2010年06月07日

これぞ「Blood Sports」の醍醐味!! 昭和の匂いを漂わせ春のマイル王に… 【競 馬 第60回安田記念結果】

   春のマイル王決定戦、競馬の第60回安田記念が6日、東京競馬場芝1,600mで行われ、8番人気のショウワモダンが最後の直線で抜け出し、スーパーホーネット等の後続馬の追撃をかわして初のGTタイトルを獲得。父エアジハードとの父子制覇を果たした。39戦目でのGTタイトル獲得はJRAでの史上最多キャリアの優勝。鞍上の後藤騎手は2002年の同レース、アドマイヤコジーンで制して以来のGTタイトル獲得となった。

   2着にはスーパーホーネット、3着にはスマイルジャックが入り1番人気に支持されたリーチザクラウンは見せ場なく14着に終わった。


【第60回安田記念競走成績】
1着 ショウワモダン    後藤浩輝   1分31秒7
2着 スーパーホーネット  藤岡佑介
3着 スマイルジャック   三浦皇成
4着 トライアンフマーチ  内田博幸
5着 サイトウィナー    ウィリアムズ

<コメント>
  東京競馬場、春の5週連続GTシリーズの最後を飾る安田記念を制したのは、前走、前々走と連勝してこのレースに臨んだ上がり馬、ショウワモダンだった。
  サクラユタカオーやテスコボーイと言った、まさに昭和の競馬界を支えた血統を持つ同馬の優勝。サンデーサイレンス系の血統がもてはやされる今の時代に、しかも3歳時にクラシックレースを出走した訳でもない、いわば「叩き上げ」の馬がGTタイトルを獲得するからこそ「Blood Sports」と言われる競馬の面白さがある。零細血統と言えば昨秋活躍したカンパニーがいるが、それを思い起こさせるようなレースだった。
  春のマイル王となったショウワモダン。秋にはどんな走りを見せるのか楽しみだ。

  高松宮記念から始まった今年春のGTレース。宝塚記念がまだ残されているが、東京競馬場での5週連続GTシリーズが終わり、1つの区切りを迎えた。間もなく来年のクラシックレースを目指す2歳馬の戦いも始まる。何といっても平成の名馬、ディープインパクトの仔がデビューする事が最大の注目である。果たしてディープインパクトと肩を並べる或いはそれを凌ぐ馬が現れるのか。秋の飛躍を目指す夏競馬の季節が訪れようとしている。





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posted by スポーツ職人201X at 23:03| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(9) | 競馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする