2010年06月16日

堅牢なはずの閂(かんぬき)に錆が…&歴史的ドローでグループFは混戦の様相?  【サッカー W杯グループリーグ】

  南アフリカで行われているサッカーのW杯グループリーグは、グループFが14日、15日行われた。
  この内、グループトップ争いをすると目されるイタリアとパラグアイの一戦は、互いに譲らず1−1のドロー。もう1試合スロバキア×ニューランドは、先制されたニュージーランドが後半ロスタイムに追い付きこちらも1−1のドロー。ニュージーランドは2度目のW杯出場で初めて勝ち点を獲得した。


【グループF試合結果(14日、15日)】

イタリア(1)  1−1  パラグアイ(1)

ニュージーランド(1) 1−1 スロバキア(1)

カッコ内の数字は勝ち点

<コメント>
  仮の話であるが日本が決勝トーナメントに進出した場合、このグループ上位2カ国のどちらかと対戦する。
  戦前の予想ではこのグループを突破するのはイタリアとパラグアイと言う声が多い。その両国が初戦でいきなり対戦した。試合は押され気味だったパラグアイがセットプレーから先制点を奪った。後半に入って前半以上に攻勢を掛けるイタリアは、CKからデ・ロッシ選手が同点ゴールを決めた。その後も攻め続けたイタリアだが、追加点を奪う事は出来ず1−1の引き分けに終わった。
  互いに痛みを伴わない結果となったが、イタリアの失点はセットプレーからと言うのが引っ掛かる。閂の番人、DFカンナバロ選手が競り負けての失点だけに今後に不安を残したと言えるだろう。これまで堅牢さを誇ってきた閂(かんぬき)だが錆が見え始めているのだろうか。更にもう1人の番人、GKブッフォン選手も怪我の為、途中交代となり復帰時期は未定との事。連覇を目指すアズーリに早くも試練が訪れようとしている。

  そしてこのグループでは草刈り場的な存在になると思われていたニュージーランドがスロバキア相手に後半ロスタイムに追い付いて、W杯初の勝ち点1を獲得すると言う歴史的快挙を成し遂げた。これで4カ国全てが勝ち点1でスタートを切ると言う、グループAと同じ状況となったグループF。イタリアのグループリーグ突破を疑う余地は少ないと思う反面、日本が勝った事で波乱の様相を呈しているグループE同様、何かが起きるような気がしてならない。











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posted by スポーツ職人201X at 02:02| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(2) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする