2010年01月31日

欧州各国リーグ情報 〜欧州で活躍する日本人選手〜   【サッカー 欧州各国リーグ】

 日本のJリーグは3月から始まるリーグ戦に向けて各チームキャンプに入る所であるが、秋春制の欧州各国リーグは今がシーズンたけなわである。
  
  そこで、今回はヨーロッパ各国のリーグに在籍している日本人選手が所属するクラブの状況や、そのクラブが属するリーグの状況等について紹介したい。


【リーガエスパニョーラ】 
◎所属する日本人選手…中村俊輔(エスパニョーラ)

  ここは何と言っても世界的にも有名なクラブであるバルセロナとレアル・マドリードがリーグの「2大巨頭」として君臨している。今シーズン、バルセロナはスウェーデン代表イブラヒモビッチ選手、レアルマドリードがポルトガル代表のC・ロナウド選手やブラジル代表カカ選手と大型補強を敢行。今の所、リーグ戦ではこの2つのクラブが他を大きく引き離している。
  そんな中、中村選手が所属するエスパニョールは10位以下を低迷しており中村選手自身、出場機会に恵まれておらずW杯南アフリカ大会に向けて試練が続いている。先日、イングランドの2部リーグに所属するミドルスブラが、中村の獲得を打診しているとの事。エスパニョール、中村選手双方とも乗り気ではないようだが果たして…。

【リーガエスパニョーラ順位(30日現在)】
1 バルセロナ   52
2 R・マドリード 47
3 バレンシア   39



【ブンデスリーガ】
◎所属する日本人選手…長谷部誠(ボルフスブルク)

  昨シーズン、リーグ戦を制したボルフスブルク。主力として活躍した長谷部選手は今シーズンもクラブの要として試合に出場しているが、クラブは今シーズン10位前後と苦しんでおり、11月7日のホッフェンハイム戦以来、勝利からも見放されている。
  ブンデスリーガは現在、首位が名門バイエルン、以下レバークレーゼン、シャルケ04の順となっている。

【ブンデスりリーガ順位(30日現在)】
1 バイエルン    42
2 レバークレーゼン 41
3 シャルケ04   41 



【セリエA】
◎所属する日本人選手…森本貴幸(カターニャ)  

  三浦知良選手など、多くの代表クラスの選手がセリエAの舞台を踏んだが、名を残したのは中田選手くらいだろうか。森本選手はそれ以来の長期の在籍となっている。
  森本選手が所属するカターニャは降格圏ギリギリの位置にいる。森本選手もゴールを決めれば賞賛され、決めなければ酷評されと風当たりが強くなっている。(それもFWの宿命と言われればそれまでだが…。) この後、どんな活躍を見せるのか。
  リーグ戦の方はインテルがトップ、続いてミラン、ローマと名門が上位を形成している。一方不振を極めているのがユベントス。その責任を取ってフェッラーラ監督が先日解任された。監督が代わって浮上のきっかけを掴む事が出来るか。

【セリエA順位(30日現在)】
1 インテル 49
2 ミラン  40
3 ローマ  38




【スコットランドプレミアリーグ】
◎所属する日本人選手…水野晃樹(セルティック)

  水野選手が所属するセルティックはもう1つの名門、レンジャーズと首位争いを演じている。しかしスコットランドに渡って以来、出場機会に恵まれていない水野選手。今は我慢の時か。
  中村選手が離れてからはこのリーグに関するニュースも余り聞かない。是非、試合に出場して元気な姿を日本に届けて欲しいが…。

【スコットランドプレミアリーグ順位(30日現在)】 
1 レンジャーズ  54
2 セルティック  44
3 ハンバーニアン 42


【リーグ1】
◎所属する日本人選手…松井大輔、伊藤翔(共にグルノーブル)

  グルノーブルは現在最下位。その中で松井選手はほぼ毎試合出場している。一方「和製アンリ」と言われ入団当時は話題になった伊藤選手は、未だトップチームでの出場はない。この後、トップチームで出場機会を得る事は出来るのか。

【リーグ1順位(30日現在)】
1 ボルドー  48
2 モンペリエ 42
3 リール   40


【ロシアプレミアリーグ】
◎所属する日本人選手…本田圭祐(CSKAモスクワ)
  
  ロシアプレミアリーグは欧州では珍しくJリーグと同じ春秋制である。(気候を考えれば当然だが…。)オランダリーグで活躍した本田選手が強豪CSKAモスクワでどんな働きをするのか。それが見られるのはもう少し先である。


  その他、浦和レッズでアジアチャンピオンズリーグ制覇に貢献した相馬崇人選手はポルトガルに渡った。また大宮アルディージャに在籍しその後、ノルウェーに渡った小林大悟選手はこの冬からギリシャ・スーパーリーグのイラクリス・テッサロニキへ移籍する事になった。
  腕を磨くべく、ヨーロッパに渡った日本人選手。この後の活躍に期待したい。











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2010年01月30日

「春はセンバツから」!! 「筋書きの無いドラマ2010」もセンバツからスタート!! 【高校野球 第82回センバツ高校野球出場校】 

  3月に甲子園球場で行われる第82回選抜高校野球大会出場校を決める選考委員会が29日行われ、21世紀枠で選出された3校を含む代表32校が決まった。
  昨年夏の優勝校、中京大中京(愛知)や常連校の帝京(東京)を始め沖縄からは史上初めて2校が選出された。初出場校は九州大会を制した嘉手納高(沖縄)など6校。21世紀枠で選ばれた向陽高(和歌山)は36年ぶりの出場となった。
  選抜高校野球大会は3月13日に組合せ抽選会が行われ、21日から熱戦の火蓋が切られる。


【第82回選抜高校野球大会出場校】
◎21位世紀枠
山形中央(山形)   初出場
川 島(徳島)     初出場
向 陽(和歌山)   36年ぶり15回目

◎北海道・東北地区
北 照(北海道)   10年ぶり3回目
秋田商(秋田)    4年ぶり6回目
盛岡大付(岩手)    7年ぶり2回目

◎関東・東京地区
東海大相模(神奈川)  4年ぶり8回目
花咲徳栄(埼玉)      7年ぶり2回目
前橋工(群馬)       15年ぶり4回目
東海大望洋(千葉)     初出場
帝 京(東京)       3年ぶり14回目
日大三(東京)        8年ぶり17回目

◎東海地区
大垣日大(岐阜)     3年ぶり2回目
中京大中京(愛知)    3年連続30回目
三 重(三重)      15年ぶり10回目

◎北信越地区
高岡商(富山)     4年ぶり4回目
敦賀気比(福井)    2年ぶり3回目

◎近畿地区
神戸国際大付(兵庫) 5年ぶり3回目
大阪桐蔭(大阪)    3年ぶり4回目
立命館宇治(京都)   6年ぶり2回目
神港学園(兵庫)    4年ぶり5回目
天 理(奈良)      3年連続20回目
智弁和歌山(和歌山)  2年ぶり9回目

◎中国・四国地区
開 星(島根)     2年連続2回目
関 西(岡山)     3年ぶり10回目
広 陵(広島)     3年ぶり22回目
今治西(愛媛)     4年連続12回目
高 知(高知)     3年ぶり15回目

◎九州地区
嘉手納(沖縄)    初出場
宮崎工(宮崎)     初出場
興 南(沖縄)      2年連続4回目
自由ケ丘(福岡)   初出場

太字は地区大会優勝校

<コメント>
  春の到来を告げる選抜高校野球に出場する32校が決まった。昨秋行われた地区大会の上位校がほぼ選ばれ、成績が反映された選考結果となったと言って良いだろう。
  昨年夏の選手権大会決勝で大熱戦の末、真紅の大優勝旗を手にし、夏春連覇を目指す中京大中京やプロが注目する好投手、一二三投手を擁する東海大相模などが甲子園の舞台に立つ。
  その他、近年進境著しい沖縄からは史上初めて2校が出場する事になった。甲子園で好投しながら勝ち運に恵まれない興南の島袋投手は悲願の1勝をチームにもたらす事が出来るか。また中学の軟式野球全国大会で優勝した嘉手納中学のメンバーの多くを擁し、昨秋の九州大会を制した嘉手納高校が、どんな試合運びを見せるのか。

  昨年猛威を振るった新型インフルエンザの影響で、コンディション維持が難しい中、選出された32校。各大会筋書きの無いドラマが展開される高校野球。果たして今年はどんなドラマが生まれるのか。勝ち負けも大事だが、高校野球のモットーである全力プレーを見せて欲しいものである。 








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2010年01月27日

開幕まであと少し!! 勝利の女神は誰に微笑むのか? 〜その1〜  【バンクーバー五輪 フィギュアスケート】

  来月の12日からカナダのバンクーバーで行われる第21回オリンピック冬季大会(バンクーバー五輪)が、目前に迫ってきた。既に日本選手団の結団式が18日に行われ、現地に入って調整を続けている選手や国内で最後の調整を行い現地入りする選手等、その動向がニュースで伝えられ、4年に1度のウインタースポーツの祭典に向けていよいよ本番モードに突入しようとしている。

  そこで今日から何回かに分けて、メダルの期待が懸かる競技を中心に展望や見所について書きたいと思う。1回目の今回はフィギュアスケート。

【女王対決、いよいよ決着の時だが…】 
  今回のオリンピックで最もメダルの期待が高いと思われる女子フィギュアスケート。前回のトリノ五輪では、大会の最後の最後で荒川選手が金メダルを獲得し、それまでメダルを獲得出来なかった日本の沈滞ムードを吹き飛ばした。
  今回は浅田選手に大きな期待が懸かるが、その前に大きく立ちはだかる韓国のキム・ヨナ選手の壁を乗り越えなければならない。
  昨シーズンからジャンプの精彩を欠いているが、今シーズン序盤で出場したグランプリシリーズでもその課題を露呈し、ファイナルまで進む事は出来なかった。その後は国内で調整し、全日本選手権では復調を感じさせる滑りを見せて代表のキップを手にした。
  そしてキム・ヨナ選手など一線級が出場していない四大陸選手権で存在感をアピールしたい所だったが、初日のショートプログラムでジャンプのミスが響き3位と出遅れた。タラソワコーチが体調の問題で帯同出来ない等、不安要素を抱えたまま本番を迎える事になりそうだ。
  前回大会、今の浅田選手のような立場でプレッシャーに押し潰された安藤選手は今シーズンのグランプリシリーズで安定した成績を残した。トリノで味わったであろう悔しさを晴らす舞台は整ったと言える今回。4年前の忘れ物を獲得する事は出来るだろうか。

  この他米国代表となった長洲選手や、シングルではないがロシア国籍を取得し、ロシア代表として出場する川口選手がどんな演技を見せるか注目したい。


【外国勢に挑む日本勢!!一角を崩して表彰台に…】
  グランプリファイナルにも出場したエバン・ライザチェク選手を始めとするアメリカ勢、久々にリンクに戻って来たロシアのプルシェンコ選手を相手に大怪我から復帰した高橋大輔、織田信成選手などの日本勢がどんな演技を見せるかに注目が集まる。
  また、アルベールビル、リレハンメル五輪でフィギュアスケート日本代表だった佐藤有香氏は、全米選手権で優勝したジェレミー・アボット選手のコーチ。一方、その父信夫氏は、小塚選手のコーチ。日米を挟んでの親子対決となる。














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2010年01月25日

社説に見る「小沢会見」と「民主党、検察の姿勢」に対する評価  【時事ネタ 政治とカネの問題】

  小沢氏が代表を務める資金管理団体「陸山会」が土地を購入した際の資金の流れを解明すべく、先日行われた小沢氏への聴取。当初、参考人として聴取する予定が、直前になって市民団体が提出した告発状が受理された事で、急遽「被告発人」と言う立場で聴取を受ける事になった同氏。その後、記者会見も行われたが、主要全国紙は小沢氏の説明をどう見たのか。今回は会見後に掲載された主要各紙の社説を読み比べ、その違いや雑感を書きたいと思う。

【本人の関与は否定するもなお残る疑問】
  会見で小沢氏は、4億円の出所について自宅売却や家族名義の口座から引き出して金庫に保管していたと語り、ゼネコンから受け取った裏献金であると言う一連の報道については否定し、収支報告書の虚偽記載についても関与していないと語った。
  これについて、各紙社説は「疑問が残る。」と論評している。但し、社説の論調にそれぞれ特徴が出ている。
  朝日や毎日は「疑問が残る」以上の論評はしていない。読売も「疑問が残る。今後更なる説明が必要だ。」と言う書き方をしており、この3紙については、どちらかと言うと「優しめ」の口調となっている。自民党が与党の時は、あれだけ叩いた朝日新聞のこの論評には少し首を傾げたくなる。
  これに対し日経は「説明になっていない。」、産経が「何ら潔白の証明にはなっていない。」と強い口調で批判している。関連する全ての記事を読んでいる訳でははないが、産経は民主党政権に対し辛口の論調が目立つような気がする。

【民主党及び検察の対応に関して】
  捜査に圧力を掛けていると受け取れる言動が目立つ民主党。この事件にやたらと力を入れていると言われている東京地検特捜部。両者に関して言及している社説、していない社説と分かれた。
  朝日は「民主党は説明を求めている野党の要求に応えるべきである。」、「捜査の進展を見守るしかない。」と論評。毎日も「民主党は積極的に対応すべき。」、「検察は公正な立場でさらに捜査を尽くすべき。」、読売は民主党の対応には言及しておらず検察に対して「事件の全容解明」と「節目での説明」を求めるような論調になっている。ここまでは、双方にとってそれほど辛口ではないように思える。

  これに対して日経は、鳩山政権含めて民主党は検察批判を繰り返すばかりで、「政治とカネの問題」にまつわる国民の不信感を真剣に受け止めていないと、与党の姿勢を強い口調で批判しており、検察についてもなぜ国会会期中のこの時期なのか疑問を投げかけている。
  産経は民主党に関しては、一連の検察批判が厳正中立な捜査を妨害し、疑惑解明を遠のかせている、と論じているが、検察については今回の資金問題にメスを入れた事に一定の評価をしているような論調となっている。「…これからが検察の正念場だ」と言うタイトルで掲載されているが、まるで「検察応援隊」のような雰囲気を醸し出している。

  ここまでは全国主要紙の社説を紹介したが、では地方紙は今回の会見をどう見ているのか。一例として、我が故郷仙台の地元紙である河北新報を取り上げてみた。同紙の論調はこうである。
 「民主党は政治主導をうたい文句に政権交代を果たしたが、今回の件で急に取り調べの可視化法案提出を画策する等、本来介入してはならない捜査にも政治主導を導入しようとしている。報道批判、検察批判をし続ける危険をはらむ政権党の空気が変わらない限り、この事件の早期解決は望めない。」と民主党の姿勢を批判している。

  米軍基地移設問題、八ツ場ダム建設問題などに加え、自民党が与党だった時と同様、「政治とカネの問題」が重くのしかかった民主党。多くの難題を抱える鳩山政権、与党である民主党が果たして持ちこたえられるのか。政局は早くも重大な局面を迎えようとしている。














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2010年01月23日

ブルードラゴンは死なず!! 去り行く「あの人」に捧ぐVか?  【大相撲 初場所】

  大相撲初場所14日目が23日、東京・両国国技館で行われ、横綱の朝青龍が大関日馬富士を下して13勝1敗とし、2場所ぶり25度目の優勝を決めた。優勝25回は北の湖を抜き、32回の大鵬、31回の千代の富士に次いで単独史上3位となる。星2つの差で追っていた横綱白鵬も大関琴欧洲を下したが、昨日、一昨日の連敗が響いて先場所に続く賜杯を手にする事は出来なかった。


【14日目幕内主な取組の結果】
朝青龍(13−1)  下手投げ  日馬富士(10−4)
白 鵬(11−3)  上手投げ  琴欧州(8−6)
魁 皇(8−6)   上手投げ  稀勢の里(8−6)
把瑠都(11−3)  大逆手   垣 添(6−8)
 
※左側が勝った力士。カッコ内の数字は(勝ち数−負け数)
 
<コメント>
  昨年は土俵上での主役を白鵬に奪われ、存在感を示す事が出来なかった朝青龍。場所前も決して調子が良いとは言えず、成績次第で再び「引退」の2文字がちらつく可能性もあった。しかし、蓋を開けてみれば、黒星は前半に喫した1敗のみ。今場所、上位陣を次々と破り盛り上げた把瑠都や大関陣を寄せ付けず、白鵬の取りこぼしもあって千秋楽を待たずして優勝を決めた。相撲以外で騒動を起こした事で、再び品格が問われそうだが(とは言ってもいつもの事だからなのか、今までのようにマスコミが大きく取り上げる事はなさそうだ。)、取り敢えず横綱としての責務は果たしたと言えるだろうか。近年、怪我に加えて力の衰えも指摘されていたが、やはりここ一番で強さを発揮する当たり、さすが横綱である。
  これで通算優勝回数も歴代3位になった。また「天敵」と言われた
横綱審議委員の「あの人」も今場所限りでいなくなる。餞の挨拶代わりとなった今回の優勝を機に、昨年奪われた主役の座を奪い返すような活躍が出来るか。相撲以外の振る舞いも含めて目が離せない。

  ここの所、角界の話題と言えば初場所後に行われる理事選で持ち切りである。来場所は相撲そのものが盛り上がるような場所になればと思う。特に相変わらず目立たない大関陣の奮起を期待したい。











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2010年01月21日

2010年シーズンの主役の座を目指して…その3  【バスケットボール  高校新人戦情報(男子)】

  高校男子バスケットボールの新人戦に関する結果等を紹介するシリーズの3回目。今回は九州地区の結果等を紹介したいと思う。


【福 岡】
  福岡は全国の予選の中で最も注目されていると言って良いだろう。全国大会で輝かしい実績を有する福岡第一、福岡大大濠。新チーム最初の試合は福岡第一がモノにした。代表枠が1つしかないウインターカップ予選まで目が離せない。

◎新人大会結果(決勝リーグのみ)
1.福岡第一(3勝)
2.福岡大大濠(2勝1敗)
3.直 方(1勝2敗)
4.宗 像(3敗)

【大 分】
  大分は新人戦と新人ブロック大会(全九州春季選手権大会)の予選と2つ大会がある。昨年10月下旬に行われた前者(決勝まで全てトーナメント戦)の成績は以下の通り
である。

1.大分舞鶴
2.大分上野丘
3.柳ヶ浦
4.臼 杵

  12月から1月にかけて行われた後者(準々決勝までトーナメント戦。それ以降決勝リーグ)は以下の通りである。

◎決勝リーグ結果
1.大分舞鶴(3勝)
2.柳ヶ浦(2勝1敗)
3.大分上野丘(1勝2敗)
4.臼 杵(3敗)

  ここ数年、全国大会の大分代表と言えば大分舞鶴となっているが、果たして今シーズンもそれが続くのか。

【佐 賀】
  こちらも大分同様、新人戦とブロック新人大会予選を別々に行う方式。新人戦の県大会3回戦を棄権した(新型インフルエンザが原因かどうかは不明)佐賀北がブロック大会予選を制した。
  そう言えば、昨年の秋以降、各地の予選で「20−0」のスコアが例年以上に目立っている。各学校ともインフルエンザ対策に神経を使っている事が窺える。

◎ブロック新人大会(全九州春季選手権大会)予選決勝リーグ結果
1.佐賀北(3勝)…新人県大会ベスト16
2.鳥栖工(2勝1敗)…新人県大会2位
3.佐賀東(1勝2敗)…新人県大会優勝
4.鳥 栖(3敗)…新人県大会ベスト4

【長 崎】
  昨年11月に行われた新人県大会の上位8校がブロック新人大会代表権を争う。勝ち残った4校によるリーグ戦の結果は以下の通り。

1.海 星(3勝)
2.西海学園(2勝1敗)
3.佐世保工(1勝2敗)
4.長崎南山(3敗)
 
  ウィンターカップ出場の長崎西は決勝リーグにコマを進める事が出来なかった。一冬越してどこまで巻き返すか。

【熊 本】
  ウィンターカップに出場した玉名工が新人戦を制した。昨年久々にインターハイ出場を果たした第二は4位。決勝リーグは接戦の試合が多かった。インターハイ予選も混戦となるのか。

◎新人県大会決勝リーグ結果
1.玉名工(3勝)
2.東海大二(2勝1敗)
3.九州学院(1勝2敗)
4.第 二(3敗)

【宮 崎】
  ここは全国大会の上位に名を連ねる延岡学園が強い。12月のウィンターカップで久々に全国の舞台を踏んだ小林がどこまで迫れるか。

◎ブロック新人大会予選決勝リーグ結果
1.延岡学園(3勝)
2.小 林(2勝1敗)
3.宮崎西(1勝2敗)
4.宮崎大宮(3敗)


【鹿児島】
  昨年のインターハイ予選から続く鹿児島工と川内との一騎打ち。新人戦は、インターハイ予選、ウィンターカップ予選に続き鹿児島工に軍配が上がった。

◎新人県大会決勝リーグ結果
1.鹿児島工(3勝)
2.川 内(2勝1敗)
3.鹿児島商(1勝2敗)
4.鹿屋工(3敗)

【沖 縄】
 1月にブロック新人大会予選(小橋川杯)が行われ、10月の新人県大会で2位だった興南が雪辱を果たした。2位には新人戦優勝の美来工科が入り、共に全九州春季選手権大会の出場権を獲得した。

◎ブロック新人大会予選決勝リーグ結果
1.興 南(3勝)
2.美来工科(2勝1敗)
3.宮 古(1勝2敗)
4.小 禄(3敗)

  ブロック新人大会となる全九州バスケットボール春季選手権大会は2月12日〜14日の3日間、沖縄県で行われ各県上位2校が出場して行われる。ちなみに今年のインターハイも沖縄県で行われる。








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2010年01月19日

日本のフラッグキャリア、落日す!! 【時事ネタ 日本航空会社更生法申請】



  日本のフラッグキャリア(その国を代表する航空会社)である日本航空が19日、東京地方裁判所に会社更生法の適用を申請し事実上、破綻した。負債総額はおよそ2兆円で事業会社としては過去最大の経営破たんとなる。

  会社更生法を申請したのは、持ち株会社で東証1部上場の日本航空と、日本航空インターナショナル、JALキャピタルの3社。政府は19日、官民が出資する「企業再生支援機構」が日本航空の支援に乗り出す事を承認すると同時に運航継続に理解と協力を求める声明を閣議了解とし、在外公館を通じ、日航機が就航する27の国・地域などに伝えた。機構は日航を管理下に置き、3年以内の経営再建を目指す。

  尚、マイレージポイントや発行済みの株主優待券は今後も従来通り使える。燃料代など一般商取引の債権、航空機のリース債権などは保護される。
  また機構は、1兆円近い公的資金枠を使って日航の財務体質を改善。グループで1万5千人超の人員削減など抜本的なリストラも進め、11年度の黒字化を目指す。

<コメント>
  当ブログ、「ちょっと時事ネタも」と銘打っているので、少し時事ネタも取り上げて行きたいと思う。
  
  さて、日本の代表的な航空会社であり、かつて「ツルのマーク」でもお馴染みだった日本航空が経営破綻し、国の管理下で再生を図る事となった。遅かれ早かれこのような事態になる事は想定されていたので、特段驚きもしないのだが、日本の代表的な企業がこのような形で破綻するのは残念である。特にここ数日、日航株がマネーゲームの材料となっている姿を見ると、尚更そう思う。
  
  半官半民で「親方日の丸」的な企業体質だった同社。いち早く合理化を進めた全日空に対して、人件費抑制などコスト削減対策が遅れた上に、2008年の世界的な金融危機で需要が落ち込んだ事や経済情勢が先行き不透明になった事で一気にツケが回って来た格好となった。
  今回の経営破たんはあくまで日本航空の企業体質が招いたものだがしかし、それとは別に全国各地に余る程、空港を建設する事を容認した国の責任はどうなるのか。一企業だけの問題ではなく、今後の航空行政のあり方を見直すきっかけにしなければいけないような気がする。
  日本航空は今後、国の主導の下、徹底したリストラにより大幅な、設備削減、人員削減が図られる事になる。しかし、コスト削減も大事だがそれによって安全が蔑ろにされてはいけない。それだけは是非、確保して欲しいと思う。「ナショナルフラッグキャリア」のプライドを取り戻す事を期待したい。

  余談だが、小生にはJALの国際線パイロットになった同級生(小、中学校の)がいる。今から約15年前、JALに入社後、訓練の為にアメリカに渡ると言うので飲みに誘った。意気揚々とした姿でこれからの事を語っていた彼。今、どんな思いでコックピットにいるのだろうか。





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2010年01月17日

2010年シーズンの主役の座を目指して…その2  【バスケットボール  高校新人戦情報(男子)】

  高校男子バスケットボールの新人戦に関する結果等を紹介するシリーズの2回目。今回は東北地区の結果等を紹介したいと思う。


【青 森】
  11月に行われた新人県大会の上位8校による決勝大会が9日、10日に行われた。
  8校の内、勝ち上がった4校によるリーグ戦。残ったのは、弘前実業、青森山田、青森工、弘前高。結果は以下の通り。
 
1.弘前実業(3勝)
2.青森山田(2勝1敗)
3.弘 前(1勝2敗)
4.青森工(3敗)

 昨年はインターハイ、ウィンターカップに出場出来なかった強豪、弘前実業だが、新チームでまずは青森を制した。一冬越して強さを持続できるか。

【秋 田】
   17日、上位4校による決勝リーグ終了した。結果は以下の通り。ここ数年、外国人留学生を擁する学校に押され、以前のような存在感が薄れている能代工だが、さすがに県内で敗れる事はなく今回も「指定席」を射止めた。監督が代わって3年目となる今シーズン。名門復活なるか。注目は、その能代工と前半接戦を演じた秋田南。インターハイ予選でどこまで迫れるか。

1.能代工(3勝)
2.横手城南(1勝2敗)
3.秋田南(1勝2敗)
4.横手清陵(1勝2敗)
※2〜4位はゴールアベレージによる順位。 

【岩 手】
  全国大会常連の盛岡市立、黒沢尻工、盛岡一、花巻東がベスト4に勝ち残り、明日(18日)までリーグ戦が行われる。U−16日本代表の晴山選手を擁する盛岡市立の牙城を揺るがす学校が出てくるか。

◎準々決勝結果
黒沢尻工92−62盛岡三
盛岡市立124−65大船渡
花巻東65−60岩 手
盛岡一58−54盛岡工

◎決勝リーグ初戦の結果
盛岡市立(1勝)107−46盛岡一(1敗)
黒沢尻工(1勝)118−68花巻東(1敗)

【宮 城】
  ウィンターカップで優勝した明成の動向に注目が集まる宮城。17日に3回戦(ベスト16)、準々決勝が行われ、その明成は順当にベスト4にコマを進めた。この他、3回戦で仙台を破った仙台商などが勝ち残っている。

◎準々決勝結果
明 成97−60仙台一
仙台商97−87東 北
聖和学園125−54仙台三
東北学院107−69古川工

【山 形】
 11月に行われた新人県大会の上位8校が、1月に改めてトーナメント戦(NHK杯)を行い順位を決める方式。11月の県大会では鶴岡工が優勝したが、1月のNHK杯ではウィンターカップにも出場した山形南が優勝した。

◎NHK杯結果(準決勝より)
・準決勝
山形南80−78鶴岡工、羽黒104−64日大山形
・決 勝
山形南89−75羽 黒

【福 島】 
  1月9日〜11日に県大会が行わた。シード校が順当にベスト4にコマを進め、福島高が4年ぶり13回目の優勝を果たした。2位にはウィンターカップ出場の日大東北。他は以下の通りである。

◎ベスト4以上結果
・準決勝
日大東北72−59福島商、福 島85−83福島工
・決 勝
福 島71−69日大東北 

  各県上位2校が2月5日〜7日に宮城県で行われる東北大会に出場する。


【関東地区結果】 
 昨日掲載した関東地区で関東大会に出場する上位2校が決まった県があるので掲載する。

◎群 馬…1.前橋育英、2.桐生一
◎栃 木…1.宇都宮工、2.作新学院
◎茨 城…1.つくば秀英、2.土浦日大
◎埼 玉…1.昌平、2.正智深谷
◎千 葉…1.市立船橋、2.市立柏
◎東 京…24日に決定
◎神奈川…23日に決定
◎山 梨…1.甲府昭和、2.甲府西





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2010年01月16日

2010年シーズンの主役の座を目指して…  【バスケットボール  高校新人戦情報(男子)】

  ここ数年、外国人留学生を擁する私学が全国大会で上位を占めるケースが多くなっている男子高校バスケットボール界であるが、昨年末行われたウィンターカップでは、創部以来話題となっていた明成高校(宮城)が、それらの学校を押しのけて5年目にして初の全国タイトルを手にした。
  
  ウィンターカップの興奮覚めやらぬ中、2010年の主役を目指すべく新人大会が各都道府県で既に始まっている。
  高校のバスケットはかつて、高校野球のセンバツ大会のように新チームの全国一を争う選抜大会(ウィンターカップの前身となる大会)が3月にあったが、3年生が次のステップに進むまでブランクが長くなる事などが考慮され、3年生も出場できる冬に移行された。(裏では春高バレーと重なる事を嫌って等と当時言われたような覚えがあるが…。そう言えば春高バレーは数年後1月に開催時期が移るらしい。)
  従って現在、新チームが新人戦で上位に入った場合の次のステップはブロック大会までとなっており、公式戦として全国レベルの大会はない。そろそろ何らかの大会を設けても良いような気もするが…。

  そんな話はさて置き、数回に分けて各地の新人戦の途中経過或いは結果を紹介したいと思う。1回目の今回は関東地区の様子から。

【茨 城】
  ベスト4が出揃い決勝リーグが始まっている。ベスト4に進出したのは常磐大高、土浦日大、つくば秀英、土浦第一。ここ数年、上位に進出していた取手松陽は3回戦で土浦第一に敗退した。
  昨年インターハイに出場した常盤大、ウィンターカップに出場したつくば秀英が覇権を握り続けるか。それとも、昨年無冠だった土浦日大が覇権を奪還するか。

◎決勝リーグ初日結果
土浦日大(1勝)84−56常磐大(1敗)
つくば秀英(1勝)127−87土浦第一(1敗)
 

【栃 木】
  ベスト4は文星芸大附、作新学院、宇都宮工、宇都宮と例年とほぼ同じ顔触れで決勝リーグ突入。ウィンターカップに出場できなかったU−16日本代表橋本選手擁する宇都宮工がどんな戦いぶりを見せるか。

◎決勝リーグ初日結果
作新学院(1勝)96−77文星芸大附(1敗)
宇都宮工(1勝)138−76宇都宮(1敗)

【群 馬】
  ベスト4は桐生一、前橋育英、太田東、樹徳。ここ数年群馬県を制し続けながら、昨年はインターハイ、ウィンターカップと桐生一に阻まれ出場出来なかった前橋育英がトップの座を奪い返すか。

◎決勝リーグ初日結果
前橋育英(1勝)92−67桐生一(1敗)
太田東(1勝)72−68樹徳(1敗)

【千 葉】
  市立船橋、市立柏、幕張総合、東海大浦安のシード校が順当にベスト4にコマを進めた。
  
◎準々決勝結果
 市立船橋94−51拓大紅陵、幕張総合106−71八千代、東海大浦安97−63流経大柏、市立柏94−64習志野

◎準決勝組合せ
 市立船橋×幕張総合、東海大浦安×市立柏

【埼 玉】 
  ベスト4にコマを進めたのは西武文理、春日部、昌平、正智深谷の4校。16日に決勝リーグ初戦が行われ、昌平、正智深谷が1勝を挙げた。

◎決勝リーグ初日結果
昌平(1勝)75−42西武文理(1敗)
正智深谷(1勝)103−73春日部(1敗)

【東 京】 
  京北、八王子、国学院久我山、世田谷学園がベスト4に進み17日から決勝リーグが始まる。ここ数年4強の一角を占めていた東海大菅生は、トーナメント初戦で明星に敗れた。

◎ブロック決勝(11日実施)
京 北124−72専修大附、世田谷学園90−69早稲田実、国学院久我山111-70明星、八王子101−73都立城東

【神奈川】
  ベスト8が出揃いシード勢が順当にコマを進めた。17日準々決勝、23日準決勝、決勝が行われる。

◎3回戦結果
東海大相模122−49市立金沢
横浜商大90−76横浜立野
桐光学園98−63立花学園
市ヶ尾90−65湘南工大附
慶應義塾89−67厚木北
霧が丘90−84逗 子
秦野105−62横浜
法政二79−37横浜清風

◎準々決勝組合せ
東海大相模×横浜商大、桐光学園×市ヶ尾、慶応義塾×霧が丘、秦野×法政二

【山 梨】
  ベスト4は、日本航空、日川、甲府昭和、甲府西のシード校。16日から決勝リーグが始まっている。昨年、主要タイトルを総なめにした日本航空に待ったを掛ける高校が出てくるか。

◎決勝リーグ初日結果
日本航空(1勝)61−50甲府昭和(1敗)、甲府西(1勝)59−58日川(1敗)

 
  関東新人大会(男子)は2月6日、7日さいたま市で行われ、各都県上位2校が出場する。








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2010年01月14日

ついに「あの男」が代表復帰!!そしてハットトリックを決めた「あの男」も…  【サッカー 日本代表発表】

〜スポーツナビ より〜
  日本サッカー協会は13日、国際親善試合のキリン・チャレンジカップ、ベネズエラ戦(2月2日・九州石油ドーム)に向けた日本代表25人を発表し、MF小笠原(鹿島)を2006年ワールドカップ(W杯)ドイツ大会以来、3年7カ月ぶりに招集した。
  今回は国内組だけで、若手主体で臨んだ6日のアジア・カップ最終予選、イエメン戦のメンバーからは3得点したFW平山(FC東京)のほか、遠征途中で戦列を離れたDF村松(湘南)も選んだ。
  6月開幕のW杯に向けてMF遠藤(G大阪)らの主力選手にはことし初の試合となる。岡田監督は「今までやってきたことがどれだけできるか復習の試合になる」と話した。
 日本代表は25日から鹿児島・指宿で合宿を開始。ベネズエラ戦後、23人にメンバーを絞り、2月6日から東アジア選手権(東京)に出場する。


【選出された代表選手(対ベネズエラ戦)】
◎GK
楢崎 正剛  名古屋グランパス
川島 永嗣  川崎フロンターレ
西川 周作  サンフレッチェ広島

◎DF
中澤 佑二  横浜F・マリノス
田中マルクス 名古屋グランパス
   闘莉王
駒野 友一  ジュビロ磐田
岩政 大樹  鹿島アントラーズ
今野 泰幸  FC東京
徳永 悠平  FC東京
長友 佑都  FC東京
内田 篤人  鹿島アントラーズ
村松 大輔  湘南ベルマーレ

◎MF
小笠原満男  鹿島アントラーズ
遠藤 保仁  ガンバ大阪
中村 憲剛  川崎フロンターレ
石川 直宏  FC東京
阿部 勇樹  浦和レッズ
大久保嘉人  ヴィッセル神戸
金崎 夢生  名古屋グランパス
香川 真司  セレッソ大阪

◎FW
玉田 圭司  名古屋グランパス
佐藤 寿人  サンフレッチェ広島
平山 相太 FC東京
岡崎 慎司  清水エスパルス
興梠 慎三  鹿島アントラーズ


<コメント>
  先日決勝が行われた高校サッカーを最後に、駅伝、サッカー、ラグビーと年末年始、世間の注目を集めた大きなスポーツイベントが一通り終了した。バンクーバーオリンピックが始まるまでの間、今シーズンの展望や代表発表、引退などスポーツ選手の去就に関する話題が中心となる。サッカーの日本代表の他にもバンクーバー五輪の代表が発表され、大相撲では千代大海が引退を発表した。

  さて、W杯イヤーとなるサッカー界の今シーズン。岡田ジャパンが本格的に始動する。これからの約半年の間に行われるテストマッチやリーグ戦の一試合一試合が選手にとっては重要な意味を持つ事になる。
 国内組のベストメンバーでまず挑むのは、キリンチャレンジカップのベネズエラ戦。先日行われたアジア杯予選の対イエメン戦でハットトリックを達成すると言う、強烈なアピールで代表争いに食い込んで来た平山選手や、W杯ドイツ大会以来、久々に復帰した小笠原選手が果たしてどんなパフォーマンスを見せるのか。カメルーン、オランダ、デンマークと難敵が揃ったW杯のグループリーグをどう戦うのか。岡田ジャパンの真価が問われる半年が始まろうとしている。











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2010年01月13日

終わりを告げた「昔の名前」で勝てる時代!!  【サッカー  第88回全国高校サッカー選手権大会】

   第88回全国高校サッカー選手権大会決勝が11日、東京・国立競技場で行われ、山梨学院大附属(山梨)が青森山田(青森)を1−0で下し、初出場で全国制覇を成し遂げた。山梨学院大附属を率いる横森巧監督は、かつて韮崎高を率いて3度決勝に進出するも涙を飲み、4度目で悲願を達成した。初出場での優勝は戦後7校目、首都圏開催(76年度)以降は静岡・東海大一(現東海大翔洋)以来、23年ぶりの快挙となった。


【決勝結果】
山梨学院大附属  1−0  青森山田
(得点者)
前11分 碓井(山梨学院)

<コメント>
 3連休は家族旅行に出掛けていた為、久々の更新となった。

 さて、冬の学生スポーツを締めくくるサッカーの全国高校選手権の決勝が11日行われ、山梨学院大附が初出場で全国トップの座を勝ち取り幕を下ろした。
 山梨学院大附を率いる横森監督は、かつて韮崎高を率いて何度も国立の舞台を踏みながら、当時高校サッカー界を引っ張っていた帝京や「3羽ガラス(大榎、堀池、長谷川)」のいた清水東などに行く手を阻まれ優勝を逃した経験があるだけに喜びもひとしおだろう。
 あれから25年余りが経ち、将来へのステップとして高校がメインだった受け皿もJリーグ創設等、時代の変化と共に様変わりした。Jクラブのユースチームが充実して来た事や、戦力が全国に分散した事もあり「サッカーどころ」や「強豪校」と言った、昔付けられたネーミングで勝てる時代は終わりを告げ、どの地域、学校からでも優勝が狙える時代になった。
  今回ベスト4の内、3チームが初の国立の舞台だった事がそれを物語っている。群雄割拠、戦国時代と称される時期は暫く続き、やがてそれが当たり前の時代が訪れるだろう。

  また、Jユースクラブの台頭で高校サッカーのレベル低下が懸念されている。確かにここ数年Jリーグで、高校サッカー出身の選手が活躍すると言う話しを聞かない事から、当たっている事なのかも知れない。
選手名簿を見ると、大都市圏やJクラブが身近にある地域の選手の出身はJクラブなどのジュニアユースであるケースが目立つ。自らの意思で高校を選んだ者、或いはユースチームに上がれず高校の部活を選択した者など様々だと思うが…。

  ただ、レベル低下と言われる中でも、決勝戦に多くの観客が訪れたように根強い人気があるのもまた事実である。高校サッカー、ユースクラブ、それぞれに特徴があると思われ、一概に比較は出来ないような気がする。

 今回の大会でも将来、有望と言われている選手が何人かいた。それらの選手が次のステップでどんな活躍をするのか注目したい。








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2010年01月08日

厳戒態勢の中で、ついにベールを脱いだ?日本の「秘密兵器」!!   【サッカー アジアカップ予選】

  サッカーのアジアカップ予選が6日、各地で行われ、グループAの日本は敵地でイエメンと対戦した。
  テロが起きる可能性も取り沙汰され、厳戒態勢の中で行われた敵地の首都サヌアで行われた日本とイエメンの試合は、相手に2点を先制され苦しい試合展開となった日本が、前半終了間際に平山がゴールを決め1点を返すと、後半再び平山が2得点を挙げて3−2とし、日本が辛くも逆転勝利を収めた。

  この結果、日本が勝ち点を12に伸ばしグループ2位以上を確定させ、来年カタールで行われる本大会出場を決めた。

  アジアカップ本大会出場を決めた日本は、3月3日ホームでバーレーンと予選最終戦を戦う。


【試合結果】

イエメン  2−3  日 本 
前13分 アケル
前39分 アボド
前42分 平山
後10分 平山
後34分 平山

<コメント>
  正月休みも終わり、そろそろ元の生活リズムに戻りつつある人も多いだろう。しかし今回、正月返上で集合しイエメンに遠征した若き日本代表。「休みから学ぶものはない。」と言うオシム語録を思い出す。

  さて、今回選ばれた選手にとっては恰好のアピールの場となったイエメン戦。テレビ中継がないので、インターネットの文字速報を追っていた。その為試合内容に関するコメントを書く事は出来ないが、勝ち点3を獲得すると言うミッションを達成した事は評価しても良いと思う。試合後、岡田監督も話していたように2点ビハインドの劣勢をひっくり返した事は貴重な経験をしたと言えるだろう。

  その立役者となり強烈な印象を残したのがハットトリックを達成した平山選手である。FWで起用する以上、とにかく点を取って流れを手繰り寄せて欲しい、と言う思いでピッチに送り出されたのだろうが、まさかハットトリックを決めるとは指揮官始め、誰も予想していなかった事である。

  世界に通用するサッカーが目標の岡田ジャパンにとって、アジアの格下相手に得た今回の結果だけで、即代表有力候補と言う事はないと思う。岡田監督もそのようなコメントを試合後、残していた。しかし今後、継続して今回のようなプレーが出来れば、最近高さで勝負出来るFWが招集されていない岡田ジャパンにとって攻撃パターンが増えると共に面白い存在になるかも知れない。

  平山選手と言えば国見高校の時から怪物と騒がれ、複数のJクラブが注目していたにも関わらず大学に進学し、在学中にオランダに渡ってプレーした。しかし、帰国後は目立つような活躍が出来ず、五輪代表から漏れる憂き目にも遭った。そんな異色の経歴を持つ平山選手だが、この後、待望論が出るくらいの活躍が出来るかどうか。そのような状況になれば、岡田ジャパンは「秘密兵器」を手に入れたと言えるのかも知れない。
  騒がれた「怪物」もそろそろ中堅の域に差し掛かる。本人は代表定着に表面上、無頓着のようだが代表に定着できるよう精進して欲しい。














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2010年01月06日

【速 報】  アジアカップ最終予選 日本×イエメン

  イエメンの首都サヌアで行われているアジアカップ最終予選の日本×イエメン戦は、前半を終了し1−2でイエメンがリードしている。

  イエメンは、前半13分にCKから先制点を上げると、38分にはカウンターからゴールを決め、追加点を上げた。
 
  2点を追う苦しい状況に追い込まれた日本は、前半42分平山がヘディングシュートを決めて1点を返し、前半を終えた。

 1点を追う日本は、後半10分平山が同点ゴールを決めて2−2とする。

  同点に追い付いた日本は後半34分、平山がこの試合3点目となるゴールを決め3−2と逆転。平山はハットトリック達成。

   試合終了。辛くも逆転で勝利を収めた日本は勝ち点3を獲得し予選突破を決めた。
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1年間良く頑張ったで賞【競馬 2009年度JRA賞】

  日本中央競馬会(JRA)は6日、「『2009年度 JRA賞』受賞馬選考委員会」を行い、記者投票の結果に基づき年度代表馬、競走馬各部門の受賞馬を決定した。
  年度代表馬にはジャパンカップなどGT3勝を挙げたウオッカ(牝5歳)が昨年度に続いて選ばれた。2年連続で年度代表馬に選ばれるのはディープインパクト以来で史上6頭目。牝馬では初めてとなる。

  この他、天皇賞(秋)でウオッカを破り、その後のマイルチャンピオンシップを制したカンパニーには特別賞が与えられる事となった。競走馬の各賞は以下の通り。


◎年度代表馬…ウオッカ(牝5歳)
 ・主な勝ち鞍…ジャパンカップ、安田記念、ヴィクトリアマイル

◎最優秀2歳牡馬…ローズキングダム
 ・主な勝ち鞍…朝日杯FS

◎最優秀2歳牝馬…アパパネ
 ・主な勝ち鞍…阪神JF

◎最優秀3歳牡馬…ロジユニヴァース
 ・主な勝ち鞍…日本ダービー

◎最優秀3歳牝馬…ブエナビスタ 
 ・主な勝ち鞍…桜花賞、オークス

◎最優秀4歳以上牡馬…ドリームジャーニー(5歳)
 ・主な勝ち鞍…宝塚記念、有馬記念

◎最優秀4歳以上牝馬…ウオッカ(5歳)

◎最優秀短距離馬…ローレルゲレイロ(牡5歳)
 ・主な勝ち鞍…高松宮記念、スプリンターズS

◎最優秀ダート馬…エスポワールシチー(牡4歳)
 ・主な勝ち鞍…ジャパンカップダート

◎最優秀障害馬…キングジョイ(牡7歳)
 ・主な勝ち鞍…中山大障害

◎特別賞…カンパニー(牡8歳)
 ・主な勝ち鞍…天皇賞(秋)、マイルチャンピオンシップ

<コメント>
  2009年度のJRA賞が発表され、競走馬各部門の最優秀馬、そして年度代表馬が決定した。
  
  年度代表馬については、昨年のダイワスカーレットとウオッカのような、どちらが選らばれてもおかしくない様な状況と違い、GT3勝を挙げたウオッカで異論はないだろう。個人的にはウオッカを破ったカンパニーや、春秋グランプリレースを制したドリームジャーニーも相応しいのではないかと思う所はあるが、勝ったGIレースでのインパクトも併せるとウオッカには及ばないだろうか。

  ここ数年、牝馬の活躍が目立つ中央競馬であるが、2010年模糊の傾向が続くのか。それともローズキングダム他、クラシック世代の牡馬が盛り上げるのか。そして新旧女王、ブエナビスタとウオッカの最初で最後の直接対決が異国の地で実現するのか。今年の競馬界ではどんなドラマが展開されるのか楽しみである。 









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2010年01月04日

テロ攻撃にさらされる?「Young 岡田ジャパン!!」 厳戒態勢の中で挑むイエメン戦!! 【サッカー アジアカップ最終予選】

  現在、アジアカップ予選の為、イエメンに遠征中の「Young岡田ジャパン」。ところが遠征先のイエメンの首都サヌアは、アルカイダ系勢力のテロ攻撃の危険にさらされており、6日に行われる試合も厳戒態勢の中で行われるようだ。安全な環境でサッカーが出来る状況ではなく、あらゆる事態が起きる事を想定しなければならない。

  一時、イエメン戦中止の可能性もあったがAFC(アジアサッカー連盟)が現地調査を行った結果、予定通り試合を開催する決定を下した。これまでアジア各国で幾度と無く「アウエーの洗礼」を受けて来た日本代表だが、今回ほど安全が脅かされる中で試合を行うのは、恐らく史上初めてではないだろうか。

  前月25日に発生した米ノースウエスト機爆破未遂事件に端を発した今回の騒動。外交レベルでは、アメリカ、イギリス、フランスは在イエメン大使館を閉鎖する事を決定し、日本大使館も一部業務を停止すると言う。

  果たして無事イエメン戦を行う事が出来るのか。南アフリカ大会終了後の日本代表を背負って立つと期待されている「若きSAMURAI BLUE」は、見えない敵とも戦わなくてはならないのである。

【イエメン戦日本代表メンバー】
◎G K
西川 周作  大分トリニータ
権田 修一  FC東京

◎D F
菊地 直哉  大分トリニータ
槙野 智章  サンフレッチェ広島
太田 宏介  清水エスパルス
吉田 麻也  名古屋グランパス
村松 大輔  湘南ベルマーレ
酒井 高徳  アルビレックス新潟

◎M F
柏木 陽介   サンフレッチェ広島
乾  貴士   セレッソ大阪
金崎 夢生   大分トリニータ
青木 拓矢   大宮アルディージャ
山村 和也   流通経済大学
山田 直輝   浦和レッズ
米本 拓司   FC東京

◎F W
平山 相太 FC東京
渡邉 千真 横浜F・マリノス
永井 謙佑 福岡大学
大迫 勇也 鹿島アントラーズ

※所属は発表時のもの


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2010年01月03日

古豪もインターハイ王者も次々敗退!!こちらも混戦模様「冬の王者決定戦」  【サッカー 第88回全国高校サッカー選手権大会】

  第88回全国高校サッカー選手権大会3回戦が3日、首都圏各会場で行われベスト8が出揃った。

  開幕戦で古豪帝京高校を破ったルーテル学院が1−0で日章学園(宮崎)との九州対決を制したのを始め、前回優勝の広島皆実を県予選で下した広島観音、2回戦で10得点を上げた神村学園(鹿児島)等がベスト8にコマを進めた。
  
  準々決勝は5日、駒場スタジアムなどで行われ国立の舞台に進む4校が決まる。

【3回戦試合結果】
ルーテル学院(熊本) 1−0  日章学園(宮崎)
広島観音(広島)   1−0  尚 志(福島)
矢板中央(栃木)   1−1  作 陽(岡山)
           (P.K5−4)
山梨学院大(山梨)  2−0  香川西(香川)
関大一(大阪)     2−1  八千代(千葉)
青森山田(青森)    2−1  高 知(高知)
神村学園(鹿児島)  2−0   境 (鳥取)
藤枝明誠(静岡)    1−0  岐阜工(岐阜)    
 
【準々決勝組合せ】
広島観音×矢板中央
ルーテル学院×山梨学院大附
関大一×藤枝明誠
青森山田×神村学園

<コメント>
   同じ時期に行われる箱根駅伝が戦国駅伝と言われ、毎年混戦が予想されているのと同様、ここ数年高校サッカーの冬の選手権も本命不在の混戦となっている。今大会でもインターハイ王者の前橋育英、国見や帝京と言ったこれまで高校のサッカー界を引っ張ってきた高校が早々と姿を消した。他の競技同様、もはや昔の名前で勝てる時代ではないのかも知れないし、どこが勝つのか分からないのが高校スポーツの面白い所でもあるのだが…。

  そんな混戦を勝ち抜きサッカーの聖地、国立の舞台まであと1勝と迫った8校。
  前回大会で市立船橋、今大会で前橋育英と言ったインターハイ王者を下した香川西を破った山梨学院大学附や2回戦の中京大中京戦で10得点と爆発的な攻撃力を見せ付けて勝ち上がった神村学園、今大会注目されている選手の1人、MF柴崎選手を擁する青森山田など…。果たして国立の舞台を踏むのは。そして最後に笑うのはどの高校か。大会はいよいよ佳境を迎えようとしている。 











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陽はまた「東の洋」から昇った!! このまま沈む事無く昇り続けるのか? 【陸上 第86回箱根駅伝結果】 

  第86回東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝)最終日は3日、芦ノ湖から東京・大手町までの復路5区間109.9キロに19校と関東学連選抜の計20チームが参加して争われ、前日の往路首位の東洋大が合計タイム11時間10分13秒で2年連続2度目の総合優勝を果たした。

  昨日(2日)行われた往路5区の山上りで、柏原選手が前回大会に続く快走を見せトップに立った東洋大学は復路の各区間でも、各選手が安定した走りを見せ首位を一度も明け渡す事無く優勝を決めた。
  2位には前回大会、シード落ちした駒澤大学が往路8位から追い上げて入り復路優勝。3位には山梨学院大学が食い込んだ。
  この他、城西大や東京農大、青山学院大などが、次回大会シードとなる上位10チームの中に入り、出雲駅伝、全日本大学駅伝に続き3冠を狙った日本大は15位に終わり8年ぶりにシード権を逃した。


【第86回箱根駅伝最終順位(上位10チーム)】
1位 東洋大  (往路1位、復路2位)
2位 駒澤大  (往路8位、復路1位)
3位 山梨学院大(往路2位、復路7位)
4位 中央大  (往路4位、復路4位)
5位 東京農大 (往路5位、復路5位)
6位 城西大  (往路10位、復路3位)
7位 早稲田大 (往路7位、復路10位)
8位 青山学院大(往路9位、復路11位)
9位 日本体育大(往路3位、復路17位)
10位 明治大学 (往路6位、復路14位)

以上、次回大会(第87回大会)予選免除(シード)大学

太字は予選会を勝ち上がった大学
 
<コメント>
   ここ数年、有力選手が各大学に分散し、戦力が均衡化する傾向にある事から「戦国駅伝」と称される大学の駅伝競走。混戦が予想された今大会も結果的には前回からシード校がおよそ半分入れ替わり、出雲、全日本大学では強さを見せ付けた日大が、上位進出はおろかシード権を逃す等、「戦国駅伝」を象徴すると共に、全ての大会をトップコンディションで迎える事がいかに難しいかを感じさせられる大会であった。
  その中で東洋大学が連覇を達成したのは見事の一言に尽きる。今や山上りのスペシャリストと呼ぶのに最も相応しい選手となった柏原選手が1人で優勝をさらったように見えるが、柏原選手が作った貯金を復路で使い果たすどころか、逆に貯金を作り各選手が安定した走りを見せた。

  前回大会時に書いたブログ(旧ブログ:不定期更新のスポーツニュース)を振り返った所、各区間のレース展開をコメントしていたので、今大会は東洋大学以外の注目大学のレース振りについてコメントしたい。


【名門復活の足掛かりとなるか?次回大会に期待…駒澤大】
  1区で大きく出遅れ(18位)、その後も低迷を続けシード権奪還に黄色信号が灯り始め小田原中継所へ。しかし、5区の山上りで深津選手がこの苦しい状況を打開し、区間4位の成績を収め往路8位とシード圏内に食い込んで復路へ。
  復路で、下級生の千葉、井上選手らが快走を見せて徐々に順位を上げて、9区高林、10区藤山選手がきっちり纏めて2位に食い込み、前回大会シード権を逃した悔しさを晴らした。1、2年生が多いだけに来年以降、東洋大を脅かす1番手として期待出来る。


【有力選手揃い、今度こそ総合優勝と期待されたが…早稲田大】
  1区矢澤選手が2位と期待通りの走りを見せ上々の滑り出しを切ったが、2区で順位を下げた。その後、3区で3位に順位を上げたもののそれ以降再び順位を下げて以降は見せ場を作る事が出来ず7位に終わりシード権確保がやっとと言う結果に終わった。東洋大学を脅かす1番手と期待されただけに残念な結果である。

【前半大いに見せ場を作りレースを面白くした…明治大】
  今大会往路を面白くしたのは、明治大学だろう。1区をトップで通過すると、その後も快調に飛ばし4区までトップを守った。5区の山の上りで力尽きると、その後は見せ場を作る事が出来なかったが、何とか10位に入り前回大会に続いてシード権は確保した。

【留学生以外の選手が振るわず名門まさかのシード落ち…日本大】
   出雲駅伝、全日本大学駅伝に続き3冠を目指した日大は2区ダニエル選手の区間賞を獲得する快走で2位になり、その後も上位をキープしていたが5区笹崎選手がブレーキとなって、順位を大きく下げると復路でも挽回出来ずシード権を失った。
   この他、東海大学も2区でルーキー村澤選手が期待通りの走りを見せたもののシード権奪還には至らなかった。

   
  かくして東洋大学の強さが際立つ結果に終わった86回目の箱根駅伝。果たしてこのまま東洋大学の時代が長く続くのか。それとも駒澤大学など優勝経験のある強豪校の巻き返しはあるのか。そして、予選でシード落ちした順天堂大学などの復活は…。「戦国駅伝」と称される大学駅伝。話題が多くなるであろう2010年も注目したい。














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posted by スポーツ職人201X at 16:58| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(24) | スポーツ・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月01日

「アジアMVP男」の活躍で連覇達成!!来シーズンのテーマは「打倒、アントラーズ」か?それとも「アジア王者奪還」か?  【サッカー 天皇杯決勝結果】

  サッカーの第89回全日本サッカー選手権大会(天皇杯)決勝が1日、国立競技場で行われ、ガンバ大阪が4−1で名古屋グランパスを下し、2年連続3度目(松下電器時代を含む)の優勝を果たした。

  前半を1−1の同点で終えたガンバ大阪は、後半に入ると日本代表でも活躍する遠藤選手が2得点を上げるなど、圧倒的な攻撃力を見せつけ名古屋グランパスを突き放した。

  また既にアジアチャンピオンズリーグ(ACL)出場権を保有しているG大阪が天皇杯を制した為、Jリーグで4位に入ったサンフレッチェ広島が、今年のACL出場権最後の1枠を獲得した。

【天皇杯決勝結果】

ガンバ大阪  4−1  名古屋グランパス
(得点者)
前 6分 ルーカス(大阪)
前40分 中 村(名古屋)
後32分 遠 藤(大阪)
後40分 二 川(大阪)
後44分 遠 藤(大阪)

<コメント>
  正月と言えばサッカー、ラグビー、駅伝等、人々が注目する競技が多く行われる時期であるが、元日の風物詩としてすっかり定着したサッカーの天皇杯決勝。

  以前、日本サッカー協会の会長がJリーグの開催時期変更を模索する過程で、天皇杯の元日決勝にはこだわっていないと言うような発言した事があったが、やはりこれを見ないと今年1年が始まらないと言うファンは多いだろう。

  さて今シーズン最後のビックタイトルを獲得すべく決勝の舞台に立ったのは、大会2連覇を目指すガンバ大阪と、10大会ぶりに決勝にコマを進め優勝と共に再びアジアの舞台に立つ事を目指す名古屋グランパス。名古屋グランパスの指揮官は、今シーズンJリーグの横浜Fマリノス戦で華麗な?ボレーシュートを決めて退席処分となったストイコビッチ監督である。
  この試合で、主役を演じたのはそのストイコビッチ監督ではなくて、昨年AFC年間最優秀プレーヤーに輝いた遠藤選手だった。1−1で迎えた後半30分過ぎに技ありのゴールを決めると、その後ガンバ大阪が上げた得点全てに絡む活躍を見せチームを優勝に導いた。

  ガンバ大阪と言えば、ここ数年主力だった外国人選手が次々と中東のクラブに引き抜かれる事態が続いている。それでも何かしらのタイトルを毎年獲得している。西野監督の手腕もそうだが、チーム体やコンセプトがしっかり根付いているからではないだろうか。

  これで今シーズンの最後を最高の形で終える事が出来たガンバ大阪。次に狙うのは来シーズンのJリーグトップの座か。それとも今シーズン逃したアジア王者を再び取り戻す事か。2010年、どんな姿にになってサポーターの前に現れるのか目が離せない。











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posted by スポーツ職人201X at 21:57| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(20) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

謹賀新年!!

  年が変わったのを機に旧ブログ「不定期更新のスポーツニュース」(http://sports-com.seesaa.net/)からこちらのブログへ引っ越し致しました。
  これまでトラックバックなどでお世話になった方及び新たに当ブログへアクセス下さった方、引き続きご愛顧の程、宜しくお願い致します。 


  それでは、2010年が皆様にとって良い1年でありますように…。
posted by スポーツ職人201X at 21:42| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(5) | はじめに | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする