2010年03月18日

西郷に始まり龍馬を経て、結局はドン・キホーテで「THE END」か? 【時事 鳩山氏自民党離党】

   衆議院議員の鳩山邦夫氏が15日、所属していた自民党に離党届を提出し受理された。政界再編を目論みいち早く手を挙げた格好となったが、今の所同調者は無い様子。政界のサラブレットはどこへ向かおうとしているのか。




<コメント>
  「政界の渡り鳥」と言えば、自民党衆議院議員の小池百合子氏の代名詞として有名だが、同じ自民党を離れた鳩山氏の経歴を見ると、今後その看板の主が変わりそうなくらい、これまで色んな政党を渡り歩いている事が分かる。また、これまでも「友達の友達はアルカイダ」など様々な言動で物議を醸している。ちなみに我々30代後半から40代の人なら中学時代に受けたであろう「業者テスト」が廃止となったのもこの人が文部大臣だった時である。
    
  今回の離党騒動。本人は今の自民党では民主党の受け皿にならないと感じ、燻る政界再編の動きもあって真っ先に手を挙げる格好で新党結成を目指す事となった。
 
  確かに民主党に政権が変わっても、世の中が変わる気配は感じられない。かと言って自民党も政権奪還に向けて一枚岩ではなく頼りない。みんなの党がそれらの政党に次いで支持を受けているのもそのせいだろう。鳩山氏もその流れに乗ろうとしている。
  しかしどうして今のタイミングなのか。新党を結成し一体何をやろうとするのか、全く見えて来ない。執行部の考えの不満を持つ与謝野氏や舛添氏、そして同じ渡り鳥の匂いを感じてか小池氏などにもアプローチしているようだが、3氏とも慎重な態度を見せており小池氏に至っては批判的な態度をとっている。今の段階で鳩山氏に付いていってもメリットは無いに等しいと判断しているのだろう。自民党に対する批判ばかりを口にして取った今回の行動は、うがった見方をすれば政党の歯車で埋もれている自分に対し、自分より後に政治の世界に入った兄が総理大臣となりそれに嫉妬しているようにも受け取れる。

  日本郵政の社長問題では当時の政府に反旗を翻した西郷隆盛、今回はテレビ番組をきっかけに取り上げられるようになった坂本龍馬に自分をなぞらえ、兄に負けじと政界の主役に躍り出ようとしているが、結局は「ドン・キホーテ」で終わってしまうような気がしてならない。








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posted by スポーツ職人201X at 08:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(20) | 時事などスポーツ以外 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする