W杯メンバーからは、代表引退の意思を表明している中村俊輔選手(横浜F・マリノス)、故障中の大久保嘉人選手(ヴィッセル神戸)らが外れ、香川真司選手(ドルトムント/ドイツ)、乾貴士選手(セレッソ大阪)ら若手がメンバー入りした。
海外組からは、本田圭佑選手(CSKAモスクワ/ロシア)ら8名が招集された。
キリンチャレンジカップ2010のパラグアイ戦は9月4日に横浜国際競技場で、グアテマラ戦は7日に長居スタジアムで行われる。
【パラグアイ戦、グアテマラ戦日本代表メンバー】
◎GK
楢崎正剛(名古屋グランパス)
川島永嗣(リールス/ベルギー)
◎DF
中澤佑二(横浜F・マリノス)
田中マルクス闘莉王(名古屋グランパス)
駒野友一(ジュビロ磐田)
岩政大樹(鹿島アントラーズ)
栗原勇蔵(横浜F・マリノス)
長友佑都(チェゼーナ/イタリア)
槙野智章(サンフレッチェ広島)
内田篤人(シャルケ04/ドイツ)
◎MF
橋本英郎(ガンバ大阪)
遠藤保仁(ガンバ大阪)
中村憲剛(川崎フロンターレ)
松井大輔(グルノーブル/フランス)
今野泰幸(FC東京)
長谷部誠(ボルフスブルク/ドイツ)
藤本淳吾(清水エスパルス)
細貝萌(浦和レッズ)
本田圭佑(CSKAモスクワ/ロシア)
乾貴士(セレッソ大阪)
香川真司(ドルトムント/ドイツ)
◎FW
岡崎慎司(清水エスパルス)
森本貴幸(カターニア/イタリア)
太字はW杯南アフリカ大会代表メンバー
<コメント>
次期監督問題で揺れるサッカー日本代表。W杯後、最初の公式戦となるパラグアイ、グアテマラ戦のメンバーが決まった。海外組を含むW杯南アフリカ大会代表メンバーをベースに新メンバー数名を加えた新生日本代表。代表監督が決まらない事で当初、選手を送り出す事に難色を示していたナビスコ杯で勝ち残っているクラブからも選出された。W杯南アフリカ大会が終わって日が浅い事から、その時と大幅な変更がないのは当然の事かも知れない。それとFWの人数が少ないのが気になるが、本田選手を再びFWで起用或いは1トップの布陣を念頭に置いているのだろうか。
選手側からしてみれば、監督不在でチームコンセプトがはっきりしない中での試合。どこにモチベーションを持っていけば良いのか難しい試合になりそうだ。救いはパラグアイのメンバーの半数がW杯経験者と言う事で、一応リベンジの舞台は整ったと言う事だろうか。
4年後のブラジル大会に向けて船長不在の中で迎える船出の時。幸先良いスタートを切る事を期待したい。

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