2010年04月30日

モウリーニョ作 「カテナチオ多国籍軍バージョン」カンプ・ノウで完成!?  【サッカー  欧州チャンピオンズリーグ準決勝第2戦】

   ヨーロッパクラブチャンピオンを決めるサッカーの欧州チャンピオンズリーグ準決勝第2戦が27日、28日行われ、バイエルンとインテルが勝ち進み、5月22日にレアル・マドリードの本拠地、サンチャゴ・ベルナベウで行われる決勝で対戦する事になった。

  リヨン×バイエルンは、オリッチ選手がハットトリックの活躍を見せたバイエルンがリヨンを圧倒した。バイエルンの決勝進出は9季ぶり。

  バイエルン×インテルの注目の1戦は第1戦同様、守りを固めたインテルが連覇を狙うバルセロナの攻撃を終盤の1点にしのいで退けた。インテルの決勝進出は38年ぶり。


【欧州CL準決勝第2戦結果】
バイエルン   3−0  リヨン
    (2試合合計4−0)
(得点者)
前26分 オリッチ(バイエルン)
後22分 オリッチ(バイエルン)
後32分 オリッチ(バイエルン)


バルセロナ  1−0  インテル
   (2試合合計2−3)
後39分  ピケ(バルセロナ)


<コメント>
   ヨーロッパクラブチャンピオンを決める欧州チャンピオンズリーグのファイナリストが決まった。
  まずバイエルン×リヨンの一戦は、オリッチ選手がハットトリックを決める活躍を見せ、地力に勝るバイエルンが第1戦に続いて勝利を収めた。一方、この大会でレアルマドリードを破り注目の的となったリヨンだったが、バイエルンと相対した2試合はその時のような強さは感じられなかった。ホームでの第2戦ははクリス選手の退場による数的不利もあって地の利を生かす事が出来ず、ここで姿を消す事となった。

  そして、昨シーズンの国内リーグチャンピオン同士の対決となったバルセロナとインテルの第2戦。ホームでの第1戦でゴール前に「鉄の壁」を施したインテルのディフェンスは、カンプ・ノウでも健在だった。前回以上に相手にボール支配権を相手に与え、とにかくゴールを割らせない戦術で、バルセロナの猛攻を終盤の1点に抑えた。モウリーニョ監督曰く、「最も美しい敗戦」とこの試合を評していたが、まさにその通りだったと言えるだろう。これほど称賛される負けも珍しいよう気がする。
  一方、連覇の夢破れたバルセロナ。「カンプ・ノウで盛大なパーティーを」と関係者もサポーターも意気込んで臨んだ2戦目だったが、最後までインテルの鉄の壁を破る事は出来なかった。メッシ、イブラヒモビッチなどきら星の如く輝く攻撃陣をもってしても、連覇と言う偉業を達成する事の難しさを実感させらされる試合だった。

  さて、決勝の地であるサンチャゴ・ベルナベウに駒を進めたインテルとバイエルン。決勝トーナメントが始まる前、この組合せを予想出来た人はさほど多くなかったのではないだろうか。スペインの強豪もプレミア勢も残らなかったファイナルの舞台。攻撃力のあるバイエルンに対し、モウリーニョ監督は再び鉄の壁で対抗するのか。(今度は一発勝負なので、それだけでは勝利を手繰り寄せる事は出来ないのだが…。)バルセロナ時代の師弟対決となる戦いに注目したい。








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2010年04月29日

昨シーズンのタイトルホルダーが決勝トーナメントへ…  【サッカー ACLグループリーグ】

 サッカーのアジアチャンピオンズリーグ(ACL)東ゾーンのグループリーグ最終節が27日、28日に各地で行われ、決勝トーナメントに進出する8つのクラブが出揃った。

  この内、既にグループリーグ突破を決めている鹿島アントラーズは韓国の全北現代に2−1で勝利を収め、6戦全勝でグループリーグを終えた。同じくグループリーグ突破を決めているG大阪は河南建業と対戦し1−1のドロー。グループ2位で決勝トーナメントに挑む事となった。
  一方、前回大会ベスト8の川崎フロンターレは北京国安に0−2で敗れ決勝トーナメントに進む事は出来なかった。またACL初参戦となった、サンフレッチェ広島も最終戦を白星で飾ったものの、グループ3位に終わった。

   アジアチャンピオンズリーグの決勝トーナメント1回戦は5月11日、12日に行われる。



【ACLグループリーグ最終成績】
◎グループE
1 城南一和  15
2 北京国安  10

3 川崎F      6
4 メルボルン    4


◎グループF
1 鹿島アントラーズ  18
2 全北現代       12

3 長春亜泰         3
4 ペルシプラ・ジャヤプラ    3

◎グループG
1 水原三星    13
2 G大阪      12

3 アームド・フォーシーズ  4
4 河南建業       3


◎グループH
1 アデレード  10
2 浦 項     10

3 広 島       9
4 山東魯能     6

数字は勝ち点。太字のクラブが決勝トーナメント進出。

【ACL決勝トーナメント1回戦日程】
5月11日  城南一和×G大阪
5月12日  鹿 島×浦 項

日本関係分のみ。左側がホームチーム。1回戦はホーム&アウエーではなく1試合で勝負を決める。

<コメント>
  Jリーグクラブが4チーム参戦した今回のアジアチャンピオンズリーグ。東ゾーンのグループリーグが終了し、決勝トーナメントに進出する8クラブが決まった。日本からは昨シーズンのJリーグチャンピオンの鹿島アントラーズと、天皇杯覇者のG大阪の「タイトルホルダー」2クラブが勝ち残った一方で、初参戦のサンフレッチェ広島とグループリーグ突破へ最後まで望みを繋いでいた川崎フロンターレはアジアの舞台から降りる結果となった。

  まず決勝トーナメントに勝ち残った2つのクラブ。鹿島は6戦全勝と昨シーズンJリーグ王者らしい戦いぶりを披露した。過密日程の中、今シーズンのJリーグでも上位に位置しており、選手層が厚いとは言え両立しているあたりはさすがと言ったところか。小笠原選手等のベテランと興梠選手や等の若手が上手く噛み合っている。次戦は前回アジアを制した浦項との対戦。オリヴェイラ監督にとっては兄弟対決となる事もあり注目されている。
 
  Jリーグでは今一つ調子の上がらないG大阪も次のステージに駒を進めた。代表でも活躍している遠藤選手はコンディションが上がらず、欠場が続いているが、宇佐美、平井と言った若手選手が台頭してきたのは、クラブにとっては明るい材料だろうか。

 それに対して広島はアジアの水に慣れたのか、リーグの後半になってようやく実力を発揮し結果的に3位となった。今回得た経験をこの後のJリーグで生かせる事が出来れば、クラブとして貴重な財産となるだろう。
  そして最後まで望みを繋いだ川崎フロンターレは、北京国安との直接対決を制する事が出来なかった。中村選手が復帰したものの、アウエーの洗礼を浴びた上に稲本、鄭大世と言った主力が欠場したのが痛かっただろうか。昨シーズンに続き獲得を目指した決勝トーナメント行きのチケットだが、アウエーで勝ち点を挙げる事が出来なかった事が最後まで響き手繰り寄せる事が出来なかった。

  さて、決勝トーナメントに進む鹿島、G大阪の初戦は共に韓国の強豪である。相手は手強く厳しい戦いになると思うが、(それを勝ても西ゾーンの猛者が待ち構えているのだが…。)是非、決勝の舞台となる国立競技場に姿を見せて欲しいと思う。








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2010年04月27日

熾烈な優勝争い&チャンピオンズリーグ出場権争い!!最後に笑うのは果たして…? 〜ドイツ ブンデスリーガ〜  【サッカー 欧州主要リーグの状況】 

サッカーのヨーロッパ主要リーグの状況を紹介するシリーズ。3回目となる今回はドイツのブンデスリーガの状況について紹介したいと思う。


【ブンデスリーガ4月25日現在順位】
1 バイエルン   64
2 シャルケ04  64
3 ブレーメン   57
4 レバークーゼン 57
5 ドルトムント  56

数字は勝ち点

  ブンデスリーガと言えば、バイエルンが優勝回数で他のクラブを大きく引き離しており、「ブンデスリーガの顔」として君臨しているのは知られている事であるが、昨シーズンその王者の座を奪ったのが日本代表の長谷部選手を擁するヴォルフスブルクである。ところが、ヴォルフスブルクは今シーズン精彩を欠いており現在8位。次回のチャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグ出場権争いからは脱落した。

  王者の座を奪回すべく今シーズンを迎えたバイエルン。ここまでの所、トップの座に就いてはいるが、2位シャルケ04とは勝ち点で並んでおり、得失点差でその座を維持している。残り2試合となり、マイスターシャーレを得る権利を有するのはこの両チームとなった。バイエルンはボーフムとヘルタ・ベルリンの下位2チームとの対戦。普通に考えれば逃げ切れると思うのだが…。チャンピオンズリーグでも優勝の可能性があるが、リーグとヨーロッパチャンピオンの2冠を獲得する事が出来るのか。それとも「二兎を追うものは一兎をも得ず。」に終わってしまうのか。

  バイエルンと熾烈な優勝争いを演じているシャルケ04は、ここ数シーズン惜しい所まで行きながら優勝を逃しているケースが多く見受けられる。シャルケ04を率いるのは昨シーズン、ヴォルフスブルクを率いてバイエルンを王者の座から引き摺り下ろしたマガト監督。果たして昨年の再現なるか。次節、チャンピオンズリーグ出場権を狙うブレーメンとの対戦が大きなカギを握る。

  優勝争いと共に最後までもつれそうなのが次回チャンピオンズリーグの出場権争い。上に書いたブレーメン、レバークーゼン、ドルトムント、更に場合によってはその下のシュツットガルトまで出番があるだろうか。現在、圏内である3位にいるブレーメンがシャルケ04、ハンブルガーSVと手強い相手を残している事から、こちらはどうなるのか予想がつかない。ブレーメンが3位を死守するか。それとも他のクラブが引っくり返すか。最後まで熾烈な上位争いが続きそうな今シーズンのブンデスリーガである。











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2010年04月23日

「1強時代」続行か?それとも阻止か? スクデットの行方は果たして…  〜イタリア セリエA〜【欧州主要リーグの状況】

  サッカーのヨーロッパ主要リーグの状況を紹介するシリーズ。2回目となる今回はイタリアのセリエAの状況について紹介したいと思う。

【セリエA4月18日現在順位】
1 ローマ     71
2 インテル    70
3 ミラン      64
4 サンプドリア  57
5 パレルモ    55
6 ナポリ      52
7 ユベントス    51
 
 数字は勝ち点 

  かつて「世界最高峰のリーグ」と言われたセリエA。日本からも元日本代表の中田英寿氏を始め、カズや小笠原選手など多くの選手が挑戦した。
  だが2006年に起きた「カルチョスキャンダル」の影響で有力選手が次々とイタリアを去り、世界最高峰と言う称号は次第に色褪せて行った。日本人でセリエAのクラブに在籍しているのが森本選手1人と言うこともあり、以前ほど話題に上らなくなった。

  そんなセリエAだが、チャンピオンズリーグで先日インテルがバルセロナを下し決勝進出に王手を掛けている。プレミアリーグ勢などのビッククラブに押され気味のセリエAのクラブだが、果たして「世界最高峰」の称号を取り戻す日はやって来るのだろうか。

  カルチョスキャンダル以降インテルの1強時代が続いているセリエAであるが、今シーズンも序盤はインテルが着実に勝ち点を重ねトップを走っていた。だが中盤でやや足踏みし、猛然と追ってきたローマに抜かれ首位の座を明け渡した。3位のミランは、前節サンプドリアに敗れ痛い黒星を喫した。スクデットを狙うのに残り4試合で勝ち点差7は厳しいか。ユベントスも6位と次回のチャンピオンズリーグ出場権獲得が厳しい情勢となっている。ユベントスと言えばブラジル出身のアマウリ選手が帰化しイタリア代表加入が可能な状況となったが、リッピ監督は果たして召集するのか注目が集まっている。
  
  さて、話を優勝争いに戻すと残り4試合の対戦カードを見るとインテルは下位チームとの対戦が組まれているのに対し、ローマはミランを下して勢いに乗る4位のサンプドリアと次節(4月25日)対戦する。この試合が大きなポイントとなりそうだ。
  スクデット争いは一騎打ちの様相を呈しているが、インテルが1強時代を続けるのか。それともローマが阻止するのか。チャンピオンズリーグの結果と共に目が離せない。











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2010年04月22日

躍動するオランダ代表選手!! 「あの人」の眼鏡の奥は冷や汗タラタラか? 【サッカー 欧州チャンピオンズリーグ準決勝】

   サッカーの欧州チャンピオンズリーグ準決勝、バイエルン×リヨンの第1戦が21日(現時時間)ミュンヘンで行われ、ホームのバイエルンが後半、ロッベン選手が挙げた先制点を守り切り1−0でリヨンを下した。バイエルン×リヨンの第2戦は27日、リヨンで行われる。


【欧州CLリーグ準決勝バイエルン×リヨン試合結果】

バイエルン  1−0  リヨン
(得点者)
後24分 ロッベン(バイエルン)

<コメント>
  先日行われたインテル×バルセロナは2008-2009シーズンのリーグチャンピオン同士の戦いだったが、準決勝のもう1試合はリーグチャンピオンを逃した者同士の戦いとなった。

  アイスランド火山噴火の影響で、バルセロナがミラノまでバスによる長時間移動を強いられた事が話題になっていたが、バス移動を強いられたのはリヨンも同じ。ミュンヘンまで約900キロの長旅だったとの事。
  更に先日、ピッチ外で騒動となった問題の対象となっている選手が両チームにいると言う事でも注目された。話しは逸れるが、4年前のW杯ドイツ大会が始まる前には八百長疑惑でイタリアが揺れた。そして4年後のW杯南アフリカ大会を前にしてお隣フランスが・・・。何かが起きるW杯イヤーである。

  さて試合の方は、互いに退場者1人ずつ出した。(バイエルンの方は騒動の渦中にいるリベリ選手が一発退場となった。)全体を通して優位に立ったホームのバイエルンがロッベンの豪快なミドルシュートで先制し、そのまま逃げ切って先勝した。リヨンとしては先に数的に優位となっただけに、そこで得点を奪いたかった所だろうが、まあアウエーで1−0であれば想定内と言った所か。

  それにしてもインテルのスナイデル、バイエルンのロッベンとオランダ代表の両選手が素晴らしい活躍を見せた。W杯のグループリーグで対戦する日本にとって朗報とは言えない。試合を観戦した「眼鏡のあの人」は、どんな思いを抱き機上の人となったのだろうか。











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2010年04月21日

王者の前に突如現れた「もうひとつの敵」に屈した?前回王者!! 【サッカー 欧州チャンピオンズリーグ準決勝】

  サッカーのヨーロッパクラブチャンピオンを決める欧州チャンピオンズリーグ準決勝、インテル×バルセロナの第1戦がミラノで行われ、ホームのインテルがミリト選手などの活躍で3−1とバルセロナを下し決勝進出に一歩前進した。
  前半バルセロナに先制点を許したものの、すぐさまスナイデル選手のゴールで追いたインテルが、後半にも2点を追加しバルセロナを退けた。
  一方、バルセロナは先制したものの自陣を固め、ロングボールを前線に放り込むインテルの戦術に苦しめられ、特徴である流れるような攻撃が出来なかった。
  
  インテル×バルセロナの第2戦は、バルセロナの本拠地、カンプ・ノウで28日(現時時間)行われる。

  また、準決勝のもう1試合、バイエルン×リヨンの第1戦は21日、ミュンヘンで行われる。


【欧州CL準決勝インテル×バルセロナ第1戦結果】 
インテル  3−1  バルセロナ
(得点者)
前19分 ペドロ(バルセロナ)
前30分 スナイデル(インテル)
後 3分 マイコン(インテル)
後16分 ミリト(インテル)

<コメント>
   アイスランドで起きた火山噴火の影響で、敵地ミラノまでバスによる長時間移動を強いられたバルセロナの選手、関係者。距離にしておよそ1,000キロ。日本で言えば、東京から福岡辺りまで陸路で移動した事に等しいだろうか。気の遠くなる話である。それでもグアルディオラ監督や選手から、その事を言い訳にするようなコメントは試合が始まる前も終わってからも聞かれなかった。当然の事とは言え、さすがプロフェッショナルである。

  しかし、相手がイタリアの強豪とは言え、バルセロナが3失点を喫すと言う信じ難いシーンを見ると、やはりその影響が少なからずあったような気がする。それに輪を掛けたのが、インテルのモウリーニョ監督がその影響が出る事を見越したのか、ホームでの試合でありながらバルセロナにボールの支配権を譲って守りを固め、奪うと執拗にロングボールを放り込んで相手の特徴を消すと共に体力を消耗させると言う戦術を採った事である。バルセロナの流れるような攻撃は次第に影を潜めていった。モウリーニョ監督の策士ぶりも垣間見えた試合だったと言えるだろうか。

  かくして、リーグチャンピオン同士の第1ラウンドは鮮やかな逆転劇でインテルが勝利を手にした。バルセロナが、決勝に進出するにはカンプ・ノウで2点取り、相手を完封する事が最低限の条件となる。アウエーで取った1点が救いだった、と言える結果になるのか。それとも、このまま沈んでしまうのか。チャンピオンズリーグ初の連覇に向けて、王者が正念場を迎えようとしている。











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2010年04月20日

「4強時代」の終焉か?  〜イングランドプレミアリーグ〜【欧州主要リーグの状況】

 日本のJリーグはシーズン真っ只中であるが、今やサッカーの中心的な存在であるヨーロッパの各国リーグはシーズンも大詰めを迎えている。
 そこで何回かに分けて、ヨーロッパの主要リーグの状況について紹介したいと思う。1回目の今回はイングランドプレミアリーグの状況を紹介したいと思う。



【プレミアリーグ4月19日終了時点順位】
1 チェルシー        77
2 マンチェスター・U   76
3 アーセナル       71
4 トッテナム        64
5 マンチェスター・C    62
6  リバプール       59

数字は勝ち点

  プレミアリーグはここ数シーズン、マンチェスターU、チェルシー、アーセナル、リバプールが上位を独占していた。チャンピオンズリーグでも上位を賑わしていたプレミア勢の「4強」。しかし、今シーズン、ベスト4にこれらの名を見つける事は出来なかった

  リーグでも今シーズンは「4強」の内、リバプールが現在6位と精彩を欠いており優勝争いからは遠く離れた所に位置している。差は余り無いものの、次回のチャンピオンズリーグ出場権獲得が厳しい状況となっている。加えてチームの主力であるF・トーレス選手が右ひざの怪我で残りの試合は出場する事が出来ない。
  一方のトッテナムは先日行われたチェルシーとの1戦で勝利を収め4位に浮上し、次回チャンピオンズリーグ出場に一歩近付いた。次のマンチェスターU戦、そして5月5日に予定されているマンチェスターCとの直接対決が大きなヤマ場となる。果たして4強の一角を崩し、上位に食い込む事が出来るだろうか。
 
  優勝争いはチェルシーとマンチェスターUに絞られた感がある。その差1ポイント。それぞれリバプール、トッテナムとチャンピオンズリーグ出場権を目指すチームとの対戦を残しているだけに最後まで気が抜けない戦いが続く。僅差で争うそれぞれのクラブに待ち受けているフィナーレは、果たしてどんなシナリオなのだろうか。











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2010年04月19日

一冬越して立場逆転!! その時名手は何思う?  【競馬 第70回皐月賞結果】

  3冠クラシックロード第1弾、競馬の第70回皐月賞が18日、中山競馬場芝2,000mで行われ、最後の直線で内側を鋭く突いたヴィクトワールピサが1番人気に応え優勝、2010年牡馬クラシック最初のタイトルを獲得した。怪我で療養中の武豊騎手に代わって騎乗した岩田騎手は昨年のアンライバルドに続く皐月賞連覇。ネオユニヴァース産駒もこのレース2連覇。またこの馬を管理する角居調教師は、牡馬クラシックレース3冠を達成した。
  一方の2歳王者、ローズキングタムが最後の直線で伸びを欠き4着に敗れ、ダービーの優先出走権を確保するのがやっとだった。

  牡馬クラシック第2弾、東京優駿(日本ダービー)は5月30日、東京競馬場で行われる。


【第70回皐月賞競走成績】
1着 ヴィクトワールピサ    岩田康誠  2分00秒8
2着 ヒルノダムール      藤田伸二
3着 エイシンフラッシュ    内田博幸
4着 ローズキングダム    小牧 太
5着 アリゼオ          横山典弘

<コメント>
  週末は急用で遠方に出掛けていたため皐月賞の予想はお休み、レースの模様もさっきJRAのホームページで確認した次第である。

  昨秋行われた新馬戦で対決したローズキングダムとヴィクトワールピサが、その時以来顔を合わせると言う事で注目を集めた皐月賞。新馬戦ではローズキングダムがヴィクトワールピサを下し、その後2歳チャンピオンに輝いてクラシック候補1番手にに名乗りを上げた。しかし一冬越して再会した両者の立場はこのレースですっかり逆転した事を印象付ける結果となった。

  ローズキングダムに土を付けられて以降、前走の弥生賞を含めて4連勝。堂々の1番人気でクラシック最初の舞台に臨んだヴィクトワールピサは、これまでのレースで培った力をいかん無く発揮した。武豊騎手の代役、岩田騎手が最後の直線で敢えて荒れている最内を突いたが怯む事なく鋭い末脚を見せると馬場の中央でもがくローズキングダムを問題にしなかった。2着に入ったヒルノダムール、3着のエイシンフラッシュも追い付く事は出来ず、ヴィクトワールピサの強さだけが際立つ結果となった。今のまま順調に調整を続ける事が出来れば距離も直線も長くなるダービーでは更に差を広げるのではないだろうか。どんな走りを見せるか今から楽しみだ。

  一方、2歳チャンピオンらしく最後の直線で馬場の中央を通りながら伸びを欠き、ダービーの優先出走権を獲得するのがやっとだったローズキングダム。デビュー以来減らし続けた馬体重はこのレースでも回復しなかった。直線の長い東京コースで昨冬の強さが蘇るか。再び王者に返り咲くには馬体の成長と良馬場と言う条件が付きそうだ。

  両者が相対した新馬戦では、3着に入ったモーニングフェイスも忘れな草賞を勝っている。この後は恐らくオークスに進むだろう。このレースが「新・伝説の新馬戦」と呼ばれるようになるのか。更に今年はディープインパクトの仔がデビューし、ヴィクトワールピサの乗り役には武豊騎手が戻るようだ。この後、何か大きなドラマが起きるような予感がする。

   ところでその武豊騎手。一昨年行われた「伝説の新馬戦」上位組で、唯一取り残されたリーチザクラウンが、土曜日に行われたマイラーズCを勝って安田記念への足掛かりを掴んだ。そして今回、皐月賞を制したヴィクトワールピサ。共に武豊騎手のお手馬であるが、昨年縁の無かったGTタイトルを今年は獲得出来るチャンスが巡って来ているだけに早く復帰したい所だろう。この週末、どんな思いでレースを見ていたのだろうか。











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2010年04月15日

雪の等々力での屈辱を晴らす舞台は整った!!決勝トーナメント進出を懸けていざ敵地へ…  【サッカー  ACLグループリーグ】

   サッカーのアジアチャンピオンズリーグ(ACL)のグループリーグ第5節が13日、14日に各地で行われた。
  日本から参加している4つのクラブの内、既に決勝トーナメント進出を決めているグループF鹿島アントラーズは、興梠選手のゴールで1−0と長春亜泰(中国)を下し5連勝。グループFのG大阪も2−1で水原三星(韓国)を下しグループリーグ突破を果たした。
  グループリーグ突破へ後が無いグループEの川崎フロンターレは、城南一和(韓国)を3−0で下し望みを繋いだ。また、グループHのサンフレッチェ広島も山東魯能を3−2で下したが、予選敗退が決まった。
  ACL東ゾーンのグループリーグは、決勝トーナメント8つの枠の内7つが決まり残る1つの枠をグループEの北京国安と川崎フロンターレが争う。最終節は27日、28日に行われる。


【ACLグループリーグ第5節結果など】
◎グループE
川 崎   3−0   城南一和
メルボルン 0−0   北京国安

 グループEは、城南一和が決勝トーナメント進出を決めている。2位北京国安の勝ち点7、3位の川崎の勝ち点6。川崎は勝てば決勝トーナメント進出決定。


◎グループF
長春亜泰  0−1 鹿 島
全北現代  8−0 ペルシプラ・ジャヤプラ
 
 鹿島と全北現代が決勝トーナメント進出

◎グループG
G大阪     2−1  水原三星
アームド・フォーシーズ 2−1  河南建業

G大阪と水原三星が決勝トーナメント進出

◎グループH
山東魯能 2−3  広 島
浦  項  0−0 アデレード・ユナイテッド

浦項とアデレードが決勝トーナメント進出決定

各グループ左側がホームチーム

<コメント>
  アジアクラブNo.1を決めるアジアチャンピオンズリーグ(ACL)のグループリーグも大詰め。続々と決勝トーナメント進出クラブが決まり、残された枠も僅かとなって来た。
  日本から参戦している4つのクラブの内、鹿島とG大阪が最終戦を待たずに次のステージへとコマを進めた。また、ACL初参戦となった広島は残念ながら予選で姿を消す事になったが、勝利も収めて足跡を残した。
そして、グループリーグ最終戦に全てを託す事になった川崎F。韓国の城南一和や中国の北京国安と言った「骨っぽい」クラブが揃ったグループでタフな戦いを強いられて来たが、何とか勝ち点差1の3位に踏み止まり、決勝トーナメント進出を懸けて北京国安との直接対決に臨む事になった。
  チームの点取り屋である鄭大世選手を出場停止で欠いてはいるが、怪我で戦列を離れていた中盤の要であるMF中村憲選手が復帰し、最終戦に向けて明るい材料が出て来た。城南一和戦で後半途中から出場し、何度か決定機を演出する等、まずまずの動きを見せていた。
  
  勝ち点差1で追う北京国安は、雪の等々力で苦杯を舐めた相手。恐らく「完全アウエー」の雰囲気の中での試合となると思うが、ホームで味わった屈辱を敵地で晴らして欲しい。それが果たせた時、昨年に続いて決勝トーナメント行きのチケットを手にする事が出来るのである。











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2010年04月12日

関西の乙女になり切った関東の乙女!! 「栗東留学」は定番となるか?【競馬 第70回桜花賞結果】 

  牝馬クラシック第1弾、競馬の第70回桜花賞が11日、阪神競馬場芝1,600mで行われ、1番人気に支持された関東馬のアパパネがレースレコードで勝利を収め、阪神JFに続く2つ目のGTタイトルを獲得した。関東馬の優勝は2006年のキストゥヘヴン以来。鞍上の蛯名騎手は桜花賞9度目の挑戦で初めてこのレースを制した。また、関東所属騎手がこのレースを制したのは25年ぶりの事である。

  スタート後、オウケンサクラが先手を取る形でレースは進み、先団でレースを進めていたアパパネが、ゴール前で逃げ粘るオウケンサクラをかわしてゴール板を通過し人気に応えた。2着に最後まで見せ場を作った3番人気のオウケンサクラ、3着エーシンリターンズ、4着ショウリュウムーンとチューリップ賞上位組がこのレースでも上位を占める結果となった。

  春のGTシリーズ。次回は牡馬クラシックレース第1弾、皐月賞が18日、中山競馬場で行われる。


【第70回桜花賞競走成績】
1着 ◎アパパネ       蛯名正義  1分33秒3
2着 △オウケンサクラ    安藤勝己
3着  エーシンリターンズ  福永祐一
4着 ▲ショウリュウムーン  佐藤哲三
5着 ×アプリコットフィズ  横山典弘

4着までにオークスの優先出走権が与えられる。

<コメント>
  本命馬不在で混戦が予想された70回目の桜の舞台だったが、上位陣の顔触れを見ると、トライアルレースのチューリップ賞の上位組がそのまま上位を占め、5着にもクイーンC優勝馬のアプリコットフィズが入る等、終わってみれば実力が反映される結果となった。

  その中で主役の座を射止めた2歳女王アパパネ。3歳乙女にとって堪えるであろう長距離輸送がネックとなり、過去のこのレースで関東馬が活躍するシーンは余り見られなかったが、アパパネはこのレースを見据え約2ヶ月前から栗東に入厩し調整を続けていた。いわゆる「栗東留学」組である。輸送の問題がクリアされた同馬にとって、「我が庭」である阪神競馬場での快走劇は必然だったと言えるのかも知れない。
  さて1つ目のクラシックタイトルを獲得したアパパネには、オークス制覇の期待が懸かる。母系が短距離系である事やスタートして最初の方で掛かっていた事を考えると、距離克服が最大の課題と言えそうだが樫の舞台での走りに注目したい。

  樫の舞台と言う点では2着に入ったオウケンサクラの方が主役候補となり得るだろうか。今回のレースではアッと驚く逃走劇を見せゴール前でも粘って見せ場を作った。血統を見ると距離は問題なさそうで、むしろオークス向きとも言える。厳しいローテーションをこなしただけにこの後の馬体回復がうまく行くかがポイントとなるだろう。

  牝馬クラシック第1弾、桜花賞は荒れる事なく終わった。次は牡馬クラシック第1弾皐月賞。新馬戦以来の対戦となるローズキングダムとヴィクトワールピサの一騎打ちになるのか。それとも風穴を開ける馬が現れるのか。牡馬のクラシック戦線も楽しみである。 





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2010年04月11日

実績か?それとも当日の「やる気」か?紛れな乙女心をくすぐる桜舞台!!  【第70回桜花賞予想】

 2010年クラシックレース第1弾、競馬の第70回桜花賞が11日、阪神競馬場芝1,600mで行われる。
   昨年冬に行われた阪神ジュベナイルフィリーズを制した2歳女王アパパネがクラシック1冠目も制するのか。それともこの春勢力を伸ばして来た他の馬がその座に就くのか。
   70回目を迎える「桜舞台」は、15時40分幕を開ける。



【本紙予想】 
  クラシックレース第1弾桜花賞を皮切りにいよいよ始まる春のGTシリーズ。ブエナビスタやダイワスカーレット等、ここ数年、後に中央競馬の中心的存在となる馬を輩出しているこのレース。今年は2歳女王アパパネに注目が集まっているが、この時期の牝馬はとにかく当日の様子を見ないと分からないのも事実。これまで行われたトライアルレースで1番人気馬が何れも敗れ去った事が混戦に拍車を掛けている。果たして2歳女王が最初のクラシックレースも制するのか。それともアッと驚く結果になるのか。そこで本紙予想。


◎(本 命)5枠9番アパパネ
  休み明けとなった前走のチューリップ賞は2着に敗れたが、目標に向けての調整段階と言う事を考えれば悲観するような内容ではなかった。関東所属の馬であるが、栗東に滞在する「栗東留学」で調整を続けており、懸念されている輸送の心配も無い。阪神競馬場は昨年、そしてチューリップ賞で経験済み、枠もほぼ真ん中の好枠と条件も揃った。このレースとの相性が良くない関東馬であるが、「半関西馬」のこの馬ならそのジンクスを破るような気がする。


○(対 抗)8枠16番ラナンキュラス
  今年は関東馬に有力な馬が多いがやはり「輸送」と言うファクターを考えると、関西馬に食指が動く。
  ラナンキュラスは、ここまで目立った成績を収めていないが、掲示板を外していない堅実なレースをしている。揉まれない外枠も好材料。母はこのレースを制したファレノプシス。桜舞うこの季節に、馬名にもあるラナンキュラスを咲かせる事が出来るか。

▲(単 穴)1枠1番ショウリュウムーン
  最内枠をこなせるかがキーポイントとなるが、2歳王者を破った前走の内容を見ると軽視出来ない。ここでも波乱を演出する可能性は十分にあると見た。

×(注 意)2枠3番アプリコットフィズ 
  前走クイーンCの勝ち方を見ると本命馬と遜色ない素質があると思われるが、この時期の牝馬にとってはやはり輸送をクリア出来るかが大きな課題であり関東馬のこの馬にとっても例外ではない。馬体重や当日の気配次第であるが、この段階では評価を下げた。ここまで絶好調の横山典騎手への乗り替りが吉と出るか。



  その他連下(△)としては、関東馬の1枠2番ギンザボナンザ7枠13番アニメイトバイオを挙げたい。何れも関東馬で長距離移動をクリア出来るかどうかだが、ここまでのレースで崩れていないだけに力を発揮できる状態なら上位争いは可能だろう。もう1頭、ローテーションが厳しいがフラワーCの勝ち方が強かった4枠8番オウケンサクラも挙げておきたい。

 まとめると

◎5枠 9番 アパパネ
○8枠16番 ラナンキュラス
▲1枠 1番 ショウリュウムーン
×2枠 3番 アプリコットフィズ
△1枠 2番 ギンザボナンザ
△4枠 8番 オウケンサクラ
△7枠13番 アニメイトバイオ


  馬券は馬連で◎から○▲×△へと流す。1−9、2−9、3−9、8−9、9−13、9−16。





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2010年04月09日

志半ばで旅立ってしまった「球界のキムタク」   【野球 巨人木村コーチ死去】

  昨年、現役を引退し今シーズンからジャイアンツのコーチに就任した木村コーチが7日、懸命の治療のかいなく天国へと旅立って行った。ファンに惜しまれつつ引退し、これから第2の人生を歩もうとしていた矢先、しかも自分より若い年齢での死にただただ衝撃を受けている。何より、志半ばでこの世を去らなければならなくなった本人が一番悔しいだろう。 
  木村コーチはこれまで試合後やテレビ番組などのインタビューで、子供や家族の話しをするシーンが多かった。とにかく家族思いで子煩悩だったと言う印象がある。同じ子を持つ親として、残されたご家族、特に3人のお子さんの事を思うと何とも言えない気持ちになる。
  
  木村コーチの球歴はマスコミ等で取り上げられているのでここでは割愛するが、順風満帆なプロ野球生活では決してなく、苦労の連続だった事がそれらの記事を見ると窺える。しかし、厳しいプロの世界で生き抜くにはどうすれば良いか常に考え、スイッチヒッターへの挑戦やどこでも守れると言ったアイデアを編み出した事が、ここまで長くこの世界にいる事が出来た要因となった。勿論、それらを習得する為に想像を絶する練習をこなした事は言うまでも無い。

  諦めずひたむきに野球に取り組む姿勢を見せてくれた木村コーチに感謝の意を表すと共にご冥福を祈りたい。

  最後に、シーズン前に行われた新人研修会で木村コーチが講師を務めた際、こんな言葉を述べたそうなので紹介したい。これから球界を背負って立つ選手或いはプロを目指す選手に対する「遺言」だと思う。(遺言となってしまった事が未だに信じられないのだが…。)  

============================
  自分は「こういう選手になろう」と思ってここまで来た選手じゃない。こうやるしか思いつかなかった。それが「ユーティリティープレーヤー」、「何でも屋」で、それでもこの世界で食っていける。「レギュラーになる、エースになる」だけではない。(中略)それで飯が食える、それがプロ野球。「俺が一番うまい」と思って入団して、一番得意だった事がうまくいかない。それもプロ野球。その時にあきらめるのではなく、自分の話を思い出してほしい。投げ出す前に、自分自身を知って可能性を探るのも必要ではないか。
=============================
全文はこちら
http://www.giants.jp/G/museum
/2009/information/info_40309.html





http://blog.goo.ne.jp/hhh1010/e/
1712767cfa41ec8be492fa6f5dc573e8
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2010年04月08日

収穫が沢山あって、はるばる日本まで足を運んだかいがありました by アンティッチ(セルビア代表監督)  【サッカー  日本×セルビア】

  サッカーの国際親善試合、キリン・チャレンジカップは7日、大阪市の長居陸上競技場で日本代表×セルビア代表を行い、日本は0−3で完敗した。
  お互い国内組同士での対戦となった両チームの試合は、セルビアが前半15分と23分にディフェンスラインの裏を突いて立て続けに得点を挙げると、後半もFKで追加点を重ね、日本を寄せ付けなかった。
  一方の日本代表はこの試合を「国内組最終テスト」と位置付けて試合に臨んだが、手も足も出ず「完敗」と言える試合内容だった。

  日本代表は5月中旬にW杯本大会の登録メンバーが発表された後、ホーム(埼玉)で韓国代表と5月24日対戦する。 
   
【試合結果】
日 本  0−3  セルビア
(得点者)
前15分 ムルジャ
前23分 ムルジャ
後15分 トミッチ

<コメント>
   代表発表前、最後のテストマッチとなったセルビア戦。ヨーロッパ有数の強豪とは言え、主力抜きの上に監督は代行、その代表指揮官はスタンドから高みの見物と、日本など眼中にないと言わんばかりの「セルビア2軍」相手にどんな戦いをするのか注目が集まった。国際Aマッチではない為、国外で活躍する選手が来日出来ないのは仕方ないとしても、監督まで代行。日本の選手が奮起して鼻をあかして欲しかったが、現実の厳しさをまざまざと見せ付けられる結果となった。

   まず目に付いたのがディフェンスの不安定さ。これまでアジアの試合では非力な攻撃力を、安定したディフェンスでカバーして来た。しかしアジア最終予選後のテストマッチでは、相手のスピードや高さに対応しきれずに得点を許すシーンが多く見受けられた。今回もセルビアの緩急のある攻撃に翻弄され、簡単に裏を取られるシーンが目立った。アジアでは通用したディフェンスが、世界では通用しない事を改めて浮き彫りにする事となった。今回の試合は、「国内組最終テスト」に加えて「仮想デンマーク」とも位置付けられていたが、デンマークのベントナー選手を抑えるシーンをイメージする事は出来なかった。

   攻撃にしても、石川選手が「らしさ」の片鱗を見せた以外(と言ってもやはり決めるべき所で決めて欲しかったが…)、これと言って見るべきものはなかったように思う。指揮官がスタンドから目を光らせていたセルビアの方がむしろ覇気があり、各選手アグレッシブに動いていたように思う。

   日本主催のテストマッチで、多くの収穫を得たのはセルビアの方だった。国外組がメンバーの大多数を占めるセルビアだが、アンティッチ監督は少し国内の選手にも目を向けてみる気になったのではないだろうか。上のタイトルのような思いを抱いたかどうかは分からないが、さぞかし満足した事だろう。
  Jリーグ等で負傷し、ベストコンディションからは程遠い選手が多く、この試合はスタメンに普段出ていない選手がいた。海外組もいなかった。しかし日本でのテストマッチの為に長時間の長旅を強いられた「セルビア国内組」も条件は同じ。言い訳にはならないだろう。ホームでこの結果は戴けない。

  W杯本大会まで約2ヶ月。「W杯4強」と言う壮大な野望を掲げで旗揚げした岡田ジャパンだが、試合を重ねる毎にその旗は色褪せ、サポーターは失望感を膨らませている。本番直前でなお課題山積の岡田ジャパンに果たして希望の光は差し込むのだろうか。














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2010年04月06日

王者に挑む新鋭!!   【バスケットボール  JBLプレーオフ準決勝】

  バスケットボール男子の日本リーグ(JBL)プレーオフ準決勝、パナソニック×リンク栃木の第3戦が5日、宇都宮市体育館で行われ、リンク栃木がパナソニックを81−80で下し、初の決勝進出を決めた。
  1勝1敗で迎えた第3戦。リンク栃木は第2Q終了時点で36−47と差をつけられたが、第3Qに入ると徐々に追い上げ、第4Q残り39秒で川村選手がシュートを決めて逆転し決勝進出を果たした。

  JBLプレーオフ決勝は、3連覇を狙うアイシンと初優勝を狙うリンク栃木との間で行われる。


【JBLプレーオフ準決勝、パナソニック×栃木第3戦結果】 
リンク栃木  81−80  パナソニック
(14−27、22−20、24−20、21−13)


【JBLプレーオフ決勝日程】
アイシン×リンク栃木 

10日(土)15:00  
11日(日)15:00
12日(月)19:15
14日(水)19:15
15日(木)19:15

会場は全て代々木第二体育館。3戦先勝方式で、結果によっては14日、15日の試合は行われない可能性がある。

<コメント>
  協会の内紛で揺れた日本のバスケットボール界。その内紛もようやく収束し、今年度からbjリーグ所属の選手に対する日本代表への門戸が開かれたり、bjリーグとJBLの統合を目指す動きが見られる等、日本の男子バスケットボールは新たな局面を迎えようとしている。

  さて、今シーズンのJBLもいよいよ大詰めを迎えた。プレーオフ決勝のカードは、アイシン×リンク栃木のレギュラーシーズン1、2位同士の対戦となった。
  アイシンは、長年日本の男子バスケットボール界をリードして来たチームである。ベテランの佐古選手、日本代表の竹内選手等、経験豊富な選手を擁しJBL3連覇、1月に行われた全日本総合選手権に続くタイトル獲得を目指している。
  一方、リンク栃木は創部3年目、JBL参戦2年目と言う新鋭のチームでありレギュラーシーズン2位でプレーオフに進んだ。「JBL参戦5年以内で日本一」がチームのスローガンであるが、準決勝で古豪パナソニックを破り初の決勝進出。早くもそのチャンスが巡って来た。
  新鋭ではあるが、日本人初のNBAプレーヤーとなった田臥選手やレギュラーシーズン得点王に輝いた川村選手等、日本代表クラスの選手がチームの柱として活躍している。
 
  レギュラーシーズンの戦績を見るとアイシンにやや分があると思われるが、果たしてアイシンが王者の貫禄を見せ付け3連覇を達成するのか。それとも地元の熱い声援を受けてリンク栃木がそれを阻止し、今シーズン限りでチームを去るウィスマンHC(この後、日本代表のHCに就任予定。)に最後の花道を飾る事が出来るのか。10日から始まる決勝の行方に注目が集まる。








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2010年04月04日

春の珍事か?それとも勢いは本物か? いつまで続く「ベガルタの春」!!【サッカー JリーグJ1第5節】

  サッカーのJリーグJ1第5節が3日、4日、全国各地のスタジアムで行われた。
  今シーズンJ1に復帰したベガルタ仙台がフェルナンジーニョ選手の2ゴールで首位の鹿島アントラーズを下し3位に浮上した。一方の鹿島アントラーズは首位の座を、横浜Fマリノスを2−1で下した清水エスパルスに明け渡した。
  また先日行われたアジアチャンピオンズリーグで予選突破に大きく前進したG大阪は点の取り合いの末、4−3でジュビロ磐田に敗れ17位と低迷している。ジュビロ磐田は今シーズン初勝利。

  JリーグJ1第6節は4月10日、11日、清水×仙台などが行われる。


【JリーグJ1第5節試合結果】
C大阪  3−1  京 都
横浜FM 1−2   清 水
新 潟  0−0  大 宮
山 形  1−0  広 島
名古屋  2−0  神 戸
浦 和  2−1  湘 南
仙 台  2−1  鹿 島
磐 田  4−3  G大阪
川 崎   2−1  FC東京

左側がホームチーム。

【第5節終了時点順位表(暫定)】
 1 清 水   11
 2 鹿 島   10(得失点差+4)
 3 仙 台   10(得失点差+3)
 4 浦 和   10(得失点差+1)
 5 川 崎   10(得失点差−1)
(中 略)
15 磐 田    4(得失点差−3)
16 湘 南    4(得失点差−4)
17 G大阪    3(得失点差−2)
18 新 潟    3(得失点差−3) 

<コメント>
  既に全勝のクラブは無くなり、混戦が続いている今シーズンのJ11は第5節を迎えた。
  今節で注目を集めたのが共に長い間、ヨーロッパでプレーした小野、中村両選手が対決した横浜Fマリノス×清水エスパルスだったが、それ以上に衝撃的だったのが、今シーズンJ1に復帰したベガルタ仙台が首位鹿島アントラーズを下した事だろう。
  ベガルタ仙台は前節から先発出場しているフェルナンジーニョ選手が2ゴールを挙げて鹿島を下したが、その2ゴールのお膳立てをしたのが、現在得点ランクトップの梁選手。北朝鮮代表で活躍する川崎Fの鄭大世選手が同じく得点ランクで並んでいるだけに、同代表入りを目指す梁選手にとって負けられないと言う思いはあるだろう。
  シーズンが始まったばかりで、順位云々を語る時期ではないと思うが上位争いをしているのは立派と言える。昨シーズン、J1に上がって前半戦を盛り上げた山形のように、或いはそれ以上の躍進を遂げる事が出来るか。それとも桜の花びら同様、散り行く運命にあるのか。ここまでチームを引っ張っている梁選手の活躍如何に懸かっていると言えるのかも知れない。
  鹿島から金星を挙げたベガルタ仙台。次の相手はJ1の中で唯一無敗の清水エスパルス。ここでも番狂わせを起こすようなら、混戦のJ1にますます拍車がかかるだろう。

  それにしても今節は代表候補の負傷が目立った。ジュビロ磐田の駒野選手が7日のセルビア戦に出場出来ない他、横浜の中村選手も最悪欠場の可能性がある様子。セルビア戦を国内組最終テストと位置付け、3日に横浜×清水戦を観戦した岡田監督の胸中やいかに・・・。








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紫紺の優勝旗は三たび海を渡り、「筋書きの無いドラマ」の舞台は夏へ…!!  【高校野球 第82回選抜高校野球大会】

  第82回選抜高校野球大会決勝が3日行われ、九州代表の興南(沖縄)が、延長戦の末、東京代表の日大三を10−5で下し、初優勝を成し遂げた。選抜高校野球の沖縄勢の優勝は1999年、2008年の沖縄尚学以来3度目。
  試合は日大三が2回に相手のエラーで2点を先制したが、興南は6回に集中打で逆転した。その後、日大三が本塁打等で同点に追い付き試合は延長戦へ。迎えた12回表に興南が5点を挙げて勝ち越し試合を決めた。興南のエース、島袋投手は序盤制球を乱し先制点を許すと、その後も本塁打を浴びるなど試合の前半は苦しい投球が続いたが7回以降は日大三打線を抑えた。
  一方、日大三は前半、試合の主導権を握ったが、後半は相手エースの島袋投手に自慢の強力打線が抑えられた。勝負所で走者を進められなかったり、エラーが出るなど細かなミスが出たのが痛かった。


【第82回選抜高校野球決勝試合結果】
興 南 0 0 0  0 1 4  0 0 0  0 0 5  10
日大三 0 2 1  0 0 2  0 0 0  0 0 0  5


<コメント>
  82回目を迎えた春の風物詩、選抜高校野球大会。途中雨による2日間の順延を挟んで決勝の舞台にコマを進めたのは、好投手島袋投手を擁し3度目となる甲子園大会で初勝利を挙げた興南と、昨秋の東京大会ベスト4ながら、自慢の強力打線が花開きここまで勝ち進んで来た日大三の2校。
  島袋投手に対し日大三の打線がどのように挑むかで注目されたこの試合は、試合の流れが二転三転する好ゲームとなった。
  優勝した興南はここ一番の打線の集中力も見事だったが、やはり延長戦を一人で投げ切ったエース島袋投手の活躍に尽きるだろう。
  試合の前半は自らのけん制悪送球で先制点を招くなど浮き足立っていたが、チームが逆転し流れを掴み掛けた7回以降はほぼ完璧なピッチングで相手の強力打線を抑える込んだ。決勝まで見事なピッチングを見せた「沖縄のトルネード」。ラストステージとなる夏にどんな姿で帰って来るのか。将来楽しみな選手である。
 
   一方、ここまで圧倒的な攻撃力で相手を倒して来た日大三。この試合も2本の本塁打で食らいついたが、11回の裏、バントで走者を進められなかった事や12回表にエラーで勝ち越しを許す等、肝心な所でミスが出たのが痛かった。こちらも山崎投手と言う好投手がいるだけに、虎視眈々と代表の座を狙う高校が多数ある激戦区西東京を勝ち抜くには、今回出た課題を克服出来るかどうかがカギとなるだろう。
  
  史上稀に見る激闘で幕を閉じた「筋書きのないドラマ2010春」。だが、4月になると新入生も加わりいよいよ高校野球のシーズンの本格的な幕開けとなる。次のステージでどんな選手が出て、どんなドラマが生まれるのか。灼熱の太陽の下で行われるであろう夏の舞台に出る為の勝負は既に始まっているのである。








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2010年04月01日

砂漠の地を目指す戦い!! そこに辿り着けるクラブは果たして・・・【サッカー ACLなど結果】

  サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第1戦が30日、31日に行われ、インテルやバルセロナ等が先勝した。一方、アウエーでバイエルンと対戦したマンチェスターUは、試合終了間際に勝ち越し点を奪われ2−1で初戦を落とした。
  準々決勝第2戦は4月6日、7日に行われる。

  また、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)のグループリーグ第4節が30日、31日行われ、日本から出場しているクラブの内、鹿島アントラーズとG大阪、サンフレッチェ広島が勝利を収めた。この結果鹿島アントラーズの決勝トーナメント進出が決まった。


【欧州CL準々決勝第1戦結果】

リヨン  3−1  ボルドー


バイエルン  2−1  マンチェスターU


アーセナル  2−2  バルセロナ


インテル   1−0  CSKAモスクワ


【ACLグループリーグ第4節結果(日本関係分のみ)】
◎グループE
メルボルン・ビクトリー  1−0  川崎フロンターレ

・グループE順位
城南一和 12
北京国安   6
川  崎  3(得失点差−1)
メルボルン 3(得失点差−6)


◎グループF
ペルシプラ・ジャヤプラ 1−3  鹿島アントラーズ

・グループF順位
鹿  島   12
全北現代   9
長春亜泰   3
ペルシプラ  0


◎グループG
ガンバ大阪  3−0 アームド・フォーシーズ
  
・グループG順位
水原三星   10
G大阪      8
河南建業     2
アームド・フォーシーズ 1

◎グループH
サンフレッチェ広島  1−0  アデレード・ユナイテッド

・グループH順位
アデレード・ユナイテッド  9(得失点差+3)
浦   項       9(得失点差+2)
広   島       3(得失点差−2)
山東魯能       3(得失点差−3)

試合結果の左側がホームチーム。順位表の数字は勝ち点。

<コメント>
  欧州チャンピオンズリーグ、アジアチャンピオンズリーグのそれぞれの覇者には、12月にUAEで行われるクラブW杯の出場権が与えられる。砂漠の地で行われるクラブ世界No.1決定戦に出場できるのはどのクラブなのか。

  2009−2010年シーズンが終盤戦に差し掛かろうとしているヨーロッパ。チャンピオンズリーグも8強に絞られ、クライマックスを迎えようとしている。そして迎えた準々決勝。ここ数年、チャンピオンズリーグを席巻していたイングランドプレミア勢で残ったアーセナルとマンチェスターUは共に良い結果を残す事が出来なかった。
  波乱と言えるのかそれともアウエーの洗礼か。敵地に乗り込んだマンチェスターUは、試合終了間際に逆転ゴールを許し初戦を落とした。試合に負けた事以上に痛いのが、チームの稼ぎ頭であるルーニー選手の負傷である。幸い軽傷との事で6月のW杯には影響しないようだが、7日に行われる第2戦に出場する事は出来るのか。覇権奪回を目指すチームにとって、厳しい状況に追い込まれたと言えそうだ。
  アーセナルも劣勢を跳ね返して何とか引き分けに持ち込んだものの、相手は前回チャンピオンのバルセロナ。次戦は敵地での戦いとなり、アウエーゴールを奪われている状態で挽回する事が出来るだろうか。
  また、インテルと対戦したCSKAモスクワの本田選手は見せ場無く途中で交代した。足首の怪我を押して出場したようだが、やはりコンディションが万全ではなかったのだろう。まずは負傷した足首を治して万全のコンディションで6月のW杯を迎えて欲しい。

  一方、シーズン真っ只中のJリーグ勢。ACLもこれからが本番である。そんな中、鹿島アントラーズが早々とグループリーグ突破を決め、Jリーグでは中々勝てないG大阪も突破目前の所まで来た。一方、強豪クラブと同居している川崎Fとサンフレッチェ広島はグループリーグ突破が厳しくなった。残り2試合、何とか意地を見せて欲しい。
  ACLの決勝の舞台は昨年同様、国立競技場。そこに日本のクラブがいる事を期待したい。











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