2010年06月15日

ライオンを黙らせた金狼の一発!! ついにベールを脱いだ?「新生SAMURAI BLUE」!!  【サッカー W杯グループリーグ】

 サッカーのW南アフリカ大会グループリーグのグループE2試合とグループF1試合の計3試合が14日行われた。
  この内、グループEでカメルーンと対戦した日本は前半39分に本田選手が決めた先制点を守り切って勝利を収め、勝ち点3を獲得した。
日本が海外のW杯で勝利を挙げたのはこれが初めてである。
  またグループEのもう1試合、オランダ×デンマークはオランダが2−0でデンマークを下し首位に立った。
  グループFではイタリア×パラグアイが行われ、先制されたイタリアが後半追いつき1−1の引き分けとした。

  初戦を白星で飾った日本代表は19日にオランダと対戦する。



【グループリーグ試合結果(14日分)】
◎グループE
日 本(3) 1−0 カメルーン(0)

オランダ(3)2−0 デンマーク(0)

◎グループF 
イタリア(1)  1−1  パラグアイ(1)

カッコ内の数字は勝ち点

<コメント>
  本番前の強化試合でことごとく負け続け、サポーターの失望感だけが増幅された中で迎えたカメルーン戦。
  しかし、これまでの不振がウソのように攻守にアグレッシブな動きを見せた日本代表が「不屈のライオン」を退け、貴重な勝ち点3を獲得した。
  先手を取る事が突破へのカギと言われるグループリーグ。内容はともかく、初戦をモノに出来たのは大きい。その要因はやはり先制点を取った事に尽きる。思いつきだったのか、それとも腹案だったのかは分からないが、急ごしらえの感は否めない本田選手をワントップとした布陣をこの試合でも採用した。しかしトップ下のサイドを任された大久保、松井両選手がドリブルで果敢に攻める姿勢を見せ、また効果的なクロスを上げる等、不安定とされる相手ディフェンスを霍乱させた。先制点もそのような動きを徹底して行った事から生まれた。この試合、特に前半は戦術が見事にハマッたと言えるだろう。
  後半は相手のパワープレーにひやりとさせられる場面があったが、ディフェンス陣が慌てる事無く対応していた。4年前は試合終了前にひ弱さを晒し逆転負けを喫したが、その教訓が生かされたと言えるだろうか。
  
  海外で行われるW杯で初勝利を挙げた日本。しかし「牙の抜けた」カメルーンには勝ったが、シュート数や後半に入って極端ではないにしろ運動量が落ちてラインが下がったのを見ると決して楽観出来る内容ではない。試合後、本田選手が言っていたようにまだ1つ勝っただけである。攻撃力のあるオランダ、高さがあり且つグループリーグ突破の術を知っているデンマークと、カメルーン以上の難敵が待ち構えている。グループリーグ突破へ向けてこれからが本当の勝負である。その勝負に生き返った(まだ半信半疑なのだが…)「SAMURAI」は残る事が出来るのだろうか。














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posted by スポーツ職人201X at 23:08| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(53) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする