【ブンデスリーガ4月25日現在順位】
1 バイエルン 64
2 シャルケ04 64
3 ブレーメン 57
4 レバークーゼン 57
5 ドルトムント 56
数字は勝ち点
ブンデスリーガと言えば、バイエルンが優勝回数で他のクラブを大きく引き離しており、「ブンデスリーガの顔」として君臨しているのは知られている事であるが、昨シーズンその王者の座を奪ったのが日本代表の長谷部選手を擁するヴォルフスブルクである。ところが、ヴォルフスブルクは今シーズン精彩を欠いており現在8位。次回のチャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグ出場権争いからは脱落した。
王者の座を奪回すべく今シーズンを迎えたバイエルン。ここまでの所、トップの座に就いてはいるが、2位シャルケ04とは勝ち点で並んでおり、得失点差でその座を維持している。残り2試合となり、マイスターシャーレを得る権利を有するのはこの両チームとなった。バイエルンはボーフムとヘルタ・ベルリンの下位2チームとの対戦。普通に考えれば逃げ切れると思うのだが…。チャンピオンズリーグでも優勝の可能性があるが、リーグとヨーロッパチャンピオンの2冠を獲得する事が出来るのか。それとも「二兎を追うものは一兎をも得ず。」に終わってしまうのか。
バイエルンと熾烈な優勝争いを演じているシャルケ04は、ここ数シーズン惜しい所まで行きながら優勝を逃しているケースが多く見受けられる。シャルケ04を率いるのは昨シーズン、ヴォルフスブルクを率いてバイエルンを王者の座から引き摺り下ろしたマガト監督。果たして昨年の再現なるか。次節、チャンピオンズリーグ出場権を狙うブレーメンとの対戦が大きなカギを握る。
優勝争いと共に最後までもつれそうなのが次回チャンピオンズリーグの出場権争い。上に書いたブレーメン、レバークーゼン、ドルトムント、更に場合によってはその下のシュツットガルトまで出番があるだろうか。現在、圏内である3位にいるブレーメンがシャルケ04、ハンブルガーSVと手強い相手を残している事から、こちらはどうなるのか予想がつかない。ブレーメンが3位を死守するか。それとも他のクラブが引っくり返すか。最後まで熾烈な上位争いが続きそうな今シーズンのブンデスリーガである。

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