2010年08月30日

イタリアの名将を船長に迎え、いよいよ(ようやく)スタートする「新生ジャパン」!! 【サッカー 日本代表監督】

  日本サッカー協会は30日、日本代表の新監督がユベントス前監督のアルベルト・ザッケローニ氏(57歳)に決まったと発表した。同氏は31日に東京都内で記者会見する。イタリア紙によると2年契約で、2年の延長オプション付き。9月の2連戦(4日・パラグアイ戦、7日・グアテマラ戦)に向けた事前合宿に参加する。また、日本代表の外国人監督は6人目となるが、イタリア人が指揮するのはこれが初めてとなる。

  ザッケローニ氏は代表監督の経験はないものの、セリエAの名門ACミラン、インテル、ユベントスなどを指揮した経験を持ち、ミランを率いた1998−99シーズンにはセリエA優勝も果たしている。


【ザッケローニ氏の略歴】
◎ウディネーゼ(1995年〜1998年)
   ビアホフ(当時ドイツ代表)、アモローゾ(同ブラジル代表)らを擁し一地方クラブをリーグ3位に導き、翌シーズンからACミランの監督に就任した。

◎ACミラン(1998年〜2001年)
  就任して最初のシーズンに、ビアホフ、ボバン(当時クロアチア穂代表)らを擁しスクデット獲得。しかし、翌シーズン出場したチャンピオンズリーグで1次リーグで敗退。国内リーグも3位に転落した。その後、3−4−3システムを持論とするザッケローニ氏に対し、4バックを採用するよう指示したACミラン会長ベルルスコーニ氏との間に対立が生じ、2000−2001シーズンの途中で解任された。

◎SSラツィオ(2001年〜2002年)
  2001−2002シーズン途中から指揮を執った。ミラン時代とは違い4バックにも対応するなど柔軟な采配を見せたものの、国内リーグ6位と結果を残す事が出来ず、シーズン終了後に解任された。

◎インテル(2003年〜2004年)
  2003-2004シーズンの途中から指揮を執った。国内リーグ4位と翌シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を獲得したが、フロントの信頼を勝ち取る事までには至らず、シーズン終了後に辞任した。

◎トリノFC(2006年〜2007年)
  2年のブランクを経て監督に就任。当時、W杯ドイツ大会日本代表だった大黒選手が在籍していた。躍進を期待されたが、下位に低迷しシーズン途中で解任となった。

◎ユベントス(2010年)
  3年のブランクの後、2009-2010シーズン途中より監督に就任した。沈滞していたチーム状態を浮上させる事を期待されたが、結果的には失敗し国内リーグ7位に終わった。チャンピオンズリーグ出場権を逃し退団することになった。

<コメント>
  混迷を極めたサッカー日本代表次期監督問題。スペイン人の大物指導者の名前が浮かんでは消え、最後も契約合意に達したのがペケルマン氏なのかザッケローニ氏なのか、スポーツ紙によって見出しが分かれたが、最終的にはイタリアの名将、ザッケローニ氏が次期日本代表監督に就任すると言う事で決着した。

  これまで名前が挙がったのが殆どがスペイン出身の指導者だっただけに、結果を聞いて意外な気がした。先日、代表発表の会見に出席した原技術委員長の疲労に満ちた表情が外国人指導者を招聘する事の難しさを物語っており、日本が南アフリカ大会でベスト16に進出したとは言えまだ世界から、特にヨーロッパからは、まだ「サッカー発展途上国」と認識されていると言う事を改めて思い知らされた。

  上に書いたようにザッケローニ氏は、これまでの日本代表監督と比べても申し分ない経歴の持ち主である事は確かだ。これまでの選考過程を見ると決して本命ではなかったのかも知れないが、イタリアでは異質と言える、ザッケローニ氏が標榜する攻撃的なサッカーは2014年W杯ブラジル大会に向けてそれを目指す代表のコンセプトとも合致し、当時世界最高峰と称されたセリエAで弱小クラブを3位に導いた手腕も評価されたのだろう。9月4日、7日に行われる再出発となる親善試合にベンチには座らないものの、お披露目が出来ると言う事で協会側としては一応、格好を付けた形となった。

   しかし輝かしい経歴がある一方で、これまでの外国人監督と違い日本を含めてアジアに余り精通していない事、契約期間が短い事(2年プラスオプション2年と言う話が本当ならば)、ACミランを退いてからは、これと言った実績を残していない事(イタリアでは既に「過去の名将」と言われているらしい)等、不安材料も無い訳ではない。特に契約期間が事実だとすると、最初の2年はアジア各国が相手であるケースが多くなるが果たして対応出来るのか。オプション2年のイニシアチブが協会側にもし無いのだとすると、同氏が残した産物を生かせないまま、違う指揮官でW杯ブラジル大会を迎える可能性もある。日本が世界で戦う為に、ザッケローニ氏がどのような「武器=(戦術)」を引っ提げ、サポーターに見せてくれるのか。まずは明日(31日)の就任会見でどのような事を語るのか。興味を持って聞いてみたい。
   
  何はともあれ次期日本代表の指揮官はようやく決まった。これからアジアへ、そして世界へ向けて「ザッケローニジャパン号」の航海が始まる。











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2010年08月27日

船長なき船出!! 新たな船は無事進水出来るのか?  【サッカー 新生日本代表発表】

  日本サッカー協会は、27日、キリンチャレンジカップ2010のパラグアイ戦、グアテマラ戦に出場する日本代表23名を発表した。
  W杯メンバーからは、代表引退の意思を表明している中村俊輔選手(横浜F・マリノス)、故障中の大久保嘉人選手(ヴィッセル神戸)らが外れ、香川真司選手(ドルトムント/ドイツ)、乾貴士選手(セレッソ大阪)ら若手がメンバー入りした。
  海外組からは、本田圭佑選手(CSKAモスクワ/ロシア)ら8名が招集された。

  キリンチャレンジカップ2010のパラグアイ戦は9月4日に横浜国際競技場で、グアテマラ戦は7日に長居スタジアムで行われる。


【パラグアイ戦、グアテマラ戦日本代表メンバー】
◎GK
楢崎正剛(名古屋グランパス)
川島永嗣(リールス/ベルギー)

◎DF
中澤佑二(横浜F・マリノス)
田中マルクス闘莉王(名古屋グランパス)
駒野友一(ジュビロ磐田)
岩政大樹(鹿島アントラーズ)
栗原勇蔵(横浜F・マリノス)
長友佑都(チェゼーナ/イタリア)
槙野智章(サンフレッチェ広島)
内田篤人(シャルケ04/ドイツ)

◎MF
橋本英郎(ガンバ大阪)
遠藤保仁(ガンバ大阪)
中村憲剛(川崎フロンターレ)
松井大輔(グルノーブル/フランス)
今野泰幸(FC東京)
長谷部誠(ボルフスブルク/ドイツ)
藤本淳吾(清水エスパルス)
細貝萌(浦和レッズ)
本田圭佑(CSKAモスクワ/ロシア)
乾貴士(セレッソ大阪)
香川真司(ドルトムント/ドイツ)

◎FW
岡崎慎司(清水エスパルス)
森本貴幸(カターニア/イタリア)

太字はW杯南アフリカ大会代表メンバー


<コメント>
  次期監督問題で揺れるサッカー日本代表。W杯後、最初の公式戦となるパラグアイ、グアテマラ戦のメンバーが決まった。海外組を含むW杯南アフリカ大会代表メンバーをベースに新メンバー数名を加えた新生日本代表。代表監督が決まらない事で当初、選手を送り出す事に難色を示していたナビスコ杯で勝ち残っているクラブからも選出された。W杯南アフリカ大会が終わって日が浅い事から、その時と大幅な変更がないのは当然の事かも知れない。それとFWの人数が少ないのが気になるが、本田選手を再びFWで起用或いは1トップの布陣を念頭に置いているのだろうか。

  選手側からしてみれば、監督不在でチームコンセプトがはっきりしない中での試合。どこにモチベーションを持っていけば良いのか難しい試合になりそうだ。救いはパラグアイのメンバーの半数がW杯経験者と言う事で、一応リベンジの舞台は整ったと言う事だろうか。

  4年後のブラジル大会に向けて船長不在の中で迎える船出の時。幸先良いスタートを切る事を期待したい。

 






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2010年08月25日

迷走する「次の船長」選び!! 取り敢えず原ジャパンの誕生?   【サッカー 次期日本代表監督】

   サッカーの次期日本代表監督の人選が難航している問題で、日本サッカー協会の原強化担当技術委員長は24日、交渉経過について東京都内で記者会見し、9月4日のパラグアイ戦と7日のグアテマラ戦の指揮を原技術委員長が代行として務めることを明らかにした。
   原技術委員長はこれまでの交渉でギリシャ1部リーグのオリンピアコス監督に就任したバルベルデ氏と、スペイン1部リーグのレアル・マドリード前監督ペジェグリニ氏に断られたことを明かした上で、複数の候補者から最終回答を待っている現状を説明した。
   また、2012年ロンドン五輪出場を目指すチームは、日本代表コーチを務める日本人指導者が率いるとの考えを示した。 

<コメント>
   W杯南アフリカ大会でベスト16入りし次に期待が持てる結果となった事もあり、「ポスト岡田」が誰になるのか注目されたサッカー日本代表。岡田監督が退任した時は、お盆を過ぎた頃に新監督、代表メンバーも決まり、パラグアイとのリベンジマッチの舞台が整うだろう、と思っていたサポーターは多かった。まさか、新生○○ジャパンの船出が迫ったこの時期になっても船長が決まらない事態になるとは・・・。
 回答待ちの候補者がいるとは言え、最終的にどのように決着するのか見通しが立たないこの段階で述べるのは適切ではないのかも知れないが、ここまで長引くと外国人監督ありきで始まった今回の監督の選考は最初から無理があったような気さえする。
   歴代の外国人監督は、短命に終わったファルカン氏や、W杯日韓大会の時に指揮を執ったトルシエ氏を除けば、日本のクラブに何らかの形で関わった経験を有した人物である。トルシエ氏にしても名古屋を指揮したベンゲル氏の推薦があり就任している。

  今回の事態は、日本がW杯で目覚ましい躍進を遂げたとは言え、サッカー界の中心であるヨーロッパから見れば日本はまだまだ僻地であり、W杯での成績はあくまでサプライズの一つだったに過ぎないと言う印象を持たれていると事を改めて浮き彫りにしたと言える。日本に縁もゆかりもないヨーロッパ出身の指導者が年単位となるであろう長い期間、中心から外れる事はかなり勇気がいる事であり万が一、失敗すればキャリアに大きな傷が付くと受け取られているのだろう。
 W杯ブラジル大会までは4年あるが、9月の2試合の後もテストマッチが組まれ、来年はアジア杯、ブラジル大会予選と代表のスケジュールもびっしりと組まれている。他国の代表は既に次の目標に向けて始動している。
  理想を追い求める事、それに適う監督を選ぶ事は確かに重要だ。そう言う点では、交渉の手法に問題はあったにしろ、原技術委員長のこだわる姿勢は評価出来る。しかし時間が限られている以上、どこかで一旦区切りを付けなければならないのも事実だろう。これ以上進展が見込めないのであれば、当面はアジア各国が相手と言う事を考え、時間の掛かる大物釣りよりも、まずは選手を熟知しているJクラブ指導経験者に任せると言う手があっても良いような気がする。代表の体制が決まらないと影響を受けるのは、Jリーグ、ナビスコ杯、天皇杯とタイトなスケジュールをこなす中、選手を送り出すクラブであり、何より選手自身である。選手、クラブ、協会に軋轢が生じるような事態だけは避けるよう(既に協会に不信感を抱いているクラブもあるようだが)、協会が危機感を持って対応して欲しい。











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2010年08月22日

強かった春のチャンピオン!! 「筋書きのないドラマ2010夏」終幕!!【高校野球 第92回全国高校野球選手権大会】

  第92回全国高校野球大会第15日。大会最終日となる21日に決勝戦が行われ、興南(沖縄)が13−1で東海大相模(神奈川)を下し、初優勝を成し遂げると共に春夏連覇を果たした。春夏連覇は史上6校目。1998年、松坂投手(現レッドソックス)を擁した横浜以来。
  興南は0−0で迎えた4回裏、四球をきっかけに連打で7得点を奪うと続く5、6回にも追加点を挙げ一気に引き離した。先発の島袋投手は打たせて取るピッチングで東海大相模打線を1点に抑えた。
  一方、40年ぶりの優勝を目指した東海大相模だったが先発した一二三投手は連戦の疲れからか精彩を欠き中盤に打ち込まれ、前の試合まで強打を誇った打線は9安打を放つものの1得点に終わった。


【大会第15日試合結果】
◎決 勝
東海相模0 0 0  0 0 0  1 0 0  1
 興  南0 0 0  7 1 5  0 0 x  13
(興南は初優勝)

<コメント>
  全国約4千校が参加し6月に沖縄で幕を開けた今大会は、春のセンバツ大会を制し、各校の厳しいマークを受けながら勝ち進んだ沖縄の興南高校が夏も頂点に立って幕を閉じた。

  今風に言うと「ヤバイ」と言う言葉が当て嵌まるだろうか。この代の興南は春夏通じでとにかく強かった。形容する言葉としてはそれ位しか見つからない。春のセンバツで優勝し各校のマークが厳しくなる中で、仕切り直して夏も甲子園に戻って来た。各校が興南の背中を追い続け、追い越しそうな高校も現れたが、それらの追随を許さず夏も制したのは見事の一言に尽きる。
  
  春夏連覇と言えば松坂投手擁する横浜高校が思い出される。あの時のメンバーは松坂投手含めその後プロに進んだ選手が何名かおり、選手個人の質が高かった。今回の興南は選手個人と言うよりもチーム一丸となって戦っている印象があった。島袋投手がクローズアップされていたが、他の選手もやるべき事をしっかり把握し、劣勢でも慌てない戦いぶりはこれまでの沖縄の高校にはない「大人のチーム」の雰囲気があった。スイッチが入ると傘にかかって相手をねじ伏せる攻撃力も圧巻だった。

  一方、敗れはしたが東海大相模の躍進も忘れてはならない。もしかしたら甲子園で勝ち抜くよりも難しいと思われる神奈川県予選。ここ数年、破れそうで破れなかった壁を乗り越えて、33年ぶり甲子園に姿を見せて決勝までコマを進めた。エースの一二三投手は、注目されていたプロからの評価が下がる可能性があるリスクを承知でフォームを変えて甲子園に戻って来た。並大抵の努力ではなかったはずである。最後を飾る事は出来なかったが、今後の野球人生にきっと役立つ事だろう。

  決勝で対戦した興南と東海大相模のチーム力にさほど大きな差はなかったと思う。しかし結果的には大差が付いてしまった。今大会は大差の付く試合が比較的多かったが、この試合のように毎回得点を重ねて大差になるのではなく、早実×中京大中京で見られたように1つのイニングで大量得点が入ってこのような結果になる傾向が見られた。高校野球の面白い所であり、プレー、指導している側としては怖さでもある。

  熱戦が繰り広げられた大会も終わってみれば春のチャンピオンが実力をいかんなく発揮して幕を閉じた「筋書きのないドラマ2010夏」。まだ暑い日が続いているが、開幕した頃よりも空が高くなったような気がする。秋は確実に近付いてきている。
  2011年、華やかな舞台に立つ為の戦いが始まっている地区もある。来年の春そして夏に主役を担うのはどんなチーム、選手なのかに思いを馳せつつ(出来れば、来年こそは我が故郷の東北地方に優勝旗が渡って欲しいと思いつつ)「筋書きのないドラマ2010」を終わりにしたいと思う。














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2010年08月21日

栄冠はどちらに?「筋書きのないドラマ2010夏」いよいよファイナル!!  【高校野球 第92回全国高校野球選手権大会】

  第92回全国高校野球選手権大会第14日。準決勝2試合が20日、甲子園球場で行われ、興南(沖縄)と東海大相模(神奈川)が勝ち、決勝にコマを進めた。

  準決勝第1試合の興南(沖縄)×報徳学園(兵庫)。序盤に5点を奪われた興南だが中盤、打ちあぐねていた報徳学園の大西投手を攻略し徐々に点差を詰め、7回に逆転した。

  今大会注目の東海大相模一二三投手、成田の中川投手の投げ合いとなる可能性もあったは第2試合は、連戦の疲れからか両投手とも制球に苦しみ点の取り合いとなった。結局、全員安打で成田のエース、中川投手を打ち込んだ東海大相模が勝利を収めた。

  春夏連覇を狙う興南か。それとも40年ぶりの優勝を狙う東海大相模か。大会最終日となる21日に深紅の大優勝旗を懸けて決勝が行われる。


【大会第14日試合結果】
興 南 0 0 0  0 3 1  2 0 0  6
報 徳 1 4 0  0 0 0  0 0 0  5

東海相模 2 0 1  0 4 3  0 0 1  11
成  田  0 0 5  1 0 0  0 1 0   7


【大会第15日対戦カード】
◎決 勝
興 南(沖 縄)×東海大相模(神奈川) (13時試合開始予定) 

<コメント>
  各都道府県の代表49校が深紅の大優勝旗を目指して熱戦を繰り広げてきた夏の全国高校野球もいよいよファイナルを迎えた。
  
  そのファイナルの舞台に立つのは、春夏連覇の偉業に挑む興南(沖縄)と激戦区神奈川を勝ち抜き33年ぶりに聖地に戻って来た東海大相模(神奈川)の2校。
  春以降、厳しくなった各校のマークをかいくぐりここまで辿り着いた沖縄の興南。圧倒的な強さで勝ち抜いたと言う印象は余りないが、ここぞと言う時の集中力と、決して本調子とは言えないながらも要所を締めて来たエース島袋投手のマウンドさばきを見ていると、この世代の中では完成度が最も高いチームと言えるだろう。
  一方、東海大相模が春以降、投球フォームを変えた一二三投手がクローズアップされた。この大会はフォームを変えて間もない事もあってか、好不調の波が激しかったが、打線がそれをカバーする活躍を見せた。

  さて、決勝の舞台。ここまでほぼ1人で投げて来た互いのエースの疲労度と好調な打線を考えると、点の取り合いになる事が予想される。序盤に苦しむ傾向にある興南の島袋投手を、早い回から東海大相模が攻略するような試合展開になれば最後まで縺れる可能性がある。逆に興南が先手を奪うようだと、グッと連覇に近づくと言えるだろうか。春のセンバツでは注目されながら、その時は明暗を分ける結果となった両エースがどこまで我慢出来るかもポイントになりそうだ。

  全国およそ4千校が参加して行われた「筋書きのないドラマ2010夏」。残った2校が果たしてどのようなシナリオを描くのか。どちらも悔いのない試合をして欲しいと思う。













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2010年08月19日

お久しぶりのベスト4!!あと二つの山を越えると見える頂点!!そこに描かれる「筋書のないドラマ」は果たして・・・?  【高校野球  第92回全国高校野球選手権大会】

  第92回全国高校野球選手権大会第13日。準々決勝残り2試合が行われ、東海大相模と報徳学園が勝ち、ベスト4に名乗りを上げた。東海大相模は40年ぶり、報徳学園は29年ぶりの準決勝進出。
  第1試合は、初回に先制点を挙げた東海大相模がその後も追加点を奪うと、投げては一二三投手が九州学院打線を3点に抑え寄せつけなかった。
  続く第2試合は接戦の末、報徳学園が継投で逃げ切り新潟明訓を下した。

  大会14日目となる20日は準決勝2試合。興南×報徳学園、成田×東海大相模の試合が行われる。


【大会第13日試合結果】
◎準々決勝
東海相模 101 020 024 |10
九州学院 000 000 030 | 3

報徳学園 001 000 010 | 2
新潟明訓 000 000 010 | 1
  
【大会第14日対戦カード】
◎準決勝
1.興 南(沖縄)×報徳学園(兵庫)
2.成 田(千葉)×東海大相模(神奈川)

<コメント>
  深紅の大優勝旗を懸けた92回目の「筋書きのないドラマ」、夏の全国高校野球も残す所、あと2日となった。既に一部の地区では来春のセンバツ大会を目指す戦いが始まっている。例年以上に暑かった今年の夏。そしてこの後も残暑厳しい日が続くと思う。しかし毎年の事ではあるが夏の高校野球の終わりが、少しずつ秋の訪れを感じさせるような気がして何となく物悲しい気分になる。

  ある地方新聞のコラムに、かつて何度も甲子園で采配を振るい準優勝の経験もある元指導者の方がこんな事を語っている記事を見つけた。
  夏の大会を勝ち抜く条件は組合せ、それも対戦相手ではなく日程。具体的には第4試合の多い少ないが左右するそうだ。第4試合は、前の3試合の進み具合を見ながら調整する必要があり、長時間の緊張を強いられ、かなり重い負担になると言うのである。負けたら終わりの一発勝負。確かに一理あるような気がする。
  そこでベスト4に進出した高校のこれまでの戦績を調べてみると、昨夏も甲子園を経験している興南は4試合中2試合で第4試合が割り当てられていたのはさておき、夏の甲子園大会を経験していない選手が殆どの他の3校は、成田が4試合中1試合、他の2校(東海大相模、報徳学園)は経験せずにベスト4にコマを進めた。単なる偶然かも知れないが、深紅の大優勝旗を手にする為には日程の運不運も関係すると言う事だろうか。

  さて、頂点まで残す山はあと2つ。踏破に挑む4校は、興南42年ぶり、成田58年ぶり、東海大相模40年ぶり、報徳学園29年ぶりと何れも久し振りのベスト4進出となり、オールドファンにとっては懐かしい顔触れが揃った。終わりに近付いている「筋書きのないドラマ2010夏」。果たしてフィナーレは、どのようなシナリオになるのだろうか。











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2010年08月17日

旋風再びか?まだまだ終わらない「雪国&南国の夏」!! 【高校野球 第92回全国高校野球選手権大会】 

   第92回全国高校野球選手県大会第11日は17日、3回戦残り4試合が行われた。
   この内、東京対決となった関東一×早稲田実の一戦は点の取り合いとなったが、関東一が早稲田実のエース、鈴木投手を打ち崩し、終盤追い上げを見せた早稲田実をかわして25年ぶりにベスト8にコマを進めた。
   この他、好投手中川投手擁する成田が北大津に逆転で勝って58年ぶり、地元報徳学園、春夏連覇を狙う興南も順当に勝ちベスト8に進出した。
   準々決勝は18日、19日に2試合ずつ行われる。

【大会第11日試合結果】
◎3回戦
成 田 000 000 501 | 6
北大津 102 000 020 | 5

早 実 000 200 103 | 6
関東一003 020 41X |10

報徳学 002 112 205 |13
佐賀学 010 001 030 | 5

仙育英 010 000 000 | 1
興 南 211 000 00X | 4

【準々決勝組合せ】
◎18日の試合
関東一(東東京)×成田(千葉)
興 南(沖縄)×聖光学院(福島)

◎19日の試合
九州学院(熊本)×東海大相模(神奈川)
報徳学園(兵庫)×新潟明訓(新潟)


<コメント>
   甲子園球場で15日間に渡り行われている夏の全国高校野球。大会も終盤に差し掛かりベスト8が出揃った。

   今大会前半は九州勢の活躍ぶりが目を引いたが、同じ九州勢同士の争い、いわゆる潰し合いの試合もあって残ったのは、興南と九州学院の2校となった。それ以上に目立つのが関東以北の高校の勝ち残り。特に昨年に続いて残った新潟勢(新潟明訓)や福島勢(聖光学院)と言った、かつて「雪国のハンデ」と言うレッテルを貼られ、高校野球で決して強くない地域の高校が大阪や福岡等、激戦区を勝ち上がって来た高校を接戦或いはソツのない野球をして下しベスト8にコマを進めて来た事が特徴として挙げられるだろう。
  新潟明訓の監督が試合後、「昔と違い交通網が発達して遠征しやすい環境となった今、雪等を言い訳にして負ける事が出来ない環境になった。」と語っていた新聞記事を見た。北海道の駒大苫小牧や公立の佐賀北が優勝してから、上に書いた「〜のハンデ」と言うようなフレーズは死語となりつつあると共に、今大会の新潟明訓等の躍進は、かつて存在した地域間の格差が無くなって来ている事を示している。それとシーズンオフの対外試合が禁じられている事も影響しているだろう。
  指導者の情熱、選手の努力、ライバルの存在があればどのチームでも深紅或いは紫紺の優勝旗を手にする事が出来うる時代になったと言えるのかも知れない。

  さて、深紅の大優勝旗を得る為に乗り越えなければならない山は後3つ。春夏連覇か。地域及び学校を含めた悲願の初優勝か。それとも好投手擁する伝統校の手に渡るのか。「筋書きのないドラマ2010夏 〜第2幕〜」は、いよいよクライマックスを迎えようとしている。











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2010年08月16日

週替わりの天下の座!!駿府→尾張と来て次は何処?  【サッカー JリーグJ1第18節結果&次期代表監督】

  サッカーのJリーグJ1の第18節が13〜15日行われた。
  熾烈なトップ争いを演じている清水エスパルスと名古屋グランパス。名古屋はW杯日本代表の玉田選手の2ゴール等で浦和を下したが、横浜FMと対戦した清水は、同じく日本代表だった横浜FM中村選手のFK等で2失点を喫し敗れた。
  この結果、名古屋が清水をかわして今シーズン初めて首位に立った。3位の鹿島アントラーズはFC東京と引き分け。無敗の快進撃を続けてきたアルビレックス新潟がモンテディオ山形に敗れ、無敗記録は11試合で途絶えた。 
  JリーグJ1は名古屋、清水、鹿島の3強を川崎、大阪勢が追い上げる展開となっており、上位争いは混戦になりつつある中で8月17日、18日に19節を迎える。 


【JリーグJ1第18節試合結果】
山形 1-0 新潟
神戸 0-0 湘南
清水 1-2 横浜FM
仙台 1-3 G大阪
鹿島 1-1 F東京
名古屋 3-1 浦和
大宮 0-0 磐田
京都 0-1 C大阪
川崎F 2-0 広島

左側がホームチーム

【J1順位表(8月15日終了時点)】
1名古屋   38
2清 水    36
3鹿 島    35
4川 崎   32
5C大阪   30(得失点差+11)
6G大阪   30(得失点差+10)
(中 略)
14大 宮   18(得失点差−4)
15磐 田   18(得失点差−8)
16仙 台   14
17湘 南   13
18京 都   10

チーム名右側の数字は勝ち点


<コメント>
  サッカーのJリーグは折り返し地点を過ぎて後半戦に突入した。この後の十数試合で、優勝争い等、色んな運命が決まる。

  清水エスパルスがトップに立ち始まった後半戦。だが、その天下は短く隣県の県庁所在地をホームタウンとしている名古屋グランパスがその座を奪った。上記2クラブと鹿島アントラーズに加えて川崎フロンターレ、CG大阪の関西勢も迫って来ており、優勝争いは混沌となりつつある。

   第18節で目立った活躍をしたのが、先に行われたW杯南アフリカ大会で日の丸を付けて戦った岡田ジャパンのメンバー。追われた古巣との対戦に思いを馳せた闘莉王選手、南アフリカの地で余り輝けなかった玉田、岡崎選手が得点を決めて次の代表に向けてアピールした。そして南アフリカ大会を最後と位置付けながら代表チームの方針転換もあってか、活躍の場を与えられなかった横浜の中村俊輔選手が久々に輝きを見せた。試合開始早々の先制点のアシスト、そして試合を決めたFKと、黄金の足はまだ錆び付いていないと言う所を見せ、首位の清水を沈めた。
  
  W杯終了後、代表から退く事を示唆した中村選手。ピークは過ぎてしまったのかも知れないが、まだ老け込む年齢でもない。代表監督の方針次第でまだ活躍の場があるような気がする。もう一度代表に名を連ねる位の活躍を見せて欲しい。
 
  ところでその次期日本代表監督。予想以上に難航しているようで、協会も人選等で見通しが甘かった事を認めた。9月4日のパラグアイ戦は代行監督になる模様である。W杯で決勝トーナメントに進出し、高まった機運に水を差す結果にならなければ良いのだが・・・。






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2010年08月13日

各国代表始動!! いよいよ始まった「Road To Brazil」!! 【サッカー 国際親善試合】

  サッカーの国際親善試合が10日、11日と各地で行われ、2014年W杯ブラジル大会へ向けて各国が始動した。
  先月行われたW杯南アフリカ大会で共にグループ最下位と言う不本意な結果に終わったフランスとイタリアは共に敗れ、新体制のスタートを白星で飾る事が出来なかった。
  この他W杯南アフリカ大会の3強、王者スペイン、2位オランダ、3位ドイツは何れも引き分け。ブラジル、アルゼンチンは白星スタートとなった。
  代表監督問題が大詰めを迎えている日本代表は9月4日に横浜で行われるパラグアイ戦で2014年W杯に向けてスタートを切る。


【主な国際親善試合結果(10、11日実施分)】
コートジボワール 1−0 イタリア
ブラジル  2−0 アメリカ
メキシコ  1−1 スペイン
ウクライナ 1−1 オランダ
アルゼンチン1−0 アイルランド
イングランド2−1 ハンガリー
ノルウェー 2−1 フランス
デンマーク 2−2 ドイツ

<コメント> 
   サッカーのW杯が終わっておよそ1ヶ月半が過ぎた。大会前、或いは大会期間中は連日のようにニュース等で取り上げられていたが、大会が終わった今、その事を話題にする記事を目にする事は無くなった。各国代表は既に4年後の大会に向けて始動しており、ついこの間終わったばかりの宴はまるで遠い昔話だったかのようである。

  11日は国際Aマッチデーだった事もあり、世界各地で親善試合が行われた。南アフリカで受けた屈辱を晴らすべく、指揮官始めスタッフを一新したイタリアとフランスは、初陣を飾る事が出来なかった。
  この他EURO2012が終わるまでは同じ体制と思われるW杯王者スペイン、2位オランダ、3位だったドイツは何れもドロー発進となった。
  この時期、ヨーロッパ各国は国内リーグ戦を控えており、どの代表チームもベストのメンバーを揃えてのW杯明け初戦とはいかなかったようだ。4年後或いはEURO2012へ向けて暫くは現有メンバーを使いつつ、新戦力を発掘する作業が続く事になるだろう。

  一方、来月4日にパラグアイとのリベンジマッチを控える日本代表。ここに来てようやく新たな指揮官の顔が見えて来た。どうやら来週発表されるようである。噂されているスペイン人が就任すれば、岡田ジャパンが指向したディフェンス重視のサッカーから脱却し、攻撃型のチームを目指す可能性が高い。徐々にだとは思うが、メンバーも入れ替わるだろう。果たして次の代表に誰が選ばれるのか。

  世界中の人々が熱狂したW杯南アフリカ大会が終わっておよそ1ヶ月半。アジアでは早くも次の開催地であるブラジルを目指す戦い(W杯アジア3次予選)が来年9月から始まり、ヨーロッパでもブラジル大会を占う上で重要なEURO2012予選の熱戦の火蓋が切られている。長いようであっという間に過ぎるような気がする4年。その時世界の中心に位置するのはどの国なのか。そしてニューヒーローは誕生するのか。「Road To Brazil」はもう始まっているのである。

















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2010年08月12日

勝利の女神の心は気紛れ?息詰まる熱戦に潜んでいた落とし穴!!  【高校野球 第92回全国高校野球選手権大会】

  第92回全国高校野球選手権6日は12日、2回戦4試合が行われ土岐商(岐阜)、聖光学院(福島)、履正社(大阪)、西日本短大付(福岡)が勝利を収め3回戦にコマを進めた。一方、八頭、広陵が敗れた事により中国勢が全チーム初戦で姿を消した。
  この内、第2試合の聖光学院(福島)×広陵(広島)の一戦は聖光の歳内、広陵の有原両投手の投げ合いとなったが、7回裏に振り逃げで得た1点を守り切った聖光学院が選抜ベスト4の広陵を破った。また関西勢同士の対戦となった第3試合は、ソツのない攻撃で得点を重ねた履正社(大阪)が強打を誇る天理高(奈良)を下した。
  大会第7日が行われる13日は2回戦4試合が行われる。第3試合で山形中央(山形)が登場し、参加49校が全て甲子園に姿を見せる事になる。


【大会第6日試合結果】
◎2回戦
 八 頭 0 0 0  0 0 1  0 1 0  2
土岐商 3 2 0  0 3 1  5 1 x  15

  広 陵 0 0 0  0 0 0  0 0 0  0
聖光学院 0 0 0  0 0 0  1 0 x  1

 天 理 0 0 1  0 0 0  0 0 0  1
履正社 1 1 0  0 2 0  0 0 x  4

    日  川 0 0 0  0 0 0  0 2 0  2
西日本短大付 0 1 0  0 2 0  0 4 x  7


【大会第5日試合結果】
◎1回戦
延岡学園 5―4 大分工
開  星 5―6 仙台育英
◎2回戦
東海大相模 10―5 水城


【大会7日目試合予定】
◎2回戦
京都外大西(京都)× 新潟明訓(新潟)
能代商(秋田)× 鹿児島実(鹿児島)
山形中央(山形)×九州学院(熊本)
成田(千葉)×八戸工大一(青森)

<コメント>
  連日熱戦が繰り広げられている夏の全国高校野球大会は2回戦に突入した。
  大会6日目の第2試合では選抜ベスト4、プロ注目の有原投手擁する広陵が登場した。相手は3年前のこの大会で広陵に敗れ、その時のリベンジに燃える聖光学院。
  試合はエース同士の投げ合いとなる、息詰まる熱戦となった。このような膠着状態の続く試合の時に限ってあっけない形で下馬評の低いチームに先制点が転がり込んで決着するものだが、この試合も振り逃げと言う、まさに意外な形で下馬評の低かった聖光学院に先制点が転がり込んで来た。2年生エース、歳内投手がその後の広陵打線の攻撃を抑えて聖光学院がリベンジを果たした。
  一方、広陵の有原投手は被安打4、無四球とほぼ完璧なピッチングだっただけに、先制点を許した「あの1球」が悔やまれる結果となった。

  5日目の開星(島根)×仙台育英(宮城)でも、9回2死までリードしていた開星がまさかの落球で勝利を手にする事が出来なかった。ゲームセットの声を聞くまで、どちらに微笑むか分からない甲子園に棲む「勝利の女神」。前回の記事でも書いたが最後のワンプレー、最後の1球を大事にする事の大切さを実感させられる試合が続いている「筋書きのないドラマ2010夏」なのである。














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2010年08月11日

ピンチの後に・・・1本のホームランが・・・1つのプレーが流れを変える、それが「筋書きのないドラマ」!! 【高校野球  第92回全国高校野球選手権】

  第92回全国高校野球選手権大会第4日が10日、甲子園球場で行われ、春夏連覇を目指す興南(沖縄)や報徳学園(兵庫)等が勝って2回戦にコマを進めた。

  今春行われた選抜大会を制し、今大会も優勝候補の一角である興南は先発の島袋投手が制球に苦しんだものの、鳴門打線を7回を無失点に抑えると打線も後半、相手投手陣を捕らえて9−0と連覇に向けて好スタートを切った。
   
  大会5日目は11日、延岡学園×大分工など3試合が行われ第3試合から2回戦に突入する。


【大会第4日試合結果】
◎1回戦
  砺波工 0 0 0  0 2 0  0 0 0   2
報徳学園 0 0 0  1 1 1  0 0 X  3

いなべ総合 0 0 0  0 0 0  0 0 0   0
福井商   0 0 0   0 6 0  0 0 X   6

 本庄一 0 0 0   0 0 2  0 0 0   2
明徳義塾0 0 0   0 0 1  3 2 X   6

鳴 門0 0 0   0 0 0  0 0 0   0
興 南0 3 0   0 0 4  2 0 X   9


【大会第5日試合予定】
◎1回戦
延岡学園(宮崎)× 大分工(大分)
開 星(島根)× 仙台育英(宮城)
◎2回戦
東海大相模(神奈川)× 水城(茨城)

<コメント>
  夏の全国高校野球選手権大会は大会4日目を迎え、早くも日程の3分の1を消化しようとしている。
  第4試合に春夏連覇を目指す沖縄の興南が登場した。ラジオで試合の模様を聞いていたが、春の選抜大会制覇の立役者の1人である島袋投手は制球に苦しんでいたようで、再三ランナーを背負っていた。それでも要所を締め相手にホームを踏ませないあたりはさすがである。打線も鳴門高校の守備のミスに乗じ9点を挙げ健在ぶりを見せた。島袋投手の出来が今後のカギとなりそうだが、まずは好スタートを切ったと言えるだろうか。

  その興南と2回戦で対戦する明徳義塾は2点を追う6回裏に、代打で登場した座覇選手のホームランで試合の流れを引き寄せると、7回裏に前田選手が相手のセンターが目測を誤るラッキーな2塁打を放ち逆転に成功した。四国勢は早くも4校中、3校が姿を消した。最後の砦となった明徳義塾が春の王者にどう立ち向かうのか注目したい。
  その前の第2試合では、5回の満塁のピンチを切り抜けた福井商がその裏の攻撃で一気に6点を挙げて試合を決めた。1つのプレーが試合の流れを変える。高校野球の面白さ、恐さを改めて実感した大会4日目だった。

  大会5日目。1回戦が終了し、いよいよ2回戦に突入する「筋書きのないドラマ2010夏」。この後、どんなドラマが生まれるのか楽しみである。


【私的2回戦の好カード】
  どの対戦カードも目が離せないが個人的には、前橋商×北大津早実×中京大中京を挙げたい。
  前者のポイントは、1回戦で好投した前橋商の野口投手が同じく1回戦で力強い打撃を見せた北大津の打線をどう抑えるか。後者は、2連覇を目指す中京大中京の森本投手と、1回戦で好投した早実の鈴木投手の投げ合いや伝統校を指揮する監督の采配振りに注目したい。








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2010年08月10日

ついに首位交代!! こちらも熱いぞ!!Jリーグ 【サッカー JリーグJ1】

  サッカーのJリーグJ1は折り返しとなる第17節が7日、8日行われた。
  首位攻防戦となった清水エスパルス×鹿島アントラーズの1戦は、2−1で清水が勝利を収め、13節で譲った首位の座を奪い返し再びトップの座に就いた。一方、鹿島は13節以来守り続けてきた首位の座から3位に転落した。この他、FC東京を下した名古屋グランパスが2位に躍り出た。

  サッカーJリーグJ1は18節が13日〜15日に各地で行われる。

【サッカーJリーグJ1第17節結果】
大 宮 3−0 湘 南
京 都 0−2 新 潟
清 水 2−1 鹿 島
仙 台 0−1 横浜FM
山 形 1−0 磐 田
広 島 0−2 G大阪
C大阪 0−0 川 崎
神 戸 1−0 浦 和
FC東京 0−1 名古屋

左側がホームチーム

【サッカーJリーグJ1順位表(第17節終了時点)】
 1 清 水  36
 2 名古屋  35
 3 鹿 島  34
 4 川 崎  29
 5 新 潟  28
(中 略)
16 仙 台  14
17 湘 南  12
18 京 都  10

チーム名右側の数字は勝ち点

<コメント>
  サッカーJリーグJ1は折り返しとなる第17節が7日、8日に行われた。これに関する記事を夜中に更新しようとしたが、メンテナンスに入ってしまった為、この時間に更新する次第である。
  
  甲子園球場では夏の全国高校野球が連日熱戦を繰り広げているが、JリーグJ1も首位争いを中心に熱い戦いが繰り広げられている。
  第17節注目の1戦となった清水エスパルス×鹿島アントラーズの1戦はホームの清水が多くチャンスを作って接戦を制し、第13節で奪われたトップの座を奪い返した。
  一方の鹿島は大事な首位攻防戦を落とし、13節から16節まで守っていた首位の座から陥落し3位となった。オリベイラ監督が前節退席処分に伴うベンチ入り停止となった上にマルキーニョス選手が負傷交代となった事が最後まで響いたと言えるだろうか。
  ただ名古屋グランパスを含めたトップ3の勝ち点差はそれぞれ1ずつ。その下に位置するC大阪や負けない新潟が虎視眈々と加わろうとしている上位争い。残留争いが懸かる下位も勝ち点差が詰まっており今後、上位も下位も後半戦に向けて更に熱い戦いが続きそうだ。我が故郷がホームタウンのベガルタ仙台がJ1に残れるかも個人的には気になる。

  ところで話は変わるが、大物も含めて色々と名前が取り沙汰されているが、未だに決まっていない「ポスト岡田監督」。9月4日のパラグアイ戦等、今年の国際Aマッチデーは他にも親善試合が組まれるようだが、果たしてベンチでタクトを振る指揮官が誰になるのか。かなり気懸かりな事態になりつつある。










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2010年08月08日

明暗分かれたプロ注目の好投手!! 「筋書きのないドラマ2010夏 〜第2幕〜」いよいよ開幕!!  【高校野球 第92回全国高校野球選手権大会】

    第92回全国高校野球選手権大会が甲子園球場で開幕し7日に開会式が行われた後、3試合が行われた。
    第1試合の九州学院(熊本)×松本工(長野)は、プロ注目の柿田投手を打ち込んだ九州学院が14−1で勝利を収め2回戦にコマを進めた。
    第2試合は、中川投手が14奪三振の力投を見せた成田(千葉)が関西の強豪、智弁和歌山(和歌山)2−1で下した。
  第3試合は4−4で迎えた8回に集中打で突き放した八戸工大一(青森)が8−4で英明(香川)を下した。

    第2日目の8日は1回戦4試合が行われる。

【第1日の結果】
◎1回戦
九州学院  332 400 020 14
 松本工   000 010 000  1

智弁和歌山 000 001 000  1
  成 田  000 020 00×  2

英 明    000 004 000  4
八戸工大一 000 040 04×  8

【2日目の対戦カード】
◎1回戦
北大津(滋賀)× 常葉橘(静岡)
前橋商(群馬)× 宇和島東(愛媛)
一関学院(岩手)× 遊学館(石川)
佐野日大(栃木)× 関東一(東東京)

<コメント>
  各都道府県予選を勝ち抜いた49代表が甲子園球場に集い、深紅の大優勝旗を目指し熱戦を繰り広げる92回目の真夏の祭典が始まった。過去、幾多のドラマを生み出したこの大会。今年は果たしてどんな「筋書きのないドラマ」が生まれるのか。

  昨日(7日)、開会式の後に行われた1回戦3試合。第1試合と第2試合では、共に予選で注目を集めた好投手が登場した。

  まず第1試合に登場した松本工の柿田投手。県予選を1人で投げ抜きプロからも注目された投手だが、初めて経験する独特の雰囲気に飲み込まれたのか、本人もチームも初回から浮き足立ってミスが目立ち、勢いのついた九州学院の猛打の前にどうする事も出来なかった。開幕試合の難しさや、初の全国の舞台で序盤の入り方がいかに大事なのかを思い知らされる1戦となった。
  続く第2試合では、こちらも千葉県予選で注目を集めた成田の中川投手が登場。伸びのある直球と曲がり鋭いスライダーで関西の強豪、智弁和歌山から14個の三振を奪う好投を見せ付けた。
  かくして大会初日に登場した注目の好投手は明暗の分かれる結果となった。
  そして第3試合で登場した八戸工大一。高校野球ファンならお分かりの方もいると思うが、今大会の前に出場した12年前に現在ソフトバンクで活躍する、当時鹿児島実のエースだった杉内投手からノーヒットノーランを喫した高校である。その後青森山田、光星学院に甲子園への道を阻まれリベンジの機会を得る事が出来なかったがそれ以来となる出場を果たし、そして甲子園初勝利を収めた。2回戦の相手は、好投手中川投手擁する成田。好投手相手にどんな攻撃を見せるのか注目したい。

  いよいよ始まった「筋書きのないドラマ2010夏 〜第2幕〜」。ファンの心を打つようなプレーが多く出る事を期待したい。








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2010年08月03日

夏期休暇のお知らせ

  いつも当ブログにアクセスして頂き有難うございます。

  8月4日〜7日の間、夏期休暇で旅行に出掛ける為、当ブログの更新を休止させて頂きます。宜しくお願い致します。
(但し、旅先で時間があれば更新したいと思いますが…。)
ラベル:夏休み 旅行 帰省
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2010年08月02日

「筋書きのないドラマ 2010夏」は役者が揃い第2幕へ・・・  【高校野球 地方予選など】

  第92回全国高校野球選手権大会の地方予選は1日、最後に残った大阪大会で決勝が行われ、履正社が3−0で大体大浪商を下し13年ぶり2回目の選手権大会出場を決めた。
  
  これで各都道府県の予選が全て終了し代表49校が出揃った。本大会は組合せ抽選が4日行われ7日から21日までの15日間に渡って(雨天の場合は順延)、甲子園球場で行われる。


【夏の全国高校野球地方予選決勝結果(1日実施分)】
◎大 阪
 履正社   1 0 0  0 0 0  0 0 2  3
大体大浪商 0 0 0  0 0 0  0 0 0  0
(履正社は13年ぶり2回目の選手権出場)

【第92回全国高校野球選手権大会出場校】
◎北北海道・・・旭川実(11年ぶり3回目)
◎南北海道・・・北 照(19年ぶり2回目)
◎青  森・・・八戸工大一(12年ぶり5回目)
◎秋  田・・・能代商(25年ぶり2回目)
◎岩  手・・・一関学院(8年ぶり6回目)
◎宮  城・・・仙台育英(2年ぶり22回目)
◎山  形・・・山形中央(初出場)
◎福  島・・・聖光学院(4年連続7回目)
◎茨  城・・・水  城(初出場) 
◎栃  木・・・佐野日大(9年ぶり6回目)
◎群  馬・・・前橋商(3年ぶり5回目)
◎埼  玉・・・本庄一(2年ぶり2回目)
◎千  葉・・・成 田(20年ぶり7回目)
◎東東京・・・・関東一(2年ぶり5回目)
◎西東京・・・・早稲田実(4年ぶり28回目)
◎神奈川・・・・東海大相模(33年ぶり8回目)
◎山  梨・・・日 川(30年ぶり3回目)
◎新  潟・・・新潟明訓(3年ぶり6回目)
◎長  野・・・松本工(初出場)
◎富  山・・・砺波工(初出場)
◎石  川・・・遊学館(5年ぶり4回目)
◎福  井・・・福井商(2年ぶり20回目)
◎静  岡・・・常葉橘(2年連続2回目)
◎愛  知・・・中京大中京(2年連続26回目)
◎岐  阜・・・土岐商(5年ぶり3回目) 
◎三  重・・・いなべ総合学園(初出場)
◎滋  賀・・・北大津(6年ぶり2回目)
◎京  都・・・京都外大西(3年ぶり9回目)
◎大  阪・・・履正社(13年ぶり2回目)
◎兵  庫・・・報徳学園(2年ぶり14回目)
◎奈  良・・・天  理(2年連続25回目)
◎和歌山・・・・智弁和歌山(6年連続18回目)
◎鳥  取・・・八 頭(7年ぶり7回目)
◎岡  山・・・倉敷商(3年連続9回目)
◎広  島・・・広 陵(2年ぶり20回目)
◎島  根・・・開 星(2年ぶり7回目)
◎山  口・・・南陽工(4年ぶり3回目)
◎香  川・・・英 明(初出場)
◎徳  島・・・鳴 門(15年ぶり6回目)
◎愛  媛・・・宇和島東(11年ぶり8回目)
◎高  知・・・明徳義塾(6年ぶり12回)
◎福  岡・・・西日本短大付(6年ぶり5回目)
◎長  崎・・・長崎日大(2年連続9回目)
◎佐  賀・・・佐賀学園(6年ぶり6回目)
◎大  分・・・大分工(17年ぶり3回目) 
◎熊  本・・・九州学院(10年ぶり7回目)
◎宮  崎・・・延岡学園(4年ぶり6回目)
◎鹿児島・・・・鹿児島実(2年ぶり17回目)
◎沖  縄・・・興 南(2年連続9度目)
太字は春夏連続出場校

<コメント>
およそ4千校が参加して行われた第92回全国高校野球選手権大会の地方予選。1日に大阪代表が決定し約1ヶ月半に及ぶ、甲子園を目指す戦いは幕を閉じた。決戦の舞台は甲子園に移り、各都道府県代表49校が今度は深紅の大優勝旗獲得に挑む。
今回の地方予選の結果を見ると、いわゆる甲子園常連校が圧倒的な強さを発揮したと言う試合は少なく、どの大会も接戦の試合が多かったように思う。昨年13校だった初出場校は今年は6校と減ったが、長らく甲子園から遠ざかっていた高校の出場が甲子園に戻って来る事、春は21世紀枠で出場した山形中央が夏は実力で甲子園行きのキップをもぎ取った事も特徴として挙げられるだろうか。
  逆に連続出場やセンバツに続いて出場する高校は少なく、改めて続けて本大会に出場する事、夏にトップコンディションを持って来る事の難しさを実感させられる大会だった。今回、惜しくも代表の座を逃し涙した高校、チャンスが残されている選手は、来年こそ笑顔で聖地の土を踏めるよう精進して欲しいと思う。

  さて92回目の真夏の祭典に参加する事を許された49校。2連覇を目指す中京大中京及び春夏連覇を目指す興南を先頭に古豪、新鋭校とバラエティーに富んだ顔触れとなった。いわゆる「甲子園常連校」が評判通りの強さを見せ付けるのか。それとも、佐賀北や日本文理のように旋風を巻き起こす高校は現れるのか。「筋書のないドラマ2010夏 〜第2幕〜」が間もなく幕を開けようとしている。














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2010年08月01日

勢力図が変わるか?高校バスケ界!! 2010年最初のビックタイトルを手にするのは果たして・・・   【バスケットボール インターハイ男子】

 沖縄で行われている2010年インターハイバスケットボール男子は31日、3回戦8試合が行われ、昨年暮れに行われたウインターカップ王者の明成(宮城)やその時の準優勝校福岡第一(福岡)等が勝ち進みベスト8にコマを進めた。


【インターハイバスケットボール男子3回戦結果】
八王子(東京) 75−57 延岡学園(宮崎)
新潟商(新潟) 78−70 岡山学芸館(岡山)
市船橋(千葉) 87−84 沼津中央(静岡)
明 成(宮城) 85−57 光 泉(滋賀)
京 北(東京)105−92 北 陸(福井)
福岡一(福岡) 92−65 佐賀北(佐賀)
能代工(秋田) 85−75 前橋育英(群馬)
東海大三(長野)78−69 藤枝明誠(静岡)

【準々決勝組合せ】
八王子×新潟商
能代工×東海大三
京北×福岡一
市船橋×明成

<コメント>
  高校スポーツの花形競技である高校野球は、選手権大会地方予選も終わりに近付き、49の代表校が深紅の大優勝旗を目指すべく8月7日から甲子園球場で戦いを繰り広げるが、高校スポーツの祭典を言えば毎年夏に行われるインターハイである。今年は「美ら島沖縄総体2010」と称し、沖縄県で各競技の日本一を目指す戦いが繰り広げられている。

  その中のバスケットボール男子はベスト8が出揃った。ここ数年と同じくの留学生がいる高校が強さを発揮している傾向は変わらないが、昨年のインターハイやウィンターカップと比べると今年のインターハイは少し顔触れが変わっている。高校野球の地方予選に関する記事でも書いたが、メンバーの代替わりがあり、公立校の場合は教員異動による指導者の交代が付き物の高校スポーツ。勢力図が変わっても不思議ではないのだがシード校の内、東海大会王者の藤枝明誠(静岡)、北信越王者の北陸(福井)、延岡学園(宮崎)、他にも各大会で上位争いをして来た洛南(京都)が相次いで敗れ、ベスト8に勝ち上がる事が出来なかった。(延岡学園は口蹄疫の影響で調整が難しかったようだが…)残った各校も決して見劣りする訳ではないのだが、そういった点では波乱の展開と言えるだろうか。

  さて残った8校。東北大会で凌ぎを削りウィンターカップに続く2冠目の獲得を狙う明成、昨シーズンはタイトル獲得に絡む事が出来なかった名門能代工、九州勢最後の砦となった福岡一の他、京北、市船橋などの関東勢、シード校を破り勢いに乗る東海大三、名門新潟商の北信越勢。今シーズン最初のタイトルはどの高校が勝ち取るのだろうか。





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