホームランを放ちすぐさま勝ち越し、そのまま逃げ切った。これで対戦成績は中日の3勝1敗となった。

  セ・リーグのクライマックスシリーズ第4戦は23日もナゴヤドームで18時から行われる。

【セ・リーグCSファイナルステージ第3戦試合結果】
巨 人 0 0 0  0 1 1  0 0 1  3
中 日 0 0 0  0 0 0  0 2 0  2

<コメント>
  クライマックスシリーズのファイナルステージは日本シリーズ同様、先に4勝した方が優勝となる。しかし、両者には大きな違いが主に3つある。1つはレギュラーシーズン1位のチームに1勝分のアドバンテージが付く事、2つ目は試合を行う球場が全試合同じ(レギュラーシーズン1位の本拠地)である事、そして3つ目は休養日がない事である。「流れ」が重要な要素の1つである短期決戦。インターバルがない事で、劣勢に立たされているチームが相手に傾いた流れを引き戻すのは容易な事ではない。

  このステージは第3戦が始まる前までは、流れが中日に大きく傾いていた。得点欠乏症に陥ってしまった巨人打線や、中日が本拠地ではめっぽう強い事を考慮するとこの試合で決着が付いてもおかしくない状況となっていた。そして迎えた第3戦。崖っぷちに立たされた巨人が勝って一矢を報いる結果となった。
  日本シリーズに進む為には4連勝するしかない巨人は朝井投手が中日打線を1安打に抑える好投を見せこの試合の流れを作った。昨日まで沈黙していた打線も、爆発するまでには至らなかったが、ようやくチャンスに1本が出るようになった。1番に入っている脇谷選手が好調なだけに後に続くバッターがどれだけ奮起するか。長らくナゴヤドームでは勝てなかったがようやく呪縛から解き放たれた。明日なき戦いを続けるジャイアンツ。不利な状況に変わりはないがこの勝利でほんの少しだけ希望が見えて来たと言えるだろうか。

  一方の中日先発の山井投手も2失点では責められないだろう。この試合は打線が援護出来なかった。その中でも代打でホームランを放った野本選手など収穫もあった。先発投手のコマはまだ残っており、連投の中継ぎ陣を休ませる事も出来た。負けはしたが有利な状況に変わりはない。敢えて気になる点を挙げるとすれば、抑えの岩瀬投手がホームランを打たれて負けた事だろうか。同点の場面で抑えのエースをマウンドに送り込んだ落合監督の真意は分からないが、2−2となった事で仮にこの試合で一気に決めると言うメッセージを選手に送るつもりで登板させたのだとしたら・・・。クライマックスシリーズではセ・リーグ、パ・リーグ共に投手起用が、流れが変わる1つの要素となっているが第4戦以降、中日に傾いているステージの「流れ」にどんな影響が出るか。中日有利な状況の中で、あくまで「敢えて気になる点」なのではあるが・・・。












人気ブログランキングへ
→ 巨人が勝って少し面白くなって来た、と思う方はクリックをお願いします
posted by スポーツ職人201X at 23:44| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(18) | 野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月21日

電光石火の快勝劇!! まさに昇竜の如き勢いで頂点まで駆け上がるか?  【プロ野球 セ・リーグCSファイナルステージ】

   20日からナゴヤドームで始まったプロ野球セ・リーグのクライマックスシリーズファイナルステージ。中日が初戦をモノにし、アドバンテージ1勝分を含めて2勝で迎えた21日の第2戦。この試合も中日が、先発投手の吉見選手がタイムリーヒットを放つなど3回までに2点を上げ試合を優位に進めると、投手陣も第1戦に続き巨人打線に得点を許さず、2−0で勝利を収めた。これで対戦成績は中日の3勝。早ければ第3戦の行われる明日(22日)にも中日の日本シリーズ進出が決まる。


【セ・リーグCSファイナルステージ第2戦結果】
巨人 0 0 0  0 0 0  0 0 0  0
中日 0 1 1  0 0 0  0 0 X  2
(対戦成績:中日3勝)

<コメント>
  最終戦まで縺れ込む熱戦となったパ・リーグのクライマックスシリーズは、レギュラーシーズン3位の千葉ロッテが制し日本シリーズ進出を決めた。パリーグ同様、シーズン1位と3位の対戦となったセ・リーグのクライマックスシリーズは、中日ドラゴンズが攻守に渡り巨人を圧倒。3連勝(アドバンテージ1勝分含む。)で日本シリーズ進出に王手をかけた。
   
  ファーストステージ連勝でライバル阪神を下した巨人相手に、一度登録選手を全員抹消する等、大胆な対策を施しこのステージに臨んだ中日がどのような戦いをするかに注目が集まったが、ここまでは投打の歯車が噛み合い文句の付けようがない戦いぶりである。試合の序盤に先制し、中継ぎ、抑えに継投する理想的な戦いが出来ている。また、強力な巨人打線に対し、得点を許していない投手陣の頑張りが印象的である。そして、無類の強さを発揮して来た「我が庭」で試合が出来る事は何よりも心強いだろう。
  第3戦以降も山井投手、山本(昌)投手、中田(賢)投手等、先発投手のコマが豊富に残っているドラゴンズ。日本シリーズ進出が大きく近付いたと言えるだろうか。

  一方の巨人は初戦の先発に中3日で東野投手を起用した。ファーストステージ第2戦に続く奇襲とも言える投手起用だったが、初回の4失点で出鼻をくじかれた格好となった。2回以降、中日打線を抑えているだけに悔やまれる立ち上がりであり、今の所、この4失点が中日に流れが大きく傾いている大きな要因となっているように思える。第2戦の内海投手も決して悪い出来ではないように見えたが、打たれてはいけないバッテリーの1人にタイムリーを打たれたのは痛かった。
  打線も決して手も足も出ない訳ではないが、チャンスに1本が出ない。特に中軸の不振は深刻である。明日(22日)の試合で一発が飛び出す等爆発すれば、活路を見出せるような気もするのだが・・・。また、中日とは正反対にこちらは投手のコマが不足しているように思える。果たしてどのように投手を起用して行くのだろうか。

  早ければ明日にも中日の優勝が決まってしまう可能性があるセ・リーグのクライマックスシリーズ。このまま中日が無傷のまま頂点に立つのか。それとも昨年の覇者である巨人が逆襲し奇跡を起こすのか。その答えがもうすぐ出ようとしている。














人気ブログランキングへ
→ パ・リーグに比べてセ・リーグのクライマックスシリーズは今のところ、あっさりしている、と思う方はクリックをお願いします。
posted by スポーツ職人201X at 22:54| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(24) | 野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月20日

10・19 「逆襲ノ鴎」下克上ニ成功セリ!!次のターゲットは名古屋の竜か?それとも東京のウサギか?  【プロ野球 パ・リーグクライマックスシリーズ】 

   プロ野球パ・リーグのクライマックスシリーズファイナルステージはレギュラーシーズン3位の千葉ロッテが、先に王手をかけられながらその後3連勝で一気に頂点に上りつめた。
   3勝3敗で迎えた大一番。千葉ロッテは5回、押し出し四球や今江選手のタイムリーヒットなどで一挙4点を奪うと8回に大松選手が試合を決める2ランホームランを放ち差を広げた。先発の成瀬投手はソフトバンク打線を4安打に抑え、第1戦に続いて完投した。
   シーズン3位のチームが日本シリーズに進出するのは史上初。5年ぶり6回目の日本シリーズ進出を果たした千葉ロッテ。セ・リーグチャンピオンを相手に30日から始まる日本シリーズで天下獲りに挑む。


【パ・リーグCSファイナルステージ第6戦試合結果】
   ロッテ  0 0 0  0 4 0  0 3 0  7
ソフトバンク 0 0 0  0 0 0  0 0 0  0
(通算成績:千葉ロッテ4勝3敗 千葉ロッテが日本シリーズ進出。) 

<コメント>
   今シーズンのパ・リーグを振り返るべく、レギュラーシーズンの順位表を確認した。優勝したのはソフトバンク。しかし最下位の楽天を除いてさほどゲーム差は開いておらず、きっかけ一つで順位が変わる可能性もあった。きっかけと言えば、ソフトバンク優勝の大きなターニングポイントとなったのが、9月後半の西武との3連戦。そこで3連勝して一気に頂点に上りつめた。そして迎えたクライマックスシリーズ。個人的には西武×ソフトバンクのリベンジマッチと言うのが最も相応しいシナリオだと思っていた。しかし野球の神様は、優勝争いの傍らでシーズン終盤、明日なき戦いを続け、このシリーズに参戦してきた千葉ロッテに救いの手を差し延べ、そしてパ・リーグの頂点へと導いた。

  負けてもともとの戦いをし続け勢いを増幅させたロッテと、シーズン優勝&悲願の日本シリーズ進出、そしてこのステージも早々と王手をかけながら中々ゴールテープを切れず、次第にプレッシャーが重くのしかかって来たソフトバンク。結果が出たから言えるのかも知れないが、失う物が何もなかったロッテが勝ったのはある意味必然だったのかも知れない。それは先発投手の出来にも表れていたように思う。

   エース対決となったこの試合。互いに好投を続け前半は投手戦。またしても終盤に試合が動く、痺れる展開になる様相を呈していた。しかし、舞台から先に降りたのは杉内投手。上に書いたようにのしかかるプレッシャーに耐え切れなかったのだろうか。5回に死四球を連発し自らリズムを崩してマウンドを去った。一方のロッテ成瀬投手は、初体験の2回連続中4日で疲れ具合を心配する周囲をよそに試合の後半も好投を続け、総力戦を想定して準備をしていたであろうブルペン陣の助けを借りる事なく投げ切り、エースの責任を果たした。それにしても、一発の打てるバッターが7、8番を打ち、その次はここ一番に強い里崎選手が控え、チーム柱である西岡選手に返る打線。相手投手にとって、これほど気のを休まらない打線はないだろう。どこかで火が点くと手が付けられない、まさに短期決戦に適した打線と言える。

  一方のソフトバンクはもまたしてもクライマックスシリーズの壁を乗り越える事は出来なかった。選手はシーズンで出来た事が出来ないもどかしさを感じながら戦ったことだろう。やはり相手の出鼻をくじくべくエースを立てながら初戦を落とした事が最後まで響いた。第2、3戦に勝って先に王手をかけたものの、ステージを通して打線が機能せず、流れを寄せ切れなかった。終盤はチームの勝利に貢献してきた中継ぎ陣が打たれ万策尽きた。選手起用がことごとく嵌まったロッテとは対照的な光景だった。
  試合後、秋山監督は試合間隔が空いた事が影響したと語っていた。現行制度で今後も行われるのであれば、例えアドバンテージがあるとは言え、レギュラーシーズン優勝のチームが越えなければならない大きな壁となる。クライマックシリーズで敗れはしたが、長丁場のペナントレースを制したのはソフトバンクである事は間違いない。その点は賞賛されるべきである。だからこそ、ペナントを獲得しながら、パ・リーグ代表として日本シリーズに出る事が出来ないのは、チーム関係者、ファンにとって余計に複雑な心境だろう。この悔しさをバネに来年こそは真のチャンピオンになれるよう頑張って欲しい。     
   
  思えば22年前のこの日。激しい優勝争いをする西武、近鉄の引立て役でしかなかったロッテ。その時選手として内野を守っていた西村現監督。監督としてチームをまとめ、下から這い上がって迎えた「10・19」。千葉ロッテがついに脇役から主役の座を射止めた。

















人気ブログランキングへ
→ 千葉ロッテの優勝は祝福したいが、リーグ3位のチームの日本シリーズ進出は何となく違和感がある、と言う方はクリックをお願いします。
posted by スポーツ職人201X at 21:08| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(30) | 野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月19日

「史上最大の下克上」か?それともシーズン王者の「プライド」か? パリーグCSはいよいよ「クライマックス」へ・・・!!  【プロ野球 パ・リーグクライマックスシリーズ】 

   パ・リーグのクライマックスシリーズファイナルステージ、福岡ソフトバンク×千葉ロッテの第5戦が18日、福岡ヤフードームで行われ千葉ロッテが試合の終盤に相手中継ぎ陣に集中打を浴びせ逆転勝利。5−2でソフトバンクを下した。この結果通算成績は3勝3敗のタイとなり日本シリーズ出場を懸けた戦いは最終戦にもつれ込む事となった。

   パ・リーグのクライマックスシリーズファイナルステージ最終戦は19日に福岡ドームで18時から行われる。


【パ・リーグCSファイナルステージ第5戦結果】
  ロッテ  0 0 0  0 0 0  3 0 2  5
ソフトバンク 1 0 0  0 0 0  0 1 0  2
(通算成績:3勝3敗)


【第6戦先発投手】
千葉ロッテ   成 瀬(13勝11敗 3.31)  
ソフトバンク  杉 内(16勝 7敗 3.55)
カッコ内はレギュラーシーズンの成績

<コメント>
  連日熱戦が続いているプロ野球のクライマックスシリーズ。パリーグのファイナルステージ第5戦はロッテが終盤の猛攻でソフトバンクを下し逆王手。決着は最終の第6戦に縺れ込む事となった。

  このシリーズはセ・リーグ、パ・リーグとも継投のタイミング、中継ぎ陣の出来が試合の行方を決める上でポイントとなっており、そう言った意味では短期決戦の特徴が良く出ていると言えるが、この第5戦も継投のタイミング、そして中継ぎ陣の出来が明暗を分ける結果となった。
  千葉ロッテの先発は久々の1軍マウンドとなった大嶺投手。継投のタイミングを見計らいながらの起用だった事は想像に難くない。一方のソフトバンク先発は大隣投手。こちらも千葉ロッテと同様、勝ちパターンである中継ぎ陣の所まで繋いでくれれば、と言う思いで首脳陣は送り込んだと思われる。結果的に負けると後がない上に先制点を奪われ、試合開始早々に継投策に切り替えた千葉ロッテに軍配が上がった。

  先発が崩れても中継ぎが踏ん張って試合の終盤に引っくり返すと言うのが、クライマックスシリーズでのロッテの勝ちパターンの1つであるが、この試合も3回から登板した小野投手らがソフトバンクに追加点を許さなかった事が勝因の1つとして挙げられるだろう。2戦目、3戦目と抑え込まれ、ファーストステージで得た勢いが無くなったかに見えた打撃陣は第4戦で息を吹き返し、第5戦は終盤の逆転劇で勢いを取り戻し、とうとう最終戦まで持ち込んだ。何より今シーズンチームを支えてきた相手中継ぎ陣を打つ崩しての勝利は大きい。

  一方のソフトバンクは初回の先制点以降、追加点を取れなかったのが最後まで響いた。大隣投手はロッテ打線を良く抑えていた。シーズンの成績を考えると6回から継投策となったのは妥当な判断なのかも知れないが、中継ぎ陣の出来が良くなかったのは秋山監督にとっては誤算だっただろうか。何かファーストステージで西武が継投策に失敗した第1戦とダブって見えた。(西武の場合は調子の良かったエース涌井投手を降ろした事が議論となっていたが・・・。)

  さて、泣いても笑っても最終戦で日本シリーズの出場権が決まる事になった。どちらも先に点を取って試合を優位に進めたいと思っているだろう。
  先発は第1戦同様、杉内投手と成瀬投手と発表された。第5戦で中継ぎ陣が打ち込まれたソフトバンクは杉内投手がどれだけ長いイニングを投げる事が出来るか。一度火が点くと手がつけられないロッテ打線を抑えるのは容易ではないような気がする。
  一方のロッテ成瀬投手は中4日が2回続く事になるが、果たして疲労がどこまで回復しているか。こちらは成瀬投手の調子の見極めと継投のタイミングがポイントになりそうな気がする。
 
  短期決戦の醍醐味をファンに見せている両チーム。最後に笑い美酒に酔いしれるのは果たして「福岡のタカ」か。それとも「千葉のカモメ」か。クライマックスシリーズ最後の試合であると共に今シーズンのパ・リーグを締めくくる試合でもある。ファンに感動を与えるような試合をしてくれる事を期待したい。


 








人気ブログランキングへ
→ 最終戦となる第6戦はテレビで或いは実際にヤフードームに足を運んで観戦したい、と思っている方はクリックをお願いします。

http://umayado.blog.so-net.ne.jp/2010-10-18
posted by スポーツ職人201X at 00:13| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(15) | 野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月18日

主役の座を渡さなかった「春の女王」!!  秋の淀の舞台を独り占め!!   【競馬 第15回秋華賞結果】

  牝馬3冠最後のレースとなる競馬の第15回秋華賞が17日、京都競馬場芝2,000mで行われ、春のクラシックレース(桜花賞、オークス)を制し、牝馬3冠の期待が懸かった単勝1番人気のアパパネが最後の直線で外から豪快に差し切って優勝。メジロラモーヌ、スティルインラブに続き史上3頭目の牝馬3冠を達成した。また同馬は2歳時に阪神JFも制しており、史上初めてこの世代の牝馬GTレース完全制覇を成し遂げた。2着は内から鋭く伸びたアニメオトバイオ、3着にはアプリコットフィズが入り、オークスで同着優勝だったサンテミリオンはスタートで出遅れ18着に終わった。

    秋のGTシリーズ第3弾は3歳クラシックレースの最後を飾る第71回菊花賞が24日京都競馬場で行われる。

【第15回秋華賞競走成績】
1着 ◎アパパネ       蛯名正義   1分58秒4
2着 △アニメイトバイオ   後藤浩輝
3着 ○ アプリコットフィズ   武 豊
4着  ワイルドラズベリー  池添謙一
5着  レディアルバローザ  幸英明

<コメント>
   スティルインラブ以来となる3冠牝馬誕生のシーンを一目見ようと多くの人が淀の舞台に訪れた今年の秋華賞。ファンの期待を一心に背負ってその偉業に挑戦したアパパネが見事その期待に応え、史上3頭目の3冠牝馬に輝いた。
   過去、展開の紛れが多く有力馬が涙を飲むケースが多かったこのレース。道中の位置取りがポイントとなったが、アパパネは最後の直線でのチャンスを窺うべく中団で待機すると、その最後の直線で外から力強い末脚を見せて、まとめて差し切る横綱相撲で他馬を寄せつけなかった。馬の力を信じ、コースロスを承知で外に持ち出した蛯名騎手の騎乗も見事だった。
   末脚と言う意味では2着に入ったアニメイトバイオは終始アパパネをマークしローズSの再現
とばかりに出走メンバー中、最速の上がり3Fのタイムを叩き出し女王に迫る伸び脚を見せた。しかし、女王の脚がもたついた前回のようには行かず及ばなかった。

   3歳牝馬のGTタイトルを独占したアパパネ。2歳時のGTタイトルである阪神JFも獲得しており、この世代の牝馬で倒す相手はいなくなったと言っても良いだろう。次は古馬牝馬、その先には牡馬との戦いが待っている。ウオッカ、ダイワスカーレット、ブエナビスタとここ数年、牝馬が主役を担っている中央競馬界。アパパネが彼女らに続く事が果たして出来るのか。今後の活躍が楽しみである。


 











人気ブログランキングへ
→ 次の菊花賞こそ(或いは「も」)当てたい、と思っている方はクリックをお願いします。
posted by スポーツ職人201X at 22:44| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(18) | 競馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月17日

息を吹き返した千葉のカモメ&トラの息の根を止めた東京のウサギ!! あるか?シーズン3位同士の日本一決定戦  【プロ野球 クライマックスシリーズ】

  プロ野球のクライマックスシリーズは17日、パ・リーグのファイナルステージ第4戦が福岡ドームで、セ・リーグのファーストステージ第2戦が甲子園球場で行われた。
  まずパ・リーグの福岡ソフトバンク×千葉ロッテの試合は、先発した渡辺(俊)投手の好投に打線が応えた千葉ロッテが4−2でソフトバンクを振り切り、勝てば優勝が決まったソフトバンクに待ったをかけた。これで対戦成績は福岡ソフトバンクの3勝2敗(アドバンテージ1勝分を含む。)決着は第5戦以降に持ち越された。
  一方のセ・リーグのファーストステージ、阪神×巨人は先制された巨人が試合の後半、阪神の救援陣を打ち込んで逆転に成功。7−6で阪神を下しこのステージ2連勝としファイナルステージ進出を決めた。

  クライマックスシリーズはパ・リーグのファイナルステージ第5戦が18日福岡ドームで、セ・リーグは20日から中日×巨人によるファイナルステージがナゴヤドームで行われる。
  

【クライマックスシリーズ17日の試合結果】
◎パ・リーグファイナルステージ第4戦
  ロッテ   0 1 0  1 0 1  0 0 1  4
ソフトバンク 0 0 0  0 0 0  0 0 2  2
(対戦成績:ソフトバンク3勝2敗)

◎セ・リーグファーストステージ第2戦
巨 人 0 0 0  0 2 0  3 2 0  7
阪 神 2 0 1  0 1 2  0 0 0  6
(対戦成績:巨人2勝。巨人のファイナルステージ進出が決定。)


【パ・リーグCSファイナルステージ第5戦先発投手】
千葉ロッテ   大 嶺(3勝6敗 5.17)  
ソフトバンク  大 隣(4勝9敗 4.31)
カッコ内はレギュラーシーズンの成績

<コメント>
  両リーグのクライマックスシリーズが行われた今日(17日)の午後。最近のテレビには便利な機能があって、地デジに対応すべく今年の初めに買った我が家のテレビは2つのチャンネルを画面を分割させて同時に映し出す事が出来る。と言う事でNHK−BSとハイビジョンでやっていた試合を同時に映し出して見ていた。

  シーズン3位のチームの健闘が光る今年のクライマックシリーズ。3位からの下剋上を目指すべく福岡に乗り込んだ千葉ロッテは、第2、第3戦とソフトバンク投手陣の前に打線が沈黙し、今日敗れればシーズンが終わってしまうピンチを迎えての第4戦だった。が、しかしこの試合では投打の歯車が上手く噛み合い、終盤ソフトバンクの追い上げはあったものの勝利を手にする事が出来た。
  投げる方では、ファーストステージ第2戦でも中継ぎとして好投し、逆転の流れを作った渡辺(俊)投手。負ければ終わりと言う緊張感漂う雰囲気の中、それを感じさせない落ち着いたマウンドさばきでこの日もソフトバンク打線に付け入るスキを与えなかった。8回まで無失点に抑える好投を見せて流れを作った。また、こここ2戦沈黙した打線も今岡選手のホームランで先制し、その後も追加点を上げて渡辺投手を援護した。
  今日敗れたとは言え、数字の上ではソフトバンク優位は動かない。しかしレギュラーシーズン終盤で見せた粘りを発揮できれば、息を吹き返した千葉ロッテが残る2試合をモノにする可能性は十分あるような気がする。

  一方、レギュラーシーズンでは4連覇を阻まれ3位に甘んじた巨人は2位阪神の本拠地、甲子園球場に乗り込み初戦をモノにした。そして今日勝てばファイナルシリーズ進出が決まるこの試合。先発は内海投手ではなく朝井投手だった。3戦目への温存だったのかどうか分からないが正直驚いたし、これで負けると阪神に勢いが付く事から投手の起用法で批判が出かねない状況だったが、結果的には早め早めの継投が功を奏し、特に最後を締めた越智、山口両投手が阪神打線を無失点に抑えたのは大きかった。このステージ出る幕がなかった内海投手は恐らく中日戦の第1戦で先発すると思われるが、それを見越しての今日の朝井投手の先発起用だったのであれば原監督、見た目の爽やかさとは裏腹にかなりの策士と言える。
  反対に阪神は中継ぎの久保田、藤川投手で終盤5失点と明暗を分けた。シーズン終盤も同じようなパターンで星を落とす試合が何度かあったが、大事な試合で同じ事を繰り返す結果となってしまった。
  
  これで日本シリーズ進出の可能性があるのは4チームに絞られた。シーズン1位のチームがクライマックスシリーズでも実力通り勝ち進み日本シリーズで雌雄を決する事になるのか。それともシーズン3位のチーム同士による「下剋上」による天下統一の争いは見られるのか。セ・パ両リーグのクライマックスシリーズはいよいよ佳境を迎えようとしている。  














人気ブログランキングへ
→ 今年のクライマックスシリーズはセ・リーグもパ・リーグも白熱していて面白い、と思う方はクリックをお願いします。
posted by スポーツ職人201X at 20:48| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(46) | 野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

初秋の淀に舞う乙女は、3冠を狙う「あの馬」か?それとも新ヒロインか?  【競馬 第15回秋華賞予想】     

  3歳牝馬GTの最後を飾る競馬の第15回秋華賞が17日、京都競馬場芝2,000mで行われる。
  春の桜花賞、オークスを制し、前日オッズでも1番人気に支持されているアパパネが3冠牝馬を称号を得る事が出来るのか。それともオークスでアパパネと名勝負を演じたサンテミリオンを始め、アパパネの3冠獲得を阻止すべく3歳牝馬最後のGTタイトルを目指す他の馬が栄冠に輝くのか。第15回秋華賞は15時40分発走予定となっている。


【本紙予想】
  競馬の予想記事を書くのは久し振り、日本ダービー以来となる。この後も菊花賞や天皇賞などビックレースが目白押しである。果たして2010年秋のGTレースではどんなドラマが生まれるのか。
  牝馬3冠の最後を飾る秋華賞。注目はこれまで2冠を制しているアパパネがスティルインラブ以来の3冠馬の称号を得る事が出来るか。それとも虎視眈々と最後の1冠を狙う他の馬が待ったをかけるか。展開の紛れ多い京都内回りコースで繰り広げられるドラマの結末は果たして・・・。そこで本紙予想。


◎(本 命)7枠15番アパパネ
  前走のローズSは休み明けと大幅な体重増加の影響か、4着に敗れた。ただ他馬に接触する不利がありながら馬群をこじ開けての4着だった事から決して悲観する内容ではなかったと思われる。過去にも2走目に良績を残しており、馬体重が絞れれば一叩きされた今回は前走のような事はないだろう。やや外枠と言うのが気になるが、春のGTレース等で戦ってきたメンバーとほぼ同じ顔触れが揃った牝馬3冠最後のレース。実績で押し切って欲しい。

○(対 抗)2枠4番アプリコットフィズ
  春のGTレースでは優勝候補に挙げられながら良い成績を残す事が出来なかった。しかし、斤量に恵まれたとは言えクイーンSで古馬を下した事で評価が上がった。既に9月に栗東に入厩にており直前輸送によってテンションが上がる心配もない。鞍上はここの所、GTタイトルから見放されている武豊騎手。そろそろ一発あってもおかしくないような気がする。後は当日の気配次第か。

×(注 意)3枠5番サンテミリオン
  オークスでの死闘が記憶に新しい同馬。5戦4勝、3着1回と言うこれまでの成績からアパパネとヒケを取らない実力を持っているのは事実である。展開の紛れが多い京都内回りコースで内枠を引き当てたのも好材料である。しかし、今回は予定通りとは言えトライアルレースを挟まずぶっつけ本番である事、騎手が乗り変わる事など割り引き材料もいくつかあり、実力は認めつつも今回は3番手評価とした。

▲(単 穴)5枠9番アグネスワルツ
  今回のメンバー構成を見ると、何が何でも逃げる馬は見当たらない。強いて挙げるとすればこの馬が先手を取ると見る。オークスでも粘って3着に入った。後ろからレースを進めるであろうアパパネを各馬がマークするレース展開になれば、最後まで粘って逃げ切ってしまう可能性もありそうだ。

  
  この他△(連下)としては、流れに乗ればしぶとい脚がある4枠8番オウケンサクラ、 前走がピークの可能性があるものの相手なりに走る5枠10番アニメイトバイオ、休み明け好走を続けている数少ない上がり馬、7枠13番ディアアレトゥーサまで挙げておきたい。

 まとめると
◎7枠15番アパパネ
○ 2枠 4番アプリコットフィズ
× 3枠 5番サンテミリオン
▲ 5枠 9番アグネスワルツ
△4枠 8番オウケンサクラ
△5枠10番アニメイトバイオ
△7枠13番ディアアレトゥーサ


  馬券は馬連で◎から○×▲△へ流す。4−15、5−15、8−15、9−15、10−15、13−15の6点。








人気ブログランキングへ
→ 秋華賞こそ(或いは「も」)当てたい、と思っている方はクリックをお願いします。
posted by スポーツ職人201X at 06:47| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(40) | 競馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月16日

完投には完投でお返し!! 勢い増したカモメの前に立ちはだかった最多勝投手 【プロ野球 パ・リーグCSファイナルステージ】

  パ・リーグのクライマックスシリーズファイナルステージ、福岡ソフトバンク×千葉ロッテの第2戦が15日、福岡ドームで行われ福岡ソフトバンクがが3−1で千葉ロッテを下した。対戦成績は福岡ソフトバンクの2勝1敗。今日(16日)福岡ソフトバンクが勝つとステージ制覇に王手がかかる。
  試合は初回にロッテの清田選手が先制ホームランを放ったが、ソフトバンクが相手エラーをきっかけに2回、3回に得点し逆転に成功した。先発和田投手は初回にホームランを打たれたものの3回以降は1人のランナーも許さない完璧なピッチングを披露し完投した。
  
  パ・リーグのクライマックスシリーズファイナルステージ第3戦は16日に福岡ドームで13時から行われる。


【パ・リーグCSファイナルステージ第2戦結果】
   ロッテ  1 0 0  0 0 0  0 0 0  1
ソフトバンク 0 2 1  0 0 0  0 0 X  3

【第3戦先発投手】
千葉ロッテ   マーフィー(12勝6敗 3.75)  
ソフトバンク  ホールトン(8勝 6敗 5.70)
カッコ内はレギュラーシーズンの成績

<コメント>
  第1戦で相手のエースに完投勝利を許したソフトバンク。第2戦は2枚看板の和田投手が勢いに乗る千葉ロッテの前に立ちはだかる完投勝利を収めた。
  試合時間は2時間30分。投手と打者、走者間の駆け引きや選手交代などで試合時間が長くなりがちなクライマックスシリーズ(ファーストステージは2戦とも4時間を超える熱戦だった。)にしては異例の短さだった。両チームの投手がいかに走者を許さなかったのかを物語っている。
  
  この試合で敗れると勢いを更に増すであろう千葉ロッテの前にずるずる引き下がる可能性もあったソフトバンク。しかし2枚看板のもう1枚、和田投手がロッテ打線の前に立ちはだかった。初回にホームランを打たれたものの3回以降、1人の走者も許さなかった。2安打13奪三振と第1戦で完投した成瀬投手以上の成績を残す完璧なピッチングでチームの窮地を救った。

   一方、千葉ロッテは中継ぎがソフトバンク打線を抑えた事が、良い所がなかった第2戦では唯一の光明か。短期決戦では不用意な四死球、エラーが命取りになりかねないだけに序盤の失点が全てエラー絡みだったのは惜しまれる。

  2勝1敗でソフトバンクがやや優位となったパ・リーグのクライマックスシリーズファイナルステージ。第3戦は千葉ロッテがソフトバンクとの相性が良いマーフィー投手。ソフトバンクがホールトン投手。共に安定感に欠けるだけに継投のタイミングが試合のカギを握る。どちらが先に先発投手を打ち崩し、試合の主導権を握るか。第3戦がその後を占う上で重要な1戦になりそうだ。











人気ブログランキングへ
→ パ・リーグのクライマックスシリーズは面白い、と思う方はクリックをお願いします。
posted by スポーツ職人201X at 06:17| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(19) | 野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月14日

バージョンアップし、福岡に降り立った千葉のカモメ 2005年の再現なるか?【プロ野球 パ・リーグCSファイナルステージ】 

   パ・リーグのクライマックスシリーズファイナルステージ、福岡ソフトバンク×千葉ロッテの第1戦が14日、福岡ドームで行われ千葉ロッテが3−1でソフトバンクを下し、初戦を白星で飾った。レギュラーシーズン1位のソフトバンクに1勝分のアドバンテージがある為、対戦成績は1勝1敗。
  千葉ロッテは2回表、大松選手の3ランホームランで先制すると先発の成瀬投手がソフトバンク打線を1点に抑え完投した。
  クライマックスシリーズファイナルステージは6試合制で行われ、アドバンテージ1勝分も含め先に4勝した方が優勝すると共に日本シリーズ出場権を獲得する。第2戦も福岡ドームで15日に行われる。

【パ・リーグCSファイナルステージ第1戦結果】
  ロッテ   0 3 0  0 0 0  0 0 0  3
ソフトバンク 0 0 0  0 1 0  0 0 0  1

【第2戦先発投手】
千葉ロッテ   H・ペン(1勝3敗 3.69)  
ソフトバンク  和 田(17勝8敗 3.14)
カッコ内はレギュラーシーズンの成績

<コメント>
  ファーストステージ敵地に乗り込み2試合続けて劇的な勝ち方をして福岡に乗り込んできた千葉ロッテと、過去レギュラーシーズンで好成績を収めながらクライマックシリーズの厚い壁に泣かされ続けてきた福岡ソフトバンクとの対戦となった、今年のパ・リーグCSファイナルステージ。
  クライマックスシリーズにおける両チームの対戦と言えば2005年の第2ステージが思い出される。当時はクライマックスシリーズではなく、単にプレーオフと言う名称で5戦3勝方式だったような気がする。その時は今回と同じく敵地に乗り込んだ千葉ロッテが3勝2敗、しかも最終戦となった第5戦は終盤8回に逆転し優勝するドラマチックな展開となった。その時以来となるファイナルステージ(第2ステージ)での両チームの対戦。果たして今回はどのような結果となるか。

  ソフトバンクに1勝分のアドバンテージが付いている事から是が非でもこの試合をモノにしたいロッテが勝利を収め、対戦成績を1勝1敗とした。その立役者となったのは、何と言っても中4日で先発のマウンドを任され完投した成瀬投手だろう。
  これぞまさにエースと言う投球内容だった。初回こそ制球に苦しみピンチを迎えたがそこを切り抜けると後は危なげないピッチングでソフトバンク打線を翻弄した。特に6回、相手の中軸を3者連続三振で打ち取ってからは、ストライクゾーンを広く使い、緩いボールを効果的に使ってランナーを許さなかったのは見事だったし、「巧い」と言う言葉が当て嵌まるような投球術だった。

  これで星を五分に戻した千葉ロッテ。ファーストステージの勢いを持続させてこのまま一気に突っ走るのか。それともソフトバンクのもう1人のエース、和田投手が立ちはだかるのか。第2戦のポイントは登板間隔の空いた和田投手の立ち上がりと、千葉ロッテは当たりが止まっている1番西岡選手、2番清田選手に当たりが戻るか、と言う事になるだろうか。レギュラーシーズン王者の意地と下克上の勢いがぶつかるファイナルステージ。この後の展開に注目したい。











人気ブログランキングへ
→ パ・リーグのクライマックスシリーズは面白い、と思う方はクリックをお願いします。
posted by スポーツ職人201X at 23:44| 東京 ☁| Comment(1) | TrackBack(19) | 野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月13日

「掴みはO.K」のザックジャパン!! アジア杯制覇に向けて次なる一手は?  【サッカー 日韓戦】

8日のアルゼンチン戦で勝利を収めたサッカー日本代表は12日、敵地で韓国との国際親善試合に臨んだ。
  試合は終始、攻守の切り替えが早い激しい展開となり日韓双方とも何度か得点を奪うチャンスがあったが、ゴールネットを揺らす事は出来ず0−0のスコアレスドローとなった。
  W杯南アフリカ大会で16強に入る躍進を見せた日本代表の2010年の戦いはこの韓国戦が最後となった。日本代表は2011年1月にザッケローニ監督就任後、初の国際大会となるアジアカップに臨む。

【試合結果】
韓 国  0−0 日 本

<コメント>
  2014年のW杯ブラジル大会に向けて始動したザックジャパン。初戦でアルゼンチンを下し幸先良いスタートを切った。2戦目の相手は永遠のライバル韓国と敵地の乗り込んでの対戦。W杯南アフリカ大会では共にグループリーグを突破した好敵手である。日本は今年に入ってこのライバルから勝ち星を上げる事が出来ない上に弟分のU−19代表が苦汁を舐める結果となった。兄貴分としては例え親善試合でも威厳を示す結果を残し、スッキリして来年に繋げたい所である。

  仕事の関係でデレビ中継を見る事が出来ず帰りの電車で文字速報を追った。スタメンにDF登録の選手が3人しかおらず、ライバル相手にザッケローニお得意の3−4−3のお披露目かと思ったが、家に帰ってから見たVTRでは4バック。MF登録の今野選手がCBと言う事で納得しつつ続きを見た。
  日韓両国とも得点を奪う事が出来ずスコアレスドローに終わったが親善試合とは思えない程、両国選手が終始アグレッシブに動きなかなか見応えのある内容だったと思う。なかなか親善試合で真剣勝負が出来にくい環境にある日本代表にとって、真剣に相対してくれるライバルが近くにいるのは有難い事である。
  
  攻撃の方はアルゼンチン戦同様、本田選手を始め前線の選手に、縦への突破を試みてシュートを打つ姿勢が見られ、後半3トップになってからはボランチの長谷部選手も鋭いドリブルで相手ディフェンスを切り裂くシーンが見られた。この2戦、縦へボールを運ぼうとする、今まで余り見られなかった姿は新鮮に感じた。後は突破した後のシュートの精度とフォローに入る選手がどれだけいるか、それと試合後、ザッケローニ監督が言っていたように試合の流れによって緩急ある攻撃が出来るかが課題だろうか。これまでとは違った面が見られた事で今後に期待の持てると、多くのサポーターが感じた事だろう。
  
  一方、ディフェンスはこれまで最後の砦を守ってきた闘莉王選手や中澤選手等の怪我もあって、センターバックとゴールキーパーに新しい選手が起用された。相手に攻め込まれるシーンがあったのも確かだが、2戦とも無失点で乗り切ったのは今後に向けて自信になるだろう。中盤でプレッシャーを掛けてボールを奪う組織的なディフェンスも効いていた。W杯で得た自信がそのまま生きている事を証明した2試合だったのではないだろうか。

  年が明けると早速アジア杯が行われる。W杯ブラジル大会へ繋がる重要な大会である。まずは予選が免除されるシード権、いや先の話になるのだがW杯大会前に行われるコンフェデレーションズ杯出場権を得る為にも是非ともアジアの頂点の座を奪い返して欲しい。














人気ブログランキングへ
→ アジア杯制覇が、W杯ブラジル大会で好成績を収める為の第一歩だ、と思う方はクリックをお願いします。
posted by スポーツ職人201X at 22:36| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(20) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月12日

出雲でエンジが躍動し、埼玉で鴎が勢いに乗った3連休!!中国遠征中の若き八咫烏は? 【プロ野球など  スポーツ色々】

  11日の体育の日を含めた3連休はプロ野球のクライマックスシリーズを始め様々なスポーツが行われた。今回は3連休に行われた主なスポーツの結果について紹介したいと思う。



【1.陽が沈み暗くなると何かが起こった「クライマックスシリーズ」・・・プロ野球】
  プロ野球パ・リーグのクライマックスシリーズ第1ステージ、西武×千葉ロッテが9日、10日に西武ドームで行われた。2試合とも終盤に試合が動き延長戦にもつれ込む接戦となったが、敵地に乗り込んだ千葉ロッテが第1戦、第2戦とも逆転で勝利を収め第2ステージ進出を果たした。第2ステージはソフトバンク×千葉ロッテの対戦となり14日から福岡ドームで行われる。


【パ・リーグCS第1S結果】
・第1戦
ロッテ 0 0 0  0 0 0  0 1 4  0 1  6
西 武 0 1 0  0 0 0  0 4 0  0 0  5

・第2戦
ロッテ 0 1 0  0 0 1  1 0 1  0 1  5
西 武 3 0 1  0 0 0  0 0 0  0 0  4
  
<コメント>
   パ・リーグのクライマックスシリーズ第1Sは敵地に乗り込んだロッテに軍配が上がった。試合経過やキーポイントとなったシーンは各マスコミが記事にしているので(個人的には、シーズン土壇場で3位に滑り込み勢いの下地を作って臨んだチームと、シーズン終盤に調子を落としたチームとの差、継投のタイミングと中継ぎの出来が明暗を分けたと思っているが・・・。)、実際に西武ドームに足を運んで観戦した第2戦の感想を書きたいと思う。
  所沢に用事があったついで当日券の売り場付近を通った所、行列になっておらず内野自由席が空いているとの事で「衝動買い」のような感覚でチケットを買って足を運んだ西武ドーム。予想通り立錐の余地もないほどの混雑だったが、何より驚いたのは、ビジターである千葉ロッテのファンがの多く訪れている事だった。そして初めて見た訳ではないが応援の迫力も凄かった。まるで千葉マリンで試合が行われているかのようだった。
  試合を直接決めたのは選手やベンチの采配だが、敵地をホームの雰囲気に変えて流れを呼び寄せた「26番目の選手」こそが第1S突破の最大の立役者なのかも知れない。それにしても怪我から復帰した里崎選手の勝負強さには目を見張るものがある。思えば2005年の時もプレーオフ制覇の時も最終戦で試合を決めたのは彼だった。第2Sでもキーマンになるような気がする。埼玉の猛獣の襲撃に成功し、福岡のタカの撃退に挑む千葉の鴎。果たして史上初の下剋上を成し遂げ頂点に立つ事が出来るだろうか。


野球.jpg


【2.名門復活で始まった今年の「学生三大駅伝」・・・大学駅伝】
  大学駅伝のシーズン幕開けを告げる第22回出雲全日本大学選抜駅伝競走(6区間44.5キロ)が11日行われ、早稲田大が2時間10分5秒で14年ぶり2度目の優勝を果たした。
  2位に日体大、3位に駒大が入り、箱根駅伝で3連覇を狙う東洋大は4位。今大会2連覇中の日本大は18位に終わった。
 早大は1区で矢沢選手がトップに立つと、最終6区まで首位を譲らず、6人中4人が区間1位と快走。2位に1分以上の大差を付けて優勝した。

<コメント>
  出雲の地で「エンジ」のユニフォームが14年ぶりにトップでゴールを駆け抜けた。三大駅伝でのタイトル獲得もその時以来となる。一時期低迷した早稲田大学。再建を託された渡辺監督就任以降、徐々に有力な選手が揃い近年は各大会で優勝候補に名を連ねるまでになった。今大会は1区でトップに立つとその後、一度もトップを譲る事なく襷を繋ぐ、まさに完勝劇だった。6区間の内、4区間で区間賞を獲得し強さを見せ付け名門復活を印象付けた。
  一方「山の神」柏原選手が欠場した東洋大、1、2年生を多く起用し3位に入った駒沢大等がこの後どのように巻き返すのか。そして16日に行われる箱根駅伝予選会の結果は・・・。11月の全日本大学駅伝や正月の箱根駅伝等、いよいよ今年も学生駅伝のシーズンが幕を開けた。


【3.世界への扉開かず!!・・・サッカーU−19アジア選手権大会】
  U−20ワールドカップ(W杯)予選を兼ねたU−19アジア選手権準々決勝が11日行われ、韓国と対戦したU−19日本代表は3−2で敗れ、前回大会に続きU−20W杯出場を逃す事となった。
  日本は前半指宿選手の2ゴールで試合を優位に進めたかに見えたが、すぐさま1点を返されると前半終了間際に立て続けに2点を取られ逆転を許した。後半も得点を奪う事は出来ず、前回大会と同様、韓国に世界の扉を閉ざされる結果となった。

【U-19アジア選手権準々決勝試合結果】
韓 国   3−2  日 本
北朝鮮   2−0  中 国
サウジアラビア  2−1 ウズベキスタン
オーストラリア   4−2  UAE
勝者がU−20ワールドカップ出場権獲得。

<コメント>
  前回大会での屈辱を晴らし、そして世界への扉を開くべく韓国戦に挑んだU−19日本代表。しかし韓国の壁は厚かった。返り討ちに遭う結果となり前回大会に続いて世界大会(U−20W杯)行きの切符を掴み取る事は出来なかった。
  文字速報しか見ていないので詳しい試合内容は分からないが、どうやらフィジカルの強さで韓国の方が1枚も2枚も上手だった様子。2点先に取ったまでは良かったが、その後韓国のロングボールを放り込んで来る戦術に耐え切れず立て続けに失点したようである。
  前回に続きこの世代が世界の舞台を体感出来ないのは、今後の事を考えると大きなマイナスである。その「世界」を肌で感じる経験を得られなかった世代の選手で挑むロンドン五輪予選。アジアを勝ち抜けるのか、と言う不安が杞憂に終われば良いのだが・・・。
    
  今夜行われたA代表の日韓戦は、生放送を見る事が出来なかった。録画してあるのでそれを見てから、後日記事を書く予定。ちなみに結果は0−0のスコアレスドロー。













人気ブログランキングへ
→ クライマックスシリーズも学生駅伝もサッカー代表戦も今後が楽しみだ、と言う方はクリックをお願いします。
posted by スポーツ職人201X at 23:02| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(23) | スポーツ・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月09日

鮮烈なデビューを飾った「ザックジャパン」!! 真価が問われる次の日韓戦  【サッカー 国際親善試合】

   サッカーの国際親善試合、キリン・チャレンジカップの日本×アルゼンチンが8日、埼玉スタジアムで行われ日本が1−0でアルゼンチンを下し、対アルゼンチン戦7戦目で初勝利を挙げた。
  日本は前半19分に長谷部選手(ウォルフスブルク)のシュートをGKがはじき、こぼれたボールに走り込んだ岡崎(清水)選手が決めて先制すると、その後のアルゼンチンの攻撃を凌いだ。

  ザッケローニ監督が初采配を振るうと言う事で注目を集めた試合で勝利を収めた日本代表は12日、韓国とソウルで国際親善試合を行う。


【試合結果】

日 本 1−0  アルゼンチン
(得点者)
前19分  岡 崎

<コメント>
  ザッケローニ監督が日本代表監督に就任して初めてベンチで指揮を執ると言う事、その相手が世界の強豪アルゼンチンと言う事で注目を集めたこの試合で、「ザックジャパン」が勝利を収め好スタートを切った。
  世界最高峰のプレーヤーであるメッシ選手を筆頭にテベス、ミリート、イグアイン等ヨーロッパのトップリーグで活躍する選手が多く来日したアルゼンチン。日本で行われた親善試合でこれだけの選手を揃えて来日した国がかつてあっただろうか。まずはこれだけの選手を揃え怪我の影響の為、当初顔見せ程度と言われていたメッシ選手を最後まで出場させてくれたアルゼンチンの関係者に敬意を表したい。
  ザッケローニ監督率いる新生日本代表にとってこれ以上ない相手。そのザックジャパンのスタメンの顔触れを見ると11人の内、7人が海外組。W杯南アフリカ大会では、お隣韓国のスタメンの殆どが海外組だったが、日本もいよいよそんな時代に突入したかと思いながら試合を見ていた。その大会での躍進がなければW杯後、海外に渡る選手がこれほど多くはならなかったのだろうが・・・。

  さて試合の方は、日本が全体を通してアグレッシブなプレーを見せた。ザッケローニ監督は合宿中、縦への突破を意識付けさせたようだが、ブンデスリーガで目覚しい活躍を見せている香川選手を始め、これまでの代表戦でありがちだった意味のない横パスではなく縦にボールを運びシュートまで持って行く意識が見られた事は評価して良いと思う。
  一方のディフェンスは、中盤でのプレスが効きアルゼンチンのミスを誘った。W杯で見せた守備力をそのまま発揮した。試合の終盤はアルゼンチンのパスワークに翻弄されながらもゴールを割らせなかったのは、チームとしてW杯での経験が活きたと言えるだろうか。
  
  試合終了後、メディアや各新聞は「歴史的な勝利」と称えていた。確かにこれまで勝てなかったアルゼンチンを下した事は今後の自信に繋がると思う。一方で昨日のアルゼンチンは本来のアルゼンチンではなかったと言う事も忘れてはならない。香川選手が試合後のインタビューで「相手は本気ではなかった。」と語っていたが、アルゼンチンの動きが鈍かったのも確かだ。それでもメッシ選手は、日本のディフェンスを切り裂き決定的なパスを繰り出し見ている者を唸らせた。恐らく来年日本が招待を受けている来年のコパ・アメリカ(南米選手権)では今回のようには行かないだろう。逆に今回と同じような結果を残せば、本当の意味で世界を驚かす事になると思うが・・・。
  今回の勝利を「勝っちゃった」ではなく「勝った」と印象付ける為には、12日に行われる韓国戦が重要になる。今年最後となる代表戦で来年以降に繋がるような結果、内容を残す事を期待したい。














人気ブログランキングへ
→ W杯壮行試合で敗れた韓国にリベンジを果たして欲しい、と思う方はクリックをお願いします。
posted by スポーツ職人201X at 06:38| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(30) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月08日

もう聞けない 叱咤激励の「あの一言」!! 【プロ野球  大沢啓二氏死去】

  日本ハム等で監督を務めた大沢啓二氏が7日午前7時25分、胆のうがんのため東京都内の病院で死去した。78歳。神奈川県出身。
  神奈川商工(現在の神奈川県立商工高校)で1950年夏の甲子園に出場した後、立大を経て1956年に南海(現ソフトバンク)に入団。1959年には故杉浦忠投手や野村克也捕手らとともに外野手として活躍。現役引退後はロッテ、日本ハムで監督を歴任。1981年には、江夏豊投手らを擁してリーグ優勝を果たした。

<コメント>
  数年前、ブログに高校野球に関する記事を書く為に出場校の戦績等を調べていると偶然、母校の甲子園でのそれが出て来た。我が母校が最後に甲子園に出たのが1950年夏の大会。初戦の相手は当時の神奈川商工。結果は14−3で敗退とあった。結果よりも興味を引いたのは、神奈川商工の先発投手が「大沢」となっていた事。その「大沢」なる人物が、日本ハム等の監督を務めた後、球界のご意見番として人気のあった親分こと、大沢啓二氏だった言う事が分かったのは、暫く経ってからの事だった。日曜朝の番組の名物コーナーが好きで、ほぼ毎週見ていたが、以前よりも痩せられて顔色が悪い感じがしていたので気にはなっていたのだが・・・。

  大沢氏と言えば、日本ハム監督時代の退場劇や不甲斐ない成績でファンの前で土下座したシーン等、今の言葉で言えばとにかく「熱い」監督だったと言う印象がある。グラウンドを離れてからも、歯に衣着せぬ語り口でプロ野球界の現状に意見し、マスターズリーグを創設するなど野球界の発展に貢献してきた。
  プロ野球界にモノ申す人物が少なくなってきた今、大沢氏のような存在は貴重だった。それだけに、もうあの「べらんめぇ口調」が聞けないのかと思うと残念でならない。
  今年は小林繁氏、木村拓也氏など、その時、その時で話題となった元プロ野球選手の訃報に触れた。そして、今のプロ野球界に欠かせない人物がまた1人この世を去って行った。ご冥福をお祈りしたい。








人気ブログランキングへ
→ 「プロ野球」を語れる人物が少なくなって行く事は寂しい、と思う方はクリックをお願いします。
posted by スポーツ職人201X at 23:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(20) | 野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月07日

世界への扉をこじ開け、輝くか?「プラチナ世代」!!【サッカー U−19アジア選手権】

  10月3日から中国で行われているサッカーのU−20W杯予選を兼ねたU−19アジア選手権。グループCのU-19日本代表は初戦となる4日、前回大会の覇者UAEと対戦し、ロスタイムに指宿選手が勝ち越しゴールを上げて2−1で勝利を収めると、続く第2戦(6日)のベトナム戦では宇佐美選手のハットトリックの活躍で4−0と圧勝。1試合(対ヨルダン戦)残してグループトップで決勝トーナメント進出を決めた。決勝トーナメント初戦はグループDの2位の国と(韓国かオーストラリア)とU−20W杯行きのキップを懸けて対戦する。
   
  この大会は参加16カ国が4つのグループに分かれて1回戦総当りのリーグ戦を行い各グループ上位2カ国が決勝トーナメント進出。準決勝に進出した上位4カ国が2011年コロンビアで行われるU−20W杯のアジア代表として出場する。


【グループC試合結果(日本関係分のみ)】

日 本  2−1 UAE
(得点者)
後 8分  オウンゴール(日 本)
後45分  A・ハリル(UAE)
後46分  指 宿(日 本)


日 本  4−0  ベトナム
(得点者)
前 8分  六 平
前46分  宇佐美
後32分  宇佐美
後45分  宇佐美

<コメント>
  8日に初陣となるアルゼンチン戦を控え、ザッケローニ監督がどんな戦術を採り采配を振るうのか注目が集まっているサッカーの日本(A)代表。そしてロンドンオリンピック、その後のW杯ブラジル大会でブレークする人材が出て来る事が期待されている2つ下のカテゴリーのU-19日本代表は世界への扉をこじ開けるべく、尖閣諸島の問題で反日感情が高まっている隣国の中国で奮闘している。
  
  この世代、特に92年生まれの世代は「プラチナ世代」と呼ばれ、今回のチームの中心的な存在であるG大阪の宇佐美選手を始め、将来を有望視されている選手が多く存在する世代である。彼らの中からどれだけの選手がオリンピック代表、そしてW杯ブラジル代表に選ばれるのか。その為には、やはりこの大会を勝ち抜き、世界の舞台に立つ事が次のステップに進む為の最低条件となるであろう。

  U−20W杯出場権が懸かる決勝トーナメント初戦の相手は、前回大会で完膚なきまでに打ちのめされW−20エジプト大会出場権を奪われた韓国か。それともA代表でも凌ぎを削っているオーストラリアか。どちらも前回大会のアジア代表であり、今大会最も難しい相手だと思う。おまけに戦いの場は「完全アウエー」の中国。ここ数年各世代で世界大会を経験している日本代表だが、ポッカリ穴の開いてしまったこの世代で再び世界の舞台に立つ事を期待したい。








人気ブログランキングへ
→ アジアを勝ち抜いて世界の舞台を踏んで欲しい、と思う方はクリックをお願いします。
posted by スポーツ職人201X at 23:54| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月04日

栄冠目指して、いざ勝負!!の神無月【10月の主なスポーツ】

 10月に入ってもやや気温の高い日が続いているが、ようやく猛暑も収まり秋らしい天気となった。プロ野球はセ・パ共に日本シリーズ進出を懸けた勝負の月となる。また、サッカーは日本代表が8日に行われるアルゼンチン戦で「ザックジャパン」が船出となる。。「スポーツの秋」真っ盛りのこの時期。今月行われる主なスポーツを紹介したいと思う。


◎野 球
1.プロ野球
  セ・リーグのレギュラーシーズンは9日に終了する予定。一方、パ・リーグはクライマックスシリーズ第1ステージが9日、西武ドームで始まる。ソフトバンクへの挑戦権を手にするのは、レギュラーシーズン優勝目前で失速し2位に甘んじた西武か。それとも最後の最後で3位に滑り込んだロッテか。セ・リーグのクライマックスシリーズ第1ステージは巨人と阪神が対戦する事が決定している。後は試合会場が東京ドームになるのか。それとも甲子園球場になるのか。

◇パ・リーグCS第1ステージ(3試合制)・・・西武×ロッテ
9日〜11日 何れも西武ドームで13時試合開始。

◇同第2ステージ(6試合制)・・・ソフトバンク×第1ステージ勝者
レギュラーシーズン優勝のソフトバンクに1勝分のアドバンテージが与えられる。
球場は何れも福岡ドーム
14日〜15日、18日〜19日は18時試合開始
16日〜17日は13時試合開始

◆セ・リーグCS第1S(3試合制)・・・巨 人×阪 神
16日〜18日(時間未定) 球場は東京ドーム又は甲子園球場

◆同第2ステージ(6試合制)・・・中 日×第1ステージ勝者
レギュラーシーズン優勝の中日に1勝分のアドバンテージが与えられる。
20日〜25日(時間未定) 球場は何れもナゴヤドーム


2.プロ野球以外
・秋季高校野球ブロック大会・・・各 地
  来春行われる第83回選抜高校野球大会の重要な資料となる秋季高校野球大会のブロック大会が各地で行われる。夏の選手権大会優勝校興南、準優勝校東海大相模が夏に続いて甲子園の土を踏む事が出来るか。

◆日 程など
・北海道 10月4日から7日間  札幌市円山球場ほか
・東 北 10月8日から5日間  山形蔵王タカミヤホテルズスタジアムほか
・関 東 10月30日から5日間 県営大宮公園球場ほか
・東 京 10月2日〜24日の土、日、祝日 神宮第二球場ほか
・北信越 10月23日から4日間  富山市民球場ほか
・東 海 10月23日〜31日の土、日 四日市市営霞ヶ浦球場ほか
・近 畿 10月23日〜11月7日の土、日、祝日 和歌山県営紀三井寺球場
・中 国 10月22日〜31日の主に土、日 島根県立浜山公園野球場ほか
・四 国 10月23日〜31日の土、日   香川レクザムスタジアム
・九 州 10月23日〜28日  藤崎台県営野球場ほか


◎サッカー
1.JリーグJ1・・・25節〜28節
  上位争いは名古屋グランパスがやや抜けた感がある。果たしてそのまま最後まで突っ走る事が出来るか。2位以下は混戦模様。残り試合がおよそ10試合となって優勝争い、次回ACL出場権争いが熾烈を極める。
  一方の残留争いは京都サンガ、湘南ベルマーレは勝ち点差を考えると巻き返しは容易ではないだろう。厳しい戦いが続く。残る1枠はベガルタ仙台が降格圏から脱出もセーフティリードとは言えず、ヴィッセル神戸、FC東京、大宮アルディージャ辺りまでが圏内か。

【JリーグJ1順位表】
1.名古屋  54
2.鹿 島  45
3.C大阪  44
4.G大阪  43
(中 略)
15.FC東京  24
16.神 戸  23
17.京 都 15(得失点差 −23)
18.湘 南  15(得失点差 −30)

2.日本代表
 8日 対アルゼンチン(埼玉スタジアム)
12日 対韓 国(ソウル)
  ザッケローニ監督が就任して最初の国際親善試合となる。W杯南アフリカ大会を経験した選手をベースに何人か新しい選手も加わった新生日本代表。メッシ選手擁する強豪アルゼンチン、ライバル韓国相手に内容の濃い、且つ出来れば結果も伴う試合をする事を期待したい。


3.ナビスコ杯
  ナビスコ杯は準決勝第2戦が10日、行われる。川崎フロンターレ、サンフレッチェ広島が第1戦で勝利を収めている。
・川 崎×磐 田(等々力  15時試合開始)
・清 水×広 島(アウスタ 15時試合開始) 

4.天皇杯
  天皇杯は3回戦16試合が9日、11日、13日に行われ、Jリーグクラブ同士の対戦も組まれている。Jリーグクラブがベスト32の殆どを占める中、2回戦でそれぞれベガルタ仙台、東京Vを破ったソニー仙台、町田ゼルビアが再びジャイアントキリングを成し遂げるか。


◎競 馬
・主なレース日程
17日 第15回秋華賞(3歳牝GT)   (京 都芝2,000m)
24日 第71回菊花賞(3歳牡・牝GT) (京 都芝3,000m)
31日 第142回天皇賞(秋)(3歳上牡・牝GT)(東 京芝2,000m)

  17日に行われる秋華賞を皮切りに秋のGTレースが本格的に行われる。注目は3歳牝馬。桜花賞、オークスを制したアパパネが牝馬3冠を達成する事が出来るか。一方、3歳牡馬はダービー、トライアルレースの神戸新聞杯で1、2着となったローズキングダム、エイシンフラッシュが決着をつけるレースとなるのか。それとも他馬が割って入るか。

◎その他
・第87回箱根駅伝予選会  10月16日(土)9時スタート
  正月の風物詩、箱根駅伝の予選会が16日(土)、立川の昭和記念公園及びその周辺を走る20kmのコースで行われる。予選を通過出来るのは9校。東海、日大、順天堂と言った常連校を始め、帝京、中央学院、法政、大東文化、亜細亜等が参加する。果たして正月、箱根路を走る事が出来るのはどの大学なのか。











人気ブログランキングへ
→この秋(スポーツのジャンルを問わず)実際に試合を見に行く、と言う方はクリックをお願いします。  
posted by スポーツ職人201X at 23:07| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月03日

秋のGTシリーズ開幕!! 秋の韋駄天王(女王)決定戦はウルトラ級の逃走劇で波乱の幕開け!!  【競馬 スプリンターズS及び凱旋門賞結果】  

  秋のGTシリーズ第1弾、競馬の第44回スプリンターズSが3日、中山競馬場芝1,200mで行われ、10番人気の香港馬ウルトラファンタジーが逃げ切り、初のGTタイトルを獲得した。このレースで海外馬は制覇したのは3頭目。また8歳馬の制覇は史上最年長。2着入線のダッシャーゴーゴーは進路妨害のため4着降着。3位入線した高松宮記念の覇者キンシャサノキセキが2着に、4位入線のサンカルロが3着にそれぞれ繰り上がった。1番人気に支持されたもう1頭の香港馬グリーンバーディーは7着に終わった。

  秋のGTシリーズ第2弾、秋華賞は17日に京都競馬場で行われる。


【第44回スプリンターズS競走成績】
1着 ウルトラファンタジー   ライ    1分07秒4
2着 キンシャサノキセキ    四位洋文
3着 サンカルロ         吉田豊
4着 ダッシャーゴーゴー   川田将雅 (降着)
5着 ワンカラット        藤岡佑介

<コメント>
  厳しい暑さの中、秋の飛躍を目指しレースを重ねてきた馬や秋に備えて鋭気を養った馬が集い始まった秋競馬。いよいよGTレースも熱戦の火蓋が切られた。この後、ほぼ毎週GTレースが行われ、ファンにとって楽しみな週末が訪れる事になる。本紙でも秋華賞から予想記事を掲載する予定である。
  秋のG1レース弾は短距離王(女王)決定戦、スプリンターズS。春の高松宮記念を制したキンシャサノキセキや外国馬2頭が顔を揃えた今年のレースを制したのは、10番人気の香港馬ウルトラファンタジーだった。過去、先行馬が好成績を残す傾向にあるこのレース。ウルトラファンタジーもスタート良くゲートを飛び出して先頭に立つと最後の直線でもしぶとい脚を見せ追い上げる後続の馬をかわして波乱となったこのレースの立役者となった。

  3着で入線したキンシャサノキセキは繰り上がりで2着となり、春のスプリント王の面目を保った。春秋連覇こそならなかったが、前走のセントウルステークスで出走取消しとなりぶっつけ本番で挑んだ事を考えると能力の高さを示す事は出来たと言えるだろうか。

  そしてもう1頭「波乱の立役者」となってしまったダッシャーゴーゴー。パトロールビデオを見たが、対象馬となったサンカルロが内に入ろうとする所で進路を妨害しているように見えた。騎手が立ち上がる程ではなかったが降着は致し方ないだろうか。この馬を本命にした穴党にとっては喜びもつかの間だったのかも知れないが・・・。

  この後も続くGTレース。果たしてどんなドラマが用意されているのか楽しみである。

【ナカヤマフェスタ惜しくも2着 第89回凱旋門賞結果】
 第89回凱旋門賞が3日(現時時間)、ロンシャン競馬場芝2,400mで行われ、日本馬で今年の宝塚記念を制したナカヤマフェスタが接戦の末、優勝した英国のワークフォースに頭差及ばず2着となった。ナカヤマフェスタは最後の直線でワークフォースと激しい競り合いを繰り広げたが、わずかに及ばず、日本馬初の優勝はならなかった。
  同レースにおけるこれまでの日本馬の最高成績は、エルコンドルパサーの2着。ナカヤマフェスタはこれに並んだ。
  日本馬のもう1頭、ヴィクトワールピサは8位で入線した後、審議の末、順位が繰り上がり7着だった。








人気ブログランキングへ
→この後のGTレース&凱旋門賞で健闘したナカヤマフェスタの走りが楽しみだ、と言う方はクリックをお願いします。
posted by スポーツ職人201X at 22:53| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(19) | 競馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする