2010年09月18日

ザックも動いた「ダービーデー」!! 代表選手発掘の手応えは・・・?【サッカー JリーグJ1第23節】

  サッカーのJリーグJ1第23節9試合の内、7試合が各地で行われた。
  ザッケローニ日本代表監督が視察に訪れた首位、名古屋グランパス×横浜Fマリノスは先制された名古屋が後半3分、日本代表入りを目指す金崎選手のゴールで追い付き1−1のドロー。勝ち点を48に伸ばした。
  また、名古屋を追う鹿島アントラーズはマルキーニョス選手のハットトリックの活躍で3−0と大宮アルディージャを圧倒し2位に浮上した。大阪ダービー、セレッソ大阪×ガンバ大阪は3−2でガンバ大阪が勝って4位。敗れたセレッソ大阪は3位となった。

  JリーグJ1第23節の残り2試合、東北ダービーのベガルタ仙台×モンテディオ山形、アルビレックス新潟×京都サンガが行われる。


【Jリーグ第23節結果(18日分)】
広 島 1−1 神 戸
磐 田 2−1 FC東京
名古屋 1−1 横浜FM
鹿 島 3−0 大 宮
浦 和 1−1 清 水
湘 南 1−6 川 崎
G大阪 3−2 C大阪
左側がホーム

【JリーグJ1順位表(暫定)】
1 名古屋   48
2 鹿 島   43
3 C大阪   40(得失点差+16)
4 G大阪   40(得失点差+12)
5 清 水   40(得失点差+10)
(中 略)
15 FC東京   21(得失点差−6)
16 仙 台   21(得失点差−8)
17 京 都   14(得失点差−19)
18 湘 南    14(得失点差−27)  
チーム名右側の数字は勝ち点。太字は23節未消化クラブ 

<コメント>
  JリーグJ1も残す所、各クラブ約10試合となりチーム関係者、サポーターにとっては優勝争いやJ1残留争い等、順位が気になり出す時期となった。
  まず優勝争いの方は名古屋グランパスがリーグ初制覇へ向け一歩抜け出した格好となっている。それを追うのがリーグ4連覇を狙う鹿島、大阪勢など。優勝争いと共に次回、アジアチャンピオンズリーグ出場権も懸かる位置だけに最終節まで気の抜けない戦いが続きそうだ。
  そして、優勝争い以上に悲喜交々な残留争い。京都と湘南がやや引き離されたが、残る入ってはいけない1枠は熾烈である。今節勝ち星を落としたFC東京がベガルタ仙台と勝ち点で並んだまま。19日の結果次第では、昨シーズンは一時優勝争いを演じたFC東京が降格圏内に落ちる可能性も出て来た。神戸などその上のクラブも勝ち点差はそれほどなく、こちらもチーム関係者にとっては胃の痛くなる日々が続きそうだ。

  第23節は「神奈川」、「大阪」、「みちのく」と近隣クラブ同士の戦い、いわゆるダービーマッチが組まれた。また、10月の親善試合で初采配を振るうザッケローニ監督も再来日して早速、J1の試合を視察した。協会関係者のプランなのか、ザッケローニ監督が見たい選手が出場する試合を選んだのかは不明だが、今節は昼間の名古屋×横浜FM、そして大阪に移動してC大阪×G大阪の2試合を視察した。19日は新潟×京都戦を視察するようである。
  その代表指揮官が目を光らす中、名古屋の金崎選手、G大阪の宇佐美選手、C大阪の乾選手と言った代表入りを目指す若手選手がゴールを決めアピールした。
  
  そんな若手選手がアピールする中で個人的に目を引いたのが、南アフリカ大会で悔しい思いをし代表からの引退を既に表明している横浜FMの中村選手。W杯後は、ほぼ全試合でフル出場し2ゴールを決める等、動きに精彩を欠いたW杯直前とは見違えるような動きを見せており、コンディションはかなり良いように見える。テレビ中継されていた名古屋戦を見たが、この試合でも先制点を演出し、他にも決定機を作り出す等、精力的な動きを見せていた。
  
  W杯後の中村選手の言動から、例え代表レベルの動きを取り戻しても「JAPAN BLUE」のユニフォームに袖を通す事は二度とないと思われるが、彼が海外デビューを果たしたイタリアからやって来た代表指揮官の目にはどう映ったのだろうか。








人気ブログランキングへ
→ J1の優勝争い&残留争いの行方が気になる、と言う方はクリックをお願い致します。
posted by スポーツ職人201X at 23:15| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(9) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月16日

1年の計は秋にあり!? いよいよ始まった「Road To Wembley」!!【サッカー 欧州チャンピオンズリーグ】

  今シーズンのヨーロッパクラブチャンピオンを決めるサッカーのヨーロッパチャンピオンズリーグが14日(現地時間)開幕し、グループリーグ16試合(14日、15日で8試合ずつ)が行われた。

  昨シーズンのチャンピオン、インテル(イタリア)はアウエーでトウェンテ(オランダ)と対戦しW杯南アフリカ大会でも活躍したスナイデル選手のゴールで先制したものの、オウンゴールを献上するなど守備が乱れ2−2のドローに終わった。一方、昨シーズンの同大会決勝でインテルに敗れ準優勝だったバイエルンM(ドイツ)はローマをホームに迎え2−0で勝ち、白星スタートとなった。
  この他スペインの2強、バルセロナとレアル・マドリードは共に勝利を収め、好スタートを切った。また、プレミアリーグ勢ではチェルシーは圧勝したものの、マンチェスターUはレンジャーズ(スコットランド)相手にスコアレスドローに終わった。
  
  ヨーロッパチャンピオンズリーグ2010-2011は、グループリーグはホームアンドアウエー方式で行われ、各グループ上位2クラブまでが決勝トーナメントに進出する。5月にウェンブリー・スタジアムで決勝が行われる。


【ヨーロッパチャンピオンズリーグ グループリーグ14日、15日の試合結果】
◎9月14日結果分
・グループA
トゥエンテ(オランダ)   2−2  インテル(イタリア)
ブレーメン(ドイツ)    2−2  トッテナム(イングランド)
・グループB
ベンフィカ(ポルトガル)  2−0  ハポエル・テルアビブ(イスラエル)
リヨン(フランス)      1−0  シャルケ04(ドイツ)
・グループC
マンチェスター・U(イングランド) 0−0  レンジャーズ(スコットランド)
ブルサルスポル(トルコ)  0−4  バレンシア(スペイン)
・グループD
バルセロナ(スペイン)    5−1  パナシナイコス(ギリシャ)
コペンハーゲン(デンマーク)1−0  ルビン・カザン(ロシア)

◎9月15日結果分
・グループE
バイエルン(ドイツ)     2−0 ローマ(イタリア)
CFRエコマックス・クルイ(ルーマニア)2−1 FCバーゼル(スイス)
・グループF
MSKジリナ(スロバキア)  1−4 チェルシー(イングランド)
マルセイユ (フランス)  0−1 スパルタク・モスクワ(ロシア)
・グループG
R・マドリード(スペイン) 2−0 アヤックス(オランダ)
ACミラン(イタリア)   2−0 オセール(フランス)
・グループH
アーセナル(イングランド) 6−0 ブラガ(ポルトガル)
シャフタル・ドネツク(ウクライナ) 1−0 パルチザン・ベオグラード(セルビア)

<コメント>
  日本のJリーグと異なり、秋に始まり春に終わるヨーロッパのサッカーシーズン。春秋制だったロシアも2012年から秋春制に移行するようで、Jリーグでもこの問題が再び議論される事態になるのか注目される。

  さて、ヨーロッパ各国リーグは既に開幕しており各地で熱戦が繰り広げられているが、その各国リーグから選りすぐられた32のクラブの間で争われるヨーロッパクラブNo.1決定戦、チャンピオンズリーグも14日開幕した。この後各国リーグ、代表戦の合間を縫って来年の5月まで長い戦いが行われる。果たして最後に優勝カップを頭上に掲げるのはどのクラブになるのか。

  グループリーグ注目のグループであるグループGは、レアル・マドリードとACミランが順当に初戦をモノにした。特にACミランはバルセロナから移籍(レンタル)したイブラヒモビッチ選手が2ゴールを決める活躍を見せた。またグループDのバルセロナはメッシ選手の活躍でパナシナイコスを寄せつけず圧勝。こちらも好スタートを切った。
  一方、前回大会チャンピオンのインテルはドロー発進。今シーズンから指揮官がモウリーニョ氏から前リバプール監督のベニテス氏にバトンタッチしているが、昨シーズン味わったリバプールでの悪夢を払拭し、イタリアの地で結果を残す事が出来るか。

  W杯南アフリカ大会で活躍した選手、そうでなかった選手。そして、その舞台に立つ事すら出来なかった有力選手。今シーズン、ヨーロッパのサッカー界を賑わすのは果たして誰になるのか。そしてヨーロッパチャンピオンに導く指揮官は誰なのか。秋の訪れと共に熱気をを帯び始めるヨーロッパのサッカーに注目したい。














人気ブログランキングへ
→ 今シーズンのヨーロッパクラブチャンピオンがどこになるのか楽しみだ、と言う方はクリックをお願い致します。
posted by スポーツ職人201X at 23:02| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(2) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月14日

いよいよ始まる「サッカーの聖地」を目指す戦い!! 【サッカー 欧州CL】

  サッカーのヨーロッパクラブNo.1を決める大会として世界中から注目されているヨーロッパチャンピオンズリーグのグループリーグが14日(現時時間)、ヨーロッパ各地で開幕する。

  前回大会優勝のインテル(イタリア)を始め、昨シーズンの各国リーグ優勝クラブやプレーオフを勝ち上がって来たクラブ等、32のクラブが8つのグループに分かれ、ホーム&アウエー方式で行われるグループリーグ。各グループ上位2クラブまでが決勝トーナメントに進出する。
  
  その組合せ抽選会は8月26日に行われ、以下の通りとなっている。注目は前回大会に続き同じグループとなったレアル・マドリード(スペイン)とACミラン(イタリア)が属するグループGだろうか。
  昨シーズン、インテルをヨーロッパチャンピオンに導き、堅守速攻の戦術がその後行われたW杯南アフリカ大会にも少なからず影響を与えたモウリーニョ氏が、今シーズンはレアル・マドリードを率いる。果たしてどんな采配を振るうのか。一方のACミランはブラジル代表ロビーニョ選手、スウェーデン代表イブラヒモビッチ選手を獲得し充実を図った攻撃力を発揮できるか。このグループには他にオランダの強豪アヤックスやプレーオフでロシアの強豪ゼニトを下したオセール(フランス)が入った。目が離せない戦いが続く事が予想される。

  この他、インテルはグループAに入り昨シーズンのプレミアリーグ4位のトットナム(イングランド)、ブレーメン(ドイツ)等と、バルセロナ(スペイン)は今シーズンロシアリーグで上位争いをしているルビン・カザン(ロシア)等とグループDに入っている。

  今大会のファイナルの会場はサッカーの聖地、ウェンブリー・スタジアム。果たして長い戦いの末にその舞台に上がるのはどのクラブなのか。

【欧州チャンピオンズリーグ2010-2011 グループリーグ組合せ】
◎グループA
インテル・ミラノ(イタリア)
ブレーメン(ドイツ)
トットナム(イングランド)
トウェンテ(オランダ)

◎グループB
リヨン(フランス)
ベンフィカ(ポルトガル)
シャルケ(ドイツ)
Hテルアビブ(イスラエル)

◎グループC
マンチェスターU(イングランド)
バレンシア(スペイン)
レンジャーズ(スコットランド)
ブルサスポル(トルコ)

◎グループD
バルセロナ(スペイン)
パナシナイコス(ギリシャ)
コペンハーゲン(デンマーク)
ルビン(ロシア)

◎グループE
Bミュンヘン(ドイツ)
ローマ(イタリア)
バーゼル(スイス)
クルージュ(ルーマニア)

◎グループF
チェルシー(イングランド)
マルセイユ(フランス)
Sモスクワ(ロシア)
ジリナ(スロバキア)

◎グループG
ACミラン(イタリア)
Rマドリード(スペイン)
アヤックス(オランダ)
オセール(フランス)

◎グループH
アーセナル(イングランド)
シャフタル・ドネツク(ウクライナ)
ブラガ(ポルトガル)
パルチザン(セルビア)

太字は昨シーズンのチャンピオンズリーグでグループリーグ突破を果たしたクラブ。











人気ブログランキングへ
→ ヨーロッパクラブNo.1を決める戦いをテレビ等で堪能したい、と言う方はクリックをお願い致します。
posted by スポーツ職人201X at 23:17| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月12日

竜と百獣の王が一歩リード!!虎を救ったゴジラは竜の前に立ちはだかるか?【プロ野球 レギュラーシーズン】

  プロ野球レギュラーシーズンは12日、阪神×ヤクルト、西武×ロッテ等、セ・パ合わせて6試合が行われた。
  セ・リーグでは首位の中日が森野選手の4打点の活躍で横浜を5−2で下し4連勝。首位の座をキープした。2位の阪神は秋山投手がヤクルトを無四球で完封した。高卒ルーキーの完封勝利は21年ぶり。
  パ・リーグは先日マジックが点灯した西武がロッテから14得点を奪い圧勝。マジックナンバーを7に減らした。2位ソフトバンクも勝利を収め連敗を止めた
  
  プロ野球レギュラーシーズンは14日にヤクルト×巨人などセ・パ合わせて6試合が行われる。


【プロ野球 12日の試合結果】
◎セ・リーグ
ヤクルト 0 0 0  0 0 0  0 0 0  0
 阪 神 2 0 0  0 0 0  2 1 X  5
【勝】 秋山(3勝1敗0S)
【敗】 村中(10勝8敗0S)
  阪神が新人、秋山投手が投げては無四球完封、打っては7回にタイムリーヒットを放つ活躍を見せ同一カード3連敗を免れた。ヤクルトは4安打に抑えられ小川監督代行が就任して以来、初の零敗で3位巨人との差が広がった。


横 浜 0 0 0  2 0 0  0 0 0  2
中 日 3 0 0  1 0 0  1 0 X  5
【勝】 中田賢(6勝3敗0S)
【敗】 阿斗里(0勝5敗0S)
【S】 岩瀬(1勝3敗39S)
 中日が森野選手が初回にホームラン等で4打点を叩き出す活躍を見せ、首位の座をキープした。投げては中田賢投手が6回を2失点に抑えるとその後の中継ぎ、抑えも得点を与えなかった。3番手で登板した浅尾投手がプロ野球新記録となる56ホールドポイントを達成した。
 

広 島 0 0 0  0 0 1  0 0 0  1
巨 人 2 0 0  0 1 2  0 0 X  5
【勝】ゴンザレス(5勝10敗0S)
【敗】斉 藤(3勝6敗0S)
  巨人は1回裏に坂本選手、小笠原選手のソロで2点を先制すると中盤にも追加点を上げ広島を突き放した。広島は6回表に1点を返し追い上げたが直後に点を奪われると、その後巨人の中継ぎ陣に抑えられた。広島は13年連続のBクラス確定。


◎パ・リーグ
ロッテ 2 0 1  0 0 0  0 0 0  3
西 武 4 1 1  4 0 0  2 2 X  14
【勝】 帆足(11勝8敗0S)
【敗】 ペン(1勝3敗0S)
  先日マジックナンバーを点灯させた西武はこの日も打線が好調。18安打14得点でロッテ投手陣を粉砕し3連勝。マジックナンバーを1つ減らして7とした。一方、ロッテは元気なく5連敗。


 日本ハム  0 0 0  0 0 0  0 0 0  0
ソフトバンク 0 1 0  0 1 0  0 0 X  2
【勝】 大隣(4勝8敗0S)
【敗】 八木(1勝4敗0S)
【S】 馬原(5勝1敗31S)
  ソフトバンクが押し出し死球で先制すると、5回にも追加点を上げ日本ハムを下し連敗を3で止めた。日本ハムは打線が3安打と沈黙しロッテとの差を縮める事が出来なかった。


オリックス 4 0 0  0 0 0  0 0 0  4
 楽 天  1 2 0  2 0 2  1 1 X  9
【勝】 ラズナー(5勝10敗0S)
【敗】 古川(0勝2敗0S)
 初回に4点を先制された楽天だが小刻みに得点を重ねオリックスを下し、久々にカード勝ち越しを決めた。ラズナー投手は2回以降、粘りの投球を見せ5勝目。オリックスは初回に先制点を上げたものの、その後追加点を奪う事が出来ず、投手陣も楽天打線に打ち込まれた。

<コメント>
  プロ野球のレギュラーシーズンは、パ・リーグで西武にマジックナンバーが点灯する一方で、Bクラスが既に確定し来期を見据えた戦いをするチームも出始めて来ており、遅い秋の訪れと共に今シーズンの最終章が近付いて来ている。
 
  そんな中、セ・リーグでは阪神の期待の新人、秋山投手が無四球完封と言う快挙を成し遂げ、連敗で沈みかけていたチームを救った。
  昨年行われた選抜大会、夏の選手権大会とテレビで投球の様子を見た事があるが、球の速さもさる事ながら、ユニフォームがはち切れそうな体格の大きさに驚いた。シーズン前、この世代は西武にドラフト1位で入団した菊地投手にどうしても注目が集まったが、スケールの大きさでは秋山投手の方があるように思えた。注目された西武の菊地投手は怪我等もあり、今シーズンは一軍で投げる姿を見る事は出来なさそうだが、それを尻目に8月後半に一軍デビューを果たし今日の勝利を含めて3勝をマーク。この後が益々楽しみになって来た。
  阪神は9月下旬に首位中日との3連戦が控えており、そこが首位奪取の大きなヤマになるだろう。もし、そこで投げるとしたら、虎を救った「伊予のゴジラ」がナゴヤで竜の前に立ちはだかるのか注目したい。
  
  一方、パ・リーグは西武が一歩抜け出した感がある。注目は3位争い。ロッテがここに来て5連敗とこれまで守り続けてきたAクラスの座が危うい状況となっている。昨年チャンピオンの日本ハム、オリックスにも十分チャンスがありそうだ。最後に笑うのは果たして・・・。


【今週(9/14〜9/18)の注目カード】
  セ・リーグは巨人×ヤクルト、巨人×阪神。巨人にとっては3位以上の座を確固たるものとし、2位の座をうかがう為に、ビジターゲームとなるここでどれだけ勝ち星を重ねる事が出来るか重要な週となりそう。一方、これ以上離されるとAクラス入りが厳しくなるヤクルトにとっても対巨人戦は重要なゲームとなる。

  パ・リーグは、ロッテ×ソフトバンク、楽天×日本ハム。注目されるパ・リーグの3位争い。チーム状態が下降線を辿っているロッテは週の前半で対戦するソフトバンク戦をどう乗り切るか。ロッテを追う日本ハムが最下位楽天と対戦するだけに結果次第では3位交代の可能性がある。









人気ブログランキングへ
→この後のレギュラーシーズンやクライマックスシリーズ等も楽しみにしている、と言う方はクリックをお願い致します。
posted by スポーツ職人201X at 20:54| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(50) | 野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月11日

激しい主導権争い続ける猛獣、猛禽etc!! しかし後から燕と牛がヒタッヒタッと・・・ 【プロ野球 レギュラーシーズン】

  プロ野球レギュラーシーズンは10日、中日×横浜、西武×ロッテ等、セ・パ合わせて6試合が行われた。
  セ・リーグは中日が接戦の末、横浜を1−0で下し、首位だった阪神が4−7でヤクルトに敗れたため代わって首位に浮上した。
  パ・リーグは首位西武が12−8でロッテを逆転で下した。2位ソフトバンクは延長十回、1−2で日本ハムに敗れた。11日に西武がロッテに勝ち、ソフトバンクが負けるか引き分けると、西武に優勝へのマジックナンバー「8」が今季初めて点灯する。
  プロ野球レギュラーシーズンは11日も6試合が予定されている。


【プロ野球 10日の試合結果】
◎セ・リーグ
横 浜 0 0 0  0 0 0 0  0 0  0   
中 日 0 0 0  0 0 0 0  1 X  1
【勝】 浅尾(10勝3敗1S)
【敗】 江尻(1勝2敗0S)
【S】 岩瀬(1勝3敗38S)
  中日が継投策で横浜を完封し、4月15日以来の首位に浮上した。2番手で登板した浅尾投手は10勝目。横浜は3安打と打線が沈黙し投手陣を援護出来なかった。

ヤクルト 0 0 1  0 0 0  3 2 1  7
 阪 神 1 1 0  0 0 0  0 1 1  4
【勝】 石川(11勝8敗0S)
【敗】 福原(0勝1敗0S)
  両軍合わせて25安打の打撃戦となった試合は、終盤阪神の投手陣を打ち崩したヤクルトが制した。石川投手は序盤に得点を許したが、その後立ち直り11勝目。一方、継投に失敗した阪神は2位に後退した。

広 島 0 0 1  0 0 0  0 2 1 0  4
巨 人 0 1 2  0 0 1  0 0 0 1X  5
【勝】 クルーン(4勝2敗20S)
【敗】 横山(3勝2敗8S)
同点で迎えた10回裏、巨人が小笠原選手のサヨナラホームランで勝利を収め首位争いに踏みとどまった。広島は9回表に同点に追い付き延長戦に持ち込んだが及ばなかった。

◎パ・リーグ
ロッテ 0 0 0  5 0 0  2 1 0  8 
西 武 0 0 1  0 1 3  4 3 X  12
【勝】 藤田(6勝3敗0S)
【敗】 小野(4勝4敗0S)
5回以降、毎回得点を重ねた西武が4本のホームランが飛び出すなどロッテ相手に打ち勝った。ロッテは4回表に先制点を上げたが、先発の成瀬投手が中盤崩れ、その後の投手陣も西武に傾いた流れを断ち切る事が出来なかった。ロッテは3連敗で自力優勝の可能性が消えた。

  日本ハム 0 0 1  0 0 0  0 0 0  1  2
ソフトバンク 0 0 0  1 0 0  0 0 0  0  1
【勝】 榊原(8勝1敗0S)
【敗】 馬原(5勝1敗30S)
日本ハムが10回表、森本選手のスクイズで勝ち越し点を上げて逃げ切った。ソフトバンクは6回までは毎回塁上を賑わしたが、7回以降は相手中継ぎ陣の前に打線が沈黙した。

オリックス 2 0 1  1 0 0  1 0 0  5
 楽 天  0 0 0  0 0 0  0 1 0  1
【勝】 中山(3勝2敗0S)
【敗】 川井(2勝5敗0S)
 初回にバルディリス選手のタイムリーヒットで先制点を上げたオリックスが、その後も得点を重ねて楽天を下した。これでオリックスは3連勝で3位ロッテとの差は1.5ゲーム差。一方の楽天は今シーズン負け越しが決定した。

<コメント>
  今年はサッカーのW杯があった事もあり、プロ野球に関する記事は殆ど書いていない。野球に関する記事は今年20程度書いているが、その多くは高校野球に関する記事である。ほぼ1週間に一度行われるJリーグと違い、毎日行われるプロ野球の記事をコンスタントに書くのは勤め人にとっては少々辛いと言うのもある。この後クライマックシリーズや日本シリーズ等、ビックイベントが控えているので少しでも多く取り上げたいとは思っているが・・・。

  さて、今シーズンのプロ野球のレギュラーシーズンも残り少なくなってきた。両リーグとも上位3チームが激しい首位争いをしている。(パ・リーグは、展開によっては楽天を除く5球団にクライマックスシリーズ進出の可能性が残されていると思われるが・・・。)
  
  セ・リーグは中日、阪神と巨人による首位争い。10日に行われた試合で中日が首位に浮上した。9月に入ってから1つしか負けておらずチーム状態は良いと言える。9月後半に控える阪神3連戦まではBクラスに位置する球団との対戦が続く。ここでどの程度勝ち星を積み重ねられるか。
  阪神は首位の座を明け渡したが、負け数は中日より少なくまだチャンスは十分あるだろう。巨人はオールスター以降、投手陣が崩れるパターンが増えて失速し3位に転落した。9月3連休の阪神戦が大きなヤマとなりそうだ。
  そしてシーズン序盤の不振がウソのような快進撃で借金を返済したヤクルト。打撃好調の青木選手、序盤勝てず喘いだもののその後連勝を続けるエース石川投手を軸に持ち直して来た。3位巨人とは少し差があるが、この後どこまで迫れるか。
  それにしてもセ・リーグ投手陣の規定投球回数到達者が9〜10人と言うのは少ないような気がするが、それだけどこの球団も投手陣のやり繰りに苦心していると言う事だろうか。

  パ・リーグの首位争いは西武にマジックナンバーが点灯する所まで来ている。ソフトバンクとしては3連休に行われる本拠地での直接対決まで粘りたい所だ。それより面白い展開となっているのが3位争い。ロッテ、オリックス、日本ハムが僅差となっており最後まで縺れそうだ。鴎が逃げ切れるか。岡田監督に率いられた牛が追い付くのか。それとも地元の期待を背負った日本ハムか。ここに楽天の名前が挙がって来ないのが、仙台出身の者としては残念であるが・・・。

  シーズン終盤を迎えたプロ野球。この後、どんなドラマが生まれるのか注目したい。













人気ブログランキングへ
→この後のレギュラーシーズン、クライマックスシリーズ等も楽しみにしている、と言う方はクリックをお願い致します。
posted by スポーツ職人201X at 04:53| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(39) | 野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月09日

永遠のライバル、それぞれの道!! 【サッカー ナビスコ杯など】

サッカーのナビスコ杯準々決勝第2戦が8日行われ、川崎、磐田、清水、広島の4チームが勝ち進み、29日と10月10日に行われる準決勝に進出した。
   前回準優勝の川崎フロンターレは中村選手のゴール等で3−1と鹿島アントラーズを下し2戦合計4−3で準決勝にコマを進めた。
   この他、清水エスパルスとサンフレッチェ広島はアウエーゴールの差で、ジュビロ磐田は7年ぶりに準決勝に進出した。前回チャンピオンのFC東京は敗退した。
   ナビスコ杯準決勝は磐田×川崎F、清水×広島の組合せで行われる。

  また日本代表GK楢崎正剛選手が7日に行われたグアテマラ戦の後、代表からの引退を表明した。

【ナビスコ杯準々決勝第2戦結果】
川 崎 3−1 鹿 島
 (2戦合計4−3)

清 水 0−0 FC東京
 (2戦合計1−1)
アウエーゴール数の差で清水の勝ち

仙 台 0−0 磐 田
 (2戦合計2−1)

G大阪 1−2 広 島
 (2戦合計2−2)
アウエーゴール数の差で広島の勝ち
  
<コメント>
  Jリーグにナビスコ杯に天皇杯、そして代表戦と残暑厳しい中、過密日程となった9月上旬。春から始まった今シーズンも後半に差し掛かりタイトル獲得を目指して戦っている選手、特に南アフリカで厳しい戦いを続けてきた選手にとっては、疲労が出始める或いはピークに達する頃だろう。

  さてナビスコ杯も大詰め。ベスト4が出揃った。我が地元のベガルタ仙台が敗れたのは残念だが、サッカー王国と言われた静岡の2チームが勝ち残る等、面白い組み合わせとなった。果たして国立で「静岡ダービー」が見られるのか。

  話しは変わるが、先日行われたグアテマラ戦終了後、長きに渡り日本のゴールを守り続けて来た名古屋グランパスの楢崎選手が代表から退く事を表明した。第一線で戦って来たサッカー選手として年齢的にはそろそろセカンドキャリアを考える時期だが、他のポジションに比べて息の長い選手が多いGK、しかも衰えが目立つならまだしも、Jリーグトップをひた走るクラブの守護神の代表引退と言う事もあり驚いた。しかしこれは本人の決断した事であり尊重されるべき事である。W杯終了後から引き際を考えていたようだが、やはり名古屋時代の後輩である川島選手が一本立ちした事が大きな要因となったのかも知れない。これからは名古屋グランパスを日本一、アジアNo.1に導くよう頑張って欲しいと思う。(ザッケローニ監督に口説かれて翻意する可能性もあるような気がするが・・・)

  一方楢崎選手と代表で長年凌ぎを削ってきたジュビロ磐田の川口選手は引き続き代表入りを目指すと言う。その川口選手が所属するジュビロ磐田は久々にカップ戦ベスト4にコマを進めた。今シーズンはJリーグでなかなか上位に進出出来ないでいるが、カップ戦でアビールする事が出来るか。

  2人はフランス、ドイツW杯で川口選手、W杯日韓大会で楢崎選手と、偶然のサイクルなのかW杯で交互に日本のゴールマウスを守ってきた。南アフリカ大会では当初、楢崎選手が守るものと思われた。しかし、大会直前の合宿での川島選手の急成長により、2人とも代表メンバーには選ばれたものの一度もピッチに立つ事はなかった。

 片や代表から退きクラブに貢献する道を選び、片やその座を追い求める道を選んだ。凌ぎを削ったライバルは今後、別な道を歩もうとしている。








人気ブログランキングへ
→どんな形でも良いから2人とも今後、日本代表に関わって欲しい、と思う方はクリックをお願い致します。
posted by スポーツ職人201X at 23:16| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(2) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月08日

これで見納め「原ジャパン」!!指揮権はいよいよザックの手に・・・  【サッカー  日本×グアテマラ(親善試合)】

  サッカーのキリン・チャレンジカップ、日本×グアテマラが7日、大阪・長居陸上競技場で行われ、森本選手が2得点を上げる活躍を見せた日本が2−1で競り勝った。
  序盤から試合を優位に進めた日本は前半12分に長友選手からのクロスを森本選手が頭で合わせて先制すると、続く20分に本田選手からのスルーパスを受けた香川選手が放ったシュートのこぼれ球に反応した森本選手が2点目を上げた。直後にミスから失点し2−1となったが、そのまま逃げ切った。
  原強化担当技術委員長が監督代行を務めるのはこの試合が最後。10月8日に埼玉スタジアムで行われる国際親善試合(アルゼンチン戦の予定)からザッケローニ監督が指揮する。

【試合結果】
日 本 2−1 グアテマラ
(得点者)
前12分 森 本
前20分 森 本
前22分 ロドリゲス  

<コメント>
  8月中に新しい指揮官が決まった事で2試合限定となった「原ジャパン」。最後の相手は北中米のグアテマラ。サッカーが強いと言う印象がない国相手にどんな試合をして、次の「ザックジャパン」に繋ぐのか注目された。

  ここ最近、Jリーグにナビスコ杯など日程が厳しくなっているせいか、怪我等で戦列を離脱する選手が多くいた事やスタンドで目を光らす新指揮官に多くの選手を見てもらいたいと言う事もあったのだろう。先日のパラグアイ戦からスタメンがかなり入れ替わり試合は始まった。

  そのイタリア人指揮官が目を光らす中で得点を上げたのが、イタリア1部リーグセリエAでプレーしている森本選手だった。特に長友選手のピンポイントクロスを相手ディフェンダーのマークを振り切って頭で合わせて挙げた1点目は精度が高かった。また、得点を演出したのも長友選手も今シーズンから戦いの場所をセリエAに移した選手。これから選手選考と共に攻撃の形を模索するであろう指揮官にとって、自身と同じくイタリアと縁のある選手の活躍は心強いだろう。

  その一方で試合内容として見るべきものがあったのは2点を取る所までであった。2点目を取った直後に気の緩みが出たのか、不用意なミスから1点を奪われて楽勝ムードは一気に吹き飛んだ。その後も何度かあったチャンスを逃し、代表経験の少ないメンバーだったとは言えディフェンスも安定さを欠くシーンが見られた。そう言う意味で勝つには勝ったがこの勝利を手放しで喜ぶ事は出来ないような気もする。
  ザッケローニ監督がディフェンスの柱に誰を据えるのか分からないが、日本相手に引いてカウンターを狙うパターンが多いアジア各国の戦術を考えると、失点した時のように中央付近でボールを奪われる事は致命傷となりかねない。今後、繰り返さないよう注意しなくてはいけない。

  W杯のメンバーに新たな血を加えて得られた収穫とクリアすべき課題を見せつつも取り敢えず結果を残して原ジャパンは、ザックジャパンにバトンを渡す事が出来た。最初の公式戦となるアジア杯までに組まれているテストマッチは2試合。そこでどの程度課題が修正されるのか。サッカーの本場イタリアで揉まれたザッケローニ監督の手腕が発揮される時が近付いている。











人気ブログランキングへ
→ザッケローニ氏がどんな選手を選び采配を振るうのか興味がある、と言う方はクリックをお願い致します。
posted by スポーツ職人201X at 23:01| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(12) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月06日

日本ではあまり報道されてませんが・・・ トルコでやってる「世界一決定戦」!!   【バスケットボール男子 世界選手権】

  8月28日からトルコで行われているバスケットボール男子の世界選手権は4日、予選リーグを勝ち上がった16カ国による決勝トーナメントが始まり、日本で行われた2006年大会の優勝国スペインはその時決勝で対戦したギリシャを下し準々決勝にコマを進めた。この他、開催国トルコやセルビアなどが勝利を収め準々決勝に進出した。
  バスケットボール男子の世界選手権は12日に決勝が行われ、優勝チームには2012年ロンドン五輪の出場権が与えられる。


【決勝トーナメント1回戦結果及び組合せ】
セルビア  73−72 クロアチア
スペイン  80−72 ギリシャ
スロベニア 87−58 オーストラリア
トルコ   95−77 フランス
アメリカ×アンゴラ
ロシア×ニュージーランド
リトアニア×中 国
アルゼンチン×ブラジル


【予選リーグ結果(順位のみ)】
◎グループA
1 セルビア
2 アルゼンチン
3 オーストラリア
4 アンゴラ
5 ドイツ
6 ヨルダン

◎グループB
1 アメリカ
2 スロベニア
3 ブラジル
4 クロアチア
5 イラン
6 チュニジア

◎グループC
1 トルコ
2 ロシア
3 ギリシャ
4 中国
5 プエルトリコ
6 コートジボワール

◎グループD
1 リトアニア
2 スペイン
3 ニュージーランド
4 フランス
5 レバノン
6 カナダ
各グループ上位4カ国が決勝トーナメント進出

<コメント>
  ロンドンオリンピックを2年後に控え、今年はバレーボールや柔道等、様々な競技で「世界選手権」が行われる。
  そんな中、日本では殆ど報道されていないが8月下旬からトルコで開催されているのがバスケットボール男子の世界一を決める世界選手権である。
  以前バスケットボールに関する記事にも書いたが、バスケットボール男子日本代表は1976年のモントリオール大会を最後にオリンピックから遠ざかっており、世界選手権も開催国枠で出場した2006年を除けば1998年以来出場を果たしていない。ここ数年は中東各国の台頭もあり、世界はおろかアジアからも置き去りにされそうな状況となっている。今大会も出場していない事からメディアやマスコミが取り上げないのも当然だと言える。日本が再び世界の檜舞台に立つシーンを見る事は出来るのだろうか。

  さてバスケットボールと言えば、NBAを有するアメリカの存在なくしてそれを語る事は出来ない。しかし世界選手権の歴史を紐解くと、オリンピックと違いて意外にも毎回優勝してる訳ではない。オリンピックと比べ格が落ちる世界選手権に力を入れていない事もあると思うが、それに輪をかけて1990年後半辺りからヨーロッパ諸国のレベルが向上した事もあって、NBAの選手を擁しても優勝出来ない状況が続いている。(それでもオリンピックでは強さを発揮し金メダルを獲得しているのだが・・・。)
  今大会もNBAの選手を派遣しているバスケットボールの母国、アメリカ。果たして1994年以来のタイトル獲得、そして威厳を保つ事が出来るか。それともヨーロッパ勢が立ちはだかるのか。優勝した国に与えられるロンドン行きのキップを懸けた戦いと共に注目したい。











人気ブログランキングへ
→ウィスマン氏の手で何とか世界の檜舞台へ、と思っている方はクリックをお願い致します。
posted by スポーツ職人201X at 23:16| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | バスケットボール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月05日

ピッチにもペンチにもいなかった「10番」!! 「ザックジャパン」で10番を身にまとうのは誰? 【サッカー 日本×パラグアイ(国際親善試合)】

   サッカーの国際親善試合、キリン・チャレンジカップの日本×パラグアイが4日行われ、W杯南アフリカ大会決勝トーナメントでP.K戦の末、敗れたパラグアイと対戦した日本代表は後半19分、今シーズンからブンデスリーガのドルトムントに移籍した香川選手がが得点し1−0で競り勝った。
  日本は7日、大阪・長居陸上競技場でグアテマラと対戦する。


【試合結果】
日 本  1−0  パラグアイ
(得点者)
後19分 香 川

<コメント>
  W杯決勝トーナメントの激闘から約2ヶ月。すったもんだの末に新しい指揮官も決まり、いよいよ新生日本代表が動き出した。

  W杯後、香川選手、内田選手、矢野選手など日本代表を経験したJリーガーの多くが海外に渡った。これもW杯で日本が躍進した影響がもたらしたものだろう。他にも既に海外で活躍している本田選手、松井選手、森本選手・・・。4年後のW杯では、今大会の韓国のように海外組の多くがスタメンを占める事になるかも知れない。現状を考えると、逆にそうならないと4年後の上位進出は難しいような気がする。海外に渡った選手は出来るだけ長い期間、そこで活躍して欲しいものである。

  さて最初の公式戦の相手はW杯で敗れたパラグアイ。マスコミが試合前からやたらと「リベンジマッチ」と持ち上げた試合である。結果は今シーズンからブンデスリーガのドルトムントに移籍した香川選手が得点し1−0で日本代表が勝利を収めた。本気度も違えば、出場していた選手も違い、おまけに日本は代行監督と、やはりW杯の借りはW杯で返してこそ本当にリベンジを果たしたと言えると思う。しかし、取り敢えず新生日本代表の最初の試合で結果を残した事で無事に船出したのもまた事実である。

  試合は、次のステージを意識して慎重な姿勢だったW杯南アフリカ大会の時とは違って攻撃的な姿勢が随所に見られた。(親善試合だったからかも知れないが)その中で存在感を示したのがゴールを決めた香川選手。それ以外にも積極的に仕掛ける等、アグレッシブなプレーを見せた。W杯南アフリカ大会でメンバーに選ばれなかった悔しさもあるだろうが、やはりブンデスリーガと言う厳しい環境に身を置いている事が大きいのだろう。この後順調に成長すれば4年後、日本のエースとなり得る選手である事は間違いない。

  この試合を見ていて、もう1つ気づいた事がある。選手それぞれに背番号に対するこだわりがあると思うし、別に背番号でサッカーをする訳ではないと思うのだが、11番と共にこれまで代表の試合で華を飾っていた「10番」を身に付けた選手が今回はピッチにもベンチにもいなかった事である。既存のメンバーはW杯と同じ番号だったし、新メンバーに10番は荷が重いと言う配慮もあったと思うが、それにしても日本代表の公式戦でエースナンバー不在と言うのは珍しい現象ではないだろうか。
  これまで日本の10番と言えば木村(和)選手、ラモス選手、名波選手、中村(俊)選手等、歴代の代表で中心的な存在だった選手が付けていた番号。果たしてザッケローニ・ジャパンでは誰がエースナンバーを付ける事になるのか。そちらにも注目したい。
















人気ブログランキングへ
→この後、誰が背番号10を着けるのか興味がある、と言う方はクリックをお願い致します。
posted by スポーツ職人201X at 07:15| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(22) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月04日

「スポーツの秋」到来!! この秋、主役を演じるアスリートは果たして誰か?  【9月のスポーツ】

   9月に入っても各地で猛暑が続いている日本列島。春に開幕したプロ野球等はシーズンも終盤に差し掛かり残り試合も少なくなってくると、秋風が吹き始めてくるチームも出始めるが今年はまだそんな雰囲気は感じられない。
  さて、色んなスポーツで熱戦が繰り広げられているが、今回は今月行われる主なスポーツに関する紹介や展望について書きたいと思う。


◎野 球
1.プロ野球
  セ・パ両リーグのレギュラーシーズンは、各チーム残り20試合程度となっておりクライマックスシリーズを目指す戦いも大詰めを迎えようとしている。今シーズンは両リーグとも1〜3位のチームが僅差で優勝争いをしている展開となっている。焦点は何位でクライマックスシリーズを迎えるか、やや離された感のある4位のチームが食い込めるかに集まっている。
  
  まずセ・リーグは、阪神、中日、巨人の3チームによる優勝争い。8月に入って投打が噛み合って来た阪神がやや有利か。一方、7、8月に入り夏バテか失速気味の巨人は先発投手陣の踏ん張りが大きなポイント。この他、8月に猛追し借金を返済したヤクルトが逆転を狙う。
  それにしても投手成績を見て驚いたが、規定投球回数をクリアしている投手がリーグ全体で10人しかいないとは…。今シーズンはどのチームも先発投手のやり繰りに苦労しているようだ。

  パ・リーグも西武、ソフトバンク、ロッテによる首位争い。こちらは一進一退が続いており、最後まで縺れそう。この他現在4位の日本ハム、5位のオリックスにもチャンスはありそう。昨シーズン、パ・リーグを沸かせた楽天だが今シーズンは大きく離された上に先発の柱である田中投手を怪我で欠き苦しい戦いが続きそうだ。

2.プロ野球以外
○都市対抗野球
4日、5日・・・準々決勝
6日・・・準決勝
7日・・・決 勝  場所は何れも東京ドーム
  
○東京六大学野球・・・9月11日から神宮球場
  今秋行われるドラフトで注目となるであろう投手を多く抱える早稲田大。早実で甲子園を制しハンカチブームを巻き起こした斉藤投手もラストシーズンとなるが、有終の美を飾る事が出来るか。 


◎サッカー
○Jリーグ・・・第22節〜第24節
  トップ争いからやや抜け出した名古屋は、山形、横浜FM、清水と好調なチームや上位を争うチームとの対戦が続く。ここをどう乗り切るかが10月以降の戦いに大きく影響するような気がする。
  一方、リーグ4連覇を狙う鹿島は仙台、大宮、広島との対戦。下位との対戦が多いだけにここで星を落とすようだと後が苦しくなる。

○ナビスコ杯
・8日・・・準々決勝第2戦
川崎F(1)×鹿島(2)(等々力)
清水(1)×FC東京(1)(アウスタ)
仙台(1)×磐田(2)(ユアスタ)
G大阪(1)×広島(0)(万博)
カッコ内の数字は第1戦の得点

 準々決勝勝者は29日行われる準決勝にコマを進める。準々決勝第1戦は何れも1点差ゲームだった。特にアウエーで得点を挙げる事が重要と言われるホーム&アウエー方式。第2戦でどんな影響をもたらすか。

○天皇杯
3日開幕。今月はこの後5日に2回戦が行われる。Jリーグのクラブもここから登場する。プロ、アマチュア問わず参加する事が出来るこの大会。アマチュアチームがプロチームを破る、いわゆる「ジャイアントキリング」が今年も見られるか。

○日本代表
4日・・・対パラグアイ戦
7日・・・対グアテマラ戦

  ザッケローニ新監督が見守る中、新生日本代表がどんなプレーをするのか。そしてこの試合では空き番号となる「10番」のユニフォームを誰が奪い取るのかにも注目したい。


◎競 馬
○主なレース日程
・11日(土)紫苑ステークス(秋華賞トライアル・中山)
・19日(日)セントライト記念(菊花賞トライアル・中山)
・19日(日)ローズステークス(秋華賞トライアル・阪神)
・26日(日)神戸新聞杯(菊花賞トライアル・阪神)

  10月から始まる秋のGTシリーズに向けたトライアルレースが行われる9月。この夏、牧場で或いは厩舎で鋭気を養った春の主役達が秋も主役を演じるのか。それとも夏の上がり馬がその勢いを持ち込むのか。オークスを分け合った2冠馬アパパネとサンテミリオンは共に1戦叩いてから秋華賞に向かう予定。一方、ダービー馬エイシンフラッシュ、ダービー2着のローズキングダムも神戸新聞杯を叩いて菊花賞に向かう予定。

◎大相撲
○秋場所・・・9月12日(日)〜26日(日)両国国技館
  先場所は野球賭博問題で中継も賜杯の授与もなかったが、今場所は通常通り相撲中継も賜杯の授与も行われる事になった。ここ数場所、白鵬の1人舞台となっている。白鵬を脅かすニューヒーローの誕生が待たれる所である。


◎ラグビー
○ジャパンラグビートップリーグ・・・3日から開幕
○関東大学ラグビー・・・対抗戦、リーグ戦とも12日から開幕

  秋と言えばラグビーのシーズン。3日に東芝×三洋電機が行われ、熱戦の火蓋が切られた。聖地、秩父宮等で今年も熱い戦いが繰り広げられる。また、長年日本のラグビー界を引っ張り先日、今シーズン限りで引退する事を宣言した神戸製鋼の大畑選手のプレーにも注目が集まる。

※ 当ブログでは、今後ツィッターのブログパーツをリンクさせて色んなスポーツの結果速報を載せようと思っています。そちらもご覧下さい。








人気ブログランキングへ
→この秋も色んなスポーツ、アスリートに注目したい、と言う方はクリックをお願い致します。
posted by スポーツ職人201X at 08:47| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月02日

早速始まった「ちょいワル親父」のJ行脚!! 片手に選手名鑑、片手にナビスコのお菓子?(そんな訳ないか!!) 【サッカー ナビスコ杯準々決勝など】

   サッカーのJリーグ・ヤマザキナビスコ杯準々決勝第1戦が1日、各地で行われ、先日就任会見を行ったザッケローニ日本代表監督も視察に訪れた。
  ホーム&アウエー方式で行われる準々決勝。アジアチャンピオンズリーグに出場した為、準々決勝からの登場となったクラブの内、昨年と同じ顔合わせとなった鹿島アントラーズ×川崎フロンターレは、ホームの鹿島がマルキーニョス選手等がゴールを挙げ、2−1で川崎を下し初戦をモノにした。サンフレッチェ広島×ガンバ大阪はアウエーのG大阪が1−0で広島を下した。
  一方、予選リーグを突破組は、FC東京×清水エスパルス、ジュビロ磐田×ベガルタ仙台の対戦が行われ、昨年この大会を制したFC東京は1−1で清水とドロー、磐田は2−1で仙台を下した。

  ナビスコ杯準々決勝第2戦は8日に行われる。


【ナビスコ杯準々決勝第1戦結果】
鹿 島 2−1 川 崎F
広 島 0−1 G大阪
磐 田 1−0 仙 台
FC東京 1−1 清 水

左側がホームチーム

<コメント>
  Jリーグ、天皇杯と並びに国内3大タイトルの1つに数えられるJリーグカップ、通称ヤマザキナビスコ杯。予選リーグを勝ち抜いた4チームにアジアチャンピオンズリーグ出場により予選を免除された4チームを加えた計8チームによる決勝トーナメントが始まった。また、この日は日本代表監督に就任したザッケローニ氏がFC東京×清水戦を視察に訪れ注目を集めた。
  
  先日行われたザッケローニ監督の就任会見を見たが誠実そうな人柄で、取り敢えず日本人に受け入れられ易いタイプの指導者だと感じた。(勿論、結果を出してこそではあるが。)それにしても、白のシャツにジーパンの出で立ちで視察とは、さすがファッションにうるさい国出身の人物である。その格好はさながら「ちょいワル親父」言った所か。同じような着こなしの出来る日本の指導者はちょっと見当たらないような気がする。

  今年のナビスコ杯。決勝トーナメントに勝ち残っているクラブの顔触れを見ると、予選突破組は清水を除き、Jリーグで下位に低迷しているクラブである。果たして勝ち進んでタイトルを獲得し、後半戦に差し掛かったリーグ戦に弾みをつける事が出来るか。それともリーグ上位のクラブが実力を発揮するのか。それとW杯の陰に隠れて話題にすらならなくなっかたが、今シーズンのアジアチャンピオンズリーグに出場した日本のクラブは、全チーム姿を消している。アジアにおけるリーグのレベルが停滞しつつある事も忘れてはならないだろう。

  さて、初仕事を終えたザッケローニ氏。この後もJ行脚が続くようだが、理想とするサッカーを実践してくれる選手を発掘する事が出来るか。同氏が指揮を執る10月のテストマッチでどんな色を見せてくれるのか。初采配を振るう姿を見るのが今から楽しみである。











人気ブログランキングへ
→ザッケローニ氏がどんな選手を選ぶのか興味がある、と言う方はクリックをお願い致します。
posted by スポーツ職人201X at 23:14| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(4) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする