準々決勝第2戦は4月6日、7日に行われる。
また、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)のグループリーグ第4節が30日、31日行われ、日本から出場しているクラブの内、鹿島アントラーズとG大阪、サンフレッチェ広島が勝利を収めた。この結果鹿島アントラーズの決勝トーナメント進出が決まった。
【欧州CL準々決勝第1戦結果】
リヨン 3−1 ボルドー
バイエルン 2−1 マンチェスターU
アーセナル 2−2 バルセロナ
インテル 1−0 CSKAモスクワ
【ACLグループリーグ第4節結果(日本関係分のみ)】
◎グループE
メルボルン・ビクトリー 1−0 川崎フロンターレ
・グループE順位
城南一和 12
北京国安 6
川 崎 3(得失点差−1)
メルボルン 3(得失点差−6)
◎グループF
ペルシプラ・ジャヤプラ 1−3 鹿島アントラーズ
・グループF順位
鹿 島 12
全北現代 9
長春亜泰 3
ペルシプラ 0
◎グループG
ガンバ大阪 3−0 アームド・フォーシーズ
・グループG順位
水原三星 10
G大阪 8
河南建業 2
アームド・フォーシーズ 1
◎グループH
サンフレッチェ広島 1−0 アデレード・ユナイテッド
・グループH順位
アデレード・ユナイテッド 9(得失点差+3)
浦 項 9(得失点差+2)
広 島 3(得失点差−2)
山東魯能 3(得失点差−3)
試合結果の左側がホームチーム。順位表の数字は勝ち点。
<コメント>
欧州チャンピオンズリーグ、アジアチャンピオンズリーグのそれぞれの覇者には、12月にUAEで行われるクラブW杯の出場権が与えられる。砂漠の地で行われるクラブ世界No.1決定戦に出場できるのはどのクラブなのか。
2009−2010年シーズンが終盤戦に差し掛かろうとしているヨーロッパ。チャンピオンズリーグも8強に絞られ、クライマックスを迎えようとしている。そして迎えた準々決勝。ここ数年、チャンピオンズリーグを席巻していたイングランドプレミア勢で残ったアーセナルとマンチェスターUは共に良い結果を残す事が出来なかった。
波乱と言えるのかそれともアウエーの洗礼か。敵地に乗り込んだマンチェスターUは、試合終了間際に逆転ゴールを許し初戦を落とした。試合に負けた事以上に痛いのが、チームの稼ぎ頭であるルーニー選手の負傷である。幸い軽傷との事で6月のW杯には影響しないようだが、7日に行われる第2戦に出場する事は出来るのか。覇権奪回を目指すチームにとって、厳しい状況に追い込まれたと言えそうだ。
アーセナルも劣勢を跳ね返して何とか引き分けに持ち込んだものの、相手は前回チャンピオンのバルセロナ。次戦は敵地での戦いとなり、アウエーゴールを奪われている状態で挽回する事が出来るだろうか。
また、インテルと対戦したCSKAモスクワの本田選手は見せ場無く途中で交代した。足首の怪我を押して出場したようだが、やはりコンディションが万全ではなかったのだろう。まずは負傷した足首を治して万全のコンディションで6月のW杯を迎えて欲しい。
一方、シーズン真っ只中のJリーグ勢。ACLもこれからが本番である。そんな中、鹿島アントラーズが早々とグループリーグ突破を決め、Jリーグでは中々勝てないG大阪も突破目前の所まで来た。一方、強豪クラブと同居している川崎Fとサンフレッチェ広島はグループリーグ突破が厳しくなった。残り2試合、何とか意地を見せて欲しい。
ACLの決勝の舞台は昨年同様、国立競技場。そこに日本のクラブがいる事を期待したい。

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